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林さんちのあぐらぐち物語 2005年 弥生2号
http://www.hayashisanchi.co.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 弥生2号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
いよいよ、畦塗りが始まりました。カキモチも販売開始です。さらに、ご要
望にお応えし、超普通じゃないコシヒカリ白米5キロも販売開始です。
注文→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
2.今週の林さんち・・・・左右可能畦塗り機が欲しい
畦塗りを開始しました。お笑い系の林さんちの農作業の中でも、数少ない辛
い作業の一つです。畦塗りは、田んぼの水が漏らないようにすることが、主な
目的です。一年の米作りの間に、崩れてしまった個所、草が生えて枯葉だらけ
になっている個所、ネズミやモグラの穴、等々を補修するためです。昔の畦塗
りは、左官屋さんが壁を塗るがごとく、桶に水を入れて、鍬とペッタンペッタ
ンする平べったい杵を持って、行っていました。今でも、この手仕上げで行っ
ている田んぼをたまに見かけますが、それはそれは芸術的です。しかし、それ
はもう大変でした。私も、小学校の頃しか記憶にないのですが、すでにトラウ
マ状態です。
その後、畦塗り機と言う便利な機械が発明されました。発売当初のこの機械
は、まさしくペッタンペッタンと叩く方式でしたが、振動が激しく、少しでも
畦の高さ調整をミスすると、良く塗れなかったり、ぶっ壊れたり(本当にぶっ
壊れるという感じで壊れる)しました。それでも、今までの全て手作業から開
放された喜びは、大変なものでした。
その後、http://www.hayashisanchi.co.jp/diary-h/data/hiro/h200003.htm
この良くぶっ壊れた初期型は、修理に修理を重ねて10年ほど使いましたが
このペッタン2号機(3月10日参照)を購入。これは、油圧式で、構造が簡
単で丈夫だったので、ぶっ壊れることからは、かなり開放されました。このペ
ッタン部分には、牛の毛皮が使われて、たまにその交換で済みました。ただ、
振動は相変わらず、そして余り綺麗に塗れませんでした。これも10年ほど使
いましたが、その間、実は多くの新型畦塗り機が開発されていました。まず、
ダブルペッタン付き、これは確かに、綺麗に濡れましたが、ぶっ壊れるのは変
わりませんでした。次は、バイブレーター式、細かい振動をブ〜ンと畦塗り部
分に与えると左官屋さん並に綺麗に塗れます。これは、かなりイケテるマシン
で、何度も買おうかと思いましたが、高価だったのと、構造が複雑、高い振動
のためには、エンジン回転も高くしないとダメで、ためらっていました。
そして、ついにシンプルイズベスト、現在の(3月12、15日参照)マシ
ンが発売され、購入しました。これは、この大きな傘が、偏芯と言って、叩く
のではなく、ギュッギュッと、畦を押して塗っていくのです。これは、低振動
低回転、そして丈夫でさらに、めっちゃ綺麗に畦が塗れます。人間の知恵って
すごいなぁ〜と、素直に感じたマシンです。
ただし、問題が一つ、このマシン、右側しか畦塗り出来ないので、田んぼの
隅に突き当たると、トラクターの長さ3m分が塗れないのです。その塗れない
部分は、やはり手で塗る必要があります。林さんちの田んぼは、250枚ほど
あるので、かける4で、1000箇所分、手作業が発生します。この作業に関
しては、やはり今も昔も、変わらない辛さです。
しかし、最近、右も左も出来る畦塗り機が、開発されました。しかし、高価
なので買えません、、、(T_T) 頭の良い大規模農家は、右の畦塗り機を付けた
トラクターと、左の畦塗り機を付けたトラクター2台で、両側から行っている
所もあります。うらやましい限りです。いつかは、左右可能畦塗り機を買うぞ!
3.まずは形から
ここのところの4回の日曜日に渡り、金沢地区の審判講習会があった。一年
間、富陽学童野球の父母会会長をして来て、やれやれと思っていたら、監督か
ら公認審判になってくれないかと、頼まれておっかなびっくり参加した。行っ
て見てびっくりしたのが、参加して保険料を払ったらそれで、公認審判であっ
たことである。何かテストがあるのかなと思ったが、そうではないようである。
結局、経験と鍛錬しかないということであった。その後、経験を積んで行くと
2級、1級とレベルアップして行くようである。その2級や1級が、どんな審
判かも、今のところぼんやりしか分からない。しかも、学童野球、中学、高校
一般、その中でも軟式、硬式と多岐に分かれている。
元サッカー部だった私にすれば、野球のルールは、超難解。何度、ルールブ
ックや事例集を読んでも、なかなか覚えられない。結局、ややこしいパターン
は、実際に何か起きて経験しないと、身に付かないのかもしれないが、何かあ
るといやなので、必死に覚えている。でも、学童野球は、そして特に富陽学童
野球クラブは、思いがけないプレーが多くて、大変。
例えば、3塁で、元いたランナーと2塁からのランナーが、同時に立ってし
まった時、頭の良い3塁手は、両方タッチする。さて、どっちがセーフアウト?
この問題の答えは簡単で、2塁からのランナーがアウト。ところが、審判のコ
ールは難しい。タッチした順に、即座に、一人一人ランナーを指さして、セー
フ、アウトと言ってあげないと、元から3塁にいてアウトでない子供も、フラ
フラと塁を離れて、その頭の良い3塁手に再タッチされて本当にアウトになる。
案外、観客席のお父さん方が間違えるのが、「振り逃げ」。2アウト以外で
1塁にランナーがいたら、振り逃げ出来ないのに、3ストライク後、キャッチ
ャーが確保できなかったら「走れ〜!」と言って、慌ててバッターが走って行
く場合。この時、1塁ランナーもつられて、1塁を離れる場合がある。そこに
キャッチャーからボールが行ってタッチアウト、ダブルプレー成立!本来は、
3ストライクでバッターアウトのコールはしないが、この時は、すかさず「バ
ッターアウト」とするのが、良しではないか。
このくらいは、経験があるので、出来るが審判講習会では、さらに実際にあ
ったややこしいパターンで、講義があったが、果たしてその場面で、即座に判
断出来るか、まだ自信がない。それでも、今までもそうだったが、まず出来な
いなら、とにかく形から始めようと言うことで、審判用具一式を購入した。こ
れを着れば、とりあえずは公認審判が出来上がる。あとは、経験あるのみ。で
も、10万円ほどかかってしまい、嫁さんに叱られた、、(T_T)
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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