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     林さんちのあぐらぐち物語 2006年 如月1号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/    如月1号   _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

林さんちも、昨日、第18期が終了。考えてみれば昭和63年設立で、ち
ょうど平成の年度とシンクロしてくるので、分かり易い。カキモチ作りも、
終わり、次は、糀作り、味噌作りに入って来た。

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
お得なコシヒカリ     ■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
ひとめぼれ        ■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□
             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・純正!林さんちの糀

 そろそろ田んぼの作業申込み書の発送が、近づいてきました。田んぼを借り
林さんちでは、2月に入り、糀作りをしています。以前は、糀を、糀屋さん
から買って来て、味噌作りをしていたのですが、800gで、900円ほどし
ます。林さんちのお味噌は、800g500円ですが、半分が糀です。と言う
ことは、500円中、糀が450円!ほとんど儲けがないと言うより、大豆代
、人件費ばかりではなく、わずかに使う、塩代すら出ない、赤字商品でした。

 あとどうしても気に食わないのが、糀に使うお米が、一体どこの誰が作った
か、分からないという点です。そこで、経費削減も含め、林さんちのお米で、
糀を作ってくれるところを探しました。しかし、色々と探しても、わずかの糀
を、林さんちのお米で特注出来るところは、なかなかありません。それは、そ
うですよね。林さんちでも、持ち込みの餅米の餅つきは、お断りしています。
そのわずかの量でも、他の作業は、全て停止して、ラインを全てその特注用に
空けて生産しなくてはいけないからです。

 そして、なんとか見つけたのが、とある味噌作りをしている婦人会。ここは、
90キロ程でも、個別にやってくれるとのことで、お願いしたのですが、順番
待ちで、出来上がりが2月の中旬、、(T_T) これでは、もう春作業に入ってし
まいます。それでも、なんとか1年お願いしたのですが、2年目になると、味
噌ブーム?で、出来上がりがさらに遅くなってしまいました。この時点で、糀
を自社生産する雰囲気になって来ました。しかし、未知の糀作り。近所で味噌
や漬物をしている農家に、見学に行きいろいろと話を聞いて回りました。そし
て、最初は、発泡スチロールと電気毛布で、発酵してみたところ、完全とは行
きませんが、味噌にするには十分な糀が出来ました。これで、糀の自作に向け
少し自信がつきました。

 さらに、糀を15キロ分発酵できる、小型の自動発酵器を紹介してもらいま
した。代金は、30万円!糀300キロ分です。どうしようか当時は迷いまし
たが、今では、おかげで味噌も沢山売れるようになり、糀も100キロほど使
うので、3年で元が取れる計算です、、(⌒-⌒) しかも、さすが自動発酵器、
少しコツを掴めば、上手に糀が出来るようになりました。そして、一番のメリ
ットは、林さんちのお米が使えることです。今年は、ひとめぼれの2番をチョ
イスしました。意外にも、糀はあまり綺麗なお米でない方が、菌が良く育つそ
うです。

林さんちの糀作り↓
http://www.hayashisanchi.co.jp/diary-h/data/hiro/koujihanbai.htm

 その林さんちの糀を、販売いたします。
林さんちの糀1キロ=900円 林さんちの糀500g=450円です。
大豆も、1キロ600円で、販売していますので、同じくどうぞ!

注文は、info@hayashisanchi.co.jp までメールにてお願いします。


***************************林さんちの味噌教室*************************
 材料および 分量 大豆 1kg  
          糀  1kg用意するもの 
塩   400g 
水(湧き水などきれいなものがよい)大豆の分量の約8割
また、大豆を水煮したときに出る汁を加えるとさらに良い。
 
★味噌レシピ★
 1 大豆を水で洗う。
 2 1を多めの水に、48時間以上つけておく。
 3 2を蒸すか、煮る。(目安は、大豆が指でつぶれるくらい。)
 4 3を50℃くらいの温度になるまで冷ます。
 5 4に糀、塩350g位(50g位残す)を入れてよく混ぜる。
 6 5をつぶす。(専用の機械で。なければミキサー、すりばちなどでよい。)
 7 さらに、水を加え、(大豆の煮汁も入れて構わない。)混ぜる。
8 樽、タッパなどに空気が入らないようにつめる。
                  (ビニールシートをひいておくとよい。)
9 つめ終わったら、表面に5で残した塩をまんべんなくふり、シートをかぶせて、      
   均等に重さが、かかるようにおもりを置く。
 10 冷暗所で半年ほど置いておく。
豆知識!
 大豆と糀の割合は、1:1くらいが甘くて美味しくなる。
 最後にふる塩は、味噌がかびるのを防ぐ役割をする。
                     完成したら、中に混込みます。
*********************************************************************

3、目指せ100%野々市産のハシゴ

 先日、ハシゴ登りの練習用ハシゴの製作がありました。ハシゴは、練習用に
木で来た、1m、1.5m、そして竹で出来た本物の半分のサイズの3mの3
つを、習熟度に合わせて使用しています。この3mの練習ハシゴは、ポンプ車
格納庫の2階の床に、特別に穴を開けて、挿して立ててあります。このハシゴ
を使って、毎週木曜日に、練習をするのですが、さすがにハードな使用と、挿
してある穴が固定で、逃げがないので、竹が割れてくるのです。

 今の練習ハシゴは、2本目です。製作は、金沢市で加賀鳶のハシゴを作って
いる竹屋さんでした。しかし、唯一残ったこの竹屋さんも、高齢で、いずれ作
れなくなるということで、金沢市の消防団では、有志を集めハシゴ作りを伝授
してもらって、昨年は、ハシゴを自作したそうです。そこで、我々勇み鳶会も、
3本目の練習ハシゴは、自作しようと言うことになり、昨年秋に、竹を近所で
切って来て準備していました。

 たまたま先輩達に、大工さんがいたこともありましたが、私自身、あんなハ
シゴ本当に自作できるの?と半信半疑でした。今回は、1代目のハシゴの部品
を保存してあったので、それを使用したとは言え、微妙な部分も多いはずです。
しかし、見ていると見事に、作って行きます。大工さんとは言え、勇み鳶の黎
明期に、誰も指導者がいない中、技を習得し私のような後輩を育て、今では、
野々市町消防団の勇み鳶としてさらに、広めて来て、さらにハシゴまで自作し
てしまうこの人達は、一体何?と思うくらい凄い先輩達です。

 私がしたことと言えば、絡んだロープの束を直し、竹と横棒を結ぶ時に、引
っ張ったでけです。まあ、少しだけでも、協力できたので良しとしましょう。
しかし、実は、今回の練習ハシゴ製作は、まさしく本番前の練習で、今年から、
ハシゴを2本立てる計画の一つです。今までは、我が第2分団が中心に、第4
分団から数人の参加で、ハシゴ登りを行って来たのですが、今年から、第4分
団が中心で、もう1本立てる予定です。その第4分団用の本番用ハシゴ5.6m
を、作るのが最終目標です。

 本番用ハシゴ製作は、練習用のようなわけには行きません。なかなか、2本
の真っ直ぐな竹がないし、それを修正する技と、2本を組み合わせる技は、聞
いているだけで、難しそうです。以前作ってもらったハシゴの竹は、京都の業
者から買った「真竹」でしたが、今回は、やはり近所の真竹の予定です。これ
で、100%野々市産のハシゴが完成します。明日、ハシゴ登りの練習があり
ますが、この真っ青な新品ハシゴでするのが、今から楽しみです。
http://blog.goo.ne.jp/k-o-y-o-3569/e/dd004e3c5a4b522a417601310248ccb0

林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

先週→今週      平成17年度新米販売日
超普通じゃないコシヒカ 107袋/200袋 54%    9月25日
普通じゃないコシヒカリ 375袋/575袋 65%  9月17日
お得なコシヒカリ       419袋/736袋 57%   9月10日
ハナエチゼン       92袋/181袋 51%    8月24日
ひとめぼれ        82袋/146袋 56%   9月7日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


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