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     林さんちのあぐらぐち物語 2006年 葉月4号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/    葉月4号   _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 ハナエチゼンの刈取りをほぼ終了しました。次は、ひとめぼれですが、そ
の前にお客様の「ゆめみづほ」を刈ります。この市街地の稲刈りが一番ハー
ドです。ハナエチゼンの発送を25日から開始します、、p(^-^)q

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
お得なコシヒカリ     □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ        □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・ニュースな男

8月21日にハナエチゼンを刈り始めました。しかし、それ以前、お盆に知
り合いのフリーアナウンサーさんから、なにやら稲刈り時期の問い合わせが、
あって、いったい何のため?と不思議に思っていたら、お盆明けに、現在NH
Kで仕事をしていて、稲刈りの映像が欲しいので、林さんちを紹介したとのこ
と。聞くと、季節の映像らしいので、どうぞどうぞとなった。

 昔、金沢美大に在学中、当時の美大生のバイト先で有名な一つが、テレビ局
の美術のバイトがありました。テロップのバックの絵や、資料の作成等々、今
では、ほとんどデジタル処理ですが、当時は、まだまだ手描きの時代で、美大
生の技能を生かせる貴重な収入源でした。そして、各テレビ局も、ニュースが
無い時が、たまにありネタの入手に困ることがあるようです。そのような時は、
なんと言っても、「季節の映像」「時節のニュース」が、抑えで最後の砦にな
っているようです。

 すると、春先や秋口に、学食で、知り合いの学生が、声をかけて来て、話を
聞くと、取材させて欲しいとのこと。分かったと言うことで、自宅に帰って両
親に説明すると、これは大変だと言うことで、仕事を遅らせて、作業場の掃除
をして待ち構えていました。しかし、1日取材して行って、家族でテレビの前
に並んで見たらガッカリ。あれだけ取材しても、1分も放送するかしないかな
んですね。しかも、意外に作業場も綺麗に見える、しかし顔は大きく見えると
言う、テレビ画面のマジックを知りました。

 という事で、その後、何度か学生時代に、テレビ出演させていただきました
が、その頃から「ニュースな男」?だったのかもしれません。その後、天皇杯
受賞をピークに、色々と出させていただきましたが、平成15年の古米混入事
件の放送で東海北陸版に、放送された時は、反響が大きくて、林さんちのお米
が、半年で全て売り切れるという事態に遭遇。こいつは、いい気になって映っ
ていると、ヤバイこともあるなと、いい経験になりました。やはり時節の映像
で、天気予報のバック辺りが、ちょうど良い具合です。

 今回の稲刈りの取材は、「県内で初めてに稲刈り的」な取材でした。いつも
なら、石川県南部の農家さんが、必ず出演していたので、林さんちに来たのは
初めてでした。え?21日で、初稲刈り?と思いましたが、まあ、いいでしょ
う。せっかくの今時珍しい「ハナエチゼン」の地位向上のためにがんばりまし
た。放送では、「早生品種ハナエチゼン」のテロップと「お天気の影響もなく、
品質も良いですよ」と言うコメントが、出たので大満足。しかも、全国放送の
天気予報!のバックで、映像が使われたらしい、、見ていない(T_T) でも、
やっぱり「ニュースな男」は、健在だったかも。

     ↓そんな林さんちのハナエチゼンは25日発送開始予定↓
       http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

3、骨折10本目に比べりゃ

 我が社の女性社員「あんち」が、8月12日に、富山県で川下り「ラフテ
ィング」で、川底の岩に右足首をぶつけて骨折。18日に手術をして、現在入
院加療中です。大晦日に、信号無視の車にぶつけらて全損、打撲の怪我をした
彼女にとっては、今年は、当り年かもしれません。まあ、かわいそうだが、林
さんちは、命に別状がなければ、さっそくギャグネタに使って笑ってしまおう
と、皆で、新米のハナエチゼンや、新米の稲を持参して、ギプスをバックにし
ての撮影を計画実行しました。残念ながら、私の時は、ご両親もいらしてシャ
レにならない雰囲気を察知して、大人しく帰って来ましたが、、(-_-)

 病気や怪我で、一番の薬は、「明るい気持ち」です。確かにギャグかもしれ
ませんが、皆、心からの回復を祈ってのことでした。大体、足首じゃなかった
ら、頭を打って死んでいたかもしれません。物事は、あくまでポジティブに考
えましょう。でも、あんちへのお見舞いで、私自身の経験が、一番の励まし?
になったのではないでしょうか?骨の1本や2本、全然大したことない!

 まず、1本目が、大学1年の4月25日に、サッカーの練習中に足首付近の
ひ骨(2本ある細い方)を骨折。この時は、田植え前の超々忙しい時で、目か
ら火が出るほど叱られました。忙しいので、帰ってくるなと言われて、結局、
3週間の入院の末に、退院。両親が来たのは、骨折した日の夜のみで、退院時
も親戚の叔母さんが、家まで送ってくれました。足首なのに、当時は、太もも
までギプス。1ヶ月半後に、外した時は、見るも無残にやせ細ってしました。
このおかげで、大学生活に乗り遅れて、授業や、友人関係で、大きなビハイン
ドを背負ってしまった痛恨の骨折でした。

 2本〜7本目は、平成5年3月25日、32歳の時に、50ccのレースで
高速コーナーで転倒、後続車に轢かれ、あばら骨を5本と背骨の突起1本骨折。
この時は、はっきり言って死んだと思いましたが、まだこの世に縁があったよ
うで、一命を取りとめました。かなり肺に出血がありましたが、骨が肺に突き
刺さらなかったのが幸いでした。この時は、前年に天皇杯を受賞、絶頂から地
獄に落とされましたが、この骨折はまだプロローグでした。そしてこの年は、
歴史に残る、冷害の年で、寒さで痛むアバラをコルセットで無理やり押さえ込
んでの、農作業は、辛かった。
詳しくは⇒http://www.hayashisanchi.co.jp/unchiku/020209.html

 8本目は、平成8年5月11日、筑波サーキットで、ハーレーレース予選、
筑波で最もスピードが出る最終コーナーで、直前のライダーが転倒。しかも、
単に転んで滑って行くのと違い、ハイサイドと言って、一度滑ってグリップし
て転倒、ライダーがコース内に残ってしまった。100キロ以上は出ていた私
は、避ける間もなく、ライダーとバイクに連続して追突。そのまま、コース外
へ吹っ飛んで行きました。残念ながら、そのライダーは、若くして亡くなられ
私は、全身打撲。しかし、その後、腰痛がひどく動けなくなり、医者に行くと、
なんと背骨にヒビが入っていました。それでも、体の傷と言うよりは、事故と
は言え、他人の命を奪ったと言う事実が、私の心の傷として今も残っています。
今は、その亡くなった方に恥じないような人生を送ることが、大切だと考え日
々精進しています。

 9本目は、平成12年8月20日、第1回目の田んぼのフェスティバルの時
ビールサーバー用の氷を冷凍庫から出す際に、酔っ払って、手を滑らし右足先
の落とし、親指を複雑骨折。この時は、本当に自身の注意力の無さに、失望し
ました。結局、この時は、22日から稲刈りをするために、簡単なプレートだ
け当てて手術はしませんでした。腫れた足は、作業靴を履けないので、右足だ
け、大きなサイズのサンダルを買って履いてコンバインを運転していました。
毎晩、泣くほど痛かったのですが、自分自身の不注意ですから何も言えません。

 10本目(まだあるんか!)は、平成14年7月21日に、地元の祭「虫送
り」警備で、太鼓打ちのバチに当り、左手の平の骨を骨折。この時は、通常、
太鼓を担いで入場して来るのが、なんと竹で組んだやぐらに乗せてありました。
会場に突っ込んで来たが時間前だったので制止したのだが、さすが「やぐら」
まったく止まらない。そうこうするうちに、太鼓を抑えていた手をバチで、ガ
ンガン叩かれ、、(-_-#)騒ぎが収まってから、なんだか手が異常に痛いので、
警備終了後、医者で見てもらったら、やはり骨折でした。この骨折のせいで、
その後の虫送りでは、太鼓が時間前に会場に入っても警備は、手を出さないこ
とになってしまいました。せっかくの伝統のせめぎ合いが、私のせいで、無く
なったのは残念でした。まあ、血の気の多い私でしたがこの後は、少し大人に
なりました、、遅いって!

 そしてこの流れでは、今年あたり、私が危なかったのですが、あんちが身を
挺して、骨折してくれたおかげ?で、無事、済んでいます。痛い目に会わない
に越したことはありませんが、命に別状がないのであれば、あんちも、この時
間を有効に使って欲しいと思います。たまには、ゆっくりと考え事もいいもん
ですよ。とは言え、あんちの抜けた穴は、私が埋めないと行けない。
            頑張ります、、p(^-^)q

林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

先週→今週      平成18年度新米予定日
超普通じゃないコシヒカ 0袋/200袋 0%    9月25日
普通じゃないコシヒカリ 12袋/575袋 2%  9月17日
お得なコシヒカリ     2袋/736袋 0%   9月10日
ハナエチゼン        0袋/181袋 0%    8月26日
ひとめぼれ         0袋/146袋 0%   9月5日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


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