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     林さんちのあぐらぐち物語 2004年 長月1号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/   長月1号  _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

台風16号が、過ぎて行きました。石川県は、幸い被害も少なく助かりま
した。これで、ひとめぼれの稲刈りが再開出来ます。

2.今週の林さんち・・・・社長、砂利を刈る

 いやいや、せわしない1週間でした。ハナエチゼンのWeb販売開始、と
同時に、市街地へ稲刈りに突入でした。しかも、トラブルも結構あって、大
変でした。先週号で、都市部の稲刈りはリスクがあると、書きましたが、ま
さしくそのとおりの展開でした。
 まず始まりは、、他人の田んぼを間違えて、刈ってしまったことでした。
普通、市街地の田んぼは、ややこしいので、地図にそれぞれの地主さんごと
にマークをして、それを見ながら作業をします。しかし、十年以上も、通っ
ている田んぼは、もう覚えているので、地図無しで行きます。ところが、い
つの間にか、隣に家が建って、自分のイメージとは違う場合が生じます。今
回のミスは、まさしくそのパターンでした。しかも、稲刈り機械を入れる為
に、あらかじめターンする部分の稲を刈っておくのですが、そのパターンも
酷似していました。たまたま、その日の午後に、稲刈りをする段取りをして
あったのですね。ですから、私を含めスタッフ4名がいたのにも、関わらず
完全に間違えて刈り切って、今度は隣の本当の田んぼを刈り始めたのでした。
そこへ、間違えた田んぼの地主さんが、カンカンに怒って、飛んできました。
そこで、初めて気づいたのですが、「済みませ〜ん!間違えました、、、」
と、謝るも「間違ったでは、済まんぞ!(-_-#)」と、怒りは収まりません。
とにかく、稲刈りを中止したのですが、幸いにも、その田んぼの籾は、トラ
ックダンプに、積んだままで、林さんちの乾燥機には入れてなかったのです。
そこで、籾を、その地主さんの乾燥機に、入れることに。しかし、案の定、
林さんちのように、ダンプでザ〜と入れるような仕組みではなく、一般農家
でよくある、小さな張込み口に、稲刈り機械で詰めた布袋から、1個づつ入
れる仕組みでした。
 仕方がないので、スタッフと二人で、小さな箕(ザルのような籾をすくう
道具)で、おそらく400キロほどある籾をダンプから、すくって入れまし
た。折りしも台風の接近で、気温35℃以上で、汗をタラタラ流しながらの
作業でした。それでも、30分ほどで、なんとか全量無事に張込むことが出
来ました。最初、怒っていた地主さんも、我々の真摯な姿を見て、許してく
れたのか、最後は笑顔でした、、、\(^o^)/ でも、おかげで、筋肉痛に、
なったのは言うまでもありません。
 そして今度は、考えもしないモノを、稲刈りしてしまいました。それは、
ポリ袋に入った砂利。その田んぼで、水を止めるために使っていた道具らし
いのですが、さすがに砂利を詰めた袋を使うお客様を見たのは、初めてでし
た。でも、そんなことも梅雨知らず、好調に稲刈りをして、最後の最後の稲
を刈った瞬間、スタッフの一人が、次はどこ?と質問して来たので、一瞬、
眼を離して指示をした時に、トラブルが起きました。それはもう凄い音がし
て、ガラガラガッシャ〜ン!、咄嗟にエンジンを緊急停止しました。しかし
高速で動く機械ですので、すぐには止まらず、奥深く飲み込んでしまいまし
た。
 結局、1時間以上かかって、ダンプに入れる籾から石を除去、機械から石
を除去、曲がった部品を直すのに、かかってしまいました。しかし、このよ
うなトラブルは、あとで必ずまた、なんらかのトラブルを起すので、怖いの
です。まず、除去出来なかった石が、乾燥機、籾摺り機に詰まって壊す、そ
の石がお客様の口に入って歯を折ったりしたら最悪です。今回は、幸いにも
石の除去が完璧だったようで、今のところ二の矢は受けていません。それに
しても、ほんの一瞬、眼を離したのは、朝、スタッフに、仕事の段取りが伝
わっていなかったことが原因でした。事件の種は、しっかりずいぶんと前に
蒔かれていること、認識したトラブルでした。

3.自分のカメラの性能に驚く!

 林さんちが、Web通販を学び育ててくれているバーチャルショップ「お
店ばたけ」http://www.omisebatake-isico.com/ で、デジカメ講座を、学ん
で来ました。講師は、仲間である「ニュートン」http://www.newton1997.com/
さん。以前から、プロのカメラマンの指導をと願っていましたが、今回よう
やくその夢がかない、稲刈り中にも関わらず、無理をして出かけました。
 そして講座で教えてもらったことは、目から鱗のことばかり。デジカメの
基本的なことから始まり、各種の被写体に合わせた撮影方法等々。一般的な
我々の商品撮影には、オートではなく、絞り優先モードで絞りを開き、ホワイ
トバランスを蛍光灯モードにして、そしてミニスタジオと呼ばれる、白い箱
や幕で囲んで、光の方向を工夫するだけで、かなりの画像が撮れることが、分
かりました。http://www.hayashisanchi.co.jp/diary-k/koyo.cgi8月28日参照
 でも、普段使っている愛機「OLYMPAS C−750 UltraZoomが、こんなに機能が
あって高性能だったとは、驚きでした。説明書と首っきりで、操作をしました。
やはり去年、簡単な小型デジカメにしなくて良かったと、胸をなで下ろたと同
時に、その性能の10分の1も発揮していなかったことに反省でした。
 最後は、画像ソフトを使用してフィニッシュを、仕上げるのだが、そこでも、
かなりの出来の画像が、さらに良くなっていく様子を、段階的に見せてもらい
ビックリの状態でした。
 ニュートンさん曰く、これでも思っていたことの半分しか話せなかったと、
おっしゃっていたが、確かに写真撮影は、奥が深い。農家に多い、屋外での
撮影についても、聞いたがレフ板と呼ばれる、反射材。それは、白い大きな
厚紙でも発泡スチロールでもいいが、用意するといいよ言われた。つまり、手
間暇を惜しまない姿勢が大切と、諭されてしまった。しかし、そうなると稲刈
り機械のような大きなモノを撮るには、かなり大きなレフ板が必要になる。
 と言うことで、まずミニスタジオと、画像ソフトの購入から始め、レフ板や
バックのシートの準備に入った。これで、これからの画像のレベルが上がるぞ。
皆様お楽しみに。しかし、最後は、センスよと、陰の声もあり、どうなること
やら、、、、\(^o^)/

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


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