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     林さんちのあぐらぐち物語 2007年 弥生2号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2007年弥生2号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

まだまだ冬に戻ったままです。これじゃ、ウサギとカメで、のんびりしてい
た分、作業が遅れ始めています。あ〜暖冬が懐かしい?
林さんちのカキモチの販売を開始しました。トップページにても買えます!
 
  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ       ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□

             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・絶対飛ばないハウス

 そろそろハウスのポリフィルムを張らないといけないのだが、こう天気が、
悪くては、手も足も出ない。林さんちのハウスは、合計14棟あり、今から、
12年前に建てたものである。しかし、その以前の昭和60年ぐらいには、す
でに、同じ仕様で14棟ありました。そして、さらに専業農家に、なった昭和
53年には、確か7棟のハウスがあったので、今のハウスは3代目になります。

 そして、その以前は、折衷苗代と言う方法で、苗を作っていました。これは、
まず、田んぼに1mほどの平らな畝を作ります。その平らな畝の上に、種籾を
手で、パラパラと均等に撒きます。そして、その上に薄く土をかけ、そして竹
で出来た弓を、畝の左右に、1mおきに刺して、竹弓のトンネルを作ります。
この上にビニルを載せて、上に輪がついた大きな鉄串を刺し、それに紐を通し
ビニルを抑えて、小型ハウスの完成です。これを、折衷苗代と言います。そし
て畝の間に、水を通し、畝スレスレに水を張ります。この方法だと、水遣りは
不要です。

 かつて加賀藩の頃、大阪でお米が、不味くて売れず、高値の品薄の時に販売
可能な早稲品種を作るために考案された方法です。早く田植えをしたいが、苗
が低温でやられるのを防ぐために、竹弓でハウスを作るのです。江戸時代は、
いったい何をかけていたのですしょうか?藁?油紙?とにかく先人の知恵には、
驚くと同時に、江戸時代のお上の方が、マーケティングが出来ていたんだなと
感心します。逆に、天保の飢饉等は、売れ筋の品種ばかりを作った挙句に、冷
害に弱い品種ばかりになってしまい、飢饉を招いた藩があったと聞きます。

 子供の頃は、この折衷苗代にビニルをかける手伝いや、今度は、田植えの時、
大きくなった苗を、束ねたものを運ぶ手伝い等をした記憶があります。今のよ
うに機械ではなく、全て手植えだったので、能登地方から、五月女さんが来て、
家の納屋に泊まって、手伝っていたようです。今では、考えられない時代です。
最近は、子供達の体験田で、枠回しをして方眼の泥に目印をつけての手植えを、
していますが、全ての田んぼを手植えしたと考えると、気が遠くなる作業です。

 記憶が定かになる頃には、田植え機が登場して、苗箱に種まきをして、ビニ
ルハウスに並べるように、なりました。当時の田植え機は、歩行式でさらに苗
箱は、重い木箱でした。それでも、手植えに比べれば、楽なものです。しかし、
床土を詰める作業や、ハウス建設など、別の大変な仕事も増えました。子供の
頃のハウスは、田んぼに、巨大なネジネジの杭を、ハウスの両脇に捻じ込んで
その輪に紐を通して、ビニルを抑える方法でした。しかし、これが風に弱くて
何度も、抜けて飛んで行きました。子供の頃の一番嫌な思い出の一つが、家族
総出で、抑えながらも、耐えられず飛ばされて、それに怒った大人達の怒号で
した。

 おかげで、今は、それがトラウマになって、絶対に飛ばない作りのハウスに
してあります。ハウスのパイプは、以前より太くさらに、コンクリートで足元
を埋めて固めてあります。補強も、たくさん入れて、今まで雪で潰れたことは
1度ありますが、風で飛んで行ったことはありません。風速30mは、耐えれ
るはずです。しかし、この飛ばないハウスも、ポリフィルムを張らないとただ
の鉄のホネホネです。お天気、良くならないかなぁ〜、、\(_ _)

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3、オヤジライダーの屈辱

 最近、雪で仕事が出来ないと、ロクなことを考えない。その一つにバイク欲
しい病がある。実は、17歳から始まる長いバイク歴の中で、ギヤ付きバイク
を所有していないのは、ここ3年である。1台目が、ホンダCB50JX、2
台目ホンダCB400スーパーホーク?、3台目ヤマハRZ250、4台目ホ
ンダCB750FA、5台目BMW・K100、6台目ハーレーダビットソン
XLH1200、7台目ビューエル・S1ライトニング、8台目ビモータ・テ
ージ1これらを乗って楽しんで来た人生とも言える。

 しかし、さすがに、ビューエルとテージ2台所有は、乗る暇がなく、どちら
かを売るために、売り手を探していた所、ビューエルを買ってくれる人が見つ
かった。しかし、同時に、テージ1の買い手も、現れた。売りたいのは1台だ
が、どちらも、売ってくれると言ったじゃないかと、譲らない。そうこうして
いるうちに、ある日、家に帰ると、バイクが無い!どちらも業を煮やして取り
に来て、お金を嫁さんに預けて行ってしまった。嫁さんは、バイクが一度に、
2台処分できたので、ニコニコ顔で、丁重にお送りしたようです。

 結局、現在は、水周り用スクーターのホンダ・フォルツァ250が、1台あ
るだけ。世の中では、ビックスクーターと呼ばれるが、1000ccオーバー
に乗りなれた体には、しょせんスクーターである。しかし、バイクを売ったお
金で、今の乗用車を買ってしまい、バイク資金は、露と消えました。まあ、P
TAや消防で、忙しいのでバイクに乗っているどころではなかったので、我慢
が出来ました。

 しかし、最近、やたら年配のバイク乗りに会うことが多いのです。少し年を
重ねて金も時間もある、チョイワルオヤジのライダーに会うのです。そして、
お互いバイク乗りだと分かった時に、挨拶代わりの言葉が、「マシンは何?」
というセリフ。そんな時に、「スクーター」って言うことの恥ずかしさ。頭が
多少薄くても、オヤジ臭いと言われも、ファッションがダサイと言われても、
まったく気にしないのですが、同類の方に、「スクーター」と言うのは屈辱的
なんです、、( ̄○ ̄;)

 そんな時、私の琴線をピン!とはじくマシンが、現れました。その名も、ビ
ューエル・ファイアボルトXB12R、何が良いって、マシンカラーが、私の
レースカラーのイエロなんです。当然、スクーターのフォルツアもイエローの
特別色です。今の乗用車も、新車時にイエローに塗装しようとして、家族に止
められた位の、イエロー好きなんです。昨年の春に、このマシンを見て一目惚
れ。さらに、今年、ハーレーダビットソンフェアで、実車を見て、さらに惚れ
込んでしまいました。

 しかし、私のバイク購入のポリシーは、あくまでキャッシュ。せっせとバイ
ク貯金を始めるも、長男のアメリカ留学、田んぼ購入と、全然貯まらない。そ
れでも、講演活動や、その他で、頑張って70%ほど貯まった。そこで、もし
やと思って、最近の農協のマイカーローンを調べらたら、なんと特別金利で、
3%以下!なぜキャッシュに、こだわったかと言うと、以前バブル時のローン
は、14〜20%もして、超高金利だったのである。この3%以下には、グラ
グラと気持ちが揺れ始めています。問題は、やはり嫁さんの説得。買うなとは
言わないが、ローンとなると、やはり渋い。チョイワルオヤジライダーのわが
ままを、聞いてもらうための、良い子貯金の日々が続く。早く買わないと、モ
デルチェンジしちゃうよ〜、、(T_T)

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林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

     平成18年度 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 69袋/227袋 30%    9月29日
普通じゃないコシヒカリ 385袋/779袋 49%  9月13日
普通のコシヒカリ    417袋/888袋 47%   9月10日
ハナエチゼン       70袋/243袋 29%   8月26日
ひとめぼれ        113袋/251袋 45%  9月4日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

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