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あぐらぐち物語 2000年6月分



2000年6月30日


 ケアが効き過ぎたか昨晩の練習では、また失敗。どうも2分の1の確率だなあこりゃ。足は、なんとか動いているが、油断は出来ない。集中力の勝負になってきた。
 無農薬田で排除した草を、集めて捨てる作業をした。「ヒエ」や「スゲ」とか言う草が主だが、自然農の考えでは、これを田に埋めて養分にすべきだが、どうしてもレディスが、言うことを聞いてくれない。埋めると来年生えると言うのだ。種が出来ているわけでないので、絶対に生えないと思うのだが、まるで、戦国時代の武将が、その子孫を根絶やしにするために、赤子を殺したように、完全に排除しないと気が済まないようだ。でも、この無農薬田、あんまり人が出入りするので、生物が少ない。微生物はいるだろうが、大きなものがいない。かえって、慣行田の方が、野放図にしているので、いたりする。寂しいので、コイでも、放すか。


2000年6月30日


 ケアが効き過ぎたか昨晩の練習では、また失敗。どうも2分の1の確率だなあこりゃ。足は、なんとか動いているが、油断は出来ない。集中力の勝負になってきた。
 無農薬田で排除した草を、集めて捨てる作業をした。「ヒエ」や「スゲ」とか言う草が主だが、自然農の考えでは、これを田に埋めて養分にすべきだが、どうしてもレディスが、言うことを聞いてくれない。埋めると来年生えると言うのだ。種が出来ているわけでないので、絶対に生えないと思うのだが、まるで、戦国時代の武将が、その子孫を根絶やしにするために、赤子を殺したように、完全に排除しないと気が済まないようだ。でも、この無農薬田、あんまり人が出入りするので、生物が少ない。微生物はいるだろうが、大きなものがいない。かえって、慣行田の方が、野放図にしているので、いたりする。寂しいので、コイでも、放すか。


2000年6月29日


 昨晩の消防の練習で、ふくらはぎが、ピクッ!と来てしまった。ここのところの、草取りで筋肉痛だったのが原因か、疲労の蓄積か、とにかく痛くなってしまった。しかし、もう日がないので、シカトして、このままやってしまおうと考えている。返って力まない分、昨晩も正確に操法が出来た。ただ、これ以上はヤバイので、最新サポーターやら、シップやらでケアしている。あと、本番を含め4回だけもってくれ!


2000年6月28日


午後、県PTA指導者研修会に出かけた。基調講演は、面白くて涙が出たが、印象に残ったのが、個性とは、野放図になんでもやらす事が、個性ではなく、何か伸びる可能性がある事を個性と言うことだった。しかし、その後の分科会で、これからのPTAを考えるパネルディスカッションをしたが、意見がことごとく行政や学校に対する要望ばかりで、しかもその回答が余りにも、トンチンカンだった。私も、段々イライラしてきて、思わず手を挙げて、これからのPTAは、要望ではなく自らが、例えば、図書館司書が欲しければ、バザーの収益金で雇うとか、TT(チームティーチング)がしたければ、地域でお金を工面するとかして、始めて周りが動くのですよ。という趣旨の事を言ったら、なんと皆さんから、拍手された。同じ思いの方も多くいたのだ。それだけで、今日は満足して帰って来た。トンチンカンさんもいるけど、これからのPTAは変わるよ。


2000年6月27日


無農薬栽培のイセヒカリの草取りをした。去年は、草を埋め込んだが、今年は全部持ち出すことになったので、大変だった。ここは、私や中村君の意向で、作っているので、レディースだけには、任せておけない。それにしても、今日は、強い雨だったが、全天候型戦闘機F18ホーネットスーパーレディースの皆様には、まったく関係がないのには感心する。男性陣は、プロペラ機並の性能しかないので、雨が降ると、ナメクジのように溶けてしまう。やっと、三分の一が終了。明日もがんばろう。


2000年6月26日


 昨日の野々市での大会では、失敗してしまった。ホースを置く位置が、いつもより1.5メートルも先に、ずれたのである。気合が入って走り過ぎたか、違うグラウンドでグリップが違ったかのどちらかだが、言い訳は通用しない。おかげで、他の選手もボロボロであった。夜の、打ち上げも、針のムシロに座っているようであった。あと、天気が良くて練習できて、4回。歩数を減らして、全開で走るか、落ち着いて今までの歩数で走るか、迷い葛藤の日々が続く。
 今回の国政選挙で、青年塾で応援していた、千葉の野田よしひこ氏、長浜ひろゆき氏が、当選した。しかも、塾と関係の深かった、中田ひろし氏、山の井氏も当選。2倍の喜びであった。ここ北陸地方は、まだまだのような気がするが、志高い人も、ちゃんと選挙で勝てるようになったのは、少しづつ少しづつ国民も考えが変わってきたのかもしれない。最近では、トップで嬉しい出来事だなあ、これは!


2000年6月25日


国政選挙の投票日だが、朝から、野々市町消防操法大会の準備。本番は、7月2日だが、プレ大会として、一週間前に行っている。操法大会というのは、ポンプ操法のほか、行進や、器具点検、一斉放水など全てに、得点があるので、ポンプ車のワックスがけ、器具のペンキ補修、分団名の記入等々、結構、意外な作業が沢山あって大変である。操法自体は、昨晩、我が小型ポンプの2番員に、ケガで辞めてもらった。最初に肉離れをした時点で、宣告すれば良かった。どうしても、他の選手が仕上がってくると、一人遅れた状態では、全体に影響が出てきたのである。去年、自分がそれで、無理やり出場して他の選手に迷惑をかけたので良く分かる。さながら、リストラを宣告する人事部長のようなブルーな気持ちだった。


2000年6月24日


 朝から、山中町の河南小学校で、トイレ掃除リーダー研修があった。一言で、トイレ掃除と言うが、流儀があって、それを多人数で行うのも、結構難しい。イエロハットの鍵山秀三郎氏が、30数年かかって、確立した「掃除哲学」。ただ、綺麗になる以上に、色々な事に気付くようになるのが、掃除の意味である。しかし、自分自身が、最も、苦手な部門でもあるので、リーダーを拝命するのは、心苦しいのである。うちの専務には、「自分ちのトイレも掃除できんもんが、他人のトイレ掃除する意味があるんかあ」と揶揄されるし。まあ、来てくれた人に楽しんでもらうようにしたい。
 午後は、源さん主催の「流しソウメン大会」が行われていた。さんさんごご、思い思いに集まって、楽しんでいる。去年は、急角度で速く流れ過ぎたので、今年は、「源さん1.5倍Mk2」で、うまくいったようである。きっと、夜までやるんだろうなあ。


2000年6月23日


 今日は、雨でお休み。昨晩、蚊に刺されてほとんど寝れなかったので助かった。お昼に、妻と少し遠いが、関東では有名なラーメン店に行ってきたが、すごい濃い味と細くて硬い麺で撃沈。うちのスタッフも多数行っており、大体予想はしていたが、帰宅してから気持ちが悪くなった。「食文化」と言うが、確かにそうである。この味をもてはやす信者が多く存在するが、我々にはまったくだめだった。さながら、イヌイットのようにアザラシの生肉を食べれないようなものである。でも、個性的な味で、信者を作れば、十分経営が出来ると言う点も見逃せない。あー透き通るような薄味スープのラーメンが食べたい!


2000年6月22日


昨晩、PTAで夏休み特別企画肝試し「富陽小に貞子はいるか」の打ち合わせをした。去年、怖くなかったという意見が多く、今年は、ボランティアでオバケまで募集。そして、実際に、学校を歩いて相談したが、なんと4年間も知らなかった開かずの非常階段を発見。これは、ルート的に非常に助かる。おかげで、とても怖い企画になりそうだ。去年、怖くなかったと言った奴、参加しろよ!


2000年6月21日


昨日、草刈りをして、フッと横を見ると、ハトが車にはねられて悲惨な状態になっていた。きっと、車に轢かれて、ビザトースト状態になるんだろうなあと、思っていると、トンビが2羽来て、サッと本体と、内臓を掴んで持って行った。次に、カラスが、遠くからスクランブル発進して来て、内臓を取ったトンビを攻撃していた。彼らが飛び去った後、道路には、わずかな血痕が残ったに過ぎなかった。自然は循環しているのだ。
最近、ある田んぼに、小さな魚を発見。メダカではないが、モロコではないような、どちらかというと、ウグイに近い感じ。毎日、観察しているが、とにかく、田んぼを干さないようにしなくてはいけない。オタマジャクシは、足が生えて外に行けるが、魚はそうもいかない。田んぼを干す、「中干し」については、賛否両論があるが、魚の生息に関しては、バツだ。


2000年6月20日


 昨晩、消防団の部長の父親が亡くなり、団でお通夜に行ったので、練習はお休みだった。お寺が、鶴来町だったので、帰り、鶴来町消防団の練習を見学してきた。印象は、とても団員が若いと言う事。若いから強いと言う事はないだろうが、考え方が柔軟な感じがした。我が団は、硬直化しているのかなあ。
 最近、母親に私の腕時計を取られる。というのは、百姓仕事では、腕時計はかなり、ハードな使用条件になるので、良く壊すのである。ゴム手袋をしているので、常に高温多湿状態。良く、引っ掛けてバンドを壊す。しかも、老眼なので、数字がでかくないとダメ。かといって、ゴッツイのは、まずい。良く無くすので、価格も、安くないと、いけない。こんな条件を満たす時計は、ほとんどない。とりあえず、5気圧防水の大きめの時計を買って、バンドをプラスチックの丈夫なものに、交換したが、どれだけ持つのだろう。


2000年6月19日


 どちらかと言うと、土日にエネルギーを使い果たして月曜日を迎えるので、はなはだパワー不足。しかも、世間様は、放っておいてくれないので、電話や来客が多い。こんな時、雨が降ってお休みだと、助かるのだが、幸い、今のところ雨が降る気配はなく、作業は進んでいる。


2000年6月18日


 ついに、負けた。ずっと勝ち続けていた富陽少年野球チームも県大会2戦目で敗退した。しかも、10対1のコールド負け。やはりミスが続くと負けるという典型的パターンだったが、子供のうちに負けることを知ることも大切なことだと、キャプテンの悔し涙を見て思った。


2000年6月17日


 朝から、PTAで2002年づくしだった。総論、各論、時代背景と、学校改革に向け、完璧にインプットされた。午前中は校長先生と教頭のお話。午後は、野々市町連合PTAの研修会で、金沢大学の先生のお話だった。最近の子供は「自己肯定感」がないそうである。つまり、「自分ってすごいよね」と言う事か。子供の頃から、親の否定的言葉の嵐の中で生きて来ているから、自分を肯定出来ないらしい。自分を認められないから、問題行動に及ぶのだと思う。では、「やはり私は、天才だ!」と、うそぶく私って、正しいのかも。


2000年6月1日


 昨晩の消防の練習で、私のチームのメンバーが肉離れを起した。これで、今期二人目。せっかく調子も出てきたのに、なんとか治らないものだろうか。40過ぎのおじさんが走っているわけだから、仕方がないが、それだからこそ身体のメンテナンスに神経を注がねばならないが、うーーん、困った。

 午後に、松任法人会の講演会で、鍵山秀三郎氏のお話を聞いてきた。お会いしたのは、半年ぶりだろうか、私のような人間は、時々、会って注射してもらわないと、すぐにくじけそうになる。相変わらず、トイレ掃除は苦手だが、「履き物をそろえる」「あいさつをする」「ホテルの備品使用は最小限」は、やっている。そして最も、大切な事は、「他人の為に貴重な時間を使っている」と言うことかな。しかし、妻には、「もっと家庭に、時間を使ってよ!」と言われている。微妙なところだ。


2000年6月1日


毎晩、消防の練習に行っている。6時半くらいにポンプ格納庫へ行き、道具を積んで、7時に中学校のグラウンドへ行く。その後、9時まで練習、撤収。格納庫で、後片付けをして9時半。ここで軽く一杯やって10時に終了。しかし、この軽く一杯が、重くなることもしばしば。昨晩は、小型ポンプ操法が、初めての放水練習で、良いタイムが出たので、盛り上がってなかなか帰れなかった。付合い残業で、帰れないサラリーマンの気持ちが良く分かる。これでも、去年、途中で腰を痛めて、悔しい思いをした私は、なるべく早く帰るようにはしている。競技というのは、結果が全てである。だから、ピークを操法当日に持って行くように今年は、調整しながらやっている。こっそりと、良い結果を狙っているのだ。
今日は、違うタイプの除草剤を散布した。いわゆる「イネ科」以外に効く「バサグラン」というものだ。今年は、去年に比べ、結構散布している気がする。というのも、散布したいレディースとの勝負に負けたと言う事だ。だから、作業中も、レディースは、効果的な除草剤を散布できる喜びに打ち震えて、ハイテンションである。対して、散布機を操作する私と中村君は、なるべく余計な所にまかないように、冷静に対処している。もう一つ、散布面積が増えた原因に、水周りをお願いしている田んぼのオーナー達が、老齢化しうまく出来なくなってきているのも挙げられる。農薬を減らす試みも、一進一退だ。とにかく言える事は、生産面では、林農産も「普通の農業法人」いや「とっても普通の農業法人」になってしまったと言う事かな。


2000年6月14日


今日から、草刈りを開始。まずは、大豆田のあぜから刈り始めたが、これからずーーっと草刈りが続く。去年は、がんばって2回転半した。除草剤散布より、モチベーションは高いが、なにぶん時間と労力がかかるので、今年はどうなることやら。


2000年6月13日


大豆播種が終了。これで、あとは収穫するのみとなった。早くに播種した大豆が、すでに芽が出ているが、さすがに綺麗。私は、あわて者なので、どうしても耐えれなくて急いで播種してしまい、芽出しがムラムラになる。おかげで、数年前から、播種した事がない。適材適所か。
この双葉が出た位が、一番「生命エネルギー」を感じる。どうして、石を播いても芽が出ないのだろうと単純な事を考えてしまうのは、私だけだろうか。


2000年6月12日


午前中、少年野球の応援に出かけた。良く考えると、ここ半年公式試合で負けたことがない。子供達の能力と言うのは、大人が判断する範囲など陳腐なものかもしれない。うちの長男にも、「ヘタクソなんだから」とか言わないようしよう。ただし、勢い余って、少年野球の監督、コーチ、父さん達と飲んでしまい、妻にいい加減にしなさいと叱られた。私の方が子供だな。


2000年6月10日


朝6時15分集合で、少年スポーツ団の清掃奉仕で小学校の草取りに参加した。完璧に寝ぼけながら、草刈り機で刈ったが、やはり機械は圧倒的に早い。ただし、人が多くて思うように刈れず、虎刈りになってしまった。最近、子供達と江戸時代的な農業をするようになって、いかに石油エネルギーに頼った農業を行っているのか実感するようになった。草刈り機は、わずか数百CCのガソリンで、1時間以上数十坪も刈れる。人力だと2坪がいいとこ。おかげで、最近は、ガソリンを使わず良く歩いたり自転車を使うようになった。以前はまったく気にならなかったのだが、これも子供達と田んぼをするようになってからの意外な効果かな。
ちなみにアイドリングストップは、自動車は言うに及ばない。田植え機は、苗補給の際は全部止めているし、水周りバイクも停車の度に止めている。田植え機は、排気ガスで喉をやられるので、止めるようになってから爽やかになった。最近のバイクはサイドスタンドを出すとエンジンが自動停止する。解除も出来るが、この機能もそのまま使っている。せめて無農薬に出来ないなら、別の路線で環境に負荷をかけないようにしたいが、対外的には「アイドリングストップも出来ない農業法人は古い!」とうそぶいている。


2000年6月9日


今日は、誕生日。ついに、初老である。もちつきで初老の餅の広告に、「今年は○○年生まれの方です」と印刷していて、それが最初は他人事だったのが、段々エリアに入って来て、今年は、昭和35年生まれとなるのが、私の歳に対する認識である。昔は、40歳と言えば、オヤジ中のオヤジだったが、いざ、自分がなってみると、別に変身する訳でもないし実感がない。
超レアバイクのテージ1のガソリンホースが、裂けてジャジャ漏れになった。この前、扇台小学校へ 行った時に分かったが、今日は雨でお休みなので、調べたら裂けていた。格好が未来的なのだが、やはり10年前のバイクである。中身は古いのだなと再認識した。これって、自分とソックリ?


2000年6月8日


大豆に除草剤を散布している。大豆の除草剤というのは、特殊で芽が出る前に、土の表面に散布し雑草を押さえるというもの。だから、雨が降って芽が出る前に、済まさねばならないが、風が強くて余り進んでいない。大豆に関しては、除草剤はこれのみなので、なるべく均平に効果的散布したいところだが、明日雨の予報なので、なんとかしなくは。しかし、午後から社会教育委員の総会があり出席せねばならない。夕方、なんとか出来るか。
そして、今晩は、PTAの役員会。もう夏休み前の行事が目白押しで、結構ハードな会になりそう。ただ、大豆播種に関しては、私は割と時間があるので、助かる。ようやく、数ヶ月分の伝票仕訳も終了。超能力が戻る日も、近い?


2000年6月7日


農協の保冷庫へ、かきもちを搬入。やはり、梅雨前に入れておかないと、虫が沸いたりカビたりするので、保冷庫の隅っこに置かせてもらっている。最近は、ありがたいことに、通年売れるので、ストックはかかせない。ちなみに、お米は、保冷庫を持たない。昔から農家は、一年以上、玄米で土蔵に保管していたものなので、それを踏襲している。特に、冷凍庫や保冷庫は電気を食うので、極力押さえたい。ちなみに、一台ある、冷凍庫もスイッチを切ってある。お客様にも、すごく美味しいお米を食べるために、原子力エネルギーを使用するか、そこそこ美味しくて手頃な価格で電気を使用しないか、どちらを選びますかと聞くと、多くの方は後者を選ぶ。夏のエアコンを我慢することから思えば、多少の味の我慢は、なんともない省エネである。
お昼に、藤陰幼稚園へ、子育てと稲作りの関係のお話に出かけた。田植えは決してイベントでやっているわけではなく。「食と命」について学ぶべきことが多くあるからです。先生、お母さん共々、熱心に聞いてくれて、最近スランプ気味の私にとっては、とても有り難かった。
そして最後は、やはり地震ネタ。石川県は日本でも災害の少ない県で有名。しかも、野々市町に至っては、山も海も大きな河川もない、つまらないくらい安全な土地柄なので、大騒ぎだった。私も、出動がかかるかと思い、すぐに起きた。火災等が起きなくて良かった。


2000年6月6日


ハウスのポリを外した。これでようやく、林農産も春が終わり、夏になる。それにしても、暑い日で風も強く、大きなポリフィルムをたたむのは大変だ。我が社では、綺麗にたたんで、何回も使用する。普通3回使用で、捨てていたが、今回は4回目使用に挑戦する。野菜農家は、わずかな汚れで、積算温度が影響するので、そうはいかないが、稲苗に関しては、その点あまり影響がない。しかも、ポリフィルムだと、保温性能がわずかに、ビニルに比べ劣るらしく、今でもビニルを使用している所もあるようだ。さらに、ガラス温室は、紫外線をカットするので、一見ガラスでも、特殊なプラスチックで出来ている場合もあって、被覆材と言うのは、なかなか奥が深い。そもそも自然ではないのが、その原因であるのだが、せめてゴミを出さないように努力するしかないだろうなあ。


2000年6月5日


少年野球の激励会でのみ過ぎて、頭が痛い。今日から、たまりにたまった事務作業をこなして行く。これだけためると、思い出すのも大変だ。記帳していて思うのは、最近、補助金が多いなあと言う事。我が社は、補助金はモルヒネと言って、補助金事業で建物や機械は、買わないが、転作は、国の意向とは関係無くこなしている。すると自動的に、なんとか補償とか、なんとか補助金と言って、結構入って来る。中には、ご丁寧に、町や農協の担当者が、事業の実績作りに、わざわざ申請してくれるものまである。これも、無理に断ると角が立つので、風邪薬として、もらっている。志高い経営を目指していると、皆さん、助けようとしてくれるのは有り難い。


2000年6月4日


朝から、ビオトープ作りで出かけたが、疲れて寝坊。水周りをやっとして参加した。その後、長男の野球の試合を見に行ったら終わっていた。やれやれ、日曜日だというのに、せわしない。午後から、少年野球の激励会で焼肉である。ほとんど知り合いがいないので、ドキドキする。
最近、なにやら、農業共済の表彰を受け、その記念品に低周波治療器があった。子供達が、やらせろとうるさいので、してもらったら、これが結構効くのである。もしかしたら、共済の担当者が、私が腰痛持ちだと知っていたので、くれたのかもしれない。バザー直行になりがちな、この手の記念品だが、気の利いた贈り物に感謝だ。


2000年6月3日


午前中、源さんこと西田先生のもと、豆腐とヨモギ団子の親子クッキングを、2年2組の学級行事で行った。あんまり、しゃしゃり出ないようにしつつも、手伝いに行った。ハッキリ言って疲れた。総勢、50人以上の親子を相手に、豆腐作りという初めての挑戦は、荷が重かったかもしれない。しかも、なかなか固まらないので、往生した。しかし、なんとか予定通りのレシピをこなし、オカラも全量配布して終了。やはり、こんな混乱の中での女性パワーはすごい!


2000年6月2日


今日から豆まき。しかし、私は、数年前の失敗以来させてもらえない。微妙に調整しながら、まけずに 、種が露出してしまった結果、ほとんど発芽しなかったのである。おかげで、今は豆まき職人なんも専務が専任になってしまった。私は、もっぱら動力散布機係りで、除草剤を散布する役である。
午後に、扇台小学校へ、バケツ苗を見るのに、出かけた。やはり、第一印象が大事と思いバイクで行く事にした。テージをチョイスして行くと、いきなり子供達がいてビックリした。気持ちの準備のないまま話しをしたので、上手く言えたか分からないが、沢山の質問が出て盛り上がったので、とりあえずは良しとしよう。しかし、総じて、子供達の農業に対するイメージは暗い。そのイメージが逆転する程のインパクトは与えられたかな。


2000年6月1日


午後から除草剤を散布した。ただし、疲れからか、腰が痛い。ギックリとはいかないが、どうにもハッキリしないなあ。相変わらず、机の上は、荒んだ状況であるが、明日から豆まきで、少しは事務処理の時間も取れそうなので、なんとかしなくては。机の上が、「らちが明かない」状況では仕方がない。





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