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林さんちのあぐらぐち物語 2009年 睦月2号
http://www.hayashisanchi.co.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2009年 睦月2号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
2009年になったと思ったら、林さんちは、いきなり全開モードに突入し
ています。でも今年の出初式が、4日と過去最速だったので、社長は、少し余
裕を持っての1月のスタートになりました。
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□
ハナエチゼン ■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後に
2.今週の林さんち・・・・カキモチ全開増産中
現在、カキモチを全開で生産中です。カキモチは、「寒中」に作るのが基本
です。1月6日の寒の入りから30日間が「寒中」なので期間は、限られてい
ます。寒中の水を使うと、食品が長持ちするというのは、先人の知恵です。聞
くところによると、冬の雷で山の水の分子構造は、より細かくなるいわゆる「
クラスター化」して、食品の腐食を防ぐらしいのです。なぜ、クラスター化す
ると、腐食しないのかは、知りませんが、霊水と呼ばれる水は、ほとんど分子
構造が、普通の水道水とは違うようです。一番、分かり易いのは雪の結晶を人
工的に作ると分かるそうです。良くない水の結晶は不恰好で、良い水は、綺麗
な結晶になるそうです。
林さんちのカキモチ生産は、毎年、概ね10万枚作ります。ところが、ここ
数年、別の農業経営者から、カキモチの外注が来るようになりました。お餅も、
そこの餅米で、製造しているのですが、カキモチの外注の量が年々増えて来て
ハンパな数字ではなくなって来ました。その農業経営者は、お米を全量直売し
ていて、さらにまだ足りずに、これまた外注して近隣の農家に作ってもらって
いるというのですから、その高い経営力は、私にすればミラクル経営です。そ
んな私が尊敬して止まない方ですので、ついにカキモチの販売量が、本家の林
さんちを上回ってしまいました。
つまり林さんちで10万枚、外注で11万枚の生産を、寒中にこなすことに
なってしまいました。カキモチの製造過程は、1日目・洗米浸水、2日目・餅
つき型入れ、3日目・型出し、4日目切断、5〜7日目養生、8日目編み干し
と、約1週間かかります。しかし、日曜日を休むとすると、時間のかかる餅つ
きと切断を、避けねばなりません。すると、金曜日は、餅つきをすると時間の
かかる切断が、日曜日なるので、避けねばならず、結局1週間で作業出来るの
は5日間となります。すると寒中で餅つき出来るのが、数えると21日間
合計21万枚を21日間だと、1日1万枚の生産が必要になります。ところ
が、林さんちのカキモチの型は、45箱しかありませんでした。1箱200枚
の生産が可能です。だから外注量は、8万枚が限度ですよと、先方には伝えて
あったのですが、林さんちを遥かに凌駕する農業経営者なので、そうそう引き
下がるとは思えず、内緒で去年のうちに専務と相談して、5箱増やして50箱
にしておきました。年が明けて注文数を見ると予想通り10万枚を遥かに超え
ていました。ちょっと予想より多かったのですが、林さんちでは、箱も増やし
て、バイト君も1名増やして、準備万端だったので、なんとか引き受けること
が出来ました。先方もタヌキなら、林さんちもタヌキでした、、(o^-^o)
かくしてカキモチ生産全開の1月がスタートしました。加工場には、いろん
な工程のカキモチが、ところ狭しと並びます。作業の順番を間違えないように
番号を書いておきます。でも、どうしても、日曜日や連休中に、仕事をしなく
ては、ならないことも作業工程によっては出て来ますし、平日なのにまったく
仕事が無い日もあります。そこで、餅つき生産チーム、切断チーム、編みチー
ムで、バラバラに休みを取れる時に、休日にしてもらっています。でも、暇に
なりがちな1月ですが、目一杯仕事があるというのは有難いことです。でも、
この勢いだと外注は、もっと増えそうだけど、どないしょう、、( ̄○ ̄;)
↓そんな林さんちのお米はこちら↓
http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
3、消防無線機ですったもんだ
最近、消防団で貸与してもらった無線機が調子が悪い。スピーカーの音が割
れてあまり良く聞き取れない。かれこれ16年も使っている代物であるが、置
いてある場所は、もっとも火災出動命令を聞く確率の高い寝室です。この無線
機、実は受信のみの機械で、受令機と呼ばれます。予め、白山野々市広域消防
本部と、金沢市消防局の周波数に、合わせてあります。だから、付いている機
能は、音量、スケルチ、スキャンの3つのみ。スケルチは、ザーといういわゆ
る砂の嵐の音を消す機能で、無線機には必ず付いています。スキャンは、予め
セットしてある周波数を行ったり来たりして、受信を探す機能です。
白山野々市広域消防本部では、火災情報は、まず受令機に、火災入電中つま
り、火災発生の電話が入った時点で、無線が入る。ここで、火災発生が確認さ
れた場合は、「火災出動各隊、火災出動指令! ○○町○○番地 ○○方 一
般住宅火災」と無線が入ります。同時に、地域のサイレンが吹鳴、携帯メール
にメールが入り、電話による問い合わせ用の火災情報に録音。つまり、受令機
の情報が一番速くて確実なのである。
しかし屋外に居て、受令機が聞こえない場合は、サイレン。サイレンが、聞
こえず消防車が走っているのを見た場合は、火災情報用番号に電話。まったく
火災に気付かない場合、最後にメールを見て気付くことになるが、そんな時は、
すでに時遅し。火災は、発生後平均6分で、外に炎を噴き出すので、一刻を争
うのである。そこで、消防団貸与の無線機を寝室、もう一台自前で無線機購入
して台所に、もう1台は、専務がガレージに付けてくれた。しかし、今回、故
障で修理に出したが、いつ直るかも分からずとても不安。しかも、本当は、台
所に置いてある無線機は、消防活動中や火災の際、携帯しようと思い購入した
のだが、小型過ぎて、スピーカーが小さくて聞き取れないし、バッテリーも全
然もたない。消防団貸与の受令機は、デカイしバッテリーも、全然だめ。ガレ
ージの無線機は、固定式なので、話にならない。
そこで、この修理中の機会に、今度こそ、少し大きめの無線機を買って、携
帯を可能にすることにしました。消防団仲間に、聞いて行ったお店は、超マニ
アのパーツ屋さん。なんとか店員さんに、消防団で使うことを伝えたが、その
後の彼の言葉の意味は、ほとんど分からず、生返事をしていました。それでも、
「皆さん、これを使っておられます」だけ、聞き取れたので「それ下さい」と
言って買いました。前回、購入した時も、設定は大変だったけど、今回も説明
書が、超ややこしくて四苦八苦。何度も、やり直して、結局4時間もかかって
なんとか使えるようになりました。
なんとメルマガを書いている間に、消防団の受令機の修理が完了、早い!な
んと16年前の製品なのに、部品もバッテリーもバッチリありました。携帯電
話の部品なんて、あっちゅう間に無くなっているのに、大したもんです。しか
もシンプルやし。中身も最近のチップではなく、水晶が入っているとのことで
す。私の頭の中では、博物館で見た、あの結晶がドォン!と入っていて高級な
イメージなんです。でも、受令機が無くて一番喜んだのは、嫁さんでした。静
かな夜を過ごせると言っていました。でも火災出動の無線が入っても、まった
く気付かず、朝、焦げ臭い格好で、帰るとどこに行ってたの?と聞くくらいで
寝ているんだから、どっちにしても同じなんですけど、、(* ̄▽ ̄*)
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
平成20年度 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 262袋/374袋 70% 9月24日
普通じゃないコシヒカリ 272袋/515袋 53% 9月12日
普通のコシヒカリ 371袋/659袋 56% 9月12日
ハナエチゼン 63袋/175袋 36% 8月21日
ひとめぼれ 121袋/286袋 42% 9月 8日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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