林さんちの楽しい社長日記「あぐらぐち物語」
2011年10月27日
お笑い系百姓の生活・農業

3から4そして5へ・米粉の深イイ話

 午前中、富陽小学校の餅つきの打ち合わせを、学年委員長さんとする。しかし今年、3クラス114名から4クラス129名になり、今までとは、用意する道具の数や搗く餅米の量も違うので、あ~でもないこ~でもないと少々手間取る。再来年は、5クラスになるというのだから、どないしよ~~!という感じである。問題は、蒸す時間、今まで2キロ1臼で3クラスで6回搗いて18臼分だと、ボイラーに積める9段でとりあえず3回分は、楽勝。ところが、5回目辺りから蒸しが怪しくなって来る。でも3の倍数が今度は、4の倍数となると、話は、さらに難しい。9段で蒸すと2回と1臼しか一度に蒸すことが出来ない。すると4回目辺りですでに蒸しが怪しくなるので、餅つきのタイミングを遅らせて、蒸す時間をコントロールしないと難しいかもしれない。だったら9段ではなく12段にすれば問題は、軽減できるのだが、画像のように現状9段でも相当高くて私は、手が届かない。では、回数を減らし中の餅米を2キロから3キロにすれば、セイロの数が減るのだが、果たして小さめの杵で搗けるかどうか?現在2キロで1クラス5回搗いて20臼=40キロ、昨年比4キロ増で、行けないか画策中です。


 少し延びた打ち合わせの後、急いで北陸製粉に給食用に米粉を取りに行く。私が行くと、いつも社長と必ず米粉のことや農政のことで、長い話になる。ディープな粉の世界の話は、聞けば聞くほど目まいがしてくるが面白い。結局、話足りずに今度、食事に行く約束までしました。そして餅つき用のとり粉のサンプルまで頂いて帰ってきました。米粉は、新規需要米でたくさん作られるようになったが、利用方法が、まだまだ安易な米粉パン、米粉麺と言ったものしかない。林さんちでは、それ以上のモノが出来ないか、いろいろと相談しています。でもとりあえずは、安易なモノを作ってからかなぁ~。

昨年の富陽小餅つき、9段積みで、すでに私の背丈を超えています、、(* ̄▽ ̄*)
富陽小餅つき