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     林さんちのあぐらぐち物語 2008年 水無月2号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2008年 水無月2号  _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 6月9日で、齢48歳になりました、年男です!だからどうってことはない
のですが、自身24回目、会社では21回目の米作りが進行中です。植えるも
のは全て植えたので、あとは秋まで、フラフラ、、いや管理をしっかりとしま
す。でも、育苗ハウスも片付けて、しばらくは、ぼ〜っとしています。

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ     ■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ       ■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□

             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・農薬を撒くか撒かざるべきか

 田植えと、大豆播種が、終わると草取りに草刈りと、草との戦いが始まる。最
近は、1回目の除草剤が効果を発揮して、昔ほどのことは無くなったが、それで
も、場所によっては多発するので、草取りか、それとも除草剤をもう1回散布す
るかで、おおいに迷う日々が続く。この除草剤が、発明されたのは戦後だから、
それまでは、農産物の全てが、無農薬栽培だったのだから、先人の苦労は、想像
を絶します。

 昭和30年代の野々市町の写真を見ると、見渡す限りの水田で、撮影の季節は
秋なのか「ニオ」と呼ばれる稲を、ちょうどモンゴルのパオみたいに積み上げて
脱穀を待つ状態でした。だいたい乾燥機なんて無いので、稲架(はさ)がけと呼
ばれる、ちょうど物干し竿に稲束を二股にしてかけて、天日で乾燥が当時は定番
でしたが、野々市町は、乾田だったので私の記憶では、稲架ではなくて田んぼに、
稲束を扇状に広げて乾燥しては、またニオに積んでいたと思います。

 当時の野々市町の人口は6000人くらいで、ほとんどの町民が農業に従事し
ていたのですが、それぐらいの労力は必要だったでしょうね。田んぼを耕すのは
馬か人間!田植えは、手植え!草取りは全て人力!稲刈りも当然手刈り!脱穀も
足踏み脱穀、そして袋は俵をワラで編んで自ら作って出荷。子供達の稲作体験学
習でわずかの田んぼを、少し人力でやるだけでも大変なのに全部を人力で行うの
は、どれだけ想像力を膨らませても、本当に想像が出来ないのです。

 ただし町民の話題は、米作り!村のコミュニティも米作りが中心、青年団活動
や農協活動も活発で、今の林さんちのようなマイノリティーではないのが、本当
に羨ましい限りでした。今は、野々市町の人口は、約5万人ですが、農業従事者
は、その何%なんでしょうか?農業をして生活しているというだけで、珍しい人
種に見られます。野々市町では、絶滅危惧種並みかもしれません。それでも、全
ての作業を人力に戻すことなど考えられないので、絶滅危惧種と言われようとも、
しぶとく23世紀型農業を模索しながらの日々です。

 除草剤が使われ始めた頃は、もう魔法の薬で、うちの母親の年代は、ほおずり
したくなるほど、感謝していて、、いや愛していました。そのわけは、当時の草
取りの仕事は、嫁の仕事で、毎日毎日炎天下に姑や姑に嫌味を言われながらの辛
い仕事だったのです。それから開放されたのですから、想像に難くありません。
まさかこの除草剤が毒だとは、思いもしなかったのではないでしょうか?だから
農協や関係機関からの指導は、とにかく除草剤の散布に次ぐ散布でした。撒けば
撒くほど、草が無くなるのですからさながら散布機械のエンジン音、それは勝利
の雄叫びだったのでしょうね。

 しかし23世紀型を目指す林さんちでは、勝利の雄叫びとはいかないので、と
にかく農薬の量は減らしたい。でも炎天下にスタッフに死ぬような思いは、させ
たくない。その狭間で、揺れながら1枚1枚決断を下して行きます。特に、殺虫
剤は、一切散布しないのが林さんちのお米なので、殺虫剤の散布を迫られる状況
では、難しい判断になります。そしてどうしても殺虫剤を散布した場合は、林さ
んちのお米として出荷できないので、農協さんに出荷となります。その時、皮肉
にも1等米になってしまうのは、なんだか矛盾を感じますが、それでも農薬レベ
ルは、一般に農協に出されるお米よりはるかに少ないので、良しとするしかあり
ません。さあ、これから毎日が、その決断の日々が続きます。早く、秋になって
くれないかなぁ〜、、( ̄○ ̄;)

           ↓そんな林さんちのお米はこちら↓
         http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

3、20年ぶりの衝動買い

 ついに買っちまいました!ハイビジョンビデオカメラ!しかもその目的が、消
防ポンプ操法練習や大会の撮影のためなんだから、もう手に負えない。実は、今
までは、私のデジカメの動画機能を使って、細々と撮影して練習後の反省会で観
ていたのだが、さすがに画像が粗い。そこへ、選手達が、次々とビデオカメラを
購入して撮影して上映するようになったのだが、驚くほどの高画質!しかし、彼
らの購入目的は、あくまで家族や子供を撮影するため。2年前、兵庫県で行われ
たポンプ操法全国大会に、分団員のビデオカメラを借りて行って、壊してしまっ
た苦い経験もあり、いい加減、他人のフンドシ、、いやビデオカメラを当てにす
るのは止めようと思い始めていたところ、ジョウシンさんから、誕生日5%引き
のハガキが来て、ますます思いが募ってしまいました。

 購買衝動が、起きると、自分自身で一定期間の冷却期間を設けるようにしてい
ます。ただでも、無駄使いが多い私ですから、衝動買いは厳禁です。最近買った
モノといえば、バイク、その前は今のちょみのすけ、その前は、車、、高額商品
ばかり、、(* ̄▽ ̄*) 最近衝動買いを、耐えたモノは、携帯電話、テレビかな
ぁ〜。だいたいパンフレットやネットで検索し始めるとヤバイ兆候。お店にも、
何度も通って、それでも要らないと思えば、思いとどまるのであるが、今回も、
2週間は耐えたのだが、ついに誕生日に買ってしまったのである。

 もちろん買うなら後悔しないように、考えに考えて購入する。そして長く使え
るように、スペックは最高レベルを買うように心がけているが、最後は財布との
相談である。今、使っている400万画素のデジカメは、かなり考えて買ったモ
ノの一つであるが大正解。もう6年使用しているが、まったく問題無し!何度も
修理して使っています。今じゃ、1000万画素が当たり前の時代ですが、この
カメラが気に入っていて、他のカメラには、まったく興味なしです。もう400
万画素を超えると、画素数より、写り具合や、操作性というか、高機能満載でも
使いこなせなければ意味がないので、使い慣れるという点が、重要になって来ま
す。

 そして失敗した衝動買いと言えば、今使っている携帯電話。以前使っていた携
帯電話を、トイレに水没してしまい、急いでいたので、あまり考えずにその場で
購入したのですが、、失敗でした。特に、ブログのために携帯カメラを多用する
のですが、以前の機種は、立ち上がりも早く、色具合もグッドでした。しかも、
新しく買った携帯は、何度も壊れて修理に出すハズレ?携帯でした。修理中、何
度も新機種の購入を考えましたが、これだけ頑張って修理した携帯、逆に愛着が、
沸いて来て買い替えを思いとどまったのです。カメラ画質も、写す環境に左右さ
れますが、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる方式で、クリヤしています。

 さてビデオカメラだが、実は20年前に購入したのは、8ミリビデオウォーク
マンとCCDカメラという珍しい組み合わせ。家族や子供を撮るのではなく、ミ
ニバイクに搭載してレースを撮影していたのだ。個人的には、子供の成長をカメ
ラのファインダー越しに見るのは、反対です。だから撮るなら写真。だいたい後
で、見るなんてことはなかなかないし。自分の結婚式のビデオなんて封をしたま
ま、、( ̄○ ̄;) 今回も、消防専用ビデオカメラとしての購入。後々まで役に
立つことを祈るばかりです。しかし、消防格納庫にあるテレビは、当然10数年
前のテレビ。ハイビジョンで撮るのは無意味、そこで私のビデオカメラで標準で
撮ると、30時間以上は、軽く撮れてしまう。なんちゅ〜ハイスペック!空恐ろ
しい性能に、ビックリ仰天の日々です。20年の月日は、やはり長いですなぁ〜。

林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

     平成19年度 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 81袋/290袋 28%   10月 2日
普通じゃないコシヒカリ 153袋/571袋 27%    9月15日  
普通のコシヒカリ    177袋/751袋 24%    9月15日    
ハナエチゼン      39袋/279袋 14%   8月24日
ひとめぼれ        50袋/245袋 20%   9月 8日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

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