あぐらぐち物語 −中村君版− 1997年09月分





1997年9月30日

「一段落」

 昨日まででコシヒカリの刈り取りが終了。今日は一日中もみすりだ。明日から カグラモチを刈る予定で、今日は乾燥機やコンバイン等の掃除も平行して行っている。 それでも最初はどうしてもうるち米ともち米が混ざるので、少しだけ刈って掃除の意味で 循環させることにしている。売るときは混ざっているのはよくないので、もち米に 切り替える時は手を抜けない、気を使う仕事だが、この混ざった米は「おこわ」に ちょうどよいので、少しもらおうと思っている。
 刈りまくって、すりまくってるうちに月末。今月が、今年度一番短かく感じた。 外食が多かったが、栄養状態は???「やせた」とは言われたが体重は減ってない。 やっと一段落(二段落目か?)という雰囲気だが、コシヒカリの収量が少ないようで、 社長が頭を悩ましている。今はもち米に期待したい。あとはアキチカラの直撒きが あったのを忘れてた!。ほとんど手がかかってないが、収量はどうだろう。来年は もっと面積を増やしたいし、今から楽しみだ。


1997年9月29日

「だいこんかじって交流会」

 土曜日の話だが、農業青年会議の関係で、交流会に行ってきた。金沢地区のメンバーと 知り合えるいい機会だ。50人は集まっただろう。半分近くが女性でおどろいたが、 農業青年ではなく、その知り合いのようだ。テレビ金沢も来て、なんと今回は自分に マイクをしこまれた。「スパイ大作戦」の気分だ。はたして任務を遂行できるのか!?
 5班に分かれて、最初は農業青年本人の畑をまわる収穫体験で、うちの班はトマトと 大根畑だ。どちらの収穫も、生まれて初めてだと思う。トマトの失敗はテレビに出る かもしれない。下手だから「へた」が取れた。だいこん足は簡単に引っこ抜けた。 女の子がバナナを食べてる、と思ったらなんとだいこんをかじっていた。自分も やってみると、意外と食べやすい。「尻尾はにがい」といわれて、折って食べると不思議と おいしい。水分補給にはいいかもしれない。しかし、畑でだいこんをにぎりしめ、二つに 折ってかじる、なんていうシーンは、テレビカメラに気づくと大笑いしてしまった。
 そのあとはみんなでバーベキュー。楽しいゲームもあり、すばらしい仮装をした 大根マンとも記念撮影できたし、いい息抜きになった。そういえば、胸のマイクの存在を 忘れてた。指令なんて、あったんだっけ?自分もデジカメを持っていって、決定的瞬間を 撮影するつもりだったが、すっかり参加者として楽しんでしまった。フラッシュがないから、 写りもよくない。任務は失敗だ。「例によって君もしくは君のメンバーがとらえられ、 あるいは・・・」の声が聞こえてくる。当局は一切関知してくれるそうだ。続編の ミッションインポッシブル2をお楽しみに。





1997年9月28日

「大ショック・・・」

 今日は朝からソワソワしていた。理由はサッカーW杯最終予選「日韓戦」。社長と水渕さんと サッカー好きの3人で小作料の米の配達を15時半ごろ終え、休憩に会社へ戻ってテレビを見ると 1−0で勝ってる!ところがラスト10分で2点取られて逆転負け。地獄だけ見たという感じ。 そのあと稲刈りだったが、集中できない。反射神経がにぶい。軽トラのアクセルをあまりふまず、 無事仕事を終える。
 そして今、22時をすぎた。2時間近く、インターネットの サッカーのページで、いろいろな人の発言を読んでいた。試合前は、「4−2で日本が勝つ」 とか、ずいぶんと見方の甘い人が多いなあ、と思ったが、今は「まだ5試合ある」とか、 前向きな人が多いな、と思った。そうなのだ、諦めたときが負けなのだ。プレーオフになるほど、 予選突破の可能性が低くなっていく気がするが、たくさん試合が見たい、とも思う。 可能性ある限り、12人目の選手として、サポートしていきたい。


1997年9月27日

「バーベキューのはしご」

 今日は農業青年グループ連絡協議会で集まりがある。若者の交流会といって、 収穫体験ツアーや、バーベキューをする。それで、仕事は休みにしてもらった。まあ明日は 小作料現物の配達で出勤だから、その代休なのだが。それと、夜は以前バイトに来てくれていた 拡司君の家で新築引越し祝いのバーベキューがある。バーベキューの連チャンなんて初めてだ。 しかし、風が強くて天気が荒れそうだけど、どうなるんだろう。


1997年9月26日

「金を出せ!」

 昼休みに、銀行へ強盗に行こうと思ったら、行列で駐車場にも入れなかった。給料はJAの 口座に振り込まれるのだが、もろもろの支払は別の口座で、毎月、お金を右から左へ 流さなければならない。一人暮らしの一番の目的は、自立したかったからで、生きていく上で 必要なことをすべて自分で管理してみたかったのだが、やってみると当然ながらいろいろと 発見もあるし、やっかいなこともある。週末にお金をおろしてなくて困った、という経験は だれしもあること。休日や夜でもおろせるところはあるが、手数料に105円かかるのが しゃくだ。自分はもう1000円以上手数料を払った。利息より高い。夜型人間なのは 若者だから別に悪いこととは思っていないが、夜中に、自分のお金があるのに100円に 困ったりもする。たいていの人はそれを逆手にとって節約するのだろうが、自分は 江戸っ子気質なのかも。「じゃあ地球よってく?」とUFOで無人くんに乗り付けるのだ。


1997年9月25日

「インタビュー」

 社長のページにもあるように、テレビ金沢の特番で、初めてコンバインを運転したときのこと などのインタビューを受けた。自分はインタビューをした経験もある。大学の生協ニュースで、 サークル員紹介や教官インタビューなどの記事を担当したときの取材は楽しかった。相手が どんな人か知るため、自分自身が質問したいことがあったし、カメラもないから、気軽に しゃべってくれた。かわいい女の子や、自分が講義を受けている先生との楽しいおしゃべりの 時間だった。もちろん、事前準備として質問の内容はよく考えておく。「自分自身をどんな 性格の人間だと思うか」と質問し、具体的な例を聞くとなかなかゆかいなエピソードが 聞けたりした。自分には新聞記者が合ってるんじゃないかと思った。テレビとの違いは、 執筆に時間がかかる分、文章が洗練される。フイルムの編集では限界がある。テレビの メリットは、生中継の場合の情報の早さ。そして、情報量の多さ。ランドセル背負った 芸能人をまだ知らない人います?彼女を文字で「元気な人」とか紹介するには無理がある。 写真では人柄はわからないが、映像なら伝わる。表情の変化やしぐさ、雰囲気がわかるのがいい。 自分の、テレビカメラを向けられた場合のインタビューはどうだろう。たいてい ハイテンションになって、あまり自然体にはなれないようだ。すぐおちゃらけに走るのは テレが原因か?今度はも少し、まじめに答えようかなー、と思う。


1997年9月24日

「田んぼでカニ取り」

 ちょっと前、稲刈りをしていたときの話。コンバインで刈れない部分の稲は鎌で刈って 置いてあるのだが、それをコンバインに入れようと持ち上げると、下にカニがかくれていた。 「グワァァァ!」という感じで大きなはさみを広げて、びっくらこいたが、相手も相当 おどろいたことだろう。ヘビやネズミは常連だが、このカニは海からやってきたような珍客だ。 他の人も別の場所で何度か見掛けたそうな。ザリガニのように赤くて、体長は15センチ前後 あった。こんなところで生きていけるのだろうか?食べられるかどうかは知らない。
 ネズミは今日も見た。刈り取りが進んで、残りの稲が少なくなると、そのうち「ピャー」と 逃げ出す。結構かわいい。シャイなのかもしれない。とにかく人間には姿を見られたくない ようだ。次に刈る田んぼへ逃げたりすると、また会えるかもしれないのが楽しみだ。 ヘビは度胸があるのか、かなり人間が近づかないと逃げようとしない。あぜを歩いていると、 突然目の前で「ニョロッ」と動きだす。今では足元に落ちてる縄やひもを見てたまげるように なった。しかしヘビは人間には友好的なようで、逃げる姿はあまり一生懸命には見えない。 少し離れて、じっと見ていても逃げようとしないから好感が持てる。たぶん彼(女?)は 楽天家なのだろうと私は解釈している。


1997年9月23日

「残業」

 今日はもみすりが終わったら21時だった。洗濯物もたまってるし、とっととかえって寝る。 食事はどうしようかなーと考えていたら、炊き込み御飯など、いろいろともらえた。残業中に おにぎりも食べたし、なんとかなりそうだ。


1997年9月22日

「魅惑の新種?」

 コシヒカリの新米の販売を開始した。作業だけを請け負う、お客さんの田んぼを優先して 刈るので、雨の影響で、うちは少し刈るのが遅れた。うちは早生から順番に、ハナエチゼン、 ほほほの穂、アキチカラ、コシヒカリ、かぐらもちを作っている。ハナエチゼンは福井県での 奨励品種で、うちでは3年ぐらい前から栽培しているが、初めて食べたときはすごくおいしいと 思った。新米のうちはなんでもおいしいが、コシヒカリは古くなっても味が落ちにくいのが 特徴といわれる。アキチカラは病害虫に強いが、味の方は、あまりご飯としてはおすすめ できないらしい。主に加工用として用いるが、ブレンドでコシヒカリに化けているかもしれない。 人間の舌ではほとんど違いがわからず、安上がりになるのだから、米屋のブレンド技術は たいしたものだ。
 昼食はたいてい会社で食べさせてもらうのだが、この前ご飯が変な味だったので、 アキチカラ100%かと思って聞いてみたら、「めっこ」とわかりやすい答えが返ってきた。 むかしの炊飯器のほうがシンプルで上手に炊けたとのこと。


1997年9月21日

「一人笑い」

 昨日は稲刈り、もみすりと、特に変わったことがなかった。今はこれを今日の日付で昼間に 書いている。社長は日曜日でも日誌を書いているようだが、自分は今のところ、休日でも会社に 来なければ更新できない。かといってさぼるとアクセス数ではなされてしまう。いったん 開いた差をつめるのはほとんど他力本願だ。毎日更新して、ついていくのもやっとだが、 社長が出張などで更新しない日がないと縮まらない。毎日日記を書いている人はえらいもんだ。 自分の場合、書けるときにネタをかきだめしておくのがいいかもしれない。夜、キーボードに 向かおうといすに座るとすぐ2時間ぐらいウトウトしてしまう。暇な時に考え事をしていると、 ネタが泉のように湧くことがまれにあるので、タイトルをメモしておくだけでもよいかも しれない。ノートパソコンで、家でも書ける。いろいろ想像して、一人で笑ってたりしても、 すぐ忘れてしまうのだよ。


1997年9月19日

「急転直下(上?)」

 今日も雨。そのうち晴れて、なんとかなっているのは毎年のことだが、焦燥感はつのってくる。 今日で一週間稲刈りをしていないことになる。思えば、12日の稲刈りは勝負をかけといて よかった。「勝負」とは、乾燥機に入りきらないだけの稲を刈ることで、午前中に乾燥を始めた モミの乾燥が終了しだい、夕方に刈ったモミの乾燥を始めること。つまり、自転車操業、 お手玉状態。乾燥機のトラブルなどでモタモタして、トラックに積んだままのモミが発酵して しまうと作戦は失敗。モミは1時間ぐらいで発熱し始め、5時間ぐらいで発酵しだすそうな。
 のんびりとかきもちの仕事をしていると、眠くなってくる。体がなまっている。 14時半ごろ社長に「あばれに行ってもいいですか」と聞きに行こうとしたら、突然、 稲刈りをすることになった。昼から晴れていたので、なんとかなるようだ。そのころ、 だれかさんがスピード違反で捕まったり、ある人は軽トラを田んぼ道で脱輪させたりと、 急に活気が出てにぎやかな日になった。しばらくは休憩の時の話題にことかかないだろう。


1997年9月18日

「雨」

 今日も雨。早生品種の刈り取りはほとんど雨が降らず、アドバンテージがあったはずだが、 そろそろヤバくなってきた。明日も休んだら、体力をもてあまして、あばれたくなりそうだ。 まあいつまでもほっておいたらお金が土に帰ってしまうので、わずかの晴れ間をぬって稲刈りを 決行することがあるが、うまく刈れないし、乾燥にも時間と燃料はかかるしで、 あまりいいことがない。しかし、それも天候のことだからしかたがない、と潔く あきらめられるのが農業のいいところ。組織のしがらみなどにわずらわされる 普通のサラリーマンよりはこっちのほうが健康的で自分は好きだ。


1997年9月17日

「台風」

 今日は台風の影響で仕事は休みの予定。「屋根が飛んだから来い」とか「稲が倒れそうだから 押さえろ」とか緊急出動指令がない限りは休みだ。台風が数珠つなぎで来たり、石川県で 止まって滞在してくれればずっと休みになるが、その場合、永久に休みになる可能性もでてくる。 それに、稲刈りがしばらくできないでいると不安やあせりが出てきて、精神的にはよくない。 晴れるとここぞとばかりにガンガン刈るので、日曜日もない。結局、仕事量は変わらないから、 こんなときはゆっくり体を休めておかなければ。と、久しぶりにぐっすりと、ゴロゴロして、 ねたきり青年になってたら、夜寝れるかあやしくなってきた。


1997年9月16日

「我が家へようこそ」

 昨日は仕事があったらしいが、自分は休みをもらっていた。今日の朝まで、神戸からの お客さんが2泊3日で私のアパートに滞在していた。金大生協の委員会で活動していた時の 仲間で、神戸市役所に勤める石井君である。同じ仲間の長束君や山村さんも呼んで、 昔話に花が咲いた。角間や工学部、旧城内キャンパスを観光して、ちょっと感傷的に なったりもした。自分にとってはいい休養になった。
 大学時代の友人というのは徹夜でいろいろなことを話し合ったりと、特別の思い入れが あるのだが、ほとんど卒業して全国に散ってしまい、金沢にはあまり残っていない。 学生時代は自分は自宅生で、下宿生同士のつきあい方をうらやましく感じていた。 時間のありあまる学生時代に、歩いてもいける距離に友人がいるのはいいものだ。 今でも年に1、2回はどこかで集まっているが、今回は自分が一人暮らしをしてはじめて 金沢に訪ねて来てくれた。
 テレビ金沢の方も、ちょこっと自分のプライベートを撮りたい、ということだったので、 この機会に来てもらった。大学では自分はほとんど生協で育ったといっていいので、 生協のメンバーで写れたのはうれしかったが、自分の部屋はまだまだ人に見せられる状態じゃ なかったので結構恥ずかしいこともあった。掃除、洗濯、ゴミがたまっていたのはおいといて、 (三冠王!)引越しそばのつもりでうどん、そばを作ったのだが、どんぶりが ラーメンどんぶりを含めても2つしかない。そこで自分はなんとカレー皿にそばを盛って食べた。 一人暮らしだから、3人それぞれの器が違うのはこっけいでいいが、映像化したら 「おぞましい食卓」になりそう。はたして、放送で使うだろうか?放送日には太陽系を脱出して、 ブラックホールへ逃げよう。


1997年9月13日

「店番初体験」

 今まで、何度かレジを打ったり、たまたまお客さんの応対をしたことはあるが、あらかじめ 店番ということで体制に入ったのは初めてだ。緊張しつつ、お客さんを待っているが、 なかなかやってこない。いいかげん、眠くなってきたが、最近、結構疲れ気味だったので、 座っていられるこの時間は助かる。それに、電子メールを打ったり、昼間からパソコンを 扱えるのがうれしい。ハードディスク上のファイルは、ほったらかしにするとすぐに机の上と 同じように散らかってしまうので、たまには削除したり、圧縮保存したり、整理整頓したい ものだ。
 社長は出張に行ったが、例のモバイルビジネスツールを使い、日記をメールで 送ってくることになっている。自分が更新作業をするのだが、今日は自分のやりたい放題。 「いたずらしたい」と心がさわぐ。まあ、明日は我が家へ神戸から友人が遊びに来るので、 とっとと帰って部屋の掃除をするつもり。社長のページを「文字化け」させるのは またの機会に。
 結局、自分のいる間にお店に来たお客さんは一人だった。礼儀正しく、店員らしい対応が できたかどうか、接客の教育を受けていないので不安だが、それは「マニュアル人間」ゆえか。 唯一絶対の、正しい答えなど気にせずとも、自分の人格や人間性、常識でもって対応すれば よいのだと思う。


1997年9月12日

「お店へようこそ」

 「もみすり」はもうあきてきた。また田植えがしたい。田植え機は、水の上を走るから 結構気持がいい。ところで、明日の13:30から16:00ごろまで、自分が店番を することになっている。レジの使い方は以前教えてもらったが、たまにしか使わないのですぐに 「ピー」とか鳴らしてしまう。たのむから、お客さんには全然来ないで、いやもとい、 行列ができるぐらいじゃんじゃん来て欲しいものだ。希望者には私のサイン&握手付き。 つまり、話し相手が欲しいのだ。


1997年9月10日

「コンバインでGO!」

 今日はコンバインを運転した。今回で3回目ぐらいだが、やはりトラクターや田植え機と 比べて、コンバインは難しいように思う。大きく、重くて車高が高いし、、操作する部分が たくさんあるし、なにより、刈りたいラインになかなか乗せられない。稲を踏みつけたり、 刈り残しもある。
 それでも、いままでは「ぎー」とか「う〜」とかうめきながら、 石のように固まって運転していたのと比べると、少しスムーズに、ちょっと気楽に 運転できるようになってきた。バックのスピードも早くなったかな?
 運転していて感じたのだが、多分自分の運転は、浩陽さんとも、洋行さんとも、 ラインどりが違うなあ、と思いつつ、どう違うのか、どう変えればもっといいのかがわからない。 上空カメラでの再現でも見れればいいのだが。
運転を終えて、降りると、手足がつっぱった感じだ。ゲームセンターで練習しよう。(笑)





1997年9月09日

「祝・アクセス100人突破」

 わずか1週間で100人突破したので驚いてます。いったい、どの年代の、どこの地域の、 どんな職業の人が読んでるのか、書く上でも気になるので、気が向いたらメール下さい。 (一日に3回アクセスするマニアもいるとかいないとか?)
 自分としては、本文を書くことしかできないのに、あれよあれよというまに舞台が ととのっていき、気がねしますが、それだけ世話してくれる人がいることに感謝すべき なのでしょう。
 このホームページの目的は、一言でいえばやはり「宣伝」でしょう。林農産に関わる、 どんな人が、どんなことを考えつつ仕事をしているのか、理解してくれる人を増やして いきたいです。もちろん、これからの農業についても論じ合いたいです。
 多分、検索してこのページにたどりついた人は少ないと思っています。なにかでアドレスを 知った人がほとんどでは?口コミや名刺を配ったりした社長の人徳ということですね。


1997年9月08日

「農業法人に就職したバカなやつら」

昨日、突然、(有)農業カズミ(滑川市)の新入社員蛭田君が会社へ遊びに来た。去年、 うちへ研修に来ていて、最初はわが社に就職したかったらしい。自分としては、なんだか もうしわけない気もするが、彼とは就農の動機がにかよっていて親近感もわくので、 応援したいと思っている。去年、聞いたときは、日本の低い食料自給率に問題を感じ、 農業法人に就職しようと思ったということだ。自分が、「畑作のほうが、少ない面積でも もうかるぞ」と振ってみたが、「主食の米にこだわりたいです」ということで、話していて 嬉しくなったのをおぼえている。自分の場合、主食にできるものならじゃがいもでも、 小麦でも作ったらいいと考えているが、小麦はこの辺の気候では難しいらしい。 (パンや麺類の消費量からすると、輸入にたよるのはそうとう恐いのだが。)
とにかく、彼のような実家が農家でない新規就農者が増えるのは喜ばしい限り。自分も、 にたようなことを考えている人が他にもいたんだなあと自信になった。
蛭田君は、 東京の大学を卒業して、今は富山で一人暮らしで、なにかと苦労しているようで、林農産へ おしゃべりに来るのが大きな楽しみのようだ。農業青年会議に入るなど、横のつながりを広げて がんばってほしい。一度、会社の見学もかねて、遊びに行こうと思っていたが、せっかくだから、 テレビ金沢の特番にも共演できたら、と考えている。なんでも、今度の番組のタイトルは、 「明るい農村」とも、「林浩陽とゆかいな仲間たち」とも、「農業法人に就職したバカなやつ」 ともいわれていて、自分が気に入っているのは「〜バカなやつ」なのだが、番組の コンセプトからすれば蛭田君もうってつけの被写体のはず。自分もデジカメを持って行く つもりなので、いずれこのページで紹介します。


1997年9月6日

「どうなる日本代表」

自分の趣味は主にサッカーと将棋と映画なのだが、サッカーのワールドカップ最終予選が もうすぐはじまる。今度こそ、なんとしても予選突破してほしいが、韓国戦に勝てるかどうかで それが決まると思う。ところで、加茂監督は技術面を重視して選手起用し、精神面など、 見えにくい部分は重要視してないように思う。ラモスや柱谷やゴン中山などはベンチにいても いい仕事ができると思うのだがどうだろう。あと、森山や北沢も起用してほしい。 (ほとんど、個人的趣味か)まあ素人の批評だから、加茂監督もそれくらいは考えただろうが、 この前の練習試合では、ジュビロに負けたそうな。うーん。
それなら思い切って、代表選手をほとんどアントラーズの選手にして、ベンチにジーコさんに 座ってもらうのはどうだろう。勝てそうだけど、あまりシャレにならないなあ。
とにかく、明日はテレビで応援だ!


1997年9月4日

「変態計」

のっけから、変なタイトルで申し訳ない。昼休みの時間を利用してホームページを更新するのは、 特にこの稲刈りの時期は体がつらいのだが、いままでにたまっていたネタが結構ある。先日、 軽トラックを運転していたときのこと。なにげなく前面パネルに目をやると、針がHをこえて ふりきっている。「たしかCはクールで、Hはホットだったよな。いやコールドとヒートか? それとも、運転してる自分がエッチでスケベだといいたいのか?それなら当たってるから 車の調子は悪くない。(おいおい)オカマにでも運転させればなおるのか?しかし、H(エッチ) というのはたしか、変態(HENTAI)の頭文字だと聞いたことがある。それならオカマでも 大差ない。うーむ、やはりパンティかぶって運転したのが裏目に出たか。」というわけで、 (どういうわけだ?)ラジエーターに水を補給して事無きを得た。社長からは 「視野が広くなった」とほめられ、充実した日でした。


1997年9月3日

「リニューアル」

一部のマニアの方のご要望にお応えして?ついに私のコーナーができてしまいました。 ありがたいことです。社長やプロバイダーはじめ、読者の方に感謝いたします。
自分の日記だから自己満足でもよいと思うのですが、結構読まれることを意識して、 おもしろおかしく、自分や会社の宣伝をしていければ、と思います。また、感想や意見も いただいて、交流していければ幸いです。今までに、万年少作さんからは「ご苦労様」 という言葉は目上の人には「おつかれさま」が正しいということを(7/12の日記参照)、 西山さんからは土と除草剤と微生物について(同、7/11)指摘をうけ、勉強になりました。 なお、私の個人的なメールアドレスですが、ニフティサーブならやっていて、ID番号は VZF13501です。インターネットからは、VZF13501@niftyserve.or.jpで、 私の私書箱に届くはずです。
また、今日以前の私のバックナンバーは、社長の農作業日誌の、 7/10−7/13、7/18、8/3、8/4です。