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     林さんちのあぐらぐち物語 2005年 睦月4号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/   睦月4号  _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

いやはや、会議や打ち合わせの多い1週間でした。この時期は、一斉に農業
関係の組織の役員会、役員改正、総会準備が行われるのです。

2.今週の林さんち・・・・せめて四文字熟語

 冬の今ごろに、実は農家にとって、一番大変な決断が待っています。それは
転作をどうするか。平成16年度から、新しい「米政策改革大綱」と言う米作
りの方向性が、国から示されました。主な点は、米の6割を担い手と呼ばれる
効率的・安定的農業経営者が生産。需要に応じた品質・価格の米を必要なだけ
生産。すると、今までは、お米が余らないように、お米以外の作物に転換する
転作と呼ばれる面積の配分から、「必要なだけ生産」とあるので、お米の生産
量の配分に、変更されました。
 どこが違うかと言うと、今まではお米を作ってはダメな面積を町から言われ
て転作していたが、去年からは、お米を作って良い量を言われて作付け計画を
しているんです。最初は、「お!と言うことは、同じ生産量を配分されても、
林さんちは、一般の農家より、基準面積当りの収量が少ないので、結果的に今
までより、多くの面積を米作りに回せるぞ!」と喜んだのですが、その会議に
出て愕然。結局、国は、生産量で県に配分しても、町まで来る間に、基準反収
で算出した面積配分に変化。これまでとまったく変わらない方式になっていま
した。
 それでも、林さんちのような農業法人は、独自の「生産調整方針の策定」が
許されるようになり、それを策定すると、お餅の加工分の面積は、その転作面
積にカウントされる特典が付いてきました。しかし、そのためには「集荷円滑
化対策」「稲作所得基盤確保対策」「担い手経営安定対策」と言ったややこし
い制度に加入、これに対し拠出金を払わねばなりません。「お餅の加工分を転
作から見逃してやる代わりに、これらの制度に加入しろ」と言われているよう
な気分です。でもややこしい手続きをして、加工分の面積を転作面積にカウン
トするかしないかも未定です。しかも、この制度に加入していないと、JAに
出荷しても価格がまったく違うのです。
 さらに、これらの制度の恩恵に、与るには農業振興地域でなくてはダメです。
林さんちは、多くが市街地の田んぼなので、結局、恩恵に与ることも少なくな
ります。では、一体、なんのために、これらの制度に加入しているのかと、自
問自答しているのが現状です。ちなみに、これらの拠出金は年間70万円程度
です、、、(T_T) 普通の農家?は、これぐらい金を出しても、転作をすれば
以前は転作奨励金、今は交付金と言った金が、入って来て儲かるのですが、林
さんちの野々市町は市街地なので、そんな金はほとんど入りません。最後は、
地域農業を担う者の責任として、これらの制度の拠出金を納めていると、考え
るようにしています。
 あと、国の制度名の漢字羅列には、ホトホト参ります。先日、担当者と頭を
突き合わせてようやく2年目にして、大体理解したくらいです。せめて四文字
熟語にしてくれないかな。こんな訳の分からない制度で、お米の生産を制限し
ているが、今の食糧自給率を考えると、まったくの矛盾。お米の消費量拡大の
宣伝費や販売促進費と言った拠出金なら、年間100万円使っても、納得でき
ます、小泉首相殿!

3.トラ並の足の太さ

 林さんちの癒し担当猫「ちょみのすけ」の血統書が届きました。生まれが静
岡県、父親が「Cecil」母が「Bela」で、4兄弟のうちの1匹。猫名が「ikeda
tokihisa`s Iota」以前、買っていたシェパード以来の血統書ですが、曽祖父母
まで記載してあり、捨て猫しか育てたことがない林さんちにすれば、興味深い
ものです。はるばる、アメリカ?から渡って来て、静岡県から兄弟と別れ、石
川県に来て、ペットショップで林さんちに買われ、家族の一員になるなんて、
何かの縁です。
 でも、中身を読んで行くと、猫の名前は繁殖者(ブリーダー)の猫舎号で成
り立っていて、これが姓になるそうです。そして、所有者はペットショップで
買って来たにも関わらず、所有権は、繁殖者名義になっていて、林さんちの所
有にするには、名義変更手続きが必要だそうです。その前提で、この血統書を
作ったキャットクラブへ、会費を払って入会手続きをしなくてはならないよう
です。もっとも、繁殖が目的ではないので、血統書の名義変更のつもりはなく
入会はしないつもりです。これって入らないとダメなのかなぁ〜。
 自動車を購入して車検証を見ると分かりますが、所有者ディーラー、使用者
が、個人名や法人名が多いです。これって、血統書の所有者名義と同じ感じで
すね。自動車の場合、ディーラーにしておくと、車検や廃車等々の手続きで、
いちいちハンコや印鑑証明が必要ないので、便利です。ちなみに、この前廃車
したセレナは、なぜか所有者も、林農産だったので、はるばる印鑑証明を法務
局まで取りに行くはめになりました。
 まあ、猫本人?は、そんなことお構いなしに成長していて、生後4ヶ月なの
に、今では子猫の時に購入したトイレにお尻がようやく、はまっている状態。
こりゃサイズアップせんとダメかも。体形が、トラの子供みたいに足が太いの
で、大きくなる予感がバリバリです。以前、飼っていたシェパードも、子犬の
時、なんて足の太い変な子犬なんだと感じたものです。
 大きくなった「ちょみのすけ」を見ながら最近思うのが、先代「ちょみきち」
のこと。去年の1月31日に亡くなっています。最近の猫にしては短い7歳と
言う若さでしたが、尿管結石で入院中に脳梗塞を併発してしまいました。私が
たまたま出張中で、水を家族がやらなかったのが悔やまれて仕方ありません。
今は、その間違いを繰り返さないように、水だけは、ちゃんと補給することを
心がけています。あとは、肥満にならないように気をつけないとね、、(⌒‐⌒)

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


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