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     林さんちのあぐらぐち物語 2006年 文月2号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/    文月2号   _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 梅雨らしい、雨がちなお天気が、続いています。その合間を縫って肥料を散
布しています。消防の練習も、七転八倒の1週間でしたが、ようやく普通に練
習出来そうです。

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□
お得なコシヒカリ     ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ        □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・肥料散布量間違える、、(ToT)

 先週末から、予定通り穂肥えを散布開始しましたが、なんと、散布量を間違
えてしまいました、、(T_T) そういえば、昨年、肥料を変更したので量を、
50キロから70キロに増やしたのを、す〜っかり忘れていました。林さんち
では、長い間JTさんの肥料を使用して来ましたが、これは50キロ散布で十
分だったのです。JTさんの肥料は、ヤシガラ活性炭を使用して作られていま
す。おそらく石鹸の材料を、取り出した後の皮だと思いますが、それを活性炭
にして、有機質肥料を発酵させた後の水分を吸収して乾燥させています。発酵
させると熱が出て、さらに、乾燥のために熱を加えるとせっかくの菌が弱るの
で、非常に有効な手段だと思いました。

 このJTさんの肥料は、非常に優秀だったのですが、有機100%ではなか
ったのと、JTさんが撤退して別のメーカーになったのを機に、朝日工業さん
と言うメーカーの有機100%の肥料に変更しました。ところが、この肥料、
非常にマイルドで、最初の年、同じく50キロ散布したところ、収量がガタ落
ち、、(-_-#) 肥料には、主に収量に影響を与える窒素成分の含有量を表示し
てあり、JTさんと同じ6%だったのですが、なぜか4%位の感じでしか、効
かないのです。そこで、次の年に、7%仕様で70キロ散布に増量しました。
結果は、まあまあ許せる範囲で効いたので、あとはタイミングかな。

 しかし、そのことをす〜っかり忘れて、50キロ散布。でも、50キロをい
きなり散布した訳でなく、半分の25キロを撒いたあとでした。というのは、
有機肥料と言うのは、非常に粒が大きくて肥料散布機のタンクに一度に入らな
いのです。さらに、分けて撒いた方が、ムラもなく、効きも良いので、2回に
分けて撒いているのです。半分にしても、タンクは、林さんちのような小さい
田んぼ用の小型の動力散布機のタンクを、大型タンクに改造しているのです。
ただし、これ以上大きなタンクを付けて沢山入れても、歩けません。

 そこでスタッフと相談して、次の2回目に同じく25キロ入れて来週3回目
を追加してもう20キロ散布することになりました。作業回数は増えますが、
予定通りの35キロづつ2回散布しても、タンクには35キロも入らないので
田んぼを1周して散布中に切れてしまい、結局、後戻りしての散布になってし
まいます。それぐらいなら、きれいに1周で散布する方が1回増えても良いと
いう判断でした。あとは、この梅雨時に、3回とも晴れるかが問題です、、(⌒‐⌒)

           そんな林さんちのお米こちら↓
       http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

3、天と地ほどの違い

 現在、消防ポンプ車操法で地区大会で優勝して、7月29日の県大会に、向
け必死に練習中です。ただし、6月25日に優勝してすぐに、準備を始め、7
月3日から本格的に練習を開始したのですが、最初の1週間は、まさしく七転
八倒の日々でした。実は、我が白山野々市地区は、水は放水せずに、ホースを
伸ばすタイムを競う「空操法」で行われます。県大会は、実際に放水して的を
倒す「水出し操法」です。この違いは、天と地ほどの違いがあります。

 最近は地区大会でも「水出し操法」が主流になって来ましたが、なぜ我が地
区は「空操法」なのかは、色々と議論のあるところだと思います。しかし、実
際に、初めて空操法から水出し操法に変更してしてみて、これは大変なことだ
と実感しました。まず、ホースの問題。1本3万5千円前後するホースですが、
空操法で何度も練習したホースは、痛んでいて水を通すと穴だらけで、ひどい
時は破裂します。最初、新品のホースが間に合わず、やむなく地区大会で使っ
たホースを使ったら、すぐに壊してしまいました、、(T_T) さらにありえない
トラブルとして、ホースの中に何年もかかってたまった砂が、放水ノズルに詰
まってしまったこともあります。この時は、一体何が起こったのか、さっぱり
分からず焦りました。

 その他、放水ノズルもより高性能なモノに変更、ポンプ車の水を吸うパイプ
もより軽量なモノに変更。その他、改良点が山程出てきました。どうしても、
競技としてタイム勝負になってくるので、チューニングをするのは、当然のこ
とです。しかし、これは全て、国民の血税でまかなわれているのです。もし、
今の地区大会出場25チームが、全て水出し操法に変更になった場合は、大き
な出費を伴うことは予想されます。だから、長い間、弱小だった我がチームは、
なんとしても県大会に行って、良い装備をもらうぞ!と意気込んでがんばって
来たのです。

 ただお金の問題より、もっと大変なのは、水出しをするだけで、作業量が飛
んでもなく増えるのです。我が分団では、地区大会では、小型ポンプ操法部門
にも参加しています。この部門参加分団が、7〜8分団と少ないこともありま
すが、小型ポンプで実際に水出し操法をします。ホースは、ポンプ車部門と違
い半分の3本しか使用しないのですが、それでも、水を入れる水槽、それに送
水するホースやらなんやら色々と必要になります。一回水出し練習をすると、
会場に垂れ流しできないので、水が入った重いホースをみんな引き摺って外で
排水。今度は、そのドロドロになったホースを、巻いて洗って干します。近年
消防団員の高齢化が問題になっていますが、我が県大会チームも平均年齢が、
41歳!もし、全部の分団で水出しに伴う、これらの作業をさせたら、なおさ
ら入団を拒む人が増えるような気もします。

 それでも夢の県大会出場。全分団員が、一致団結してこの膨大な作業を、毎
日行っているうちに、明らかに、ホースのこと、ポンプ車のこと、消火作業の
なんたるかを、皆が理解して行っていると感じています。もしかしたら、これ
こそが、県大会に行く意味だったのかもと、思い始めています。そして気づけ
ば強い分団に成長しているのではないかと感じています。特に、野々市町は市
街地で、火災の多い地区です。最後は、この力が、国民の生命財産を守る力に
なることを、信じています。

林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

先週→今週      平成18年度新米予定日
超普通じゃないコシヒカ 0袋/200袋 0%    9月25日
普通じゃないコシヒカリ 90袋/575袋 15%  9月17日
お得なコシヒカリ     39袋/736袋 5%   9月10日
ハナエチゼン        0袋/181袋 0%    8月24日
ひとめぼれ         0袋/146袋 0%   9月5日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


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