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     林さんちのあぐらぐち物語 2008年 文月1号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2008年 文月1号  _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 ちょっと梅雨らしくなったと思ったら、またカラ梅雨に後戻りです。このま
ま夏に突入かもしれませんね。7月3日に、ようやく鎖骨のチタンプレートの
除去手術をします。肥料散布をしながらリハビリ頑張ります、、o(^o^)o

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ     ■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ       ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□

             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・暑い夏に向け肥料散布開始

 毎年恒例の田んぼ周りを行います。農林総合事務所というところに、営農普
及員さんという方がいて、農産物栽培の指導をしてくれるんです。この通称「
普及所」からの通知を見て農家は、稲を栽培していることは、あまり知られて
いない事実だと思います。でも多くの農業法人は、プロなので独自の方法で、
栽培しているので、おそらく普及員さんには、お世話になっていないのでは、
ないでしょうか。そんな中、林さんちは普及員さんに栽培の相談をしている珍
しい農業法人です。

 なぜなら林さんちには、農業関係の学校を卒業した人がいません。うちの母
親は、農業高校出身ですが、稲作の難しい理論となると、チンプンカンプン。
そこで栽培のプロの普及員さんに、この大事な時期に、一緒に田んぼを回って
指導を受けているんです。なぜ大事かというと、この時期は、肥料を散布する
タイミングが、非常に微妙かつ重要なのです。ハナエチゼン、ひとめぼれ、普
通のコシヒカリは、一発肥料と言って春先にすでに、収穫までの肥料が入って
いるので、問題ないのですが、普通じゃないコシヒカリ、超普通じゃないない
コシヒカリ、そしてカグラモチは、夏前に肥料(穂肥え)を散布する必要があ
ります。

 普及員さんと、カッターナイフを持参して、田んぼの中の平均的な地点の稲
を調べます。それは入水口から離れていて、畦からも離れた地点の株の中の、
さらにその中の一番長い葉の茎を抜きます。その株元を、注意深くカッターで
縦に削って行きます。すると茎の中に、ロウソクの炎のような超小型の穂が見
えてきます。その長さを測るのです。この穂を幼穂(ようすい)と呼び、この
長さが何ミリあるかで、肥料散布の時期を決めます。普通1センチ程度で、穂
肥えを散布するのですが、最近の有機肥料は、効き目が遅いので、それでは、
遅すぎます。最初の頃は、その頃合が分からず収量を著しく落としたこともあ
ります。逆に2センチ程で散布しないと、伸び過ぎて倒伏する肥料もありまし
た。今は、3〜5ミリもあれば、肥料散布開始です。

 しかし、この有機肥料というのは、効き目も薄いが、肥料濃度も薄い。そこ
で、量を化学肥料の2〜3倍散布しなくてはならない。しかし、そんな大量の
肥料を一度に撒けないので、最近は、規定量を3分割で撒いています。それで
も、肥料散布機のタンクを、改造して大型にしているくらいです。おかげで、
毎年の健診で背が縮んでいるんです、、( ̄○ ̄;)

 田んぼ周りをした結果は、平年並みの生育でした。昨年の春は寒くて、しか
も梅雨がなかなか明けなかったので、穂肥え散布は、7月12日開始でした。
今年は、4日早い7月8日開始予定です。最近の傾向は、やはり梅雨が長くて
も、夏はしっかり暑いので、早めの穂肥え散布が、無難です。肥料分が足りな
いと夏バテしてしまうのです。そして3回の肥料散布のうちラスト3回目には、
肩の状態も間に合うかも〜〜、、o(^o^)o

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         http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

3、すでに始まっている来年の戦い

 6月29日日曜日に、第4回白山野々市消防訓練大会が、開催されました。
我が野々市町第2分団は、昨年総合優勝、ポンプ車操法2連覇の輝かしい成績
を残して来ている。今回も、総合連覇、ポンプ車部門で県大会出場資格の2位
以内を目指して意気揚々と参加しました。今年のポンプ車のチームは、昨年ま
での県大会チームを解散、1名を残して新しいチームを結成。メンバーは、す
でに昨年の12月に決めて週1回の練習を開始しました。

 そして5月25日から野々市町消防団全分団の練習が、5週間の長きに渡っ
て毎晩行われました。この間、まさしく消防漬けの毎日で、午後6時半ぐらい
に格納庫に集合、午後7時から9時までグラウンドで練習。帰ってから器具の
清掃後片付けのあと、全員で晩飯を食べるという日々を送りました。食事も、
分団員自らが作って、当然皿洗いまでして帰ります。まさしく同じ釜の飯を食
べる日々です。雨の日も、風の日も、調子の良かった日も、悪かった日も、み
んなでその日のビデオを観ながら、喜んだり反省したりの毎晩は、とても充実
していました。

 そうやって迎えた大会当日は、無常にも土砂降り、、(ToT) 選手には、辛
すぎる現実が現れることになります。当初から、くじ引きで決まっているA組
奇数のコースは、全6コースの端っこで、水はけの悪さが有名なコースでした。
全25チーム中、21組目の操法でしたが、それまでのチームも、水溜りに入
ったホースが、泥を噛んでしまい結合できない事態が、多く起きていました。
昨年2位のチームも、我が分団と同じA組奇数でしたが、結合出来ず焦ってさ
らに落としてしまいました。勝ち負けより、どの選手もどんな苦労をして、今
日を迎えたかが痛いほど分かるだけに、見たくない光景でした。

 我が分団は、そんな状況の中、まずまずの操法を行いましたが、田んぼのよ
うなコース上では、タイムが伸びませんでした。結局、成績は4位。12月か
ら数えて半年の練習の成果が出たとは言えず、選手はとても悔しい思いをした
と思うけど、4位でも十分評価できる成績です。初めて結成したチームで、早
々上位に入れないのも事実だと思います。みんな、かなり凹んでいましたが、
私は、少し休んでまた今のメンバーで再挑戦して欲しいと願っています。私の
時も、そうやって悔しい思いをしては、メンバーを説得して同じチーム体制を
維持して来たので勝てたと思います。

 そんな中、ここ数年、強い強いと言われながら、操法中の大きなミスで上位
に入れなかった小型ポンプ部門で、準優勝することが出来ました。小型ポンプ
は、まさしく人力で運べる小さなポンプです。でも力は、ポンプ車に匹敵する
くらいのパワーを有しています。小型ポンプの選手4名のうち2名が新入分団
員という若いチームでした。新人の大事な仕事、毎晩の皿洗いも最後まで居残
ってしながらの練習で、勝ち取った準優勝は素晴らしい成績です。特に、総合
部門でも、ミスをしてしまい8位に沈んだ我が分団に、唯一の光を当ててくれ
ました。

 これで7月の県大会練習の予定が、すべて白紙になってしまいました。おか
げで心置きなく鎖骨のチタンプレート除去手術で、入院も出来ます。少し休ん
でまた来年の挑戦を考えたいと思います。選手も、疲れた体を癒し、少なかっ
た家族との時間も取り戻して、英気を養って欲しいと思います。でも私は、7
月26日に行われる石川県ポンプ車操法大会に、ビデオカメラ持参で、行く予
定です。すでに来年に、向けての戦いは始まっています、、o(^o^)o

林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

     平成19年度 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 72袋/290袋 25%   10月 2日
普通じゃないコシヒカリ 120袋/571袋 21%    9月15日  
普通のコシヒカリ    151袋/751袋 20%    9月15日    
ハナエチゼン      31袋/279袋 11%   8月24日
ひとめぼれ        42袋/245袋 17%   9月 8日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

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