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林さんちのあぐらぐち物語 2004年 神無月1号
http://www.hayashisanchi.co.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 神無月1号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
う〜ん、お天気が不安定、、、(-_-#) おまけに風邪まで引いてしまいま
した、、、(T_T) 本当なら、とっくに稲刈りが終了していたはずなのに。
でも、あともう少しです。がんばるぞ〜!
2.今週の林さんち・・・・蜘蛛が多いのは、なぁ〜ぜ?
先週から、今週にかけて、2幼稚園1小学校の稲刈りがあります。永年の
経験で、最近は、上手く刈取りが進みますが、昔は大変でした。まず、1時
間当りの、作業量は、田植え<稲刈り<束に結ぶ<乾燥<脱穀と順番に多く
なっているのです。
最初は、それを知らず、田んぼ一枚を、稲刈りさせた所、いつまで経って
も、終らず、しかも、刈った稲は、放ったからし。稲刈りに関しては刈るの
は刈るのですが、ワラで結んで束にする時間が、かかるのですのです。
そこで、今は、あらかじめ半分ほど刈ってしまいます。なにせ、総合学習
と言えども、与えられた時間は2時限のみ。そしてチームも、刈る人、運ぶ
人と、結ぶ役を保護者にと分けました。そして刈る時も、3株刈ったら次の
3株を、「×印」に重ねて置くように指示します。こうしないと、刈った稲
を、そこいら中に置いて、無茶苦茶になるからです。保護者の方は、この×
印に置いてある稲をまとめてワラで縛るのです。あとは、せっせと運んで、
干します。小学校の場合は、3階のベランダまで運んで、干しますが、いつ
見ても、どんな形であれ、稲架(はさ)干しは、いいですね。
HPや新聞を見ていると、各地で子供達の稲刈り体験「学習」が、行われ
ているのは、喜ばしいことです。出来れば、永く続けていくことが大切だと
考えます。私も、最初の頃は、単なる体験行事だけだったと思いますが、何
年もやっていくうちに、体験学習に移行して来たと感じます。実際の作業を
通じて得ることは、とても重要で、さらにそこで何かに気づいて、自ら学習
すれば最高です。
ちなみに、子供達が、実際に稲刈りをしてみて感じるのは、「痒い」の他
に、「蜘蛛が多かった」です。林さんちの田んぼには、特に蜘蛛が多いので
すが、それは何故だか分かりますか?林さんちのメルマガ読者なら、すぐに
分かるでしょうね、、、(⌒-⌒)
3.お味噌とお餅発売開始
永らく欠品していたお味噌の発売が、開始されました。お餅も、8日には
玄米餅を除き、新餅米にて発売予定です。今年は、糀も自家製のオール林さ
んちの味噌だったのですが、どうにも熟生に時間がかかってしまいました。
その分、美味しくなっているのですが、お客様には迷惑を、かけてしまいま
した。申し訳ありませんでした、、、m(_ _)m
注文⇒http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
新餅に関しては、まだ出来上がっていないので、試食はしていないのです
が、おそらく甘味のある、シッカリした歯応えのあるお餅に仕上がっている
はずです。と言うのも、今年はカグラモチの仕上がりの時期は、気温が下が
り雨が降る不安定な天気で、最大の敵「胴割れ」とは無縁の天候だったから
です。お楽しみください。
今の稲刈り機械「コンバイン」は、性能が上がり、多少の雨でも、関係な
く稲刈りが出来ます。特に、社長のマシンは最新型なので、かなり濡れても
刈り取ることが可能です。昔の機械は、雨で籾が濡れて重くなった結果、風
でワラとかを飛ばしているファンに、くっついてしまい、そのうち詰まって
しまい、ひどい時には、駆動しているベルトを焼き切ってしまうのです。そ
うなると、最悪。雨の中、何時間も修理しなくてはいけないのです。しかし
いくら最新型と言えども、いったん詰まると被害は甚大ですので、音や匂い
に神経を尖らせながらの刈取りになります。その結果、風邪をひいてしまっ
たのですが、、、、。
そして濡れてしまった籾は、2段乾燥と言って、一度18%程度まで乾燥
した後、数時間後、最後乾燥して仕上げます。そうしないと、濡れた籾殻だ
け乾燥して、中身がまだの場合があるからです。ちなみ、どんなに乾燥した
籾でも、刈り取った後、数時間以内に乾燥を開始しないと、中で発酵が始ま
るって知っていましたか?刈り取って少し時間が経った籾に手を突っ込むと
雑菌で、発酵して熱くなっているのが分かります。通称「焼け米」と言いま
すが、放っておくと、真っ黒になってしまいます。あな、おそろしや、、、。
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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