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     林さんちのあぐらぐち物語 2006年 師走1号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/    師走1号   _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 お正月餅モード全開で、作業をしています。でも、まだまだ序の口です。
今のうちに準備できることは、とにかくやっておかないと、いけません。

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
お得なコシヒカリ     ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
ひとめぼれ       ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□

             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・イナバウアーの餅

 12月に入りすぐに、お正月餅を、卸しているスーパーさんへ、挨拶回りを
します。林さんちは、JA経営のAコープさん5店舗と、地元のひまわりチェ
ーン1店舗の6店舗へ、出荷しています。でも、林さんちの販売方法は、少々
特殊で、配送センターへ、まとめて出荷するのではなく、各店舗へ直接商品を
持って行く方式をとっています。しかも前年度の出荷数量を元に、納品数の主
導権は、林さんちに与えられています。ですから、売れ残りは、全部責任を持
って、引き取り方式です。おかげで、Aコープの担当者は、餅に関してはお任
せなので、気が楽、林さんちにしても、自由に納品できるので、気が楽と良い
ことずくめで、年末商戦を乗り切っています。

 Aコープさんとは、昭和61年に始めた餅加工当初からの、お付き合いです。
最初の頃、餅加工を始めるにあたり、どこに売れば良いかを、話し合った際に、
「Aコープに出せば大丈夫やろ〜」程度の認識で、始めたという、今思えば、
そら恐ろしい状況でした。つきたて白のし餅とお鏡餅を、出荷しましたが、な
んと、つきたて餅は、2升の大きさで、袋にも入れずに裸で、出荷していまし
た。2升と言えば、40センチ×60センチの巨大な板餅です。こんなモノ誰
が買うんだ?どうして、レジに持って行くの?って、まったく考えなかったの
ですから、ある意味凄いですね。

 初めての餅つきですが、生産予定も何もあったもんではなく、とにかく売れ
そうばモノから、デタラメに作っていました。というより、初めての餅つきで、
とにかく作るのに精一杯。しかも、ボイラーの火は、プロパンが凍って止まる
し、セイロを倒してしまうわと、現場は大混乱。ほとんど寝てないので、段々
ボ〜っとして来るし、、(T_T) Aコープさんに出荷するにしても、とにかく
10時開店時に、白のしがドド〜ンと並んでいないとダメと思って、朝5時ご
ろから、作ってとにかく受注分は全部、朝のうちに出荷しました。

 でも結局、朝、全部作ってしまったお餅は、お昼には「つきたて」ではなく
なってしまい。しかも、裸なので乾燥してイナバウアーのように反り返ってし
まいました。こんな商品、誰が買うでしょうか?予想通り、ほとんどが売れ残
ってしまい、お正月に苦労して作った餅が、大量返品。泣きながら切って、1
月中餅ばかり食べていました。その後、袋を段取りして詰めるように(当たり
前やろ!)なりました。そしてつきたて餅は、慌てて出荷せず、売れ行きを見
ながら、温かい状態で、出荷するようになりました(もっと当たり前やろ!)。

 今考えると、笑える話ですが、当時は、まだ若かったので、無理やりやって
来れたのだと思います。今では、綿密に販売&生産計画を立て、無理無駄の無
い餅つきを目指しています。それにしても、当時のイナバウアーの餅を買って
くれたお客様には感謝します、、m(_ _)m 初心忘れべからず、今年も、気づか
ないことだらけの、餅つきですが、一つでも良くなるよう念じています!林さ
んちのお正月餅の受付は、12月10日からですのでよろしくお願いします

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3、ピザ餅!クレープ餅!

 12月6日に、お隣の金沢市四十万(しじま)小学校の収穫祭に、招待され
ました。四十万小でも、米作りをずっと地域の方々の協力で、やって来たので
すが、つきたてのお餅を味わう会を、数年前から行っていて、その餅つきを林
さんちで行うようになって、お付き合いが始まりました。最初の頃、先生との
打ち合せで、ビックリしたのが、綿密な計画書とデータ。何キロの籾が、何キ
ロの玄米になって、次何キロの白米になる。したがって、何キロの餅が出来る
はずと、計算をして来られました。

 しかし、籾摺りも、精米も、餅つきも、やってみないとその年の出来具合で、
ずいぶん差が出るもんです。林さんちでも、1升1.9キロの餅を作るのに、
白米1.34キロの時もあれば、1.4キロの年もある。微妙なモノなのであ
る。まあ、その辺を、苦労して擦り合せながら、現在に至っています。つきた
て餅は、なんと工場でついた餅を、先生が学年ごとに、数キロ離れた学校へ、
ピストン輸送するのです。そして、学校の教室で、約500人の全校生徒が味
わうのです。

 しかも、餅を使ったイベントは、これだけでなく、バザーでPTAがついた
り、林さんちで作った餅を売ったり、そして今回の収穫祭と、毎年、アイデア
に溢れているのにはビックリします。昨年の収穫祭では、田んぼの神様が登場!
その白装束を踏みつけてしまうハプニングもあり、非常に笑えました。昨年か
ら、田んぼの代掻きに、林さんちのトラクターが参加するようになり、さらに
関わりが深くなって来ました。

 今年の収穫祭では、あんこ餅、きな粉餅、栗おこわ、シソおこわ、ピザ餅!
クレープ餅!と非常にバラエティーに富んでいて、感動しました。しかも、こ
の餅をつくのは、昔ながらのお釜とセイロを使っての作業なので、先生も保護
者の方の苦労は、自分でもやっているだけに、察しられます。収穫祭の司会進
行も、全てが子供達が、行います。多少、変な時もありますが、自分達が作り
上げている収穫祭なので、騒ぐ子もいない素晴らしい会になります。学校と言
う所は、生ものなので、一校一校、まったく雰囲気が異なります。この四十万
小の児童中心の行事は、伝統的なものなんでしょうね。素晴らしいことだと感
じ、お餅でお腹一杯になって帰って来ました。

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林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

     平成18年度 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 142袋/227袋 64%    9月29日
普通じゃないコシヒカリ 515袋/779袋 66%  9月13日
お得なコシヒカリ    557袋/888袋 63%   9月10日
ハナエチゼン       114袋/243袋 47%   8月26日
ひとめぼれ        166袋/251袋 66%  9月4日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


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