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林さんちのあぐらぐち物語 2005年 文月1号
http://www.hayashisanchi.co.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 文月1号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
梅雨入りしてから、やはり、ドッとまとめて降ることがあり、消防で出動が
あるのではと、ヒヤヒヤしています。
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
お得なコシヒカリ ■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後に
2.今週の林さんち・・・・体脂肪も落ちる有機肥料散布
林さんちの稲も、順調に、すくすく育って今、稲の株元に、穂の赤ちゃん「
幼穂(ようすい)」が、出来てきています。ハナエチゼンは、すでに3cm以
上、ひとめぼれは、5mm、コシヒカリは、かすかに見えるか見えないか、カ
グラモチは、まだまだです。この幼穂の大きさで、大体の刈取り時期が分かり
ます。ハナエチゼンは、8月19日、ひとめぼれは8月30日、コシヒカリは
9月上旬です。
この幼穂に、タイミング良く肥料を与えられるかが、収穫量の大きなカギを
握っています。その肥料のことを、「穂肥え」と呼びます。しかも、化学肥料
有機肥料、化学有機混合肥料でも大きく、そのタイミングは、違います。実は、
去年「普通じゃないコシヒカリ」の肥料を、化学有機混合肥料から、100%
有機肥料に、メーカーも銘柄も変更したところ、タイミングと量を大きく外し
てしまいました。林さんちのお米の予定収穫量は、300坪当り500キロで
す。これ以上でもこれ以下でも、ダメなです。500キロ以上とれる場合は、
肥料のやり過ぎで、食味が落ちます。500キロ以下だと、採算も取れないし
なにより商品が売り切れてしまいます。そして「普通じゃないコシヒカリ」は、
418キロしか収穫出来ませんでした。おかげで、今年も売り切れそうな勢い
で、お客様に迷惑をかけるはめに陥っています。
子供も、グッと体も脳も育つ時に、栄養や知恵を与えないと、歳をいってか
らでは、難しくなります。お米も同様に、この幼穂に、いかにタイミング良く
肥料を与えるかで、かなりシビアに影響があります。化学肥料は、与えると、
その日からガツンと幼穂に吸収されるので、あまり早くに与えると、体ばかり
伸びて倒れてしまいます。しかも、少量で効くので、わずかのやリ過ぎも同様
で、倒れてしまいますし食味も落ちます。林さんちの化学肥料を使用している
ハナエチゼン、ひとめぼれ、お得なコシヒカリは、一発肥料と言って、田植え
時期に散布した肥料が、最初の活着時と穂肥えを、特殊なカプセルで包んで温
度スイッチで、溶け出す仕組みになっています。だから、量さえ間違えなけれ
ば、大きくタイミングを外すことはありません。ただし冷害には弱い側面を持
っていますので、それを土作りで、補うのが前提になります。
有機肥料は、効きがマイルドで時間がかかります。以前カグラモチで、化学
有機混合肥料だからと、安心して使用したところ、まったく効かず、周りが豊
作なのに、林さんちだけ大不作で、泣いたことがあります。この時から、肥料
を変更するのは、かなりのリスクがあるなと感じていたのですが、去年も懲り
ずに失敗してしまいました。今年は、去年より6日早く、7月6日から散布開
始、さらに量も4割増しで散布予定です。
肥料には、チッソ、燐酸、カリという植物が育つために必要な3大要素が含
まれていますが、その中でもチッソが一番、生育に影響があります。化学肥料
には、普通20%前後がチッソ成分ですので、必要な量が、例えばチッソ10
キロなら、肥料は、50キロ散布すれば良い計算になります。林さんちのお得
なコシヒカリは、チッソ8キロで計算しているので、40キロ散布しています。
それと同様に、有機肥料も、計算するのですが、さすがは有機肥料。計算通り
には、効いてくれません。2年前の化学有機混合肥料も、チッソ成分は6%、
去年使用した有機肥料もチッソ成分は、6%と同じでしたが、どうみても、数
字どおりではありませんでした。今回は、去年の効きを収量で逆算しての散布
量です。
でも、有機肥料は、化学肥料と違い、一見余計なものが多く含まれていて、
とにかく「かさばる」のです。しかもチッソ量が少ない。だから、ただでも、
量が多くてヒーヒー言って散布していたのに、4割増し散布に、体が耐えれる
か、心配です。林さんち特製の大型タンク付きに改造した動力散布機に、一杯
一杯に詰めても、田んぼを1周出来ないので、何度も何度も畦を、戻っては補
給します。もちろん、とてもじゃないが1度では、散布できないので10日後
にも、もう1度撒きます。でも、この一見余計な成分が、実は130種類も含
まれているから、有機肥料で作ると味が違うのです。しかも、冷害に強い。だ
から、多少大変でも、がんばる価値はあります。きっと、体脂肪率も、かなり、
落ちることでしょう、、、\(^o^)/ もしかして背も縮むかも、、、(T_T)
3.久しぶりのマスク・大変でした
消防漬けの毎日から、開放されて、久しぶりに我が富陽学童野球チームの練
習試合に帯同して、審判に行きました。金沢市にある、内川運動公園にある、
芝生も青々とした立派な、学童野球専用球場です。ここは、春の全日本学童軟
式野球大会の出場をかけた県大会が、行われる球場でもあります。ナイター施
設、電光掲示板、アナウンスが、完備されていて、石川県の学童野球チーム憧
れの地でもあります。
去年は、ここで県大会に出場するも、その時の優勝チームに、ボコボコにや
られてしまった、ほろ苦い、でも宝物のような思い出の地でもあります。今年
は、残念ながら地区予選で、敗退してしまい、ここには来れませんでしたが、
相手チームの好意で、練習試合をやれることになりました。
ところが、梅雨の晴れ間とは言え、とにかく蒸し暑い。球場と言うのは、盆
地状なので、風が無いと、とにかくこもります。審判用具も、これじゃ、プロ
テクター無しでよろうかなぁ〜と、考えていたら、先に行われていた第1試合
で、お父さん審判の方のお腹に、速球が、、、。ゲッ!あんな速い球投げる子
がいるの?と言うことで、完全装備で臨むことにしました。
マスク被って、プロテクターをすると、とにかく暑い!自分自身、寒さより
暑さには強く、夏にエアコンを家で使用することはありません。汗も、そんな
にかくほうではありません。それでも、かなり厳しい。結構、もうろうとして
のジャッジでした。困ったのが、キャッチャーの位置。まだ、怖いのか、とに
かく後ろ。あんまり後ろだと、低めがワンバウンドになってしまうのです。素
人さんは、キャッチャーの取った位置で、結構ストライクを判定する傾向が、
あるので、何球かのストライクは、思いっきりワンバウンドだったので、応援
席からは、小さく「え〜?」の声が。
そして、最大のミスが、2ストライクで、何を思ったかバッターが振り逃げ
で、1塁へ走って行ったのを、私もそれを3ストライクと騙されてコールして
しまったのです。1ストライク後に、ボールやけん制球等で、色々あったので
2ストライクを3ストライク目と勘違いしてしまったのです。しかも、キャッ
チャーも、騙されて1塁に投げてしまい、3塁ランナーが生還と言う、最悪の
パターン。次のバッターが入った時点で、両監督から指摘がありましたが、そ
の時点でも、まだ気付いていませんでした。しかし、しばらくして良く考えて
バックネット裏のスコアラーに、聞いてようやく間違いに気付きました。
結局、これが引き金になり、大量点をあげてしまい、超反省。しばらくブラ
ンクが、あったとは言え、カウント間違いは基本的なことです。相手チームの
監督さんの信頼も地に落ちたかなと、思うとさらに落ち込みます。でも、そん
なことで、帳尻合わせのジャッジは出来ません。心を鬼にして、正確なジャッ
ジを心がけました。
次に困ったのが、スクイズで外されて、飛びついたけどまだバットが、届か
ないので、最後は投げてしまった選手。幸い、バットには当らず、ストライク
をコールしたけど、投げたバットに空中で当って、フェアになったらスクイズ
成功?ルールブックを見たが、打ってから、投げたバットが、フェアゾーンで
ボールに再度当ると、バッターアウト。ランナーにボールが当るのと同じなの
だが、投げたバットとスクイズのことは書いてない。
本当に、子供達の野球は、何をしでかすか分からないので、集中力、そして
愛情が必要である。がんばって、勉強していかねばと思った1日でした。
先週→今週 新米販売予定
超普通じゃないコシヒカ 73→59袋/182袋 32% 40袋余る 9月中旬
普通じゃないコシヒカリ 43→34袋/507袋 7% 7月末売切れ 9月上旬
お得なコシヒカリ 251→233袋/800袋 29% 100袋余る 9月上旬
ハナエチゼン 0袋/137袋 0% 売切れ 8月下旬
ひとめぼれ 5袋→0袋/144袋 0% 売切れ 8月下旬
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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