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     林さんちのあぐらぐち物語 2005年 卯月4号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/   卯月4号  _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

代掻きも順調に進み、いよいよ田植えが始まります。一年で一番激しく動く
季節がやってきます。今年も、無事終りますよ〜に、、、\(^o^)/

2.今週の林さんち・・・・5:2:1=穀物:野菜:肉

4月28日に、金沢市保育士会で、食育の講演をする。かなり固辞したが、
知り合いに頼まれて、田植えなのに引き受けた。いつも20分〜30分バージ
ョンの食育の話は、学校や幼稚園で話すが、今回のように本格的なのは2回目。
前回、学校で話した時は、ボロボロで懲りたのである。
 基本は、苗の3本植え「1本目は鳥さん用、2本目は虫さん用、3本目が人
間用」と言う考えが、全てに共通して大切。さらに、お米の歴史に。お米を食
べ始めた日本人の歴史は2300年前、そのうち白米を食べるようになったの
は230年前、白米と言っても当時は、水車で臼で搗いた2分〜3分であった。
30年前に精米技術が飛躍的に伸びて、白米を食べるようになった。そして1
0年前から無洗米が誕生。つまり今までの日本人のご飯食の歴史で、99%は
玄米を食べていて、最近の1%が白米になったのである。
 ところが、この玄米の表面にある糠層には、ギャバ=ガンマアミノ酪酸と言
って、非常に有用な神経伝達物質が含まれているのである。これは、ノンアド
レナリンのような興奮する物質の対極にあって、脳を落ち着かせたり、血圧で
あれば、高ければ下げ、低ければ上げると言う、調整作用がある。本来、ギャ
バも、ノンレム睡眠で脳で生成されるが、最近の夜型生活と、長い玄米食の歴
史から白米になったおかげで、不足しているのが現代である。だから、テレビ
ゲームばかりやって興奮して、夜寝ないでいると、「切れる子供」の一丁上が
りである。
 あとは、色々な食の問題を話し、今回は歯の話を付け加えた。私が考えたの
ではなく、船越康弘http://www.wara.jp/index2.htmlさんの講演の話である。
色々と食べ物はあるけど、どうすりゃいいの?となると、動物はそれぞれ、自
然に食べ物で歯の種類が決まってくる。牛や馬は、当然草を食べる歯、コアラ
はユーカリしか食べない歯、ライオンやトラは肉を食べる歯。人間の歯は、親
知らずもちゃんと数えると、32本中、臼歯20本62.5%、前歯8本25%
犬歯4本12.5%。これって5:2:1の割合になっている。だから、穀物5
野菜2、肉1の割合で食べると、自然になる。ところが、最近親知らずが生え
ない人が増えて来て、4:2:1の割合に変化している。これって進化なのか
退化なのかは微妙だが、本来ちゃんと食べていれば、そうはならないはずである。
 私も実は、親知らずが4本ではなく2本しか生えなかった。結構、真面目に
食べているつもりでも、こんな状態である。これからの子供達は、歯が犬歯ばか
りのバンパイヤみたいになるんじゃないか、心配になる。と、ここまで準備し
たが、上手く話しが繋がるかは、明日行ってみての調子が問題。なんと言って
も、150人の保育士さんが相手である。今から、ビビッている、、(T_T)


3.5%の為に

 今年から公認審判になったとは言え、まだまだ半人前。やはりこの世界も経
験がモノを言う世界です。一番最初の公式戦では、ピッチャーの投球が、暴投
いきなり後ろのフェンスに刺さってしまい「え?」となったが、たまたま、居
合わした先輩審判が、両手を上に。これを見て、私もすかさず「タイム!」フ
ェンスに、刺さってしまうとタイムでプレーを止めて、ランナーは1塁進塁。
これをもたもたしていると、ランナーはドンドン走ってしまうわ、キャッチャ
ーは、無理やりフェンスから、ボールを引っこ抜いてホームで、ランナーを刺
そうとするわで、大騒ぎになってしまう。あ〜助かったと言うのが本音。じっ
くり考えれば分かるけど、咄嗟と言うのが難しい。でも、このパターンは体に
インプットされた。
 次は、中学での練習試合中、キャッチャーフライが、風で戻ってきて、ボ〜
っと突っ立ていたバッターの頭上に、、、。「ギョッ!」と思ったが、キャッ
チャーが、バッターの頭上で接触しながらも、ナイスキャッチ!これも、もし
ぶつかって落球したらインターフェア「守備妨害」でバッターアウトだと、教
えられた。故意であるかないかは、別に避けることが出来た場合は、アウト。
以前、ランナーコーチの選手と、うちのチームの選手が接触、落球してしまっ
たが、これも本来は「守備妨害」でアウトだったんだと思い出した。でも、こ
の守備妨害、走塁妨害の判定が、一番もめる原因になるので、あまりコールし
たくない言葉である。
 最近の球審は、スロットポジションと言って、バッターとキャッチャーの間
からベースのインコースと、高めに目を合わせて、投げた球を顔を動かさず目
だけで追う「トラッキング」と言う方法で、判定する。これが、なかなか難し
い。バッターも、小さい大きい左右もあり、ビッチャーも左投げ右投げでは、
投げて来る球の軌跡も全然違う。さらに、中学以上では、変化球もあり、油断
ならない。特に、アウトコースの見極めは、慣れが必要。アメリカでは、イン
コースが際どくて、アウトコースは割とルーズと聞くが、確かにスロットポジ
ションで見ると、必然的にそうなる。
 球春真っ只中になって来たが、先輩審判からは、冷や汗をかくようなジャッ
ジに早く遭遇しないか楽しみと、言われてビビッているが、そうならないよう
に勉強あるのみである。特に学童野球の保護者の応援は熱いので、ミスは許さ
れない。研修会で、審判のジャッジの95%は、誰にでも分かるなんでもない
普通のジャッジだが、残り5%が、難しいパターンになる。その5%のために
勉強してくださいと言われた。万事、世の中、ほんの少しの差で決まるなぁ。

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


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