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     林さんちのあぐらぐち物語 2005年 水無月3号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/   水無月3号  _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

春作業が、全て終了しましたが、毎日、水周り、草取り、草刈りと現場は、
地味だけど、大変な管理作業が続きます。社長は、もう秋の収穫に向け、準備
に入ります。

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
お得なコシヒカリ     ■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ        ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
             詳しい数字は、メルマガの最後に
            
2.今週の林さんち・・・・リズム・和・絆

 林さんちが、食育と言う言葉と使い始めて、ずいぶん経つが、最近はPTA
や学校で、良く耳にするようになった。今週、石川県PTA指導者研修会とい
う、600人もの県内のPTA会長さんや役員さんが集まる研修で、「家族の
きずな」と言う題目の中で、小中学生の携帯電話とそして、食育を題材にパネ
ルディスカッションが行われた。しかし、私の嫌いな会合の中でも、パネルデ
ィスカッションは、トップに来る。パネラーで参加した日にゃ、最悪のパター
ン、、、(T_T) だって盛り上がらないし、発言者は事前に仕込んであるしで、
ロクなことにならない。例え、会場から発言があっても、ネガティブな意見だ
ったり、話が長かったり、かみ合わなかったり。
 今回も、そんなパターンかなと思っていたら、やはり事前に、野々市町での
小中学生に携帯電話を持たさない運動「プロジェクトK」を数年前から、推進
していて効果を上げてことを話題提供して下さいと言われ、困ってしまった。
内容は、持たす、持たさないは、親の価値観もあるので、強制ではないが明ら
かに、持った子は、問題行動の子供に引き摺られる傾向が強い。問題行動のA
君、知り合い程度のB君、またその友人のC君。A君とC君は面識がない。で
も、何か事件を起こす場合、A君は、B君を使ってC君を呼び出して、事に及
ぶことが多い。しかもそれは、CからDそしてZ君まで際限がない。携帯電話
のメールで、どんどん悪い輪が広がる、良くあるパターン。そういう若年者の
携帯電話の問題について、親としても知識を広める運動でもある。
 う〜んできれば、プロジェクトKの話は、もう別の中学会長にお願いして食
育のテーマで、私は話したいなぁ〜と思っていたら、案の定、司会者から、お
約束の「振り」が。え〜〜、、と躊躇していたら、他の野々市町の小学校の会
長さん達から、早くしゃべろ!と指されてしまい、仕方なく話してしまった。
実は、数年前の同じ研修で、小学校の会長で出席した際、やはり、マイクを持
って発言しているのである。その時は、あまりにも、PTA行事の費用を行政
に依存するネガティブ発言が続き、切れてしまい「我が富陽小PTAでは、バ
ザーで、稼いだお金で、図書館司書を雇いました。それがキッカケで、町には
全校図書館司書がいます!やれば出来ます!」とやってしまった。しかもこの
時の姿が、バッチリ県のPTA広報に載ってしまい、家では、母や妻に、「あ
んたは、どこ行っても、、、(-_-#)」と言われる始末。
 でも、その後は、食育の話題で、結構盛り上がって、最初時間が余って困っ
ていた司会の方も、びっくり。面白かったのが、司会者がある本の内容を引用
して、朝食と低血糖と非行の関係を、話したら、まさかと思われた、その方面
の本職の方がいて、朝食を摂らないからと言って低血糖にならないと、話され
た。さらに、まさか栄養士さんは、いないと思いますが、、、と、栄養士さん
は、すぐに食育と言うと、栄養やビタミンというデータばかりに、話が行く。
しまいには、あるある大辞典、みのもんたの思いっ切りテレビになるが、本来
は、家族団欒、みんなで食事をすることが一番大切だ!と色々と盛り上がって
いたら、これまた、なんと本職の管理栄養士さんがいて、発言された。
 その中で、「明日、食育の講演をしますが、その中の一つを話します。朝食
は、1日の生活を作るリズムを作ること、昼食は、社会の和を作ること、そし
て夕食は、家族のきずなを作ることです」と、話された。栄養士さん、いいこ
と、言うねぇ〜!もちろん、満場の拍手であった。さすがに600人も、いた
ら色々な人がいて、こんな盛り上がったパネルディスカッションは、初めてだ
った。ただ、問題は、生産者の一人として、話をしたくてしたくて、ウズウズ
して我慢していた参加がいたことは、誰も知らない、、、。さすがに、いかに、
ツラの皮が厚いとは言え、2回は発言出来ないよね。

3.さらに増えた妻への借り

 消防団のポンプ車操法大会の練習中の食事係りを任されて、2週間。さぞか
し料理が上手になったかというと、NO!である。今のところ、ご飯炊き、お
にぎり作り、漬物の盛り付け、野菜の千切り、みじん切りと言ったところ。こ
れの、どこが料理なんだぁ〜とお怒りの皆さんも、いらっしゃると思うが、本
当に、情けないくらいに料理が分からないのである。特に味付けは、妻の、消
防の格納庫の台所にある、決して豊富でない調味料を駆使して、行うのを、ハ
リーポッターの魔法のように、見ている。
 毎日、スーパーに行くと、色々と気付くことが多い。妻は、まず最初に、生
産者直売コーナーに行く。やはり、ここに置いてある食材は、安くてしかも美
味しい、なんと言っても顔が見える。ただ見えるだけでなく、よ〜く知ってい
る農家の人達ばかり。ただ、いつも同じ食材が置いてあるわけでないので、気
に入った食材があればラッキー程度。次に、行くのが、「おつとめ品コーナー」
これは、賞味期限切れ寸前の商品が置いてある。消防では、ほぼ1日で食べて
しまうので、これもかなり重宝する。でも、「おつとめ品コーナー」がスーパ
ーにあることすら知らなかった。食に携わる者として反省である。
 次に探すのが、半額、3割引きシールの貼った商品。ここまで分かると思う
が、その日のメニューは、この見て回る順番で見つけた食材で決まる。ちなみ
に昨晩は、ホッケ串刺ししてをタレ付きでてり焼きした、この辺では「色付け」
と呼ばれる商品が、半額だったのでゲット!あとは、どうしても、必要な食材
を買い足して、終る。あとは、家で採れた野菜、近所でもらった野菜、分団員
が、持ってきた野菜を、組み合わせて調理する。昨晩は、そんな食材を組み合
わせてニンニクの芽とジャガイモ、挽肉の炒めた料理だったが、意外に好評だ
った。
 そしてスーパーで、ほとんど買わないのが、お惣菜、調理済みのレトルト食
材、やはり高いし、味が調味料が化学合成品なのが、気に食わないかららしい。
私的には、野菜をカンカンと切って、これらのレトルト調味を、パッとかけて
フライパンでジュージューすれば、あっと言う間だから、助かるのだが、食と
命を、子供達に語る林さんちとしては、それはNG。やはり、真土不二、地産
地消、スローフードでなくてはいけない、、、(T_T) でもスーパーに売って
いない野菜は、デコボコで皮一つ剥くのも大変、枯れたり痛んだりした部分は、
除かないとダメだし、手間暇がかかる。
 昨日、中学校で、給食試食会があって、栄養士さんも来て、話されていたが
本当に心を込めて作られていることが分かる。私は、給食センター建設の諮問
委員会から、参画しているので、この野々市町の栄養士さんのこだわりを、痛
いほど知っているが、妻も同様、こうやってみんな苦労して、毎日の食事を作
っているんだなと、痛感した。だから、私の得意技は、どんな料理でも、美味
しくいただけることである。これだけは、絶対の自信がある!ゲテ物以外で、
好き嫌いはほとんどない。
 しかし、今週になって一人の選手が、仕事の関係で、練習に参加できず、急
遽、選手が交代してしまった。そのポジションは、私がいつも教えている所だ
ったので、大変。上からは、多少金がかかっても、店屋物でも惣菜でもいいか
ら、早く指導にを見に来てくれと言われた。でも、そんなことで、今までのや
り方を変える妻ではない。結局、オニギリ作りはお願いして、メインディッシ
ュを1時間ほどで作って、すぐにグラウンドへ。せわしないこと、この上ない
が、これも勝利を信じてのこと。でも、妻への借りが、さらに大きくなったの
は、言うまでもない、、、(T_T) 

先週→今週             新米販売予定
超普通じゃないコシヒカ 76→75袋/182袋 41% 40袋余る  9月中旬
普通じゃないコシヒカリ  63→60袋/507袋 11% 7月末売切れ 9月上旬
お得なコシヒカリ    290→281袋/800袋 35% 100袋余る 9月上旬
ハナエチゼン       1→1袋/137袋  0% 売切れ寸前  9月初め
ひとめぼれ        13→10袋/144袋  7% 7月中で売切れ8月下旬

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


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