林さんちの楽しい社長日記「あぐらぐち物語」
2015年12月20日
お笑い系百姓の生活・農業
美味しいお餅を目指し

板垣くんから思い出と一緒に塩引き鮭が届きました・2015年のラストサンデーです

 季節の便りが塩引き鮭で届きました。


 昨日、新潟県村上市で農業を営む板垣くんから塩引き鮭が届きました。彼は、林さんちの農業者大学校の研修生で平成11年7月5日から12月31日までの半年間林さんちで住み込みで研修して行きました。まあ最初からぶっ飛んでいていきなり下見に東京からバイクで徹夜で走って来て近所で寝ていていました。これをみた林さんちのみんなもビックリ。そして今度は、車で来ていきなりライスセンターにぶつけて壁を凹ましてしまい「お印」を残して行った奴です。林さんちに来る研修生は、みんな個性的でしたが板垣くんは、その中でも群を抜いていました。スタッフが入っていた地元の青年団にもすぐに馴染んで何度も朝帰りをしていたようです。そんな熱い男でしたが卒業後もそのまま地域農業を熱い思いで引っ張っています。その彼が以前から作っていた塩引き鮭を一番最初に送って来た時は、新巻鮭との違いも分からず「デッカイ鮭」程度の認識でした。でもその後に私もその価値を知るに至って本当に素晴らしい伝統食だと今では認識しています。今では、この時期に鮭が届くと板垣くんとの研修の日々を思い出します(o^-^o)

塩引き鮭、、新潟の板垣くんから頂きました(o^-^o)
塩引き鮭

 今日も、祝い餅の配達来店があるので休日出勤をしています。もう祝い餅も終盤なのでそんなに数量がないのですが加工場の仕事が少し残っています。それは、豆とぼ餅の型出しです。「とぼ餅」の製造工程は、餅つき型入れ→型出し→切って袋詰めと3日間かかります。だから土曜日に餅つき型入れをしたら日曜日に型出しをしないと硬くて出せなくなります。逆に金曜日に餅つき型入れをすると日曜日に切って袋詰めの作業になってしまいます。でも袋詰めの作業は、人数も時間も必要なので日曜日には出来ません。だから金曜日には、絶対に「とぼ餅」の製造をしません。そして「のし餅」は、餅つき型入れ型出し→切って袋詰めと2日間の工程なので今度は日曜日に袋詰めになってしまう土曜日に「のし餅」は絶対に製造しません。同じお餅と言っても工程がいろいろあって曜日にかなり左右されるので製造計画が難しくなります。そんな中でもギリギリ休日出勤でお願いしているのが「とぼ餅」の型出しです。でも昨年のこの時期の日曜日は、出勤日にしていました。今年は、お正月餅の製造期間を延ばしたので今日の日曜日をお休みにしました。しかしもう23日の天皇誕生日も27日の日曜日も休み無しで突っ走りますので2015年のラストサンデーとなりますo(^o^)o

「とぼ餅」の型出し、、ちょうど良い硬さで引っ張り出します
とぼ餅

風邪も良くなってチョミゾウとまったりでした
チョミゾウ