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     林さんちのあぐらぐち物語 2006年 葉月1号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/    葉月1号   _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 例年より遅れて梅雨明けしました。しかし、消防の県大会で惨敗、心には
寒い風が吹いています、、(T_T) でも、夏の熱い太陽が、きっと暖めてくれ
るでしょう、、p(^-^)q

 普通のコシヒカリ玄米売り切れました、、m(_ _)m あとは、普通じゃないコシヒ
カリに、がんばってもらいます。ハナエチゼン8月下旬販売予定です。

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
お得なコシヒカリ     □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ        □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・農業経営力=機械整備力

現在、スタッフは、遅れていた草刈りを全開で、行っています。この草刈り
昔は、稲刈り寸前まで行っていたのですが、最近、あまり夏になって穂が出来
始める頃に刈ると、中にいたカメムシ君が、田んぼに侵入して籾の中のお米の
汁を、吸う事が分かって来ました。そこで、なんとか、8月始めまでには、済
ましたかったのですが、梅雨が長引いて、遅れてしまいました。

 この草刈機に付いているのは、排気量22cc〜50ccと言った小型エン
ジンで、2ストロークしかも混合油と言って、ガソリンとオイルを、30:1
で、混ぜた燃料を使用します。だから、農村地域のガソリンスタンドには、必
ず混合油が置いてあります。なぜ混合油を使っているかと言うと、普通の2ス
トロークエンジンは、ガソリンを供給するキャブレターと、オイルを供給する
オイルポンプが付いています。しかし草刈り機のような小型エンジンでは、そ
のオイルポンプを付けると重くなったり構造が複雑になるので、付いていない
のです。

 そうやってギリギリまで軽量化されたエンジンですが、これがなかなかの難
物で、オイルを燃やしながらエンジンを回すので、エンジン周りがオイルで汚
れてしまい、それが原因の燃料詰り等で、度々不調に陥ります。小型であれば
あるほど、調整がデリケートなので、修理はかなり難しい。おかげで、農協の
修理工場には、この時期、不調になった草刈機が、山ほど修理に置いてありま
す。しかし、たまに草刈りをする兼業農家さんは、修理も面倒くさいので、す
ぐに、新型草刈機を購入しているようです。1台8万円前後しますが、林さん
ちの地域の農家さんは、宅地化による大地主さんも多いのか、贅沢なものです。

 しかし、林さんちでは、そうはいきません。そんな燃料が詰ったくらいで、
新品を買うことなんて、出来ません。専務が、調子が悪くなる度に、せっせと
修理しては、使っています。一番古い草刈機は、15年前の機械ですが、好調
に動いています。農業経営の経費で、かなりの比重を占めるのが農業機械です。
その経費を抑えることが、まず収益の大前提になります。だから、栽培技術も
さることながら、機械の整備技術の差が、収益に大きく影響を与える決定的な
条件になります。この整備技術力は、外からは見えないので、林さんちの経営
力の違いは、素人さんには、なかなか分からないのです。

 現在、専務の日記には、稲刈り機械のコンバインの整備状況がアップされて
http://www.hayashisanchi.co.jp/diary-hi-log/hh200607.htmlいますが、本当
に、部品交換一つにしても、ギリギリまで使うか、交換するか悩んでいます。
最後は、社長の私が決断するのですが、その判断が一つ間違えると、2倍の経
費がかかるのは、必定です。さて、今年の判断は、間違っていなかったかどう
か?それは、秋の終わりに分かります、、(⌒-⌒)

           そんな林さんちのお米こちら↓
       http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

3、ドラマは始まったばかり

 第54回石川県消防操法大会が、7月29日に、梅雨前線最後の豪雨の中、
行われました。我が第2分団の結果は、なんとダントツの最下位、、(ToT) も
うショックで、放心状態でした。豪雨の中、操法が開始されましたが、各チー
ムともタイムが伸びません。指揮者の私は、これはチャンスだと考えて、転ん
でもいいから、全開でやろうと言ったのが、全ての原因でした。まさか、本当
に転ぶとは、、。操法の魔物に完全に捕まってしまいました。

 我がチームの操法が始まり、選手が一斉に下車した時すでにポンプの後ろに
回った選手が一人、足を滑らし、ホースをあらぬ方向に延ばしてしまい。なん
と、私の足に当ってしまいました。その後、私が火点の指揮者位置に到達した
時点で、観客の「おおお!」と言うどよめきが、、。後で聞くと、もう一人の
選手が、転んで手を着いたのです。幸いホースは落とさなかったのですが、も
うそれからは、第1線はボロボロ。これだけ、滑ったり転んだりするチームは、
我がチームだけでしたので、終った時点で、最下位を確信していました。それ
ほど、今までにない酷い状況でした。

 終ってから冷静に考えると、今のポンプ車では、構造上、タイムが他チーム
よりどうしても2線合計で6秒は遅い。その6秒を詰めるために、選手に無理
の上に無理を強いてしまったのでした。じゃあ、雨だからゆっくり安全にやれ
と、言って結果が出たかと言えば違います。やはり最下位だったと思います。
それほど、この6秒差は大きかった。それが分かった上で、今回は、ポンプ車
のせいにするな!と選手に言い聞かせて頑張って来ましたが、第二次世界大戦
中の日本軍のように、精神力でなんとかしろと言うのは、無理なレベルでした。

 しかし、第2線は、練習でも出なかったベストタイムを叩き出したのは、こ
のチームのポテンシャルを物語っています。18チーム中7位のタイムだった
ので、立派なものです。それだけに、悔しさも倍増ですが、全開でやった失敗
なので、仕方ありません。今は、とにかくポンプ車の構造上の欠陥を、なんと
か改善してもらって、来年の県大会に備えるしかありません。そして、なによ
りも、白山野々市地区大会を、突破しなくてはなりません。このハードルが、
一番高いかもしれません。もしかしたら、一生巡って来ないチャンスを、潰し
たかもしれません。それでも、また、あの会場に、忘れ物を拾いに行くことを
信じています。まだ、ドラマは始まったばかりですから、、。

林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

先週→今週      平成18年度新米予定日
超普通じゃないコシヒカ 0袋/200袋 0%    9月25日
普通じゃないコシヒカリ 49袋/575袋 9%  9月17日
お得なコシヒカリ     2袋/736袋 0%   9月10日
ハナエチゼン        0袋/181袋 0%    8月24日
ひとめぼれ         0袋/146袋 0%   9月5日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


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