な〜んも専務のひとり言 2000年12月分





2000年12月日()





2000年12月31日(日)

今日、餅加工も午前中に終わり、夕方、ジャスコの販売状況を見に行く、、そこで声を枯らしながら必死に林さんちのお餅をお客さまに売り込むアルバイトくん、そして、そのお餅を買ってお金を払うお客様、それを見ていて、なんだか胸がジーンとした、

種籾から始まり、種まき、目だし、ハウス栽培、田植え、草刈など中間管理、稲刈り、籾摺り、精米、 そして餅加工、販売、それぞれの工程でそれぞれの人が関わり合い、お客様の手に渡り、お金を頂く、

今年は、けっこう問題も出て、苦労したが、今日、その光景を見て、この日の感動のため、この一年、頑張ってきたのであろう、
自分は、良い知人、良いスタッフに恵まれ、ほんと幸せもんである、また、そんな環境で仕事が出来ることに感謝したい、

最後に、林さんち、カンパニージャパンを応援してくださった、みなさま、大変お世話になりました、 心から、有難うございます、



2000年12月30日(土)

今日は、林さんちで一番、いそがしい日!



2000年12月29日(金)

今日、ヒヤッとしたことがあった、アルバイトが連続蒸米機を洗っているときに蒸したもち米を引き出すスクリューに手が挟まったらしい、どうも電源を消してなかったようである、ケガの方はたいしたことなかったので良かったもの、一つ間違えば取り返しのつかないことになる、

正月餅加工作業は、連続作業が続き、時間との戦いになる、どうしても、思考力など低下してしまう、また、十人以上のアルバイトを使うので、なかなか目が届かない、 最近では、なるべく無理な作業をしないように休憩時間もたっぷり取って、一日の作業時間を短くしている、事故とかケガが、経営者、責任者として、気絶するほど怖い!
何事もないように、神様、仏さまに願うばかり、

さあ、明日は30日、ついに今年餅加工販売のピークを向かえる、勝負をかける!



2000年12月28日(木)

ふうっ!自分の仕事を終えて帰宅、でも会社には、Aコープ、ジャスコ担当アルバイト、事務作業員、配達担当アルバイトが残っている、先に帰るのもどうかなっと思ったが、どうせ、することないし会社でウロウロするのも、目障りでしょうから、先に帰宅、後はお任せ!まあ、何かトラブルあれば、電話かかるだろう、

昔は、餅販売の状況がわかったが、今では、餅販売量も多くなり、それぞれ担当別で作業を進める、 餅加工現場担当、中村くん、袋詰め、配達用と店舗用箱詰め担当、自分、顧客管理事務、藤井さん、 そして、統括指揮担当のしゃちょー浩陽さん、それぞれ、担当別になっていて、担当以外は、どうなっているのか良く分からない、確かに作業効率は、昔と違って飛躍的に向上したのはとても良いことだが、あまりにもシステム化すると、仕事に対する面白みが少なくなる、多分、大企業などはこんな状態なのでしょう、
うちは、まだまだ、アナログ!

うちのお餅は、うまいっすよ!(左、研修生)






2000年12月27日(水)

配達用の箱詰めと、来店用の箱詰めをする、ここが一番神経を使う、いかに効率良く、スピーディに、正確に箱詰めしなければいけない、また、最終的にここで、品質を確認する、もし、不良品を配達してしまうと大変、
そのようなミスを無くすために、作業の役割分担、箱詰めしやすいようにお餅のの配置などに気を使う、そうしないと、ピーク時、一日、何百軒の箱詰めをしなければいけない、夜、遅くまでの作業になってしまうと、思考力が低下して、ミスが出てくる、 とにかく、自分は、アルバイトさんが、効率良く箱詰め出来るよう、箱の準備、商品の配置、ゴミなど、細かいところまで気を使う、

去年まで箱詰め作業は、ベテランのアルバイトさん3人が担当、この子らは、もう4年以上の経験があったので、安心してお任せできたが、その子らは、もう社会人、今年は、新人3人が箱詰め担当なので、作業がうまく進むか心配してたが、とても、仕事が速く、やる気満万、返事もハッキリしていて、とても良い、
一年目は、不慣れのため、指導する方も大変だが、2年目からかなりの戦力になる、とにかく、毎年、アルバイトに来てくれるようにしている、毎年、アルバイトが変わると、そのために、最初から仕事を教えなければいけない、かなりのロスである、本当に採算が取れるのは、2年目からである

その彼女らに、「はやまに来年の話しするのアレだけど、来年も来て欲しい、もし、ここのアルバイトで、不都合とか、不愉快なことあったら、遠慮なくオレに言っておくれ、改善するから」と言ってある、



2000年12月26日(火)

「痛って〜え!」 そう、雪で滑って思いきりコケちゃいました、でも、瞬間に起き上がりまわりを見まわす、良かった誰も見ていない、こんなカッコ悪い所、絶対、人に見せたくない、その後、何事もなかったように仕事に入る、オレとしたことが不覚であった、ほんと何年、雪国に住んでいるのか、コレぐらいの雪ごときに!

夜、アパートに帰ると、ジ〜ンと身体が痛み出す、参った、参った、



2000年12月25日(月)

さあ、今年も残す所、あと1週間、餅加工販売もピークをむかえる、そして何もなかったような静かな正月をむかえる、
例えば、金属材料の破断試験のグラフのようなものである、金属を両側から引っ張ると、弾性変形から、そせい変形、その時、一瞬、グラフが上下する、そして一気に破断する、そんな感じかな!
ちょっと工学系の話しでわかりづらいかも、

ちなみに、カロ号くん、そせいって漢字、教えてくれ



2000年12月24日(日)

10年ほど前から配達要員として学生の時からの友人達にお願いしてる、その友人に今日、一年ぶりに会う、若い頃は、ヒマさえれば、つるんでバカな遊びしてたもんだ、だが、みんな結婚し家族を持ち、一人一人の生活がある、今では、ほとんど会うことがない、そんな友人が、今年も、正月餅配達をお願いすると、心良く配達を引きうけてくれる、とても嬉しい、そんなときに、よく昔話しをすることがある、ああだったな、こうだったな、と話しに花が咲く、とても懐かしくなる、あんときは、本当に楽しかった、みんな、若かった!もう、あの時代には戻れないのか、もしサンタが何かプレゼントしてくれるものならば、あの時代にもう一度もどりたい、
そんな友人達は、今では、頭も薄く、腹も突き出していて、もう、おやじである、



2000年12月23日(土)

今日、7時に仕事を終える、餅屋のクセに今時期、そんなに早く終わるのかと思われるが、昔は、けっこう遅くまで作業を続けていた、今では、仕事の段取り、データーの蓄積などあり、一日の生産数をこなせば、それで終了、餅の加工作業も、毎年、改善して、より効率良く作業を進められるよう工夫している、その結果ではないか、それにしても、以前より、餅の生産数は多いし、米の販売もしているにもかかわらず、早く終わる、別に餅屋だからと言って遅くまで作業しなければならないと言うわけじゃないが、だが、あまりにも早く終わるので、なんだか、気持ち悪い気がするほどである、
まあ、日中の仕事には、かなり細かい部分まで、神経を使い、効率良く作業してるので、早く終わるのでしょう、だから、もう仕事を終え、うちに帰ると、なんにもしたくない、



2000年12月22日(金)

あっ、今日、もう金曜日、最近、日にち感覚が麻痺している、明日は土曜日、アルバイトがた〜んと来る、目が回りそう!



2000年12月21日(木)

今日、仕事開始しそうそう、とぼ餅切り機が故障、とぼ切り作業は、自分を含めて4人で作業を進めるのだが、機械の故障で、急きょ、他の作業を考えなければいけない、正月餅販売のような、短期な仕事で一番気を使うのは、アルバイト、パートの確保と日程、その人数である、それも、ドタキャンとか風邪でお休みとかもあるので考慮しなければいけない、

もう、夕方、ストレスなのか、胃がチクチク、まあ、胃が痛くなるようなら、オレも一人前じゃ!



2000年12月20日(水)

今日、夕方、アルバイト主力メンバーを誘い、焼肉屋「英華」で忘年会ならぬ、これからの正月餅販売商戦にかけて決起会を開催した、これからの正月餅加工作業、馬車馬のようにかんばってもらおう!



2000年12月18日(月)

事務所にアルバイトの出勤表がある、各自自分で記入するのだが、24日の日にお休みを取る人がいる、理由は聞かないが、多分、クリスマスで予定があるんでしょう、自分の年になれば、べつに休みなどいらないが、若い連中は、やっぱ、特別な日なんでしょうね

クリスマスといえばサンタ、サンタと言えばプレゼント、ガキのころは、マジで信じていた、わざわざ、窓に靴下をぶら下げたもんだ、だが、だんだん物心がついてくると、「サンタなんかいるわけねえだろう」となる、もう今では、オレんちは浄土真宗だからとか、あんなもん販売戦略じゃ、どうのこうのと言い訳を言う、だが、不思議なことに最近では、本当にサンタがいることを信じたい、そしてサンタからクリスマスプレゼントが欲しい、と言う気持ちが強い、大人になるにつれ、カキの頃のようなピュアな部分がだんだん少なくなってドライになっていく自分に、なんだか寂しく思うからでしょう、



2000年12月17日(日)

今日は、ほんま疲れたの一言!



2000年12月16日(土)

朝、加工場のホワイトボードに今日のお餅の生産量が書いてある、それを見て、みんなで朝から全開! いかに効率良く作業が進められるか、材料の確保、機械類の配置、そこで一番のポイントは、人の特性を判断して、配置する、特に明日は、アルバイトさんパートさん10人以上くる、まさに適材適所につきる、



2000年12月15日(金)

今日、夕方、NHKローカルニュース番組いしかわ600にわが社が紹介された、番組としては、お餅のシーズンに入ったので、その特集を放送したいのことで、餅屋でもある、わが社が選ばれたようである、けっこううまく編集されていて、とても良かった、だが、一応、企業秘密?でもある餅加工工程の一部も紹介したので、ちょっとマズかったかなと思ったが、まあ、あんなに手の掛かる仕事は、うちみたいな小さな餅屋さんだからこそできるのでしょう、

今回の放送で、会社のイメージもプラスになったかと思うが、そんなことどうでもいい、それよりも、一番、喜んでいたのが、わが社の創立者でもある、最高顧問相談役名誉会長でもある母親ではないか、これまで苦労に苦労を重ねてきて今の林農産の基礎を作り上げた母親、オレたちは、そこに柱を立てただけである、母親は、放送前になると、親戚などに電話を掛けまくって、そして放送を見ながら喜んでいる姿が、なによりも自分は嬉しかった、これで親孝行できたことでしょう

今日から、研修生が来た、前々から、うちに興味があり、昨日、勇気を出して、お店に入ったらしい、そこでしゃちょーは、「あっ、そう、ほんじゃ、明日から来てね」の一言、最初から、農業のこととか、会社の方針とか、ビジョンとか、なんとか小難しいこと言っても、ピーンとこないと思う、理屈より、まず、実際に体験すること、それから、色々と考えればよい、本人も農業のことは、手探りの状態、最初からプレッシャーかけるようなことはしない、

うちとしては、餅加工で猫の手でも借りたい状態、大助かりである、農業のことはあまり勉強にならないと思うが、今回の研修で何かを感じ取ってもらえば幸いです



2000年12月14日(木)

今日、自分達は、餅加工作業があるので、アルバイトにライスセンターにある大豆袋のヒモを結ぶ作業を頼んだ、自分は、一応、結び方を教えて、餅加工作業をした、そして休憩時間に大豆袋結び作業の状況を見に行った、すると、結び方がぜんぜん違うのである、あれは、しっかり結ばないとパレッド積みした時、ヒモが緩んでしまう恐れがある、結局、全部、結び直しをすることになった、自分では、けっこう丁寧に結び方を教えたつもりだったが彼にはよく理解できなかったらしい、

もし、仕事状の失敗とかミスとかあると、誰の責任なのか、と言うことになるが、それは、その本人には、まったく責任がなく、現場の責任者でもある自分にある、その人の性格、特性、技量をしっかり理解ぜず、そこに配置したり、また、しっかり作業の手順を説明できなかった自分の至らなさである、

今回の自分のミスを教訓にしていきたい



2000年12月13日(水)

今日、午前中、NHKの取材があった、餅作業を続けながらの取材協力、なんともまあ、せわしない日でした、



2000年12月12日(火)

今日、大豆の再検査したが、ほとんど、水分過多で不合格だった、今、冷静に考えると、刈り取り適期を誤ったようだ、もう10日ほど刈り取りを遅らせば良かった、なにしろ、稲刈りが例年より10日早かったので、当然、大豆も早くと考えたのが間違いであった、今年の夏はほとんど雨が降らず、大豆が水不足になり、成長が鈍った、その分、適期が遅れたのではないか、

まあ、ほんと今年は、お米、大豆とトラブル続きである、つい最近、いつものお米のお得意さまが、普通じゃないコシヒカリ精米真空パック5キロを食べたが、変な匂いがするというクレームがあった、結局、その日に精米真空パックしたロッド全部、撤収する、

これまで、農業してきて、こんなにトラブル年は初めてである、残り、半月、何事もないように願うばかり、



2000年12月11日(月)

今日、ついに15年間、愛用してきた、お餅を蒸す小型ボイラー(蒸米機)が壊れた、前々から、蒸気の勢いも弱いし、錆もひどい、こりゃ、そろそろヤバそう、年末のクソ忙しい時に壊れたら大変だなっと思って、しゃちょーに買い替えようかと言ったが、大丈夫と言うことで、そのまま使っていた、まあ、餅つきメーカーに同じ物が予備としてあるので、いざという時はそれを借りれば言いと思っていたが、それが現実になった、もし、今時期、一日でも作業が出来なかったら、予定が大幅に狂ってしまい、大変なことになる、設備とかに気を使う、

うちでは、何かが故障するとたてづづけに物が故障する傾向がある、案の定、今日、袋を閉じるシーラーが故障、幸い、シーラーは2台あるので、作業を続けることができた、

その壊れたボイラーの外枠はオールステンレス、捨てるのがもったいないので、中のボイラー部分を取り外し、何かの作業台にするつもり、

最後に、びもたくん、あなたの鼻毛と眉毛と髪の毛を焦がしたあのボイラー、ついに引退することになりましたよ



2000年12月10日(日)

週末を利用して、正月餅を増産する、学生アルバイトだけじゃ人数が少ないので、週末、社会人(元アルバイター)は、お休みなので手伝いを頼む、社会人のみなさん、今日はありがとうございました、



2000年12月8日(金)

人があまり気づかないことが、妙に気になる自分、特にそこだけ目立って見える、最初は神経質な性格だからと思っていたが、それだけじゃないような気がする、多分、感受性が強いせいだろうが、その分、計算力記憶力が著しく不足している、出来る事と出来ないことが極端で好き嫌いも激しい、オレってなんでこんなに指向性が狭いのだ、ホント疲れる、まあ、これも個性ちゅうものでしょうか!

正月餅加工作業開始


2000年12月7日(木)

準備もOK!さあ、明日から本格的に正月餅加工作業開始、これからクソ忙しくなるぞ!この餅加工部門があるからこそ、今の林さんちカンパニージャパンがある、もし餅作業してなかったら、今ごろ、どうなっていただろうか、



2000年12月6日(水)

仕事を終え帰宅、うっ、寒い、温風ヒーターのスイッチオン、ピッピッピッ!ありゃー灯油がない、、買いに行くのめんどくさい、もうこのまま寝ようかと思ったが、寒さに負け、結局、買いに行く、そしてメシ食って、ボーッとテレビ見て、そして日記の更新、いつもの平凡な夜です、

餅加工


2000年12月5日(火)

ある地方誌の取材で餅加工作業風景を撮影した、プロのカメラマンが来て、何やら三脚を立ててスポットライトを取りつける、そして、カメラマンの注文に応え、ポーズをとる、以前では、仕事中、取材されるのは嫌いであまり協力的じゃなかった、でも今では少しでもいいのに写してもらいたいのでカメラマンの注文に応える、テレビ、新聞、雑誌などに出ることによって、少しでも「林さんち」のブランドをみんなに知ってもらいたい、そんな気持ちが強い、

自分は、けっこう内向的で、あまり人前に出たり、発言したりすることが好きではない方(しゃちょー浩陽さんは、その逆)この性格では、物作りに関しては良いのだが、物を売るということになるとマイナスになってしまう、これまでは、ただ物を作るだけだったが、今では、農産、加工、販売、サービスまでしなければいけない、もう、性格だからと言ってられない!

餅加工


2000年12月4日(月)

今日は、臨時休業、この頃、祝い餅加工で日曜日に仕事が入るので休みを取ることにした、もう年内は、正月餅加工等でゆっくり休みは取れないであろう



2000年12月3日(日)

ピッピッピッ!朝6時に目覚ましが鳴る、うっ、もう朝か、でもすごく眠い、そう、昨日、夜、神戸のたんぼやさんと万年さんが乱入?夜、祝い餅作業を終え、それから休憩室で話しが盛上がる、結局、寝たのが夜の2時過ぎ、でも、いろいろな話しができて面白かった、ここに来るメンバーは、みんな個性的である、よ〜し、こんどは、みんなで神戸に乱入じゃ!

田んぼやさんHP
万年少作HP



2000年12月1日(金)

祝い餅加工作業



づらりと並んだ箱、画像は祝い餅セット、真中に朝、5合の小さなお鏡を入れます、両側には、豆とぼ切り餅、昆布とぼ切り餅、草のし切り餅、玄米とぼ切り餅、
昔は、2升とか2升半のお鏡を入れていたが、最近では、保存が効くセットものが大人気!
2升とか大きいお鏡をもらっても、切るのも食べるのも大変ですから、この方がもらった人も喜びます、

週末近くになると、祝い餅加工で大忙し、夜、餅つき作業をして、早朝、箱詰めして、お客様に柔らかいお餅を配達します、
良いスタッフが愛情こめてコネコネ作りますからご利益間違いナシ!

大豆選別、祝い餅加工








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