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林さんちのあぐらぐち物語 2006年 水無月4号
http://www.hayashisanchi.co.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 水無月4号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
地区の消防ポンプ車操法で優勝してしまいました。これはエライことなんで
す。またしばらく、火消し狂の日々は続くのですが、お米と大豆は、そんなこ
ととは関係なく、すくすく育っています、、p(^−^)q
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□
お得なコシヒカリ ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後に
2.今週の林さんち・・・・百姓の小さな幸せエダマメ
瓦礫だらけの区画整理地区の大豆も、なんとか芽が出て来ました。これで、
なんとか育ってくれればバン万歳です。「林さんちのオヘソが白いエンレイ大
豆」(長い!)は、種まき後に、散布する除草剤1回以外、一切農薬は使用し
ていません。数年前までは、「紫斑病」という大豆が紫色になる病気の殺菌の
ために、農薬を種にまぶしていたのですが、それも止めてしまいました。この
時、農薬と一緒に、赤い染料で大豆を赤く染めて、ハト等に食べられないよう
にもしていましたのも、同時に止めました。
普通の大豆は、大きくなったら最低2回は、殺虫殺菌剤を散布します。林さ
ちは、それも全く行っていないのですが、そんなに気になるほど虫に食べられ
たり、病気になっているとは思えません。まあ、普通10a当り200〜300キロ
も収穫出来るところを100キロ前後と、優しく栽培しているので、虫も寄って
来ないのではと思っています。きっと虫は、ふっくら柔らかそうな葉っぱや豆
が好きなんでしょう。スレンダーな林さんちの大豆は、食べずにいるみたいで
す。
大体、この大豆に散布する農薬ですが、粉や液体があるのですが、葉っぱが
繁っていると、ちゃんとかかっているのか、かかっていないのか?ほとんど、
空中に飛散しているような気がしてなりません。特に、粉の農薬は、紫外線に
弱くて2日もすれば分解してしまうそうです。その農薬を散布した時に、虫や
病気の菌がいればいいですが、タイミングを外すと、それこそ空中にばら撒い
ているようなものです。次に効果が高いとされている液体の農薬散布ですが、
水田だと長いホースも水の中で軽く引っ張れるのですが、大豆の畑地では、そ
うは行きません。すっごい抵抗のあるホースを、ズルズル引き摺りながらの作
業は、夏の炎天下では地獄です。さらに、農薬は、虫や病気には効かなくても、
散布作業をしている人間には、確実にダメージを与えます、、(−_−#)
そして大豆は、林さんちでは、超赤字商品。お米の収量の20%前後では、
どんなにがんばっても、黒字は見込めません。そんな大豆に高い農薬は使えな
いという背景もあります。それでも、現在のアメリカなどの輸入に頼っている
現状では、国産大豆は、非常に貴重なものです。赤字と言えども、もう18年
も経つ機械を、直して直して経費を削減しながら、栽培を続けています。今で
は、味噌加工の糀も自作して、経費のさらなる削減をしながらも、品質をより
上げています。
初夏になり大豆も中くらいに大きくなると、培土と言って、土寄せをして、
成長促進、倒伏防止、湿害防止を行います。この小型の専用トラクターは、も
う20年以上使っている頑張り屋さんです。最近、後ろに付ける培土機を新し
くして蘇えっています。そうやって夏になって、大豆が青いさやの中で、出来
始めると、林さんちでは、隅っこの大豆を取ってきて、「エダマメ」を作って
みんなで食べます。「エダマメ」が大豆の若いモノだったとは、私も最初の頃
知らなかったんですが、確かによく考えると元?は大豆ですよね。このエダマ
メが、また美味いんです。百姓をやっていて良かったと、小さな幸せを噛み締
める瞬間でもあります。
そんな林さんちの大豆こちら↓
http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
3、ポンプ車操法優勝・これは凄いことです!
ポンプ車操法部門で、なんと優勝しました。7月29日の県大会出場が決定
です。しかし、総合部門は、ブービー、、(-_-#) 小型は、最後の最後の的当
てをミス、3位、、(T_T) 勝負の綾は、実に複雑でしかも残酷かつ明確でした。
その複雑に絡んだ糸を、ほぐすような作業を最後まで、成し遂げたのがポンプ
車の選手達でした。4年前に3位となって、あとわずかで、県大会出場を逃し
たメンバーが、私を含め2名入った今回のチームは、過去最高と感じていまし
たが、その予感は、まさしく正しかった。
しかし、総合部門では、昨年準優勝チームが、25分団中24位!とは!数
年前に、朝7時45分の開会式に向う、「分列行進」でバラバラだった悪夢が
そのまま再現されてしまった。原因は、曲の変更。今までの軍艦マーチから新
曲に変わったのだが、これがスロービート。ところが、我が分団の足並みは、
やや早い。だから前を行く、分団長に曲より速く歩いてくださいと言ったのだ
が、、。運悪く?今の分団長は音感が素晴らしくて、どうしても、合わせてし
まったのだ。おかげで、いつもと違うペースに、合わせられない分団員が続出。
後で点数表を見ると、驚異の6点減点!こりゃダメだ。
次の小隊訓練。あれほど練習した行進、少しは皆、自信を持って臨んだのだ
が、ここでも驚愕の3点減点。普通、分列行進も小隊訓練も、減点は0なのだ!
もう、夜遅くまで、消防署員の皆様に残ってもらってがんばったのに、申し訳
ないの一言である。という訳で、朝、9時過ぎの段階で、すでに大勢は決して
いて、モチベーションもガタ落ちの状態でした。まあ、おかげで、ポンプ車操
法に集中できたのかもしれないが。
ポンプ車は、第3組のCコース。今回のグラウンドは、Cコースが一番固い。
ここのところの空梅雨で、グラウンドは砂漠状態。強豪は、A、Bコースに全
部行っていたので、すでに、クジ引きの段階で、アドバンテージを持っていた。
そして、消防署の指導があったが、とにかく準備は、同時演技の3隊の中で一
番速くないといけないと言うことで、段取りバッチリで、予定どおり素早い準
備で、完璧なスタンバイ状態にした。進行係りから、「準備出来ましたか?」
と聞かれ「いつでもOKです!」と偉そうに言ったけど、後で「第2分団余裕
でしたね」と聞き、好評価でした!
あとは、「操法開始!」と旗が振られた時点から、記憶がほとんどないくら
い。何ヶ所か、演技者のミスを見て、ヤバイと思ったが、「見なかったことに
しよう作戦」で、また集中した。気が付くと、最後の敬礼をバッチリ決めて、
皆に拍手されていました。演技の精度は、いつものようなミスを何ヶ所かして
いたようだが、破綻を来たすようなことは無く、我々にとって目標にしていた
普通の演技でした。分団テントに帰って来ての乾杯は、一年の中で、一番、美
味しいビールでした、、(⌒-⌒)
その後、多くの強豪チームが、決定的なミスをしていく中、「あ〜少しは上
位に行けるかなぁ」とぼんやり見ていました。そして全てが終了し、小型ポン
プの応援の後、分団長に呼び止められ「県大会決定や、優勝や」と聞かされた
時は、またまた、悪い冗談をと思っていました。とりあえず、選手にも言いま
したが、いつもの私の悪い冗談だと思ったようです。ところが、やはり消防署
の方からもお祝いの言葉があり、これはもしかして本当?そして最後の閉会式
で、表彰式に出る段取りを、選手にした段階で、うちの2番員「???」と言
った顔をしたと思ったら、ポロポロと泣いてしまい、、(ToT) ようやく現実だ
ということが分かったようです。
その後は、夢のような気持ちで、閉会式、帰っての後片付けをしましたが、
野々市町主催の打ち上げ会場では、総合がビリだったので、やはり会場のはる
か後方の末席でした。ここで、また現実に引き戻されました、、\(^o^)/
おかげで、来賓のあいさつも大変。普通、上座に向ってお祝いを述べるのです
が、肝心の優勝チームが遥かかなたの末席。町長さんのあいさつも、最初、関
係の無い上座の分団に向ってやったもんだから、一座がざわついてしまい、よ
うやく「あっ!あんなところにいる!」と言う感じで、遠くからお祝いの言葉
をいただきました。やれやれ、最後の最後まで、お騒がせの第2分団でした、、
(⌒‐⌒) では、これからはオヤジ達は、未知の世界に突入です。しばらく消防
ネタが続くかも、、ゴメンなさい。
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
先週→今週 平成18年度新米予定日
超普通じゃないコシヒカ 0袋/200袋 0% 9月25日
普通じゃないコシヒカリ 112袋/575袋 19% 9月17日
お得なコシヒカリ 73袋/736袋 9% 9月10日
ハナエチゼン 0袋/181袋 0% 8月24日
ひとめぼれ 0袋/146袋 0% 9月5日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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