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     林さんちのあぐらぐち物語 2009年 長月5号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2009年 長月5号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

秋雨前線が登場。間隙を縫いながらカグラモチの稲刈りをしています。稲刈
りは、続いていますが、すでに社長は、決算、年末餅つきの段取り、そして最
近、壊れまくっている林さんちの周辺機器の対応に追われ始めました。そして
一番の悩みだった真空袋の空気漏れの対応を急ピッチで行っています。詳しく
はメルマガにてよろしくお願いします。稲刈りだけに集中できる9月は、本当
にパラダイスでした。

***** 超普通じゃないコシヒカリ新米発売開始しました!*****

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2.今週の林さんち・・・・空気漏れ解消に向け

 最近、お笑い系の林さんちが、ノイローゼになりそうなくらい悩んでいるこ
とがありました。それは、白米の真空袋の空気漏れ。お客様の中でも、多くの
方が、最近経験されご迷惑をおかけしていることだと思います。ようやく最近
になって解決できそうな予感がして来ました。林さんちの空気漏れが生じ始め
たのは、昨年の秋くらいからです。それまでも、たまに抜けることはありまし
たが、その頻度が少しづつ高くなってきたのです。

 空気が抜ける大きな原因
1、しっかりと熱線で溶かしてシールされていない。
2、運搬時に、袋を痛め、ピンホールが開く。

 1の原因が想定される現象
まず熱線のニクロム線の断線、熱を加える時間の不足、溶かす部分に米や異物
を挟んでしまう。

 2の原因が想定される現象
運搬車の床面が汚れていた、米袋同士を引き摺った、米袋を荒く扱った。

 これらを全て検証して行きました。ところが、林さんちの精米をお願いして
いるのは、野々市農協さんの精米所です。ここには、高性能な数千万円もする
精米機があります。しかし精米業務を行うのは、職員ではなく昨今のコストダ
ウンのためにバイトの方が週3回来て行っています。まずは、その技術力が確
かになる前提が必要なのですが、最近になってバイトの方が変りました。その
前提が崩れてしまい、さらに検証が困難になってしまい、解決に時間がかかっ
てしまいました。

 そして全ての原因を検証し、部品の交換、真空方法の改善、真空袋専用の台
車の購入の結果、判明した原因は、昨年秋以降、真空袋の経年劣化により、気
温が下がると角から割れて空気が漏れると分かったのです。この透明な真空袋
は、かなり特殊な袋で、ロットが数千枚単位での購入になります。購入してか
ら何年も経つうちに、硬く劣化していたと考えられます。

 そこで、その解決方法として、新しい袋を購入してもらいました。しかし以
前の袋では、やはりロット数が大きくて同じことになりそう。そこで小ロット
で購入できる袋を探したところ、現在使用している、以前より薄い袋になりま
した。最初は、薄い分柔軟性があり、空気が漏れないと思っていたのですが、
さらに空気漏れは悪化しました。でもその原因は、当初、真空のかけ過ぎと考
えられました。真空をかけ過ぎると、袋の皮膜が引っ張られて裂けるのです。
そこで真空圧を少し下げて対応したところ最悪からは脱しました。

 しかし新しいバイトさんの習熟度の向上にも関わらず、やはり真空漏れは、
解決されませんでした。こうなると技術面ではなく、他に原因があると考えら
れました。最終的に達した結論は、袋が薄くて強度不足。米粒同士でこすれる
とすぐに穴が開くのです。そこで近隣の農家さんが、やはり真空精米をしても
らっている精米所にお願いしようかとも考えました。しかしやはり林さんちか
らは遠いので利便性を考えると二の足を踏みます。そしてやはり野々市農協の
組合員として精米所を支えていいかないと閉鎖されては困るのです。

 もうノイローゼも頂点になって、知り合いの農家さんに相談したら、空気漏
れしない厚めの袋を分けてくれるというのです。しかも聞くと小ロットでも販
売してくれる業者さんを教えてくれました。なんでも自分で解決しようとせず
に素直に相談すれば良かったと思いました。さっそく2種類の袋を分けていた
だきました。一つは、今まで同様の透明袋、もう一つは、メッシュの入った袋。
林さんちは、透明な袋で、全てを見せるのが売りでしたが、どうもメッシュの
入った袋の方が丈夫そうです。

 でも本当に空気漏れしないのかを、もう一つの透明袋との比較をしたいので
しばらくの間、二種類の袋が混在します。ご理解ください。この空気漏れのト
ラブルから解放されれば、精神的にずいぶん助かります。何事もそうですが、
もつれたトラブルに見えても、解決の糸口は、身近にあるものですね。

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3、シンプルが一番(長文ですが、家を建てる方はぜひ!)

 林さんちの自宅は、今から50年ほど前に建てられた家です。建てて10年
ほどで近くの農業短大や金沢工大の学生の下宿として改築されました。部屋数
は、4部屋、食堂やトイレもあります。その後、まかないをしていた祖母が高
齢になり下宿を止めた後は、私と弟の部屋として贅沢に使っていました。そし
て20年前に、私の結婚に合わせて自宅の台所とお風呂を取り壊し、今の台所
とお風呂、そして二階の私達夫婦の部屋を増築しました。

 ところが、ここに来て一気に、いろんなモノが壊れて来たのです。まずは、
ある日突然、漏電ブレーカーが落ちることから始まります。林家には、電気系
統が、3つもあります。まずは、納屋と旧家屋、下宿部分、そして増築部分で
す。それぞれにブレーカーがいくつも付いていて、一体どこで漏電しているか
を突き止めるには、ずべてのブレーカーを切って一つづつ入れていく作業が必
要です。

 最初に壊れたのが、私達夫婦が使う、二階の洗面台。そこには、ミニ電気温
水器がありお湯が出ていました。ブレーカーを入れて漏電したのが、二階の洗
面台付近と判明し、いろんなコンセントを抜いて行くのですが、どうしてもブ
レーカーが落ちる。そしてふと気づいたのが、洗面台の扉の中の電気温水器。
まさかと思い、スイッチを切るとブレーカーが落ちません。なんとミニ温水器
の中で水漏れして漏電していたのです。

 次は、20年前には、凄く珍しかった2階のウォシュレット。ウォシュレッ
トの機能は、とっくに壊れていますが、1階のトイレにもあるので妻は、頑と
して修理を拒んでいました。ところが、またまた漏電ブレーカーが落ちるので
調べていくとやはり2階の洗面台付近。え〜またかと思い、付近を調べるとな
んとウォシュレットトイレの水の配管に亀裂が入り、細く水が吹いていてそれ
が便座ウォーマーのコンセントにかかり漏電していました。

 あらあらと思い、ビニルテープで仮に補修して下にバケツを置いていました
が、段々酷くなってきて、こりゃ水道屋さんに修理頼まないとマズイなと思い
つつも、再度ビニルテープで補修しようとした瞬間「ポキッ!」と折れてしま
いました。ジャーと水が吹き出てエライことになりました。慌てて下に降りて
元栓を締めるまでの時間が、永く感じたこと。どうしようもないので、折れた
パイプに丸い木の棒を突っ込んで止水しました。

 そして1階の洗面台のカランの水が止まらなくなってしまいました。20年
前にハイカラなシャンプードレッサー洗面台だったのですが、と〜の昔にお湯
の混合栓は使い物にならず水だけの洗面台になっていました。同様にお風呂の
ハイカラな温度調整付き、湯量調整付きのカランも、使いモノにならなくなっ
っていたので、シンプルなただのカランに付け替えています。しかしこの洗面
台のカランは、修理業者が来ても、専用設計でもう部品が無くて修理できない
というのです。どうしても買い替えを勧めるのですが、嫁さんが憤慨してその
ままになっていました。

 そして次は、ついに1階のウォシュレットのスイッチが壊れてただの便座に
なってしまいました。妻には、無くてもいいでしょ!と言われたがウォシュレ
ットに慣れた体では、これには耐えられません。そして時を同じくしてついに
またまた漏電ブレーカーが先日作動しました。今度も、調査した結果、1階の
洗面台付近と判明。でも今回の犯人は、すぐに想像できました。最近灯油ボイ
ラーの配管から水漏れがしていたので。その水が、内部配線にかかって漏電し
たのでした。

 ここへ来てついに、我慢の限界。林さんちでお世話になっている工務店さん
をお呼びして修理をお願いしました。2階のウォシュレットは、却下されまし
たが、1階のウォシュレットは新品に、ボイラーも新品に、そして問題は、1
階のシャンプードレッサー洗面台、嫁さんが、絶対に買い替えには、反対。だ
ってカラン以外は、まったく問題ないのです。そこでなんとか、水のカランだ
けで良いから普通のカランに交換してくださいとお願いしました。ここでも、
業者さんは、買い替えを勧めるのですが、見た目はどうでも良いからなんとか
してと工務店の担当者にお願いしたらなんとかしますとの返事。

 最近の家は、オール電化とか言って、全てが自動化されて便利なようですが、
きっと20年もすると、林家みたいになりますよ。システムが複雑であればあ
るほど、専用設計であればあるほど、壊れた時には修理は困難、そんぐり交換
となるのです。なるべくシンプルな家財道具で、使われている部品も汎用性に
富むことが、永く住める家の条件だと痛感しました。これから家を建てたり増
改築される方は、林さんちのような失敗は、繰り返さないように、お気をつけ
ください、、\(_ _) 最近、自宅だけでなく、会社のバーコードラベルの機
械、クレジットカードの読取り機まで壊れました。いつまで続くのやらこの修
理の嵐、、( ̄○ ̄;)

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            平成21年度       新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 349袋/360袋 97%    9月25日
普通じゃないコシヒカリ 435袋/490袋 89%    9月15日  
普通のコシヒカリ    594袋/647袋 92%    9月15日    
ハナエチゼン      194袋/243袋 80%   8月28日
ひとめぼれ        215袋/231袋 93%   9月 8日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

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