林さんちの楽しい社長日記「あぐらぐち物語」
2015年11月15日
お笑い系百姓の生活・農業
美味しいお餅を目指し

雨の日はマラソンも大変だけど祝い餅の配達も大変です・祝い餅は段取りが勝負です

 金沢マラソンなのにあいにくの雨です。


 せっかくの石川県の待ちに待ったイベント「金沢マラソン」の日なのに朝から激しい雨。おかげで林さんちの祝い餅もレインカバーで包まないといけないので倍の作業時間がかかります。でも今日は、まだ数量も少なめなのですぐに終わりましたが来週の連休は、凄い注文数なので晴れて欲しいと願っています。祝い餅の発送と来店準備が終わったら女性スタッフは、来週から始まるお正月餅の餅つき用の粉を作っています。

雨の中レインカバーで包まれて配達に向かいます
祝い餅

 林さんちの餅の取り粉は、北海道のじゃがいもから採った「ようていでんぷん」をフライパンで炒ってからフルイで細かくして使用しています。殺菌効果とそして香ばしい香りがお餅の味を引き立てるのです。今では、カビのリスクを下げるために取り粉を使わない餅加工が増えていますが林さんちは「手造りかぐらもち」の名に恥じないように手間隙をかけて製造しています。祝い餅の注文は、皆さん一生に一度のことなのでお一人お一人の思いがあるのでどうしても複雑になります。それを一品も間違えないように詰めるためには、段取りが勝負です。箱、敷き紙、熨斗紙、丸干しイワシと全ての資材を全部キッチリ数量分用意します。こうすることによって数量間違いがどこで起きてもどこかで分かります。昔は、その場で資材の箱から取り出して順番に箱詰めしましたが最後に、お餅や熨斗紙が余ってしまった時にどこで間違えたかが分かりません。そうなると全ての箱を開けてチェックするはめになります。ばあバイクと組み上げて行って最後にボルトが一本余っていたような事態を防ぐ方法です。今日も、無事詰め終わって良かった(o^-^o)

前日の夜に餅つきをしておきますがその時の気温でお餅も変わります
祝い餅

段取り8割、、これも前日にキッチリ数を数えて箱を並べておきます
祝い餅