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林さんちのあぐらぐち物語 2006年 霜月5号
http://www.hayashisanchi.co.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 霜月5号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
お正月餅のDMの発送に向け、封筒詰めをしています。小作料の計算も完
了して、振り込んで、田んぼの仕事全てが、終了しました。ネットでのお正
月餅の注文は、12月10日からを予定しています、、\(^o^)/
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
お得なコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
ハナエチゼン ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後に
2.今週の林さんち・・・・除雪の救世主登場
冬が近づいてきました。昨年は、大雪で、大変でした。日記を見ると、12
月14日から、結構降って、何度も除雪をしています。でも、林さんちには、
除雪の道具と言えば、「ママさんダンプ」と言って、そり状のバケットに取っ
手が付いた、除雪道具と、あとはスコップと言った、原始的なモノしかありま
せん。ママさんダンプ使用http://blog.goo.ne.jp/k-o-y-o-3569/d/20051215
昨年は、大掛かりな除雪を3回。そのうち2回は、友人に頼んでボランティア
で、除雪をしてもらいました。http://blog.goo.ne.jp/k-o-y-o-3569/d/20051216
http://blog.goo.ne.jp/k-o-y-o-3569/d/20051217 しかし、3回目は、さす
がに、ボランティアとはいかず、お金を出して、餅販売がピークになる前のク
リスマスに、一斉除雪をお願いしました。
林さんちは、4車線の大きな県道沿いに、お店があります。だから大雪でも
除雪は行き届いていて問題ないので助かります。しかし問題は、お店の裏のラ
イスセンターや自宅周辺です。道路が狭い上に、融雪装置も無いので、除雪し
て通るしか方法がありません。したがって昔は、林さんちにも、除雪用のバケ
ットがあって、冬は装着して除雪を行っていました。しかし、当時のバケット
の取り付け装置は、大きくて、肝心の耕起作業の時に、視界が狭くなってしま
い、スタッフに不評でした。しかも最近は、車も4WDになって、多少の雪で
は、除雪しなくても走るし、たまに降っても、近所の除雪機付きのジープを持
った叔父さんが、除雪してくれていたので、10年以上前に、売ってしまった
のでした。
あと、やはり暖冬続きで、油断していたら2001年2月、2005年12
月と、ここ数年で、凄い大雪が、2回あった。2001年の時は、ハウスを1
棟潰すという苦い経験をしている。2005年、つまり昨年の時は、もう叔父
さんのジープも古くて廃車されていて、除雪は友人達の好意に、甘えるだけで
した。そういう友人達や近所の人は、トラクターに付けるバケットを持ってい
て、近所中の除雪をしてあげて男を上げていました。さらに、最新型のバケッ
トは、コンピュータ制御で、しかも取り付け装置もコンパクトで、視界の邪魔
にならない。いいなぁ〜と思って、参考に昨年の冬に、農協に聞くと「注文が
殺到して生産が追いつかない」とのこと。当たり前ですよね、そんな泥縄では
無理ですわ。
このことが、頭にあったので、秋くらいから、欲しいなぁ〜と考えていまし
た。そこで見積もりをしたら、90万円!さすがコンピュータ制御、かなりの
高額です。でも、スタッフからは、田んぼに撒いた籾殻の山を、崩したり、田
んぼの均平を、整えるのにも欲しいとの要望もあり、購入を決定しました。最
初、業者さんが、12月納品と勘違いして、それは無理と言われましたが、私
が、すぐに欲しいんだよと、お願いしたら、本当にすぐに納品されました。業
者さんも、注文が殺到する12月では、たまらんと思ったのでしょう。昨年の
ことを思うと無理も、ありません。
そして、昨日、林さんちに、十何年ぶりかで、バケットが装着されて到着し
ました。これで、ママさんダンプと格闘しなくてもいいし、ご近所との道路も
除雪できるので、精神的なストレスから開放されます。でも、なんとなく、今
年は、暖冬のような気がしてきました。でも、いいんです、ピカピカのバケッ
トを見ながら、強力な林さんちの仲間が増えたことの方が、嬉しいんです。早
く雪が、降らないかなぁ〜と思ってしまうのは、我がまま?
↓そんな林さんちのお米はこちら↓
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3、餅を蒸す匂いは最高
今年、10年目の地元の富陽小の餅つきを、行った。なにせ、今、高専2年
の長男が小学校2年の時から手伝っているのであるから長いものである。10
年続けると、なんだか一皮むけた感じが、自らもしてくるのは面白い感覚であ
る。最初の頃は、当時はすでに餅つき工場があったが、そんな小学校の体育館
で出来る道具もなく、杵も臼も、セイロもお釜も全て借り物で、しかも大人数
で、1時間で、15臼をついてしまうので、セイロとお釜も3セット、さらに
3クラス分の杵と臼を借りるのは、本当に至難の業でした。しかも、このお釜
は、誰それ、このお釜は公民館、、と、見事にバラバラで借りたので、なおさ
らでした。
そして一気に15臼を蒸そうとしたら、お釜によっては、ムラがあって必ず
蒸しが足らないセイロが出来てしまい、餅にならないこともしばしば。さらに
プロパンの容量が足りず、放射冷却で、ガスが凍ってしまい、コンロの火がス
トップ、やはり蒸しが足りないことも、しばしば。でも、その原因が分からな
いのですから、子供達や保護者は、餅がつけず大騒ぎだし、右往左往でした。
これでは、やってられないと言うことで、2年程度、300mほど離れた林
さんちの工場で、蒸して運ぶという技を使いました。これは、最高に楽でした
が、問題が生じました。子供達が、蒸す作業時、蒸す時の独特の餅の匂いが無
いために、まったく餅つきに興味を示さず、ただただ、遊んで騒ぐだけになっ
てしまいました。よく考えると、過程を見せずハイどうぞ!とやっただけでは、
子供達は、なんの感動も興味も湧かないのです。以前のように、朝から餅を蒸
して、その匂いを学校中に、充満させると、子供達は、おお!今日は餅つきだ
ぁ〜と、ソワソワして来るのです。そう言えば、私も子供の頃、朝起きると、
餅米を蒸す匂いで、ワクワクしたものです。そして、体育館では、セイロから
勢い良く蒸気が上がっているのを見て、気持ちが盛り上がるのです。
でも、さすがに、超借り物競争的な餅つきでは、こっちの体が持ちません。
そこで、ハッと思いついたのが、イベントで見た、うちの工場にあるのと同じ
ミニボイラーを使っての餅つき。そこで、さっそくうちの餅機械のメーカーに
聞くと、イベント用のミニボイラーがあることを知りました。そしてレンタル
をお願いしたら、どうぞお使い下さいとのこと。それから、毎年、このミニボ
イラーを借りて、体育館へ搬入して、高速餅つきに、対応しています。さらに
杵は、5年生の体格に合わせた特注品を入手。臼も、3つ富陽OBの方が、用
意してくれて、万全の体制が出来ました。
しかし、最初の頃、やはり火の勢いが凄くて、プロパンボンベが凍ってしま
いストップ。今度は、ボンベを大きくしたら、ガスの勢いが凄くて安全装置が
働きストップ。それらを一つづつ解決しながら、もう大丈夫と思っていたら、
ミニボイラーから蒸気が出ません。え?と思って火を見ると、ちゃんと点いて
いるし?そして、外を見ると、ミニボイラーに水を送るホースを、誰かの車が、
踏んでいるではありませんか、、(-_-#) 危なくカラ炊きで、ボイラーを壊す
ところでした。そんなすったもんだをしながら、今では順調に、子供達と餅つ
きが、出来るようになりました。
でも、米作りに関わって、招待される他の小学校や幼稚園では、一生懸命、
昔ながらのお釜とセイロで、餅つきをしているので、私のやり方は、反則なの
かなぁ〜?と少々思う時もあり、またまたお釜を3セット借りるのも大変だし
なぁ〜と、迷うのも事実だし。まあ、10年と言わず、何十年とやって行くた
めには、これぐらいが丁度よいのかも。しかし私が何十年も、やっていいの?
というのも、事実だなぁ〜。先生、どっちですか?
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林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
平成18年度 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 147袋/227袋 64% 9月29日
普通じゃないコシヒカリ 562袋/779袋 72% 9月13日
お得なコシヒカリ 557袋/888袋 63% 9月10日
ハナエチゼン 114袋/243袋 47% 8月26日
ひとめぼれ 166袋/251袋 66% 9月4日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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