~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

     林さんちのあぐらぐち物語 2006年 睦月3号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/    睦月3号   _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

雪が、どんどん無くなって、田んぼの土が見え始めました。このまま、すん
なりと行くとは、思えませんが、少しづつ雪が降ると、非常に助かります。

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
お得なコシヒカリ     ■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
ひとめぼれ        ■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□
             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・食育・最強の相手

 今日、地元の保育園で、5歳児を相手に、食育の話をした。今までも、子供
達には話をして来たが、それは稲作体験をしながらのことなので、今回は、か
なりのハードルの高さです。食育基本法が、去年制定され、食育について関係
機関で事業を行うようにとなったのですが、実際は、手探りの状態です。そこ
で、今回、野々市町で行うにあたり、担当者が、地元農協に問い合わせたら、
一もニもなく、私を指名したそうです。大変、光栄なことでしたが、相手が5
歳児と聞き、かなり難色を示したのも事実でした。

 そこで、今回の最強の相手に対し、年末に話を聞いてから、ずっと頭をひね
って来たのですが、「テーマを絞る」「対話式、体験型」で行くべきと結論づ
けました。そして「真土不二」「肉ばかりじゃダメ」「命をいただいている」
この3点に絞って、臨みました。

 「真土不二」では、土の中系の野菜(サツマイモ、大根、ごぼう等々)と、
空中系の野菜(トマト、キュウリ、ピーマン等々)を用意。そして、一つ一つ、
子供達にどこになっているか聞いて行き、床に土の中系の野菜を並べ、机の上
に、空中系の野菜を並べました。そして、土の中系の野菜は、体をポカポカ暖
める野菜です。空中系の野菜は、体を冷やして、涼しくなる野菜です。と、話
して、土の中系の野菜は、秋や冬とれます。空中系は夏とれます。だから、冬
に夏の野菜ばかり食べていると、体が冷えて風邪ひいちゃうよね。と説明しま
した。

 「肉ばかりじゃダメ」では、牛肉1キロとエサ10キロを用意。みんなで、
持ってみて、その重さを体験。そして、肉1キロを作るのに、こんなに沢山の
エサがいるんだよと、説明して、じゃあ、大好きなお肉ばかり食べていると、
日本中の田んぼでエサを作らなきゃならないよね?どうしたらいい?って聞く
と、驚いたことに中の一人が、「買ってくればいい」と言いました。まさに、
今の輸入大国日本人の考えそのものが、5歳児の口から出たので、ビックリし
ました。そこで、林さんからお願い、みんなの歯を、お互い見てください。尖
った犬の歯、前歯、奥歯ってあるけど、尖った犬の歯の分だけ肉を食べてくだ
さい。前歯の分、野菜を食べてください。奥の歯の分、ご飯を食べて下さい。
と話しました。

 最後の「命をいただいている」の話では、ホンモノの野菜と、そっくりなオ
モチャの野菜を用意。それぞれを出しながら、食べられるモノ、食べられない
モノで分けて行きました。余りにも、ソックリだったので間違えた子もいまし
たが、なんとか、ホンモノとニセモノに分けました。じゃあ、なぜ、このオモ
チャの野菜は食べられないのかな?そっくりだし、食べてもいいんじゃないか
な?と聞くと、さすがに、食べられない理由を、色々と話して来ました。プラ
スチックは、食べられないとか、噛めないとか、、。でも、どれもこれも不正
解。なぜこっちの野菜が食べられるか、一つだけ大きな違いがあります。それ
は「命」があるかどうかなんだよ。命のないものを3日も食べれば、みんな死
んじゃうよ!だからみんな、ご飯を食べる時、なんて言う?と聞くと、「いた
だきま〜す!」と元気な返事。そう!命をいただいているから、「いただきま
す」なんだよ。これからは、命をいただいているという感謝の気持ちで、食事
をしてね。と、締めくくりました。

 最後のオチは、一体、このオヤジは、オモチャの野菜で何を言いたいんだ?
と怪訝な顔をして、見ていた大人の方々からも、「おおお!」と、どよめきが
ありました。最近にしては、見事に決まった、食育のお話でした。また、この
ネタは、しばらく使えそうです、、(⌒‐⌒)

3、カキモチ販売再開

 確か、去年もそうでしたが、Aコープさんに出した、お歳暮のカキモチが、
またまた返品。去年の半分の数でしたが、それでも、返品の山には変わりが、
ありません、、(T_T) 泣いていても、仕方ないので、平成16年産カキモ
チの販売を再開します。3月中旬の出来るカキモチは、さすがに乾燥が緩いの
で、焼くと「しんなり感」がありますが、今の時期のカキモチは、完璧に乾い
ていますので、「パリッ!」と焼けます。好みがあると思うので、なんだまだ
カキモチが、あるんじゃないか!と待ち切れない方は、ぜひご注文ください。
明日より再開します→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

 このお歳暮と言う、習わしに関しては、我が妻は非常に否定的です。お歳暮
と称して食べもしないモノが、あまりにも作られている。飽食であると言うこ
とです。だから、林さんちにある商品も、唯一お歳暮に対応しているのが、「
林さんちセット」くらいです。聞くところによると、会社で偉い人は、お歳暮
用の部屋があって、食べ切れないので業者さんに売ると言う話があるそうです。
林さんちでは、とても信じられないのですが、それでは「モッタイナイオバケ」
が出ちゃいます。

 ただし、妻と議論しながらも、林さんちから送ったお歳暮用の商品は、きっと
美味しく全て、食べられていると信じて送り続けています。ちなみに、林家に
いただくお歳暮は、有り難く完食しております、、\(^o^)/ もともと、家の
畑のモノ以外は、もらいモノ系で、補っている林家では、たまに送られてくる、
豪華な食材は、ダイヤモンドのように輝いて見えます。そんな風に、みんなが、
食べていただいていることを願っています、、m(_ _)m

先週→今週      平成17年度新米販売日
超普通じゃないコシヒカ 111袋/200袋 55%    9月25日
普通じゃないコシヒカリ 381袋/575袋 66%  9月17日
お得なコシヒカリ       439袋/736袋 59%   9月10日
ハナエチゼン       93袋/181袋 51%    8月24日
ひとめぼれ        82袋/146袋 56%   9月7日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884
発行 (有)林農産 林浩陽 2001 Copyright(C)
    〒921-8833 石川県石川郡野々市町藤平132
    TEL 076-246-1241 FAX 076-246-3113 
http://www.hayashisanchi.co.jp
 koyo@karatsu.ne.jp
 ご意見・アドレス変更・配信中止はこちらまで
884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884