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     林さんちのあぐらぐち物語 2007年 師走2号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2007年 師走2号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 毎日、お餅をついています。お正月モード全開と行きたいところですが、
有難いことに、お祝い餅の注文もどんどんあります。お天気は、寒くなって
来ましたが、林さんちは、熱くなる一方です。

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
ひとめぼれ       ■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□

             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・林さんちの分身のお餅

 今年のお祝い餅が好調なのは、日記等でお知らせしていますが、大変なのは、
最後の作業の配達です。春先に種まきしたカグラモチの苗を、田植えして、肥
料をやって水周りをして、稲刈り乾燥調整、精米と長い道のりを経て、ようや
く陽の目を見るのが、この配達です。しかも、ここでお代金をいただかないこ
とには、終わりません。農協に出荷して、ハイ終わり!という、昔のような簡
単な仕事なら楽なんですが、11月に入ってからは、日曜日を全て返上して配
達を行っています。

 祝い餅は、白い化粧箱にのし紙を巻いてあるのですが、これが実に水に弱い。
しかし、この時期、お天気が悪い日が多く、濡らさないように配達するのは、
大変です。10年ほど前は、多少濡れても、あまり気にしてませんでした、、
と言うか、よくもまぁ〜大胆にも気にしていなかったというべき状態でした。
しかし、のし紙は、濡れるとシワシワになって、さすがにマズイんじゃないの
?と思い始めました(遅いって!)。なにせ、祝い餅のセット大の価格は、1
箱4,800円税込みです。それを、場合によっては10箱以上購入されるわ
けですから、高額商品であるわけです。

 そこで、最初のうちは、大きなプラスチックの箱に入れて運びました。しか
し、これも祝い餅の箱が大きくて2箱しか入らず、手間の割りには、効率が悪
い。しかも、プラスチックのふたについた水滴が、箱にかかって、、( ̄○ ̄;)
これじゃ何をやっているか分からないので、何かで包むことを考えました。思
案していたら、スタッフの一人が倉庫からあるモノを出して来ました。それは、
今から20年前に、林さんちが餅の取引で、1400万円の不渡り手形を掴ま
された時に、出荷の際、使っていた薄いビニルシートでした。あ〜懐かしいと
思いながら、包んで見ると、実にピッタリ!しかも、山ほどある!それからは、
雨の時は、せっせとこれで包んで、配達をしています。

 しかし、配達と言っても、色々な家があるわけです。立派な家、そうじゃな
い家ということは、考えませんが、玄関の違いは、非常に感じます。家の顔と
良く言ったものです。その中でも、とにかく暗い玄関は、本当に困ります。伝
票すら見えない、おつりを払おうにも財布の中身が見えない。照明を点けても
いただけないので、結局、明るい外へ出ることもしばしばです。私自身、宅配
さんが来たら、玄関の照明を点けるようにしています。意外に、外から来ると
中は、暗いんです。

 次は、商品を置くスペースがないようなゴミ屋敷状態の時もあります。これ
は、林家でもたまにあるので、他人のことは言えません。しかし、白い化粧箱
なので、置くのをためらうのは、確かです。次は、ペットのいる家。戸を開け
ると向こうから、全開で犬が走ってくることもあり、「犬」というステッカー
が玄関にある場合は、1センチほど開けて中をうかがいます。ダダダ!っと走
って来た場合は、すかさず閉めます。ある時、戸を開けたら、綺麗な青いイン
コが、中から飛び出してしまい、ビックリしたことがあります。その家では、
なんと家の中を飛び回っているそうです。飛び出したインコは、ちゃんと戻っ
て来ると言うので安心しましたが、なんだか幸せの青い鳥を逃したような気分
でした。

 そして、いざ代金をいただこうとしたら、のし書きの名前が違っていること
がありました。初老の祝い餅の注文を、ご両親がされた場合、息子さんでは、
なく、自分の名前を、思わず言ってしまうのです。このパターンは、過去、何
度もあったのですが、今では、必ず「ご本人様のお名前をお願いします」と聞
くことによって、なくなりました。でも、この時は、焦りまくります。なにせ
日曜日の大安吉日ともなると、10件以上の配達があります。しかも、ほとん
どが、9時前後の時間指定。1件トラブルと、後がつかえてしまいます。

 こうやって七転八倒の思いで、なんとか無事配達も終わって、ようやく日曜
日の朝が終わります。そして、今、お正月餅の注文をいただいていると、お客
様の何人かの方から、「祝い餅でもらったお餅が、本当に美味かった。だから
注文に来た」と聞くことがあります。その時は、思わず心の中で、ガッツポー
ズを決めています。なにやら自分の分身を、お客様が、配ってくれたような感
覚になるんです。さあ、今日もどこかで、林さんちのお餅を食べて、「美味し
い!」と叫んでいることを想像して頑張ります、、o(^o^)o

 そんな林さんちのお正月餅の注文は、12月10日〜26日まで受付ます。

           ↓そんな林さんちのお米はこちら↓
         http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

3、今年の納品店舗数は最多

 林さんちのお餅の販売で、唯一取引のあるスーパーさんが、JA系列のAコ
ープさんです。今年は、7店舗に出荷予定です。しかし、本当は、6店舗だっ
たのです。実は、数年前に、1店舗だけ、他の金沢方面のエリアではなく、反
対側の方向の遠方のAコープさんに、本部の強い要請で、出荷することになり
ました。当時は、まだ4店舗のみの出荷だったので、なんとかなっていました
が、その後、どんどん出荷店舗が増えてしまい、対応が難しくなって来ました。

 林さんちは、つきたて餅の販売が「売り」です。すると、朝、つきたてを納
品して、売り切れたらまたすぐに納品しなくてはいけません。つまり、Aコー
プの納品担当者は、一日中、ぐるぐる各店を回っているのです。しかし、その
日の天候や気温で、売れ方が違うので、非常に神経を使う作業になります。し
かも、時間がたてば「つきたて」でなくなるので、結局、細かく様子を伺いな
がらの納品になります。

 ところが、この遠方の1店舗に納品に行くと、他の店で「つきたて餅」が欠
品しても、にわかに向かうことが出来ないのです。スタッフも限られているの
で、この店舗専属というわけにも行かず、しまいには、高速道路を使っての移
動を余儀なくされて、後でETCの請求を見てビックリ仰天しました。このま
までは、共倒れしてしまうと考えて、今年の3月に、本部にこの遠方の店舗へ
の納品を中止したい旨伝えてあったのです。しかし、今月になって、その店舗
の店長さんから、どうしても林さんちのお餅が欲しいと、要望があって協議に
入っていました。

 林さんちのお餅を欲しいと言う気持ちは、非常に嬉しいのですが、どうにも
こうにも、これ以上スタッフに無理は、かけることは出来ません。以前、能力
以上の配達をお願いしたら、交通事故を起こした苦い経験があります。スタッ
フの安全は、最後は社長の責任です。心を鬼にして、協議の上、つきたて餅の
納品は中止して、他の切り餅系で納品すると言う妥協案で落ち着いた。でも結
局、今までで最多の7店舗への納品は、挑戦というしかない。いつも以上に、
気合を入れて行きます、、o(^o^)o

林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

     平成19年度 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 204袋/290袋 70%   10月 2日
普通じゃないコシヒカリ 408袋/571袋 71%    9月15日  
普通のコシヒカリ    743袋/926袋 80%    9月15日    
ハナエチゼン      184袋/279袋 65%   8月24日
ひとめぼれ        188袋/245袋 76%   9月 8日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

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