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     林さんちのあぐらぐち物語 2009年  師走4号
       http://www.hayashisanchi.co.jp

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 このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
   林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
   
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2009年  師走4号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/

1. 巻頭言

 いよいよお正月モード全開の林さんちです。このままノンストップ特急で大
晦日まで、走ります。体力的精神的に、どんどん大変になりますが、ここまで
来れば逆に、お正月餅に集中できます。そして学校の冬休みになると一気にス
タッフの数も増えて来ます。そのマネージメントとスーパーへの納品が始まり
ます。そして雪がついに積もりましたが、出来れば冬将軍様には、年末大人し
くしていて欲しいですね。

 在庫メーター     空←――――――――――――――――→満 
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ  ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
普通のコシヒカリ     ■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□
ハナエチゼン       ■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□
ひとめぼれ       ■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□

             詳しい数字は、メルマガの最後に

2.今週の林さんち・・・・エンゼルス松井選手と紅白餅

 先週の火曜日、お正月のお鏡餅を搗いていたら地元の「北国(ほっこく)新
聞」から明日の紙面に載せる季節の写真にお餅を撮らせてくださいと電話が、
突然かかって来た。まあ林さんちの餅つきの撮影は、新聞からテレビまで地元
メディアは、ほとんど毎年来ているので、別に驚きもしないが、今日撮って明
日使うというのも、なかなか急な話である。しかも紅白のお鏡餅を撮りたいと
いう申し出だったが、その時点でお鏡餅の生産は、終盤に差し掛かっており「
撮るなら、今すぐに来て下さい」と言うと「すぐ行きます!」と言うことにな
りました。

 本当にすぐに来たカメラマンさんだが、その紙面のコーナーは、第1面にあ
り、季節の写真の選択は、撮影するカメラマンが決めているとのことでした。
その時、もしかしたら初雪の写真と入れ替わるかもしれませんと言っていまし
た。さっそくクリーンルームで、綺麗になってもらい撮影開始。加工現場では、
すでに最終の生産数のチェックに入っていて、珍入者の登場は、実に迷惑な場
面でした。せっかく数を数えている時に、撮影のために餅をあっちこっちに動
かすので、予想通り大混乱。それをなだめすかしながらも、カメラマンさんは、
より良い絵を撮るために妥協はしません。大騒ぎのうちに撮影終了。まあ、毎
回メディアの取材は、こんなもんです。

 撮影後、今度は記者の取材があるとのことでしたが、これが一番の問題。最
近、農業や地域のことの予備知識がまったくない記者が多く、イチから説明し
なくてはならないことが多いのである。上手く伝えないと、トンでもないミス
が出ます。以前、野々市町のハシゴ登りは、「勇み鳶」ですから、くれぐれも
「加賀鳶」と書かないでと念押ししたのにも関わらず、思いっきり「加賀鳶」
って書かれてしまい、林さんちの無農薬のお米は、表示法上「有機米」じゃな
いと言ったのに、これまた思いっきり「有機米」って書かれたり。

 案の定、電話取材をして来た記者さんが、どうも県外出身者みたいで、イチ
からどころか、マイナスからの説明。こっちもイライラして来て、HPを見て
からまた電話くださいと言って切りました。すると翌日の朝刊は、初雪の写真
で飾られていたので、こりゃスルーされたかな?と思いました。そしてこの日
のビックニュースが、松井選手エンゼルス入団でした。そんな騒ぎの中、今度
は、別の記者さんが、突然、取材にお店に来られました。え?違う記者さん?
と思い聞いたら、え?取材ありました?と逆に聞かれる始末。でも今度は、地
元出身の綺麗な女性記者さんだったのでリセットして取材再開。

 そして翌日、林さんちの経営基本理念構想委員長のM氏から興奮して「松井
エンゼルスの赤いユニフォームと、林さんちの紅白餅を合わせたんか!凄いね
!」と電話が突然ありました。実は、私が読むのは、中日新聞で。母親が読む
のが北国新聞なので、朝見てませんでした。しかも母親がスタッフに見せるた
め切り抜いたのは、松井選手の写真を除いた部分。慌てて切り抜かれ捨てられ
た新聞を見ると確かに、エンゼルスの赤いユニフォームと合ってます。しかも
M氏は、石川県能美市にある松井秀喜野球の館に、紅白のお鏡を進呈すべきだ
とおっしゃります。委員長の言うことは絶対ですので、31日に持って行って
くれることになりました。でもホンマに受け取ってくれるんやろか?

           ↓そんな林さんちのお米はこちら↓
         http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

3、町の夢を語るなら
 
 12月18日に野々市町次期総合計画の作業部会の初めての会合がありまし
た。野々市町では、10年ごとに総合計画を立てて、それを基準として町づく
りを進めて来ました。実は、10年前も、この総合計画策定の委員になってい
ました。でも計画と言ってもいざ参加してみると、どこかのコンサルタントが
作った案に沿って話しは、どんどん進み、まあハッキリ言って私でもサルでも
同じだったのではないかと思った過去があります。ですので今回、町より委員
の要請があった際は、難色を示しました。

 それでも直接会って話しをしたいという担当者の熱意に負け、年末の餅つき
の最中に、説明を聞きました。前回の計画が平成22年度までだったが、平成
23年に市政に移行するという前提で、計画の1年延長を議会承認してもらっ
たということ。そして今回は、コンサルタントの計画ありきではなく、多くの
アイデアを募った上で案を作りたい。「野々市をこうしたいという夢を語って
欲しい」とキラキラした目で言われました。そうなると私も弱いので、すぐに
「分かりました。微力ながらお手伝いさせていただきます。」と承諾をしまし
た。

 野々市町が市政に移行するにあたり、その機会を捉え、ぜひ志ある市民つま
り志民を目指して欲しい。「家の前の街路樹が枯れそうだから水を撒きに来い
」ではなくて、枯れそうなら自分で水を撒く市民であって欲しい。「家の前の
雪を除雪に来い」ではなくて、自分で出来る範囲は除雪する市民であって欲し
い。夕張市の財政破綻は、明らかに行政依存の結果です。これから借金財政の
国は当てになりません。行政依存をしている限り、野々市に明日はありません。
というように、夢を語れというなら話しは別です。全力で、語らせていただく
ことにしました。

 そして第1回の会合では、町長の挨拶、委員長挨拶、計画説明、自己紹介と
来て、部会長と副部会長の選任となりました。実は、事前に副部会長の依頼が
あったので、気楽に引き受けましたが、分科会と完全に勘違いしていました。
計画策定にあたり、第2部会、第2部会で分かれるので、その副部会長と思い
きや全体の作業部会の副会長の任でした。そのことをその会合で初めて気づき
少々焦りました。しかも部会長は、長年野々市町PTA連合会で相棒を組んだ
K君でした。まあ最強チームの復活ですが、町も思い切った人事をしたものだ
と思いました。我々は、どちらかというと暴れん坊の方なので、極一般の大人
しい計画には、ならないかもしれません。でも部会長は、司会進行役で大変で
すが副部会長は、会長不在の代役以外は、仕事がないので気楽にいられます。
K君、会合休むなよ!

林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/

            平成21年度       新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 259袋/360袋 71%    9月25日
普通じゃないコシヒカリ 334袋/490袋 68%    9月15日  
普通のコシヒカリ    481袋/647袋 74%    9月15日    
ハナエチゼン      148袋/243袋 60%   8月28日
ひとめぼれ        184袋/231袋 79%   9月 8日

敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。

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