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     林さんちのあぐらぐち物語 2006年 文月4号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/    文月4号   _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 大雨洪水警報が、各地で出ています。野々市は、本当に災害のない有り難い
町だと感じています。当然、林さんちの田んぼを守っているおかげもあります。

      ○普通のコシヒカリの在庫が、少なくなりました○
   取り置き希望の方は、メールを下さい⇒info@hayashisanchi.co.jp

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
お得なコシヒカリ     ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ        □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・盛り返した虫送り

 大雨が続く中、奇跡的に、22日は晴れて地域の祭り「虫送り」が開催出来
ました。最近は、地域の盆踊りも無くなってしまい、唯一残っている、お祭り
です。この「虫送り」は、500年前この地方を治めていた富樫一族を、加賀
一向宗が、滅ぼした時の呪いで、何年も虫の害で、凶作になった時、一族を鎮
めるためと、各集落からたくさんのタイマツを持って太鼓を叩きながら練り歩
き虫を集めながら最後は、大タイマツで虫に成仏してもらうために、行われて
来ました。

 何度か、衰退していた時代もありましたが、明治時代からは、毎年行われて
いたようです。私は、地域の青年団が、取り仕切っていた昭和40年台からの
記憶しかありませんが、昔は、娯楽が無かったので、1ヶ月ほど前から、毎晩
若い衆が集まって、田んぼを練り歩きながら太鼓打ちの練習をしていたと聞き
ます。ところが、高度成長期になり農村にも、サラリーマンが増え、そんな風
景も、見られなくなりました。それでも、虫送り当日は、集落の皆が顔を出し
て、太鼓やタイマツを持って盛り上がっていました。

 そして私が、会社を辞めて地域に帰って来た1980年台は、まさにバブル
時代。虫送りなんてマイナーなことに顔を出すより、仕事とレジャーで、世の
中、狂奔していた時代です。だから、地域の青年団に入って虫送り実行委員長
を何度か務めましたが、せっかく、大タイマツを準備しても、周りで太鼓を叩
く時間の短いこと!短いこと!とりあえず、形だけは、祭の形態を保っていた
暗黒の時代だったと思います。その後、青年団も消滅。数年前から、地域の公
民館が主催して行うようになりました。

 皮肉なことに、バブル崩壊後、地域の祭が見直され、新しい住民達もローカ
ルな祭りに目を向けるようになって来て、最近では、ずいぶん盛り上がるよう
になりました。そして、その盛り上がりと同時に、かつて青年団が行っていた
準備や警備の仕事が、巡り巡って私の方にやってくるようになったのです。ま
ず、警備の仕事が、消防団に来るようになり、今まではタイマツの火を消すだ
けが、かなりハードに。そして、昨年から、私は集落の公民館係りに、なって
しまい、20年ぶりに虫送りの準備をすることになりました。

 しかし、準備に行って見ると、なかなか段取りが、見えない。それはそうで
す、毎年変わる公民館係りさんがほとんど、大タイマツの立て方一つ分からな
いのもうなずけます。結局、昔取った杵柄、私が偉そうに仕切るはめに。今年
は、最初から腹をくくって、仕切らせてもらったので、すぐに大タイマツも完
成、火文字のアーチも、立てて午前中に作業完了出来ました。公民館係りは、
集落の懇親会の準備もしなくてはいけないので、忙しいのである。ノンビリと
虫送り会場の準備ばかりしているわけにはいかないのである。しかも、集落の
準備が出来たら、すぐに消防で警備の段取りをしなくてはならない。
虫送り会場準備⇒http://blog.goo.ne.jp/k-o-y-o-3569/d/20060722
虫送り大タイマツ点火⇒http://blog.goo.ne.jp/k-o-y-o-3569/d/20060723

 分身の術を多用して、なんとか虫送りは、大成功。最近は、長い時間、大タ
イマツの周りで、太鼓を代わる代わるみんな叩いて、同時に行われる「子供奉
納相撲」に至っては、あまりの盛況で、200人限定になっています。昔、私
が出たころは、子供も少なかったので、5番勝負、7番勝負が当たり前でした。
でも、あのフンドシが嫌で、ずいぶん親を、困らせていた覚えがあります。今
では、自ら喜んでフンドシをするくらいですから、分からないものです。世の
中、好景気と言われますが、バブル時代と違い、地に足を着けた生活を地域の
人達も出来るようになって来たのだと感じています。あとは、虫送りの最大の
目的「豊穣」を祈っています、、(⌒-⌒)

           そんな林さんちのお米こちら↓
       http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

3、操法の神様!オヤジの星にして下さい、、m(_ _)m

 今週土曜日に、いよいよ石川県消防操法大会が、行われます。なんと1ヶ月
の短かったこと。先週、雨の中無理やり練習をして、選手の体調を崩してしま
ったことは、書きましたが、その後、私も頭を冷やし、選手も養生して、練習
再開。すると、ようやく操法タイムが、ジリジリと短縮されて来ました。平均
年齢41歳のチームは、爆発力はありませんが、しぶとさは天下一品です。

 ホースを2線延ばして50m先の的に放水して当てるタイムを競うのですが、
強豪は、第1線50秒、2線60秒を切ります。しかし前号でも書きましたが、
我がポンプ車は、設計ミスからどうしても、タイムが普通のポンプ車より、2
秒〜3秒は、絶対に余計タイムがかかります。それでも、最近は、52秒台、
63秒台が、出るようになりました。これは、マシン的には、想定タイムギリ
ギリに来ています。

 タイムが、これ以上縮まないとなると、今度は、減点をいかに少なくするか
です。審査員は、選手個人を見る「行動審査」と、全体を見る「総合審査」の
2系列があります。審査は、合計得点200点からの減点法で、タイムは、第
1線50秒、第2線60秒から、1秒1点減点です。地区で優勝した時の得点
が、186点。前年度県大会優勝チームが、182点です。つまり、優勝して
いても、かなり厳しく減点されていると言うことです。タイムでの減点、想定
6点を、昨年の優勝得点から引くと、176点。すると、準優勝が178点だ
ったので、3位!になってしまいます。ただし、18チーム中8位になると敢
闘賞をいただけるのですが、その8位の得点が、174点。つまり、200点
もあっても、2位以下は、たった4点の間に、ひしめいていたと言うことです。

 しかし、こんな計算も、やはりタイムが速いチームは、上手で減点も少ない
ので、獲らぬ狸の皮算用かもしれません。しかし、なんとしても、この計算で
臨むしかないと考えています。あとは、操法会場には魔物が住んでいて、時々
悪さをします。私もあり得ないミスで、強豪チームが、沈んで行ったのを何度
も見ています。例を挙げると、ホースの結合部の爪を逆に付けてしまい、結合
出来なかった。吸管の下に敷かねばならない枕木を、積み忘れた。ホースを結
合したら、シューズの紐を挟んでしまい転んでしまった。ポンプの電源を入れ
忘れた等々、数ヶ月に渡って練習して来たのに、小さなミスで、全てが水泡に
帰すのです。あとは、操法の神様が、我が第2分団に、少しでいいから微笑ん
でくれれば、平均年齢41歳の中年チームだけど、オヤジの星になれます。お
願いです!8位以上をなにとぞ、、m(_ _)m

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先週→今週      平成18年度新米予定日
超普通じゃないコシヒカ 0袋/200袋 0%    9月25日
普通じゃないコシヒカリ 67袋/575袋 12%  9月17日
お得なコシヒカリ     12袋/736袋 2%   9月10日
ハナエチゼン        0袋/181袋 0%    8月24日
ひとめぼれ         0袋/146袋 0%   9月5日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


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