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     林さんちのあぐらぐち物語 2006年 霜月3号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/    霜月3号   _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 祝い餅と大豆の選別の日々。私は、富山の実家の引越しと、研修旅行と地
元中学の50周年記念式典で、おおわらわです。

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
お得なコシヒカリ     ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□
ひとめぼれ       ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□

             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・パンフレットby林トリオ

 林さんちのパンフレットを作ってくれているデザイナーは、私の後輩でもあ
り、嫁さんの同級生でもあります。しかも、二人とも、美大のサッカー部のマ
ネージャーで、姓が、『林』です。在学中は、林トリオとして、ブイブイ言わ
せていました。卒業後、彼女は、東京のデザイン事務所へ就職。私と嫁は、縁
があって結婚。一旦、トリオは解散状態でしたが、林さんちの農業も、マーケ
ティングの構築の領域まで、ドンドン進化して来て、その中で、DM発送によ
り、顧客確保の必要性が出てきました。

 そして、10年ほど前に、パンフレットを制作するにあたり、誰に頼もうか
と、思案していたところ、東京の林さんが、富山の地元に戻って独立すると、
聞き、依頼することになりました。当時は、本当に、一体何をして良いのやら
サッパリ分からず、3人で、かなり時間をかけて話し合いをした覚えがありま
す。一番、大変だったのは、商品撮影。今でこそ、ネット用にデジカメを駆使
していますが、当時は、まだまだアナログの時代。カメラマンのスタジオへ、
全ての商品を持ち込んでの、撮影でした。12アイテムほどで、8時間かかっ
た記憶があります。まず、ポラロイドで撮って確認、そして次に、ポジフィル
で、撮影。なにせ、デジタル合成が、出来ないので、一発勝負に近い撮影です
ので、時間のかかること、かかること。

 編集作業も、今では、デジタルで自由自在で、編集可能ですが、当時は、パ
ソコンの性能も低く、最後はやはり、切った貼ったで、アナログ編集でした。
さらに、印刷も、今では、データを印刷屋さんに送って、一発ですが、当時は、
版下と言ったモノを作っての印刷ですから、締め切りがどうしても早くなるの
で、編集作業時間が短く、最後は、大急ぎの状態だったのを覚えています。し
かし、この編集作業で、さすが元グラフィックデザイナーの嫁さん、威力を発
揮して、非常にクォリティーの高いパンフレットに仕上がりました。私なんぞ
は、切って貼って、それで終わり。多少の「てにをは」の間違いは、気にしま
せん。まあ、このメルマガを読んでいれば、分かると思いますが、、(T_T)

 ようやく、苦労して出来たパンフレットを、見た時は感動しました。その後、
2年おきに、制作するようになり現在に、至っています。6年ほど前から、段
々、お笑い系に移行して来て、それに従い、デザイナーの要求も、厳しくなっ
て来ました。スタッフも、その厳しいデザイナーの要求に、黙って良くついて
来ていると思います。まあ、普通は、有り得ない格好をさせられての、撮影ば
かりですので、内心は困っていると思いますが、常々、「作るより、売る方が
難しいんだ」と話し合っているので、せっかく自分達が作った、商品を売るた
めに耐えているのだと、私は、思っています。しかし、どうも、最近は、それ
が快感になっているのではと思われる節も、しばしば、、(⌒‐⌒)

 こうやって『林トリオ』で、制作されるパンフレットは、最高の仕上がりと
自負しています。もしかして、農家の嫁にデザイナーは、最適だったのではと
私の「先見の明」を自画自賛しているところです。ネット上で、少しづつパン
フレットの、素晴らしい画像を、アップして行きますので、お楽しみに!

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3、夫の責任

 私事ですが、嫁さんの富山の実家の引越しを、11月14日にしました。母
一人、娘一人の一人っ子をもらって来たので、夫である私の責任は、重いと認
識して結婚しましたが、結婚当時は、まだ、おじいちゃんも、おばあちゃんも、
ご存命だったので、まあ、紛れていたのですが、その二人も数年前には、他界。
広いマンションに、義母一人で、生活していました。実は、本当の実家は、富
山市の中心街にあったのですが、昭和60年に、それまで営んでいた、金物卸
業を止めて、3階建てのテナントビルを建設。家族共々、少し郊外のマンショ
ンに移り住んだのでした。

 しかし、ほどなくして、悲しいかな父親が他界。その時は、もう嫁さんとは、
付き合っていたので、葬儀に行ったのが、そのマンションに入った最初でした。
その2年後、結婚しましたが、お酒や、結納と言った伝統の習わしも、ちゃん
としたのも、そのマンションでした。その後、長男や次男が生まれ、連れて行
った時の、ひ孫を見る、おじいちゃん、おばあちゃんの嬉しい顔が、今でも目
に浮かびます。そして、入居20年を経て、最近、シロアリ等で、痛みが激し
く、実家のテナントビルをリフォームして引越しを考えていた矢先に、義母が、
ヘルニアで手術。

 大家さんからは、9月中の退去を、お願いされていたのですが、遅れに遅れ
先日の引越しと相成りました。本当は、テナントビルをリフォームまでの仮住
まいの予定が、体のことを考えると、バリアフリーにするとしても、厳しいと
いうことで、老人ホームの入居や、いっそのこと、石川県に引き取ってはどう
かまで、考えました。しかし、最近、老人用のマンションと言うモノが出来て
いて、家賃の半分位が、助成されることを知りました。その老人用のマンショ
ンが、なんとテナントビルのすぐ近所にあることが、分かり、簡単な審査を経
て入居が認められました。

 中は、バリアフリーは、もちろん、各部屋には、非常呼び出しブザーが、完
備され、非常呼び出しインターホン、そして台所はIHコンロ、トイレも、車
椅子対応となっていて、至れり尽くせり。テレビも、地上アナログ、地上デジ
タル、BS、CSと、見れないチャンネルは無いようです。ご近所は、同じ年
配の方で、1階は、デイサービスのスペース、最上階は、コミュニティースペ
ースと、環境も申し分ない。念願の地元でも、あり、義母にとっても、ベター
な選択だと思います。

 しかし、引越しは、3世代に渡る生活用具の山、ついでに、小姑の荷物まで
あってで、困難を極めました。さらに、もったいないと言う性格の義母だった
ので、荷物が増えてしまったのだと思います。ここ数年で、嫁さんが少しづつ、
捨てていたのですが、これを期に一気に、片付けました。嫁さんは、周りから
何かあって、実家に帰ったのでは?と疑われるくらい、2ヶ月に渡って、片付
けに奔走しました。私も、何度も富山に通って、ジャングル状態のマンション
の庭の木を全部切って、少しづつステージアに積んで、石川県で捨て、更地に
したり、重い不燃物を運んで、捨てました。それでも、時間切れで、捨て切ら
ず、半分は、テナントビルの空き部屋に入れて、とりあえず、済ませました。

 でも、引越し屋さんに聞くと、これぐらいは序の口で、まさしくゴミ屋敷の
引越しも、時々あるらしいです。今回使用した、3トン車より大きいトラック
に、ゴミだけ一日運んで、ようやく翌日、本当の引越しが、出来るということ
も、あるそうです。どこかの、テレビ番組で、やっていたけど、日本人って、
とにかく、生活道具やモノが多い国民らしいです。昔は、そうではなく、質素
だったのだと思いますが、高度成長期を経て、いつしか、モノ持ちになってし
まったのだと思います。

 さらに思ったのは、これからは、小子化で、多くの家で、両方の親の面倒を、
見なくてはならなくなること。子供がいない場合は、誰が面倒を見るのかと言
うこと。老人になっても、十分生活が出来る制度があるが、お金がいると言う
こと。林家のおばあちゃんも、認知症で、かれこれ10年以上、特別養護老人
ホームに入居していますが、月10万円以上の費用を、負担できる力があるか
らだし、義母にしてもマンションの家賃を払える財力があるから、出来ること
です。夫として、今回の引越しでは、責任を少し果たせて、ホッとした半面、
複雑な思いを、感じたのも事実でした。

 でも、そんなことはお構いなしに、うちの息子達は、新しいマンションに行
くことが、楽しみなようです。近くに、ブラックラーメンと呼ばれる老舗の「
大喜」と言う、有名なラーメン屋さんがあり、そこまで、歩いていけると言う
のが、もう嬉しくて仕方がないようです。私も、彼らのように、とりあえず、
また、新しい環境で、家族で、楽しくやれれば、それで良いかなと、考えるよ
うにしています。でも、うちも、片付けないと、状況は似ているなぁ〜

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     平成18年度 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 159袋/227袋 70%    9月29日
普通じゃないコシヒカリ 566袋/779袋 72%  9月13日
お得なコシヒカリ    582袋/888袋 65%   9月10日
ハナエチゼン       132袋/243袋 54%   8月26日
ひとめぼれ        181袋/251袋 72%  9月4日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


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