林さんちの楽しい社長日記「あぐらぐち物語」
2011年04月06日

温湯消毒・上手に出来ました

 午前中、4回目の種まき用の種籾の温湯消毒を行いに、JAののいちの育苗室に行く。ここに野々市町稲作受託組合で購入した温湯消毒器がある。以前は、超コシの無農薬栽培分だけ温湯消毒していたが、種まきの際、種籾を管理するのが大変で、それなら4回目は、全部、やろうということになったのだ。必要量280キロを温湯消毒するには、午前中を少しオーバーする時間がかかった。それでも以前、ボイラーを使っての手作り温湯消毒に比べればずいぶん楽になったし、実績も積んで自信をもって行っている。林さんちは、エコホープと呼ばれる天然由来の薬剤で種子消毒を行っているが、病気等は、ある程度防げるが、発芽阻害物質は、防げない。しかし温湯消毒は、それを無力化できる優れものなのだ。その代わり芽が出すぎるので要注意、しかし残念ながら餅米には使用できない。それでも作業時間さえなんとか捻出できれば、一石二鳥の方法です。

60℃のお湯に速やかに浸して種籾全体にお湯を回す
温湯消毒
昨年、このフタをし忘れて温度低下に悩みました、、今年はバッチリ!
温湯消毒
ピッタリ60℃、、本当は10分間だが前後の作業時間を抜いて8分にセット
温湯消毒
ここが肝心!お湯から揚げたら、シャブシャブして全体を速やかに冷やす、、余熱がヤバイ
温湯消毒
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2011年