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林さんちのあぐらぐち物語 2004年 霜月1号
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 霜月1号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
大豆の刈り取りも終わり、全ての収穫が終了。台風、大雨と大荒れの年で
したが、なんとか無事終って、ホッとしています。でも、ここからが年末に
向け、大忙しです。
2.今週の林さんち・・・・林だらけで作られています
今、大急ぎで、年末に向け、パンフレットの制作を行っています。デザイナ
ーは、私の大学の後輩で、妻の同級生で、林さんと言います。かれこれ、彼女
に頼んで10年近くになります。私も妻も、一度は、デザイナーを目指し就職
した後、その道を諦めて、農業の世界に入ったのですが、最近は、逆によりク
リエィティブな方向に戻っていると感じています。考えてみれば、それは、モ
ノ作りの基本である農業をやっているのですから、実に自然な成り行きなった
のです。
それでも、昔は、チラシを入れたりDMを郵送するなんて考えもしなかった
のですが、農業経営をして行くうちに、好むと好まざるとは関係なしに、せざ
るを得なくなりました。ですから、一番最初に、パンフレットを作ると妻に言
った時は、難色を示されました。パンフレットのデザインが、いかに大変かを
以前の職場で、知っているだけに数年のブランクは、厳しいものでした。その
時たまたまデザイナーの林さんが、東京のデザイン事務所を辞めて地元富山で
独立すると聞き、頼んだのがキッカケです。
今回のパンフレットの制作では、私のマイデジカメで、多くの商品撮影(通
称ブツ撮り)を行いますが、10年前は、カメラマンのスタジオへ商品を搬入
して、一枚一枚ポラロイドカメラで確認しての撮影だったので、時間もお金も
すごくかかりました。確か10数カットで8時間以上かかった記憶があります。
しかも、実物は現像されてこないと、どうなっているかは分からない一発勝負
の怖さがありました。フィルムも、一般のネガフィルムみたいに色が逆になる
ものではなく、ポジフィルムと言うスライド等で使う特殊なフィルムでした。
それでも林トリオで、苦労してなんとか初めてのパンフレットが出来た時は
嬉しかったです。その第一号のパンフレットは、私の両手の手のひらが表紙に
あって見開きで開くというアイデアでした。当時は、まだ綺麗な手をしていた
のか、手タレ(手のだけのモデルさん)の女性と間違えられました、、(-_-#)
その後も、アイデアをひねり出しては、制作を重ね、前回はスタッフや家族総
出の撮影でした。今回も、さらにパワーアップしたスタッフ総出演の撮影が、
今度の土曜日に予定されています。やってみて思うのは、デザインは3人で頭
を絞って行うのですが、ブツ撮りの商品の準備、モデルの本撮影前のプレ撮影
本撮影の段取り等々がとても神経を使います。あとは、お天気を祈るだけです。
最近の傾向は、お笑い系を狙っているので、デザイナーもノリノリです。し
かし、そこは素人の悲しさ、モデルさんのようにスタッフはなかなか笑ってく
れないのです。笑うと言うよりは、苦笑に近くなるのです。今年のパンフレッ
トを見て、「これは、苦笑だな」と思うスタッフがいても、お許しください、、
m(_ _)m ちなみに、林さんち通販webを指導してくれる先生が、これまた
林さんと言います。林だらけで、ややこし〜い!
3.宝石のような日々
今年、何回かメルマガにも書きましたが、私は地元の学童野球クラブの保護
者会長をしていました。そして10月末に、行われた新人戦を最後に、200
4年の公式戦を全て終了し、シーズンを終えました。春先、なかなか勝てずに
準優勝ばかり4回も繰り返して、このチームでは優勝できないのではと、諦め
かけていた矢先に、秋の大会で優勝。それからは破竹の11連勝で、県大会も
春秋と連続出場出来ました。結局、3大会優勝、5大会準優勝、公式戦の勝率
も、驚異的な7割3分3厘でした。次男も、背番号1を春にもらったはいいが
まったくの不調、、、(T_T) どうなることか心配しましたが、秋以降エース
らしく成長しました。
そしてクラブの成績とは別の会長の戦いが、他にあったのです。それはクラ
ブ員集め。ご多分に漏れず、最近の少子化にあおられ、しかもサッカー人気に
やられて、我がクラブも、クラブ員が減って来て、長男が6年生の時、次男が
入部した時の背番号が、3年生で43番。今は、1年生まで入れても37番。
先週の新人戦では、なんと2年生が出場していると言う状態です。それでも、
監督は、なんとか試合にしてしまうので、凄いのですが、やはり選手層が薄く
なるのは、否めない。
そこで、クラブにお願いして、2月に野球教室を初めて開催。10名ほどの
参加を得て、その中から3名が入部。その後さらにがんばって、この秋までに
6名の入部を得て、人数だけはなんとか格好がついて来ました。でも、その他
にも、多くの子供達が野球をしたくて、練習に来るのですが、なかなか親の了
解が得られず断念する子供が実に、多いことに気づきました。入部させない理
由は、「学童野球をさせると大変だ」「仕事が忙しいので世話が出来ない」等
々色々です。
それぞれの家庭の事情があるので、無理強いは出来ないのですが、クラブに
子供が入ると、全員が家族みたいなものです。その時々で、お世話出来る親が
子供達の面倒をみます。ただただ、1点だけ、間違いなくクラブに入れば、
『宝石のような日々』を得られることを考えて欲しいのです。子供が入りたい
と考えているのなら、実にもったいないと思うのです。長男は、野球が下手く
そで、公式戦には秋のたった1打席のみの出場でしたが、思い出は時間が経つ
と勝ち負けではなくなります。みんなで泣いたり笑ったりの時間を共有出来た
ことが、光り輝いてくるのです。残り、3月末までの会長任期ですが、さらに
クラブ員勧誘の手を緩めずに、がんばって行きたいと考えています。そして入
部してくれた子供達、親には、一層輝く絶対にはお金で買えない宝石を手に、
してもらえることを信じています。
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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