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     林さんちのあぐらぐち物語 2007年 葉月2号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2007年 葉月2号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 連日30℃を超す真夏日です。しかし、今までの遅れを取り戻すには、まだ
まだ、足りません。このまま8月は、雨無し、曇り無しでも、構わないので、
晴れていて欲しいです。特に、8月19日の田フェスは、何がなんでも!

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ     ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ       ■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□

             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・仕上げは、お笑いのオーラ

 いよいよ、夏が本格化しました。例年に比べ10日遅く、昨年より2日遅れ
ての梅雨明け。この昨年より二日遅れというところがミソです。昨年も、実は
7月は、日照不足で、晴れの日が3日しかなく、梅雨明け後、一変して晴れが
続いたのです。日照不足で、株数も、穂数も、少ない状況は、昨年と変わりま
せん。しかし、昨年は、少ない穂に、しっかり実が、詰まって、林さんちには
珍しい豊作でした。今年も、柳の下の二匹目のドジョウを狙っています。

 ここから、追い付くには、天候もさることながら、管理作業も大きく影響し
ます。とにかく、この猛暑を乗り切るには、水です。この時期となると、間断
通水という方法で、水を田んぼに入れます。この時期は、田んぼに、ず〜っと
水が、あるより、3日に1回の割合で、水を入れて稲を刺激してやると、美味
しいお米になります。なんせ、暑いので、ぬるいお湯のような水で、育てると
お米も、夏バテになっちゃうのは、人間も同じです。

 この間断通水をするには、水がサッ!と入って、サッ!と引かねばなりませ
ん。そこで、多くの農家が、行う作業が、「溝切り」です。田んぼの稲の間を、
一定の間隔をおいて、排水用の溝を入れていく作業を、「溝切り」と呼びます。
夏の暑い最中に行うキツイ作業です。しかし、林さんちでは、やったことがあ
りません。子供の頃から、まったくやっていないので、溝切りという作業が、
あることすら知りませんでした。なぜなら、林さんちの田んぼは、砂穣土と呼
ばれる砂っぽい土なので、いわゆる漏水田「ザル田」が多い。そこで、わざわ
ざ溝を切るまでもなく、水の切れは、抜群です。

 このことが、お米の味にも、すごく影響していることは、事実です。ザル田
は、肥料や除草剤の効きが悪いとか、多くのデメリットもありますが、この点
で言えば、おおきなメリットです。さらに、この夏の時期は、日本中どこも、
水不足に悩んでいます。しかし、林さんちでは、霊峰白山の雪解け水を引いた、
最強の「七ヵ用水」があるおかげで、思いっきり水を入れることが出来ます。
多く地域では、わずかな水を巡って、苦労されているようです。その水も、少
ないので、エンジン付きポンプで、揚げることも、しばしばです。このことだ
けでも、いかに、林さんちのお米が、恵まれているかが、分かります。最後の
仕上げは、田んぼのフェスティバルで、みんのお笑いのオーラを、振り撒いて
仕上げます、、\(^o^)/

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3、善男善女の祭りに、、p(^-^)q

 8月28、29日、つまり、消防の県大会の日に、野々市じょんから祭りと
呼ばれる、野々市町最大のお祭りがありました。28日は、朝、5時半に県大
会のために集合して準備、しかも結果は最低、心身ともボロボロにも、関わら
ず力を振り絞って、夜11時近くまで、警備を行っていました。このボロボロ
の状態で、さらに警備で、酔っ払いに絡まれて最低の夜でした。しかし、この
最低の夜には、実は、まだ続きがあったのです。

 野々市じょんから祭りは、かつては、野々市町連合青年団が、取り仕切って
いました。当時は、多くの若者が、青年団活動に参加していて、大きな祭りで
したが、若者自身で、行えていたのは、今、考えると夢物語のようです。それ
も、確か、私が青年団に参加し始めた25年ほど前には、団員数の減少で、出
来なくなりました。しかし、祭りを存続しなくてはいけないということで、野
々市町と商工会議所が、中心となって、野々市じょんから祭り実行委員会が結
成されて、現在に至っています。

 会場も、野々市中学校グラウンドから、本町の一番街通りへ、そして10年
程前から、現在の野々市小学校のグラウンドと文化会館駐車場に、移りました。
しかし、今の会場に移った頃から、祭りの様相は、変わり始めていました。踊
りを楽しむ善男善女から、飲み散らかし、喰い散らかしのゴロツキ集団に、と
って代わられて行くようになりました。当然、PTAや関係機関で、巡視、取
締りを、行いますが、一度、悪くなった雰囲気は、そう簡単に浄化できるわけ
でなく、仕舞いには、暴走族が、現れて祭りを荒らす始末です。

 今年は、幸いにも28日は、金沢市で大きな花火祭りがあって、ゴロツキど
もは、そっちに集まったのか、表面的には、大きな混乱もなく済んだのですが、
なんと、祭り内の売店で、未成年者にチューハイを売っていたことが、ハッキ
リと分かる事件が発生。それまでも、明らかに未成年者に販売しているので、
売らないようにと、関係機関で指導をして来たのですが、日頃、青少年の健全
育成に力を尽くして来た我々は、身内に、足元をすくわれた気分でした。

 そして29日は、幸いにも、我々第2分団の警備の日では、なかったので、
後で、報告を受けて愕然とした内容は、以下のようでした。未成年の集団飲酒
で、地べた座り込んで車座で宴会をするグループが多数。通路にも、我が物顔
で、座り込んで、防犯委員、育成委員、そして警察の指導も、どこ吹く風。会
場は、飲み散らかしたコップが散乱、食べ散らかした容器が舞い散って、異臭
が漂う状態で、とてもまともな祭りとは言えない状況。その後、警察と、ゴロ
ツキ集団と小競り合いがあって、その後、その集団が膨れ上がって、横の国道
が封鎖状態に。そこに暴走族が現れて、バイクが倒され、また小競り合い。最
後は、近くの交番に、数十名が押しかけると言った、もう暴動寸前の状況にな
りました。

 29日は、あの参議院選挙投票日、警察も、そちらに人数を裂かれて、態勢
が十分でなかったとはいえ、あの酔っ払ったゴロツキ連中に、対抗するには、
機動隊の放水しかないのではと、思うくらいです。思うに、最大の原因は、「
アルコール」です。どう見たって未成年に、18歳と20歳を、どう見分ける
の?といい訳しながら無制限に販売しているのは、明らか。ゴロツキどもは、
ゴキブリと同じで、「あそこに行けば、酒を売ってくれるぞ!」と言った情報
は、サァ〜〜っと広がるのです。そこで、昔のような善男善女の穏やかな祭り
に、戻すために、今、関係機関と連携して、アルコール販売中止に関して、手
を尽くしている最中です。

 それでも、世の中、いろんな意見があって、これだけ荒れても、「やっぱり
祭りには、お酒は必要だよ!」「昔は、祭りん時は、大人に飲まされたもんや
」と、ノスタルジックなことを言う方もいて、なかなか、事は進まないのも事
実です。さらに、マズイことに、鷹派?のPTA会長の私が、来年には、いな
いと言うこともあって、内心、焦っています。さて、来年の野々市じょんから
祭りは、果たしてマトモに、なっているでしょうか?答えは、また来年に、メ
ルマガをお楽しみに、、\(^o^)/

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     平成18年度 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 0袋/227袋 0%    9月29日
普通じゃないコシヒカリ 148袋/779袋 19%  9月13日
普通のコシヒカリ     61袋/888袋 7%   9月10日
ハナエチゼン       9袋/243袋 4%   8月26日
ひとめぼれ        52袋/251袋 21%  9月4日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

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