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     林さんちのあぐらぐち物語 2006年 師走3号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/    師走3号   _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 先週のメルマガの初老の注文減について、お客様よりメールがありました。
今年の初老の方は、なんと丙午(ひのえうま)でした。そんなことにも、気づ
かなかったのかと、自分自身のふがいなさに、憤りながらも、そのビハインド
分を取り返すべく、現在、正月餅でばく進中です。

ネットでのお正月餅のご予約は、12月26日までです。お早めにお願いします。

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□
お得なコシヒカリ     ■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ       ■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□

             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・29日のジンクス

 林さんちの受注予測プログラムによると、今年は、1升白のし切餅と、5合
お鏡餅と、お供え用鏡餅の需要が多く、現在、生産計画を見直している。しか
し、林さんちの受注予測プログラムなんて、たいそうな名前を付けていますが、
実は、私がエクセルで作った、簡単な表です。毎年、全て注文を受けてから、
生産していたのでは、絶対に間に合いません。ですから、生産数を、予め予想
する必要があって、考えた表です。

 まず、ある程度予約注文数が来た時点で、前年度の注文お客様数を、今年の
お客様数で、割ります。その倍率を、現時点の各商品の注文数に、かけます。
これで、予約注文数が、予測出来ます。スーパーへの納品数と、予約注文無し
で直接、林さんちで買われる商品数は、前年度並と計算して、その予測数に足
して、全ての販売数量を予測します。

 このプログラムの危ない点は、注文お客様数が、前年並で無い場合、大きく
外すことになります。ちなみに、昨年は、150軒あまり注文が多くて、商品
が、足りずに大騒ぎになってしまいました。と言うことは、今年は、前年並み
でなければ、たくさんお餅が、売れ残ってしまうことになります。さらに、ス
ーパーや、直接買われる方の数字は、まったく未知数で、予測がつきません。
もしも、外れたらという恐怖を、覚えながら、必死に昨年の販売数を、店舗ご
とに、商品ごとに、細かくデータに、落として使います。

 さらに、毎年のお天気、年末の曜日に、大きく左右されます。昨年は、大雪
でしたが、やはり寒いと、お餅の売れ行きはいいですね。あと、厄介なのが、
年末の曜日。今年は、なんと、30日土曜日、31日日曜日と、非常に危ない
曜日になっています。なぜなら、ただでも集中する30日が、週末だと、さら
に集中する予感がするのです。結局、集中しても、売上げ的には、コンスタン
トにクリスマス明けから、売れた方が多くなります。

 そして、初めて「つきたて餅」を、買われたお客様が、2回目は、切餅へ移
行する傾向があります。今年は、昨年、新しいお客様が増えた分、その傾向が
強く感じます。つきたて餅と、切餅の味の差は、ほとんどありません。ただ、
温かいつきたてを、きな粉やアンコで、食べる以外は、硬くなってしまうと、
ご自分で、好きな大きさに切れるだけが、メリットになってしまいます。特に、
林さんちのカグラモチは、速く硬くなる品種のうえに、混ぜモノをしていない
ので、さらに速く硬くなります。お餅に、上新粉、片栗粉、お砂糖、きな粉等
々、なんでも粉系のモノを、混ぜると、長い期間「つきたて」状態に保てます。
本当の「つきたて」でないので、冷たいし、舌触りも良くないし、煮ると溶け
るので、林さんちでは、禁じ手になっています。このことに、自然にお客様は、
気づくようで、どんどん切餅のお客様が増えています。

 そして加賀百万石伝統の紅白のお雑煮用丸餅も、最近は減少傾向です。その
代わり白い丸餅の商品が、増えて来ました。その、毎年の傾向を、見ながら最
後は、予測した数字を、信じるか、修正するかを、各商品ごとに決定して、生
産して行きます。林さんちでは、29日に追加生産したお餅は、売れ残ると言
うジンクスがあります。これは、30日、31日に向け、商品が足りなくなり
そうだと感じて、追加生産すると、必ず、その追加分だけ売れ残るのです。や
はり、最後は、林さんちが誇る「受注予測プログラム」を、信じるしかないの
です。でも、現時点では、まだ、疑わしい数字も、、う〜ん悩むなぁ〜。

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3、壁を超えろ!

 今年の出初式から、ハシゴを2本、野々市町消防団「勇鳶会」で、立てるこ
とになった。複数立てる、構想は、ずいぶん前からあったが、平成8年に、初
めて、我が第2分団の先輩達が、登って12回目にしてようやく実現すること
になった。私が、登ったのが平成12年だったが、その時は、まだ第2分団だ
けのハシゴ登りで、その後、野々市町消防団の中に、「勇鳶会」と称してハシ
ゴ登りの組織が立ち上がって、ハシゴ登りそのものが、公の行事になった。実
は、それまでは、分団独自の取り組みで、練習の際の保険すらかけてなかった
のである。今、考えると非常に、危ない橋を、渡って来たなと感じる。

 消防団の組織になったとは言え、まだまだ持ち手を含め、第2分団が、中心
で、ハシゴ登りを行っていたが、そのうち、ボチボチと他の分団員も、練習に
来るようになった。しかし、しばらく来ては、来なくなる団員ばかりで、なか
なか定着しなかった。自分でも、経験があるが、6mの本ハシゴまで行くには、
一度、壁があって、その時に挫折して、そのままになるか、その壁を超えるか
は、神のみぞ知るである。それぞれが、何かのキッカケで、その壁を超えるの
であるが、私の場合、パラリンピックを見て感動したのが、キッカケでした。
五体満足の自分が、出来ないと決め付けるのは、おかしいと感じたからでした。
出来ると思って、練習をし始めると、みるみる上達したのは、自分でも、ビッ
クリの出来事でした。

 そして、来たり来なかったりと言う、団員のうち、第4分団の方で一人、ど
んどん上達した方が、出現しました。なんと年は、私より4つ上。しかし、勇
鳶会を設立した以上は、どこかの分団で、ハシゴを立てねばと言う、消防団長
のお膝元の分団の幹部の方でした。消防団長から、お前がやらねば誰がやる!
と、言われて、自分がやらねば!と、かなりモチベーションが高かったのです。
それでも、最初は、自分より歳上の方が、果たしてハシゴ登りが、出来るので
あろうか?と半信半疑でしたが、なんとなんと、半年もしないうちに、急激に
上達して、3年前に、出初式デビューを、飾ったのです。出来なければ何度も
何度も、繰り返し練習する姿勢、年下の私を師匠と呼んで、素直に耳を傾ける
謙虚さ、そして年末から始まった本ハシゴの練習全てに、手を抜かずに完璧に
演技を行う気力体力集中力に関しては、超尊敬に値する方です。

 やはり、どんなキッカケにせよ、壁を超える何かがあると、一気に上達する
ようです。この方のおかげで、凄い副産物がありました。それまで、練習に身
の入らなかった、我が第2分団の若手二人が、年上の人に抜かれてしまったこ
とが悔しくて、これまた急激に上達したのです。この二人が、昨年、今年と出
初式で、デビューを飾ったのは言うまでもありません。しかし、ハシゴ2本を
立てるには、3人ハシゴ演技が標準の、勇鳶会では、登り手が、総勢6名必要
になります。現在、現役は、私を含め4名。あと二人足りないのですが、昨年
から第4分団から、2名が必死に練習しています。

 今年の春先から準備して、ハシゴを自分達で製作して、第4分団用のハシゴ
も完成したのです。このせっかく完成した青竹のハシゴを、むざむざ枯れさす
わけには行きません。だから、この二人には、登らねばならないと言う使命感
があって、必死に練習したのだと思います。残念ながら、まだまだメインの1
番手と言うわけには、行きませんが、2番手、3番手は、務めてもらう予定で
す。それでも、先日、初めて2本同時に立てての練習では、最後の三開松と言
う大技が、出来ませんでした。

http://blog.goo.ne.jp/k-o-y-o-3569/d/20061208の日記にある、「横大の字」
と言う大技との複合技なので、難易度が超高いのです。しかも、全員が、4分
団員の持ち手というパターンは、初めてで、真っ直ぐに立たなかったのが原因
の一つでした。今までは、2と4分団の連合軍で、持ち手を構成していたので
すが、初体験の方も、何人かいるので、バランスが難しいのです。持ち手は、
押してもダメ引いてもダメ。技によって力加減を、コントロールしなくてはな
らない、本当に、持ち手10人が、あうんの呼吸で、心を一つにしないと、真
っ直ぐ立たないのです。しかし、来年の1月7日出初式までには、完成すると
信じています。

 最終的には、野々市町の出初式で、4分団すべてにハシゴが立つ日も、来る
のかもしれません。夢は、思い描くだけでなく、実現するものだと、今回の事
でも、痛感しました。それより、自分の方が、今の体重を4キロ落とさないと、
本番での、三開松の横大の字が、厳しいかも、、( ̄○ ̄;)

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     平成18年度 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 121袋/227袋 53%    9月29日
普通じゃないコシヒカリ 481袋/779袋 61%  9月13日
お得なコシヒカリ    520袋/888袋 58%   9月10日
ハナエチゼン       108袋/243袋 44%   8月26日
ひとめぼれ        151袋/251袋 60%  9月4日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。


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