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     林さんちのあぐらぐち物語 2009年 睦月4号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2009年 睦月4号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

オホーツク研修から帰ってから、神経痛に加え風邪までひいてしまい最悪の
1週間でした。それでも優秀なスタッフは、社長がいなくても順調に、カキモ
チ生産を続けています。はぁ〜社長がいない方が、スムーズなんじゃな〜い?

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ       ■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□

             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・経営目標売上げ1億円!

 2月4日に石川県青年農業会議所の総会があり、その時に経営計画のプレゼ
ンがある。私は、そのOBなのでいわゆる来賓かと思いきや、会長から「何!
言ってんですか?プレゼン全員ですよ、、全員!」と言われた。あっちゃ〜何
も考えてない。でも、良く考えたら今度の増改築で、経営計画は出来ているの
で、これを膨らませて作ればいいかぁ〜と思い直す。さらに、去年から林さん
ちの経営分析を卒論にしたいという奇特な大学生がいて、彼にも手伝ってもら
おうと思いつきました。

 そして彼にデータをお願いしたら、早速送られて来て、今、過去20期とこ
れからの5期の25年分のデータを眺めながら、頭をひねっているところです。
でも、私も過去20期分のデータをずら〜っと並べて見るのは初めてで、実は
感動しています。最初、彼が会社に来た時に、いろいろなデータを要求してく
るのですが、年末の超繁忙期で、げぇ〜〜面倒くさ〜!と正直思いました。で
も、彼の熱意に負けて、そんなチマチマとデータを出している暇は無い!とい
うことで、会社にある全ての決算書の元本を、ドサッと預けてコピーしなさい
とお願いしました。さらに、他のデータや質問のやり取りも基本的にメールで
お願いしました。

 そして彼から面白い質問が、いくつか飛んで来ました。会社の経営状態は、
前半10期と後半10期で、まった違う。前半の経常利益は、赤字と黒字の間
を、ジェットコースターに乗っているように乱高下。そして前半最後の10期
で、お米の売上げが、ガクンと落ちてから、あとは、ゆるやかに安定上昇基調
になっているのは、一体どうしてですか?というのです。私も、単年度ごとに
比較したことはありましたが、これほど長期に系統立てて比較したことがない
ので、余りにも分かり易いデータに、ビックリしました。

 答えは、簡単でした。前半10期は、お米の販売が自由に出来なかった時代
の経営状態です。作柄、市況、そして農業政策に振り回された結果が、このジ
ェットコースター経営です。自分自身は、加工にも乗り出し、ずいぶん安定し
て経営していたつもりですが、さにあらず「安定した経営をしているつもり」
の林さんちでこの体たらくですから、他の産業で、自分で値段の決められない
経営がいかに厳しいか想像に難くありません。

 そして苦しんだ前半10期の中でも、8期で新工場店舗建築、9期で、米販
売自由化という、実にタイムリーな経営展開が出来たのは、私が天才?ではな
くて、天運に恵まれただけです。実際、設計段階で米販売自由化は、視野にな
くて新工場店舗も、米販売向きにはなっていませんでした。そして10期で、
それまで秋に、農協や業者に100%出荷していたお米の多くを、自社で抱え
たのです。その不良在庫?のおかげで、売上げは激減、運転資金にも事欠く事
態になりましたが、歯を食いしばって耐えた結果が、今に至っています。

 さて次の5年間は、ようやく米倉庫を増築、米の品質を上げます。さらに餅
加工も、バックヤードの増加で、年末の販売に向けてストックを増加できます。
さらに、現在の直売率70%前後を90%まで上げる努力をして、林さんちも
夢の売上げ1億円!を目指します。考えてみれば、今から20年前不渡り手形
を掴まされて、幻の1億円売上げ達成を、長い月日を経てようやく見えるとこ
ろまで来たと思うと、感慨深いです。そして今度も、天運に恵まれること祈っ
ている他力本願の林さんちでした、、(o^-^o)

           ↓そんな林さんちのお米はこちら↓
         http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

3、体が、寝てろ!と声を

 1月13日の夜から、背中の肩甲骨辺りが、痛くて痛くて。最初は、ギック
リ背中かと思い整体に通ったり、シップをしたりしましたが、全然良くならな
い。そうこうしているうちに、オホーツクへ研修に行くことに。3泊4日の研
修中は、平気な顔を装っていましたが、地獄の苦しみでした。特に、飛行機の
中は、痛かった。不思議なことに、寝ている時、話している時、動いている時
は、痛くない。

 帰宅後、さっそく整形外科へ行き、レントゲン、MRIで検査の結果「神経
痛」!という思わぬ診断。何、その神経痛って?よくおじいちゃんが、かかる
病気では?で、もらったのが、痛み止めとシップ。これじゃ、まったく変わら
ない。しかも社員から、内臓の検査もした方が良いと言われ、内科でレントゲ
ン、血液検査、尿検査をしたが、なんとその病院で、風邪をうつされてしまい
4日間寝込む羽目に。神経痛に風邪、、もうボロボロな1週間でした。

 風邪が治りようやく復帰。今度は、社員さんから、次は鍼灸しかない!と言
われ紹介された町内の鍼灸院に行くことに。男48歳で、鍼灸院はさすがに一
度も体験がなく、ドキドキして行きました。ここの先生曰く、鍼灸で対処療法
をするわけではない。体の働きを整えて結果的に治しますと言われた。「はぁ
〜、、」と生返事しながら聞いていたが、食事の時、何回噛むかと聞かれ、早
食いですと答えたら、箸を置いて30回以上噛みなさい。唾液は、1日7リッ
トルも出る消化酵素ですよ、と諭された。食育を標榜する林さんちの社長とし
ては、恥ずかしくて赤面してしまった。まずは、鍼灸の前に、30回以上噛ん
で食事をすることにした。

 そしてテレビで観た中国医療のような長〜い針で、ブス!とやるのかと思い
きや、最初の三日間は、初心者モードで触る程度でやりますと聞き、少しホッ
した。しかし、次のお灸は、かなり熱かった。後で分かったが、あまり我慢し
なくて良いと言われた。お灸を、我慢するのが男の美学と信じて疑わない私と
しては、拍子抜けすると同時に、こっちもホッとした。だって本当に熱かった
んです。そして鍼灸院って、当たり前やけど線香の香りが、なんとも言えず、
アロマテラピーって感じで充満していて、すごく落ち着くんです。

 あとここの鍼灸院のシステムが、変わっていて名づけて「完全自動システム
」になっているのです。まずは予約は、待合室にある日めくり予定表に、自分
で記入。その日時を、自分用に備え付けの特製カレンダーに書いて持って帰る。
そして予約の日時に待合室に入ると、先生はこっちに目もくれず治療に専念。
治療が終わった人が、3つあるベットのうちどれが空いたか、次の人に告げて
自分で、治療費を机の上にある会計用の箱に、自分でお金を入れて行きます。
だから先生は、次から次とベットにいる患者を治療するだけ。呼び入れたり、
送り出したり、会計したり、まったくしません。

 最初は、ビックリですが、慣れると楽チンです。予約もカレンダーを見なが
ら、あ〜でもないこ〜でもないと、ゆっくり計画を練れるし、先生も治療に専
念できる雰囲気が、なかなか良い。だから院内は、極めて静か、患者さんが治
療を終えて、ありがとうございましたと言う声と、箱にお金を入れる音しかし
ません。とにかく信じる者は救われる。今は、この治療に賭けることにします。
どうも気持ちばかりが、若いというか幼くて、体が悲鳴を上げているようです
ね。体が、寝てろ!と声を上げているうちは、それに従うような生活を心がけ
るようにします、、o(^o^)o

林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

            平成20年度      新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 258袋/374袋 69%    9月24日
普通じゃないコシヒカリ 262袋/515袋 50%    9月12日  
普通のコシヒカリ    371袋/659袋 56%    9月12日    
ハナエチゼン      63袋/175袋 36%   8月21日
ひとめぼれ        119袋/286袋 42%   9月 8日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

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