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林さんちのあぐらぐち物語 2008年 葉月1号
http://www.hayashisanchi.co.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2008年 葉月1号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
夏真っ盛りですが、林さんちでは、稲刈り準備が着々と進んでいます。稲刈
り予定は、8月18日からです。お盆明けから、いきなり全開稲刈りが始まり
ますが、8月中の稲刈りは、超暑いんです〜〜(ToT) 日々の生活では分から
ないですが季節は、確実に秋に向かっているんですね。
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後に
2.今週の林さんち・・・・意外に知らない仲間のこと
7月31日に、石川県農業法人協会で、会員訪問交流現地研修会に参加した。
長らく農業法人協会の事業には、総会のみの参加ばかりだったが、たまたま予
定が空いていたのと、意外にも、地元の仲間の現場には、ほとんど行く機会が
ないのでぜひ行って見たいと思ったである。現在、会員数58法人であるが、
今回は、白山市内の16法人を訪問した。林さんちは、法人化して20年以上
経ついわゆる老舗であるが、自分の所の経営に四苦八苦で、法人がこんなに、
身近なところで多く設立しているとは思いもしませんでした。
白山市の農業法人の多くは、水稲栽培が基本だが、そのほとんどが野菜や加
工品と組み合わせた複合経営でした。やはりお米だけでは食べていけない現状
が浮き彫りになっていました。野菜も、小松菜、ミズナ、キャベツ、トマト、
キュウリ、椎茸と変化に富んでいて、もうどちらかというと野菜主体って感じ
です。早朝の収穫のパートさん、包装袋詰めのパートさんが、何十人も来て作
業をしている様子は、もう工場ですね。
さらに、大規模に野菜だけ栽培販売している法人もあって、ここは生協を中
心に、年商何億円!ここもパートの女性が、大勢来られて生き生きと作業をさ
れていました。驚いたのは希望者には、大型の作業機も運転してもらっている
とのこと。男より上手だそうです。ハウスだけで50棟以上あるのですが、そ
のいくつかが、パートさん用のトマトや、キュウリを栽培していると、ウソか
真か社長さんが言っていたほど大規模です。そういう雰囲気の良さが、パート
の女性達を惹き付けるのだろうと思いました。しかし、どこに行っても、農業
現場では女性が、頑張っている印象でした。やはり命の産業だからでしょうか。
ここの社長さんは、ジャガーやベンツと行った高級外車を乗り回している方
ですが、やはり農業もここまで頑張れるというところを表現してくれている数
少ない経営者です。しかし、まったく偉ぶった感じがなく、軽トラックも実に
似合っている方です。実は、10数年前に、この農場で燃やしたビニルで、林
さんちのお米が枯れたトラブルからのお付き合いです。この時の対応が実に、
良かったのですが、やはり経営は人柄ですね。
畜産の法人にも行きましたが、白山市は広いと言えども住宅地の中での経営
は、苦労が絶えないと思いました。しかし、意外に臭くなく匂い対策にも工夫
をされているようでした。ここは、乳牛中心でしたが、周り一面トウモロコシ
畑!10ヘクタール前後を栽培しているとのことでしたが、草丈3mもあるよ
うなトウモロコシは、初めて見る私にはビックリでした。このトウモロコシを
茎と実ごと刈り取って粉砕、積み上げて発酵後、エサとして牛にあげるそうで
す。しかし、ここの300頭規模で、こんなにトウモロコシがあっても、必要
量の1割にも満たないそうです。残りは、購入するのですが、この1年での飼
料代燃料代による減益分が2700万円!ちょっとどんな単位の取引か分から
ないのですが、聞いただけで目まいが、、(×_×) じゃあ、自給トウモロコ
シをもっと作ればと質問したら、自給トウモロコシだけだと、牛乳の質を維持
できないとのこと。どうしても輸入飼料に頼らざる得ないらしい。なかなか難
しいものである。
農業で、頑張っている農業者を、農業者自身が見て、感動するのは不思議で
あろうが、一種そんな雰囲気の研修会でした。そしてどこの農業法人もしぶと
く経営をされている印象でした。林さんちも、がんばらないと!と、思ってい
たら、次回は、もしかして我が社? ヤバイ!綺麗に掃除しなきゃ!
↓そんな林さんちのお米はこちら↓
http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
3、シェア奪還計画
8月6日に、福井県芦原のきららの丘に、米粉パンの見学に行ってきました。
今では、国家プロジェクトとも言える米粉事業の一つであるが、林さんちにも
米粉事業の話が持ちかけられています。本当は、春先にあった話ですが、ご存
知のようにケガをした影響で、それどころでない状況。ようやく夏になって、
少し動いてみようかと相成りました。季節が、進むに従い世の中「米粉パン」
「米粉うどん」「米粉ラーメン」「米粉ケーキ」と小麦粉で出来る商品であれ
ばなんでも、米粉で作られるようになりました。
それにしても、パンは非国民食(失礼!)と、普段から言っている社長なの
で、パンなんて滅多に食べない。しかし、息子達は、朝はパンを食べている。
しかも、林さんちの田んぼを盛大に埋めて作られた宅地に、進出して来た美味
しくて有名なパン屋さんの商品!嫁さんは、富山の中心街で育ち、パンもご飯
も、食べていたようなので朝は、パンになるのであろう。そんな社長に、米粉
パンを作れといきなり言われても、戸惑うばかり。
だいたいパンを食べないんだから、作ったことなんて絶対にない!豆腐や味
噌ならいざ知らず、パンに関しては無知です。そこで、とにかく作っている所
を見に行こうということになったのですが、石川県では、まだそんなところが
なく、福井県まで行った次第です。そこは、JA花咲の隣に、スイカを切った
ような屋根の産地直売所に、やはり特産のそば屋さんと隣接して建てられてい
ました。ネットで9時開店と調べて、朝出かけたのですが、到着してみるとな
んと10時から販売開始。どこにも書いてないよ、、(* ̄▽ ̄*)
仕方ないので、直売所をブラブラして、これまた敷地内にあった地元の牛乳
を使ったソフトクリーム、アイスクリームの販売所で、ソフトクリームを食べ
て時間を潰しようやく10時。その頃には、あたり一面にパンの美味しい匂い
が漂っていました。中に入ると、なにやら見慣れた風景が、そこにはありまし
た。パン生地を、餅つき機でペッタンペッタンと、こねているんです。あとは、
発酵器、焼き機、調理テーブルが並んでいましたが、こりゃ餅屋さんと同じだ
なと感じました。
同行した方に、聞いてみると餅つき機で、こねた方が生地に艶が出て良いの
だそうです。しかも、保健所の免許は「菓子製造業」、、あっこれなら餅屋と
同じかもと、一気に親近感が沸きました。非国民食(失礼)と呼んでいたが、
国民食に出来るかもと、帰りは、工場のレイアウトと予算を頭でシュミレーシ
ョンしていて、インターチェンジを一つ飛ばしてしまう始末。帰ってから米粉
パンを食べてみましたが、かなり「モチッ!」とした食感で美味しいと感じま
した。林さんちで、米粉パンを売ることになるかどうかは、未定ですが、野々
市町の非国民食(失礼)パンのシェアを少しでも削ることが、出来ればそれは
それで痛快かなと思い始めているのも事実です。でも、まずは、パンを一度焼
いてみないとダメかも、、( ̄○ ̄;)
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
平成19年度 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 49袋/290袋 16% 10月 2日
普通じゃないコシヒカリ 54袋/571袋 9% 9月15日
普通のコシヒカリ 86袋/751袋 11% 9月15日
ハナエチゼン 16袋/279袋 6% 8月24日
ひとめぼれ 10袋/245袋 4% 9月 8日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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