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     林さんちのあぐらぐち物語 2009年 文月5号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2009年 文月5号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 工場の二期工事が、終了しました。大急ぎで引越しを済まし、ようやく餅工
場の再稼動にこぎつけましたが、いろいろと不具合、不足の機材器具も出て来
てまだまだ順調とはいかない状態です。田んぼの方は、梅雨明けがまだで冷夏
の兆しもあります。早く、夏の太陽希望です。あと1ヶ月前の消防地区大会三
冠でも信じられない快挙なのに、さらに凄いことが起きました、、( ̄○ ̄;)

  在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ     ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン       □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ       ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・工場は一日にしてならず

 工場を再稼動させましたが、不具合な箇所や改善点が出ました。まずは、ク
リーンルームの換気扇ですが、ド〜〜ンと回して白衣についた餅の打ち粉を吸
おうと狙っていたのですが、いざ回してみると、爽やかにそよそよと吸う程度。
これでは、ただの扇風機より弱い。もっと強力なファンに交換しようとなりま
した。結局、当初のモノより4倍強力なファンと交換となりました。あるんな
ら最初から持って来いよ!と思いましたが、これでド〜〜ンと吸えたのですが
今度は、吸い過ぎてドアが開いたまま。そこで、現在、ドアの通気ガラリを増
加予定。

 そしてかつて工場内の床はウェット仕様でした。だから、足洗い用の水槽が
あったのですが、ウェットだとかえってカビや菌が繁殖するので、ドライ仕様
に変更しました。足洗い用の水槽は、使用しないままでしたが、水槽の上には
グレーチングと呼ばれる丈夫な鉄網が被さっているので、水を抜いてそのまま
上を人や台車が通っていました。今回の工事で、これも埋めてしまおうとなり
ました。ところが埋めたは良いが、その部分だけわずかに凹んでしまい、水洗
い掃除の時、そこが水溜りになることが判明。まあ、ゴムベラで溜まった水を
引っ張ってあげれば良いのですが、少し多いのです。

 クリーンエリアで使用する白衣、前掛け、帽子、手袋、その他小物を、うま
くスタッフが片付けられず、私や専務に叱られることが以前の工場ではありま
した。社員教育もさることながら、システム上、これらを掛けて置くための良
いアイデアがないかとずっと考えていました。以前、見学した工場や、ネット
検索で調べた結果、ハンガーを上手く利用できないかと思いました。ロッカー
に放り込まれると、中でどう管理しているか分からないので、オープンのハン
ガー掛けに、個人個人の名前を書いたハンガーを吊るします。しかも、そのハ
ンガーを特殊なジョイントで、2つ、3つと連結します。洗濯バサミも取り付
けて、小物もぶら下げます。これに全てを吊るすことによって、管理できるの
ではないかと考えたのです。まあ、片付けられない人は、永久に何をやっても
無理なのは承知の上のシステムですが、、(* ̄▽ ̄*)

 林さんちの白米は、真空袋に入っています。しかし度々、袋に目に見えない
穴が開いて空気が漏れるトラブルが発生しています。原因は、たくさんあって
真空の機械の不具合、調整ミス、袋の劣化、そして運送時に痛めてしまう場合
です。お米は精米後に、精米所の台車、搬送用の車、工場内の棚と最低3回は、
積み下ろしが生じます。ところが、搬送用の車から工場内の棚が遠いので、さ
らに1回台車に載せることも多く、ただでもリスクのある積み下ろしが増える
ことは、避けねばなりません。真空袋は、二重三重構造になっていて空気を通
さないようになっているのですが、一見、平らに見えるお米の袋も、よく見る
とお米の粒々がトゲトゲに出ていて、台車や棚のわずかなゴミやホコリに当た
ると、その薄い膜に傷が付くのです。

 そこで今回のリニューアルに合わせて、白米の保管棚を移動式に変更するこ
とになりました。これなら搬送車のすぐ直近まで持って行けるので、遠いので
無理にたくさん運ぼうとしてかえって痛めてしまうこともありません。そして
天板には、クッション材を貼って衝撃を和らげます。今までは、保管棚は、米
専用ではなくて、年末には、別の用途にも使用していたのですが、今回は、専
用棚になります。新工場の建設当時は、お米の販売が前提になかったので、今
回のリニューアルでは、全面的に、お米やお餅の商品の流れは変わりました。

 当初、無くなった会議室の壁代わりにパーテーションを設置する案でしたが、
ホワイトボードを置いてみたら、まったく問題なく仕切れたので、まあとりあ
えずは、良しかなと思ったり、段ボールが大量にあってどうなるかと思いきや
上手く予定どおり壁際に収まったり、打ち合わせミスで、ついた天井のスポッ
ト用の電源レールに天井コンセントを設置できたりと、結果オーライのことも
たくさんありました。そして餅工場を再稼動しましたが、今度は、米粉の打ち
粉の扱いをテストして行くことになります。素晴らしい効果と難しさを併せ持
つ打ち粉でした。その話題は、次回のメルマガにて、、o(^o^)o

           ↓そんな林さんちのお米はこちら↓
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3、黄金の左腕が選んだのは

 満を持しての第57回石川県消防操法大会でしたが、結果は、18位中15
位でした。実は、2本目のホースから水が5秒以上出ないミスを犯してしまい
大幅に点数を落としてしまいました。練習でも、そう出ないミスだったのです
が、我が第2分団の老機ダイナ君の決定的なパワー不足が露呈してしまいまし
た。それ以外は自分達の操法が出来たと思いますので、選手一同は、納得して
の大会でした。たらればがあれば、水が出ていれば敢闘賞も確実だったと信じ
ています。

 しかし実は、大会も中盤を超えても最下位の点数で「あ〜〜3年連続の最下
位か、、」と青くなっていました。でも3回目でも、4回目でも、もう慣れた
もので、受け容れる心の準備は、出来ていました。しかし操法の神様が、後半
機嫌を損ねていくつかの消防団にミスが出てしまいあれよあれよと言う間に、
最下位を脱出したのでした。一発勝負の怖さを、本当に思い知らされました。
やはりいかに平常心を保つかが、問題なんでしょうが、町や消防団の期待を一
身に担っての大会出場は、そうもいかないのも事実です。それでも平常心を保
つことが必要です。

 そして、いよいよ小型ポンプ操法の全国大会出場権の抽選会が閉会式の前に
始まりました。今回、抽選会に名乗りを上げたのが、能都町消防団、小松市消
防団、そして野々市町消防団です。能都町消防団は、ポンプ車において全国大
会の常連、今大会でも優勝しました。しかし全国大会の抽選会は、県でも異例
中の異例だったのか「ただいまから、全国大会の抽選会を開催します!抽選を
引くのは、、」というアナウンスもセレモニーも無し。関係者が、ぞろぞろと
テントの前に集まってクジを引くという状態でした。おかげで、カメラを直近
まで近づいて撮影が出来ました。

 まずは抽選順を決める予備抽選。抽選を引くのは、我が分団の通称「優勝請
負人」の小型ポンプ高桑指揮者。彼が入団してから5年我が分団の成績は、目
覚しく総合優勝2回、ポンプ優勝3回、小型優勝1回。準優勝も2回あります。
今回の抽選会も分団長の指名でした。他の消防団は、団長クラスでしたが、分
団員が引いたのは我が分団だけでした。そして予備抽選は、2番。まあこれは
どうでも良い練習みたいなモンです。

 そしてついに本抽選、彼の黄金の左腕が選んだのは、あえて残った二つのう
ち右の袋でした。彼曰く、操法の神様が右へ導いたそうです。しかし開封のた
めのハサミを取りに行った彼の手が震えていました。そして同時に開封、他の
消防団の紙は白紙、そして残る高桑団員が笑顔で出したのが、谷口県知事のハ
ンコが押された出場決定書でした。横にいてさすがに痺れました。思わず「ヨ
ッシャー!」と叫んでしまい離れたテントの関係者にも、一気に伝わったよう
です。

 ポンプ車の水が出なかったのは残念だったが、操法の神様が、抽選会の運の
ために半分取っておいてくれたんだよと、関係者の一人に言われました。これ
で思わぬところから感動の全国大会出場が決まったわけですが、何せ、何から
何まで初めてのことです。全国大会は、来年の10月、会場は、愛知県蒲郡市。
操法の神様のイタズラで、一気にレールに乗って走り出した我が野々市町消防
団第2分団、数日が過ぎて今は、脱線させずに走って行くのは、さてどうしよ
うかと思案の毎日です。いやそんな脱線どころか、リニアモーター化して走っ
て行きます、、o(^o^)o

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            平成20年度      新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 105袋/374袋 28%    9月24日
普通じゃないコシヒカリ 50袋/515袋 10%    9月12日  
普通のコシヒカリ     69袋/659袋 10%    9月12日    
ハナエチゼン      0袋/175袋  0%   8月21日
ひとめぼれ        11袋/286袋 4%   9月 8日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

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