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     林さんちのあぐらぐち物語 2006年 霜月4号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/    霜月4号   _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 怒涛の先週が終って、ホッとする間もなく、お正月餅の準備で、全開状態
です。今週も、年内の会合がまとめて、ドッ!とあるし、このままお正月の
餅つき突入になりそうです。


  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
お得なコシヒカリ     ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
ひとめぼれ       ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□

             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・服部幸應先生と話す!

 東京へ、11月16、17日の両日、アグリファンド石川の研修旅行に行き
ました。今回の最大の目標は、服部幸應先生に会うことであるが、それにかこ
つけて、色々なところに行った。まず、有楽町のごはんミュージアムに行き、
レストランで食事。まだ開店直後、11時ちょうどで、空いた状態なのに、参
加者20名を、詰め詰めで、座らせるので、空いた席に、回せないのかと聞く
と、ダメですと言う。え〜、、(-_-#) と思ったが、12時近くになるにつれ
あっという間に、席は一杯、行列が出来てしまった。それを見て、なるほどと
思った。東京のオフイス街では、とにかく食べる所が少ないのである。しかも
ごはんミュージアムでは、ヘルシーな和食中心のメニューは、さらに少なくな
るのであろう。大都会東京の、凄さを、早くも感じた。

 次に向ったのは、農林金融公庫本店。ここで、私と代表者数名で、高木総裁
にお会いして、懇談。話題は、食育の話で、総裁も参加されている会の話で、
盛り上がってしまい時間オーバー。でも、30周年式典に向け、良い顔つなぎ
が出来た。その後、理事の方と、最近と今後の経済状況について、懇談。特に
中国経済の行方に関しては、興味深いお話を聞いて、大満足でした。

 そして、今度は、PASONA O2(パソナオーツー)の、ビルの地下室での太陽光
ランプや、発光ダイオードで栽培した野菜栽培や、稲作を見学した。しかし、
全てが適応しているわけではなく、まだ一部の植物の栽培しか出来ないとのこ
とだったが、目的は、農業界への人材派遣であると聞き、意外に思った。この
ような都会に、擬似農園を作って、都市部の方に、農業を身近に感じてもらう
という趣旨であるが、どのような形でも、農業の応援であれば、ウェルカムで
ある。

 夜は、銀座の『野の葡萄』で、食事。ここは、福岡にある『ぶどうの樹』の
小役丸社長のビュッフェスタイルのお店。金沢にあるのは、我がアグリファン
ド石川の前会長、本社長の『ぶどうの木』どちらも、名前も似ているが、経営
の雰囲気も似ている。しかも、社長のエネルギッシュなところも、お二人とも
凄い。尊敬する経営者の中の二人であります。その小役丸さんのお店と言うこ
とで、今回、絶対に行かねばと予定に入れたのでした。私自身は、慣れないビ
ュッフェスタイルに、戸惑いながらも、料理はさすがに美味しくて、皆、沢山
食べて大満足でした。そして、このお店にゲストにお呼びした、良品工房の白
田社長http://www.iimono-pro.com/も、交えて、大盛り上がりの会になりまし
た。そして、このお店も行列が出来ていました。さすがです。

 そして翌17日は、今度は、『ぶどうの木』の本社長の『コンフィチュール
エ プロヴァンス』に見学に。ここは、2年前に、オープンしたのであるが、
同じ農業者として銀座にお店!と言うのは、快挙。というか、一体どういう神
経をしているのだろうかと不思議に思います。コンフィチュールと言うのは、
フランスの田舎のジャム。まあ、こじつければ、日本の漬物みたいな物だと思
います。だって、白菜、セロリ、トマト等々の野菜を保存のために、熱を加え
ジャムにしてパンに塗るのであるから、やはり漬物でしょう。でも、ここの社
長の福田さんの苦労話を聞くと、やはり銀座は強敵みたいである。頑張れ!と、
思わずエールを送りたくなった。

 最後は、服部幸應先生が、パネラーで参加される、東京農大での食育学会へ
出発。ところが、地下鉄を乗り継ぎ、タクシーに乗ってようやく到着した時に
は、開始10分前。会場は、満席状態で、やっとバラバラでなんとか座れた。
そうやって、やれやれと思っていたら、事務局の方が来て、「服部先生が会場
にいます」と言うので、慌てて行くと、最上席にお一人で、座っておられたの
で、勇気を絞って声をかけて、手紙を出したこと、30周年記念の企画に予定
していて、その前のご尊顔だけでもと思い、石川から20名で来たことを、一
気に話し、名刺を交換していただきました。いきなり声をかけたにも関わらず
席を立ち、丁寧に対応していただきました。恐らくは、遠くから顔を見て終る
と、諦めていただけに、これは嬉しかった。きっと食育の神様が、会わせてく
れたと思いました。これで、次は、30周年記念誌へ向けて、実際にオファー
をする、足がかりになることを信じている。

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3、マラソン餅つき

 現在、正月餅の段取りの真っ最中。まずは、バイトの段取り、毎年、少しづ
つ入れ替わるので、新人探しも含めて、ここで良い人材が集まるかは、今年の
成否に関わる。林さんちのバイトは、20年近く、高校生の頃から来ている、
ツワモノも多く、感謝している。昨年から、我が長男も参戦しているので、過
ぎ去った時間の多さに、驚くばかりである。時々、無断欠勤や、風邪等で、イ
レギュラーな事も起きるので、そのリスクも考えた上で、募集をしなくてはい
けないので、難しい。昨年のデータを睨みながら、悩んでいる。

 次は、DMの準備。昨年は、5200通余り郵送したが、今年は、もう少し
増やす予定である。郵送代を安くするために、郵便局と契約をして発送するの
であるが、郵便番号別に綺麗に、まとめなくてはならず、かなり気を使う。郵
便代で、安くなっても36万円以上になるので、バカにならない出費である。
昔は、注文書に、商品に無い餅まで、好き放題書かれて、エライ目に遭ったが、
今では、どこかの保険の証書のように、細かい規則を決めて、トラブらないよ
うに、なった。

 そして餅つきの材料、デンプン、黒豆、草、昆布、ワサビ、天然塩等々、包
装資材、と段取り。そして、忘れてはならない、肝心の餅米の精米と搬入。ど
れもこれも、足りなくなるとすると、12月30日前後。しかし、その時に、
足りなくなっても、業者はどこもお休みで、補充する術は無いので、かなり神
経を使う。2年前、予想より早く、包装資材が、足りなくなってしまい、餅つ
きがストップ。そのツケが、後半まで響いたことがあった。なるべく、一日の
作業量に変化が無いように、均等に計画をしていたのが、狂ってしまい、年末
に集中してしまった。こうなると、スタッフの集中力が落ち、ミスが起きて、
商品に問題が出てと、どんどん悪いスパイラルに陥ってしまうのである。

 餅つきは、1ヶ月をかけて、手のかかる商品から作って行き、年末は、つき
たて餅をひたすらつき続ける。昔は、徹夜に近い作業をしたこともあるが、今
は、そんな数日徹夜したぐらいの量ではないので、マラソンランナーのように
高速一定のペースで、作り続けることが、重要である。ところが、今の工場を
10年前に新築した時、たまたま寒波が来て、しかも、換気扇の性能が設計ど
おりではなく、湯気が結露して雨のように工場に降るので、全ての窓を開け放
って作業をした結果。スタッフが皆、風邪をひいてしまった。この時は、ひど
い風邪の者の代わりを探して、なんとかしのいだが、最後まで、一定の能力で
作業をしてもらう為の、心遣いが重要になってくる。夜、少し遅くなると夜食
のオニギリや、果物は、欠かせません。あとは、私の明るいギャグ?(なお疲
れると言う噂あり)で、和らいでもらいます。集中力を失うと、機械で怪我を
したり、異物の混入を見逃したりと、商品の品質に、直接影響するので怖いの
である。

 生産も、注文をもらってから作っていたのでは遅いので、あくまで予想販売
数を、昨年のデータを睨みながら、練りに練って出す。最近は、あまり外さな
くなったが、それでも昨年は、寒波で、餅が予想以上に売れて欠品の嵐。でも、
美味しいお餅は、予約が基本です、、\(^o^)/ ちなみに、正月餅の予約は、
12月10日から受け付けます。そして最後は、注文を伝票に起こし、発送の
準備をするのですが、ここでも、間違いがないように、何重ものチェックを入
れます。時々、年末に、餅が届かない!というクレームがあります。それは、
調べると、息子さんに注文ハガキを渡したが、ポストに入れてなかったとか、
ファックス注文をしたが、用紙が裏返しで、真っ白な注文書であったりとかが、
原因であることが多いです。皆さんも、ハガキ注文の際は、確実にポストに入
れたか確認下さいね!あと、ファックスの際は、裏表を良く確認ください!

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林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

     平成18年度 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 150袋/227袋 66%    9月29日
普通じゃないコシヒカリ 566袋/779袋 72%  9月13日
お得なコシヒカリ    558袋/888袋 63%   9月10日
ハナエチゼン       120袋/243袋 49%   8月26日
ひとめぼれ        171袋/251袋 68%  9月4日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


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