~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

     林さんちのあぐらぐち物語 2006年 葉月3号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/    葉月3号   _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 遅れてやって来た太陽も、一生懸命、遅れを取り戻そうとしているようです。
その代わり、台風も連続発生しています。なにとぞ、来ないで下さい、、m(_ _)m

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
お得なコシヒカリ     □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ        □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・お盆はノンビリが正しい

 昔、お盆と言えども、のんびりと、里帰りしてはいられませんでした。この
時期、消毒に肥料撒きと、今、思えばずいぶん無駄なことをしていたなと、感
じます。林さんちの穂肥えは、お米の赤ちゃんが、出来た頃にだけ、肥料をや
って終ります。ところが、10年ほど前は、『実肥え』と言って、穂が大きく
なってからも、せっせと肥料を散布していたのです。もう、ずいぶん大きくな
っている子供に、プロテインを無理やり飲ませて、大きくするようなモノです。

 これを、8月初旬と、トドメにお盆に、散布するのです。しかも、効果的に
行うために、生育に最も影響を与える窒素成分が、とにかく高い肥料、硫化ア
ンモニウム(窒素25%)尿素(窒素45%)と言う、完全100%の化学肥
料を使用しました。これは、確かに強烈に効きます。まあ、超高級ドリンクを
飲むような感じです。林さんちで、春先に、散布している一発肥料も窒素20
%〜25%ありますが、その他の成分も、色々入っていて、気温の高まりで、
徐々に溶け出します。有機肥料に至っては、窒素6%、しかも、感覚的には、
もっと低い気がします。

 以前は、とにかく、多くお米を作った人が、勝ちだったので、肥料をとにか
く、どれだけ多く撒けるかが勝負でした。しかも、あまり撒くと、稲が伸びて
倒れるので、必殺技『倒伏防止剤』なるものを、使います。さらに、太ってブ
ヨブヨなので、虫や病気に弱くなるなるので、何回も『殺虫殺菌剤』を散布し
ます。成人病になる位に、美味しいモノを食べさせては、それを防ぐために同
時に薬も、多用するという、なんだか奇妙なやり方です。でも、若い頃は、そ
れが、当たり前だと信じていたのですから恐ろしいです。

 10数年前に、ある方から、今の優しい作り方を伝授されてからは、本当に
楽になりました。体も楽に、なりましたが、一番は、精神的に楽になったこと
です。目を三角にして、お盆の墓参りも、そこそこに、家族でケンカをしなが
ら米作りをするより、ゆったりと百姓をする方が、誰が考えてたって良いに決
まってる。優秀なトマト農家は、トマトが出来る必要なだけの葉しか木に付け
させない。おかげで、向こうが良く見えるので、夫婦で顔を見ながら、会話を
しながら作業をするので、夫婦仲が良く、しかも、無駄なトマトが出来ず良い
トマトしか出荷しないので、収益も良い。と聞いたことがあります。

 それに比べ、少しでもトマトを作ろうと、肥料をたくさんやって、フサフサ
に葉を繁らすと、夫婦の会話も少なくてケンカばかり。しかも、虫や病気が出
て、消毒しなくてはいけないし、貧乏子沢山で、品質の悪いトマトが出来る。
すると売上げが減るので、さらに沢山作ろうとして、作業が増えるが収益は減
る。トマト農家に限らず、お米農家も、やはり、お盆は、ノンビリと家族で、
過ごすのが、正しいのでしょう、、(⌒‐⌒)

           そんな林さんちのお米こちら↓
       http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

3、2アウトチェンジ?

 高校野球に限らず、石川県の学童野球チームが、全国軟式学童野球大会でベ
スト8まで進んだり、地元野々市町のチームが、別の全国スポーツ少年野球大
会に、出場したりと、この夏は、周りでは、華々しい活躍があって、うらやま
しい限りでした。我が富陽学童野球クラブは、私が会長をした時と同様、この
夏は、耐え忍ぶ季節でした。

 この5ヶ月間、消防漬けだったので、まったく審判をしていなかったのです
が、この夏から開催されたある大会の審判を、3日間連続でしました。おかげ
で、ずいぶん感覚が戻って来ました。公式戦ではなく、冠大会と言えども、監
督も子供達も、そして親も、一生懸命です。ミスは、許されません。かなり緊
張して臨みましたが、最近、はやりの誤審も、いくつかやってしまいました。

 一つ目、1アウト満塁。このケースは、インフィールドフライがあるかもし
れないケースです。インフィールドフライと言うのは、ノーアウト、1アウト
の1,2塁、満塁で、もし内野にフライが上がった場合は、内野手が、取ろう
が、落とそうが、バッターアウトなるルールです。もし、このルールがなけれ
ば、わざと落とせば、ランナーは、進まざるを得ず、簡単にダブルプレーが出
来ます。ところが、この時、セカンド方向へフライが上がって、「インフィー
ルドフライ」と言ったのですが、セカンドがまったく取れずポトリ。

 もうワーワーと歓声の中、グラウンドを見ると、ランナー1、2塁の状態。
一人しか減っていない。つまり得点1点。すると攻撃側から2点入ったのでは!
と抗議。え?と良く見ると、アウトになったはずのランナーが、そのまま1塁
に、居座っていたのです。ということは、2点得点です。と、言ったら、今度
は、守備側から、なぜ2点だ!と抗議、、(T_T) インフィールドフライは、イ
ンプレー中だから、ランナーは自由に走れますと答えたけど、コールが聞こえ
なかった、ハッキリコールしてくれと、クレームをつけられた。ここでのミス
は、学童野球で、満塁だとセカンドは、かなり前にいて、大きなフライは、絶
対に取れないと言う事。つまりインフィールドフライは、成立しない。さらに、
居座った1塁ランナーに気づかなかった。コールの声が小さかった。

 かなり冷や汗モンで、試合を終了して、次の試合。今度こそ!と思ってマス
クをかぶった。しかし、今度は、1アウト、1、2塁。するとピッチャーが暴
投!ところが、ボールが、バックネットに挟まってしまい、、(T_T)キャッチ
ャーが、すぐにボールを取って投げましたが、「え?」と思う間もなく、ラン
ナーは、手を叩いて1人生還。すると守備側から、猛抗議!「そうか!」と思
い出してタイム。ルールに則って、生還したランナーを3塁に戻しました。投
球が、場外に出たり、挟まったりした場合は、1塁しか進めないのです。は〜
判断が遅い、、( ̄○ ̄;)

 私の時ではなかったのですが、面白いプレーもありました。なんと2アウト、
3塁で、守備側が、3アウトと間違えて、ベンチに帰ってしまい、しかも、そ
れにつられて、ランナーもベンチに、帰ってしまいました。そして、次のイニ
ングで、ようやく選手から抗議が、ありました。審判も、「え???」と思っ
ていましたが、この場合、審判は、例え選手が間違えても、止めることは、ど
ちらかに加担することになるので、黙っているしかないのです。しかも、抗議
やアピールは、攻撃側選手がベンチに、帰った時点で、無くなります。結局、
抗議も認めらませんでしたが、子供達の野球では、有り得ないことが多々起き
ます。だから、面白いのですが、本当に油断なりません。秋に向け、稲刈りと
同様、審判の方も、集中力を高めていかないとね、、p(^−^)q  

林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

先週→今週      平成18年度新米予定日
超普通じゃないコシヒカ 0袋/200袋 0%    9月25日
普通じゃないコシヒカリ 24袋/575袋 4%  9月17日
お得なコシヒカリ     0袋/736袋 0%   9月10日
ハナエチゼン        0袋/181袋 0%    8月24日
ひとめぼれ         0袋/146袋 0%   9月5日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884
発行 (有)林農産 林浩陽 2001 Copyright(C)
    〒921-8833 石川県石川郡野々市町藤平132
    TEL 076-246-1241 FAX 076-246-3113 
http://www.hayashisanchi.co.jp
 koyo@karatsu.ne.jp
 ご意見・アドレス変更・配信中止はこちらまで
884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884