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     林さんちのあぐらぐち物語 2005年 皐月2号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/   皐月2号  _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

お天気に恵まれ、なんと前半のビハインドを取り戻し、去年の日程より早く
田植えが進んでいます。がんばってるなぁ〜と自分でも思います、、(⌒‐⌒)

2.今週の林さんち・・・・20mホースの魔術師

林さんちでは、田植えの後、除草剤をホースで散布します。以前は、田植え
機に付けた田植え同時散布機その名も「まきちゃん」で、散布していたのです
が、これが風で偏るは、雨で詰まるはと、トラブル続きで、便利は便利だけど
結局、綺麗に散布できず効かない。となると、また再度除草剤を散布しなくて
は、ならなくなる。そこで、昔のように、動力散布機とホースで散布すること
に、3年前から移行して来ました。今では、全ての田んぼを、ホースで散布し
ています。
 このホースは、直径7センチくらいの薄いビニル製のホースで、除草剤は、
5月10日参照→http://www.hayashisanchi.co.jp/diary-k/koyo.cgi
直径1ミリ以下の小さな粒なので、直径3ミリ〜10ミリの穴が、50センチ
おきに開いています。なぜ直径3ミリ〜10ミリの穴かと言うと、手前は小さ
く遠くになるほど大きくなって、均等に散布できるようになっています。長さ
は、20、30、40mありますが、林さんちの田んぼは、基本的に20m×
40mなので、20mのホースを使用します。
 しかし、ここで問題が、、、。今まで使用していた20mホースが、生産中
止され、新型ホースが発売されたのだが、このホース、ピッタリ20mなら、
綺麗に散布できるのだが、それが19mとかで端っこを、持って潰してしまう
と、まったく出なくなるのである、、、(T_T) 一体何を考えて作っているの
やら(-_-#) 大体、林さんちの田んぼは、市街地にも多くあって、大きさもま
ちまち、形状も、四角ありL字あり台形ありと、ピッタリ20mで散布できる
田んぼなんて、ほんのわずかです。
 困ったと思い、30mの新型ホースを見ると、旧型の穴と形状が似ているよ
うなので、もしかしてと思い20mにカットして使用したら、たとえ途中を握
って潰しても、以前より綺麗に均等に散布出来ました。お〜これはグッドです。
これで、一発目の除草剤できっちり効いてくれれば、環境にも、収益にも、影
響大です。でも、価格が1本5,500円、3/1カットする時は、少し泣きま
した、、、。
 このホースを自由自在に、市街地の塀と塀の間を、たぐっては、伸ばし、た
ぐっては伸ばし散布するのは、至難の業です。どうしても、お互いのタイミン
グが悪くて、水に浸けてしまったり、最悪の場合、塀や植木に引っ掛けて破く
こともしばしば。今のところ、これを完璧に、あうんの呼吸で、魔術師のよう
に、華麗に散布出来るのは、ベテランのレディーススタッフ一人と私なので、
今のところ全ての除草剤散布の担当は、私になっています。ようやく先日、市
街地を抜けたので、ホッとしています、、、\(^o^)/
 たかだか20mのビニルホースの作業ですが、都市部での農業では、この成
否が、後の管理や収益に大きく影響します。ちなみに、この作業、夫婦や家族
同士でやると、動力散布機の音がうるさくて、指示が通らないのと重さで、イ
ライラしてきて、ケンカになるので、林さんちでは、その組合せは避けていま
す、、、(⌒-⌒)

3.まだまだ奥が深い苗作り

 今年の苗が、完璧に育ったと以前書きましたが、どうも、4月20日、つま
り、最後に蒔いたコシヒカリの苗の状態が良くありません。しかも、良く見る
と、4月9日蒔き、3月30日蒔きもあったのですが、早い時期の寒い時に蒔
いた苗ほど状態が良かったのです。種まきに関しては、細心の注意を払って、
芽出しの段階では、完璧な状態だったのにも関わらずです。どんな状態かとい
うと、苗の葉ばかり伸びて、根が一向に張らないのです。去年は、種の量が多
くて、そうなったのかと思い、今年は減らしたのですが、それでもイマイチで
す。
 どうも気温が高いと、葉ばかり伸びる傾向があるようです。明日、カグラモ
チの苗をハウスに並べますが、果たしてどうなるか。とにかく、ハウスの温度
を上げないように、上げないようにしてみようと考えています。根が張ってい
ないと、田植え機に苗をセットする際、バラしてしまうので、下敷きと呼ばれ
る板を使うことになります。こうなると、万事休す、田植えのペースはがた落
ちです。まだまだ、修行が足りないようですね。

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


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