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林さんちのあぐらぐち物語 2007年 弥生3号
http://www.hayashisanchi.co.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2007年弥生3号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
ようやくハウスを張り始めました。それでも、たまに雪の降る天気です。で
も、もう待ってはいられません。今度は、種まきが、控えています。
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
ハナエチゼン ■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後に
2.今週の林さんち・・・・井堀りの精神
先日、林さんちの集落で、『井堀り』があった。地域によっては、『井ざら
い』と呼ぶところもあるようだが、基本的に、農業用水にたまった泥や土を、
川底から上げることを言います。手取川の扇状地である加賀平野は、今でも、
少しづつ侵食しながら、川底に泥を堆積させているのです。だから、放ってお
くと、用水は、泥で埋まってしまうので、年に1回集落総出で、井堀りを行い
ます。
しかし、林さんちのある藤平(ふじひら)地区は、戸数20数軒の小さな集
落です。その中で、農家は7軒。しかも、そのうちの1軒は、林さんちの地主
さんです。今年は、ただでも少ない農家なのに、先々週に予定していた井掘り
を、雨を理由に延期されてしまい、今週は、神社掃除、資源回収という集落行
事も、重なりさらに参加者が激減。しかも、林さんちは、野々市町つばき祭出
店、カキモチ配達、畦塗りと、仕事が錯綜してしまい、スタッフを、回せず結
局、社長とそのご長男が、出動という、家内制手工業的展開に、なってしまい
ました。先週延期したが、今週は雪。まったく、こんなことなら、先週済まし
ておけば良かったのにと、愚痴を言っても始まらない。
それでも、最近は、農業用水もコンクリート製になってしまい、流れもスム
ーズで、あまり泥がたまらなくなりました。そして、下水道の整備で、以前は、
結構汚泥もたまっていたのが、ほとんど無くなりました。おかげで、以前は、
1日かがりの井堀りも、半日もあれば済むようになり、ずいぶん助かります。
しかし、以前、同じような雪の中の井堀りで、寒さで腰がギックリとなってし
まい、その後の春作業が非常に辛かった経験がある。今年も、かなり痛くなっ
て、ヤバイと思ったが、幸いにギクッゥ〜とは、ならなかったので良かった。
昔は、二日も三日も、かかって行った辛い作業だったようです。しかし、協
同で、集落全体の水田を守ろうと言う考えは、素晴らしいと思います。下手を
すれば、林さんちは、預かっている水田34ヘクタールの用水全てを、井堀り
しなければならなくなります。しかし、それは、不可能です。林さんちに田ん
ぼを、預けている地主さんも、井堀りには参加されていると聞きます。本当に、
有り難いことだと感謝しています。農地は、世話をしなくなると、すぐに荒れ
てしまいます。地域の地道な、努力で数千年の稲作が、実現しているのです。
しかし、この協同の精神も、地域によっては、薄れてきて、地域住民も巻き
込んで国で制度を設けて農業環境の維持に乗り出して来ています。この制度が、
上手く機能することを、祈りながらも、やはり、井堀りの精神で、瑞穂の国を
守って行ければと願っています。ちなみに、最近では、参加メンバーも若い世
代に移行して行っています。今年は、林さんちのご長男も、参加してその精神
の伝承者に、なってくれることを期待しています。まあ、最初は、バイト代目
当てなんですが、、( ̄○ ̄;)
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3、乗れる時に、乗っておけ!
ついに禁断のローンで、バイクを注文してしまった。買ったバイクは、ビュ
ーエル。こんなメーカー誰も、知らないと思うが、いわゆるフレームコンスタ
ラクターのメーカーの一つ。つまりエンジンを、どこかから供給してもらい、
まった別物の自社製のフレームに載せるメーカーのことを言います。有名なメ
ーカーで、ビモータ社があり、ここは、ホンダ、ヤマハ、カワサキ、ドカティ
ーのエンジンを、積んだマシンを開発しています。そしてビューエルは、ハー
レーダビットソンのエンジンを、搭載しています。
ハーレーに乗るようになった経緯は、ホンダCB750から、乗り換えたB
MW・K100が、あまりにも性能が良くて?つまらなく感じていた矢先に、
深夜放送の外国映画で、ハーレーで、ぶっ飛ぶシーンがあって、これがエラク
格好が良かった。当時のイメージとしては、やはりイージーライダーのように、
ホースバックライディングが、ハーレーのイメージだったのが、高速コーナー
リング、ジャンプ、スピンターンとアクションの限りを尽くすライディング!
そしてBMWの車検を機会に、ハーレーの購入をショップに打診したら、丁
度、希望のマシンがあると聞き、BMWの下取りと、嫁さんに少し借金をして、
キャッシュ一発!ハーレーを購入。買ったバイクは、XLH1200。割と、
ハーレーにしてはスポーツ志向のマシンでしたが、買ってびっくり!ブレーキ
が、まったく効かない!加速悪い!音もショボイ!あの映画で、観た迫力は、
いったいどこへ?そして、ここからハーレーダビットソン社のマーケティング
に、どっぷりとハマッって行くのでした。
まず、マフラーとキャブレターを交換。いやはや、いい音と加速が、ド〜ン
と実現しました。しかし、今度は、ブレーキが効かない。と言うことで、スゥ
エーデン製の高級ブレーキを、装着。この時点で、勢いがついてしまい、ハー
レーワンメイクレースに出場。楽しく走れましたが、今度は、タイムがイマイ
チ。こうなると止まらない、フロント周りを、ドカティーのモノを移植。リア
周りは、スズキ製を移植。タンクも強化プラスチック製の昔のハーレーのレー
サーレプリカを塗装装着。ブレーキも、スゥエーデン製では、飽き足らず、イ
タリア製のレース用のブレーキをダブルに。キャブレターも、もっと速いタイ
プに交換。
なんやかんやと、4年間で、もう一台買えるほど、投資して、イメージ通り
の走りと、かなり格好の良いマシンに、仕上がりました。ところが、とてもじ
ゃないが、アクセルは重いし、音は凄いし、振動が凄くて、部品が良く落ちた
しで、街中で乗れるシロモノでは無くなって、正直シンドイなぁ〜と感じてい
た頃、悪魔のささやきが、バイク屋さんからありました。「車検時の転倒ミス
で、キズが付いて、売れなくなったビューエルと言うバイクがある。こーよー
は、レースで使うから多少のキズは、OKだよね?安くするから買わない?」
という電話でした。
なんとビューエルは、そのままでも、レースに使えるほどの性能で、しかも
乗り易そう。さっそく、XLH1200を元に戻し、中古で販売しました。あ
とは、貯金で余裕の購入。レース用に改造するにあたり、ブレーキとキャブレ
ターを、前のマシンから移植しましたが、これで十分戦闘能力がありました。
このマシンで、何度かレースに出場して、徐々にタイムを上げて行った矢先に、
今から10年前に、筑波サーキットで、死亡者が出るほどの事故に遭い、自身
も背骨にひびが入る怪我をして、レースから引退しました。その後も、何年か
所有していたのですが、前号のメルマガに書いたように、手放すはめになり、
現在に至っています。
しかし、昨年、何気なく、ビューエルのHPを見ると、私のレースカラーで
ある、イエローの実に格好の良いマシンが、あるではないですか!もう、ピッ
ピ!と来てしまい、それからせっせと貯金を始めていました。ビューエルと言
う会社の思想は、本当にデザイナー的。世の中で無いシステム、カタチを目指
しているところが特に好きです。燃料タンクも、オイルタンクも、見た目無い
のです。どこにあるかと言うと、フレームの中にあります。ブレーキも、妙な
所に付いています。とにかく、変わりモノのハーレーで、良く、どこのバイク
と聞かれて、ハーレーのエンジン付きバイクですと言うと、皆、一様に不思議
な顔をします。
私と同じ歳でライダーの友人が、最近、アグスタと言う、これまたレアだが
格好のいいバイクを買ったと言うので、購入の是非を相談したら、彼曰く「い
つまでも乗れるわけじゃない。乗れる時に、乗っておけ!」という忠告でした。
ごもっともと思い、購入を決断しました。嫁さんは、買っていいとも、悪いと
もいいませんが、目は怒ってしました。頑張っている自分へのご褒美だから、
許して、、\(_ _)
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平成18年度 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 69袋/227袋 30% 9月29日
普通じゃないコシヒカリ 385袋/779袋 49% 9月13日
普通のコシヒカリ 417袋/888袋 47% 9月10日
ハナエチゼン 70袋/243袋 29% 8月26日
ひとめぼれ 113袋/251袋 45% 9月4日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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