~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
林さんちのあぐらぐち物語 2010年 水無月3号
http://www.hayashisanchi.co.jp
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2010年 水無月3号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
好天に恵まれ草刈りも一通り終了し、そろそろ草取りに出動という頃に、よ
うやく梅雨入りしました。たまの雨は、ホッとします。あんまり空梅雨だと後
で帳尻合わせのようにドカンと降るので、ちょっとづつ希望です。私は、相変
わらず町内会から日本のことまでやっていますので、時間が足りない毎日を過
ごしています、、( ̄○ ̄;)
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン ■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後に
2.今週の林さんち・・・・カキモチとキウイの関係
梅雨入りと同時にカキモチの袋詰めを開始しました。この袋詰めは、商品と
いうより保存のためなので100枚づつ種類別に入れていきます。カキモチは、
3月初めに干してあるライスセンターの天井から下ろして中旬から販売開始し
ますが、その時点では、まだ完全に乾燥はしていません。でも新カキモチの焼
いた時のシナッとした感じが良いというお客様も多く順調に販売をしています。
でもまだ乾燥が甘いので、保存する場合カビ等の危険もあるので、選別後は、
立てて並べてプラスチックコンテナで保存しながら追乾燥して行きます。3月
〜5月は、自然に追乾燥し少しづつ在庫を見ながら商品用の袋詰めして行きま
す。
ところが梅雨入りすると追乾燥するどころか、水分を吸ってしまいこれまた
カビ等の問題が出てくるので一度エージレス入りの大袋に入れて、空気から遮
断してしまいます。昔は、そのまま工場で保管しながら在庫を見ながら商品に
袋詰めし直していたのですが、やはりカビてしまったり、猛暑の場合は、味が
落ちてしまうこともありました。冷蔵庫も林さんちにはあるにはありますが、
カキモチが全部入る大きさではありません。そして新しく購入や建設なんて高
額で出来るわけがありません。考えあぐねていたら近所の農家さんが、高付加
価値米を、キウイの保冷庫に入れていると聞きそれはグッドアイデアと思いお
願いしてみました。
林さんちも今から30年前、野々市町特産としてキウイフルーツを栽培して
いました。高く売れる農産物として地域上げて国や県の助成を受けて田んぼに
棚を設置して、選果場、予冷庫、保冷庫を建設して意気揚々と栽培を開始した
ものです。しかし果実の栽培が初めてだったこともあり、なかなか上手に作る
ことが出来ず苦労しました。まずは、剪定作業という大事な作業の意味ややり
方が分からない、見よう見まねでやっていましたが、結果は、無駄な枝ボウボ
ウ状態。そのうち花が咲きますが、最初の頃、花粉は買って来てブ〜ンと機械
でばら撒けば良いと聞いていたのに、一花一花に花粉を付けてやらねばならな
い。さらにその花粉は、買うと高価なためオスの木から花を採取し花粉を取り
出す作業をしなければならないとなりました。
そのうち実をつけ始めますが、今度は摘果と言って小さい実を取ってやらな
いといけないと知ります。これらの作業は、普段田んぼで下ばかり見て作業を
している私には、本当に辛い作業でした。しかも春から夏の稲作に重なりさら
に当時は、麦刈りもしていたので、それにも重なり二重苦三重苦の様相を呈し
ていました。そしてようやく実のって収穫をして嬉しい顔して、選果場に持ち
込んだら、三分の一が選果漏れ。この時のキウイ部会の会議では、かなり荒れ
たそうです。「なんでこれぐらいで、ハネルんや!○○のキウイは、これぐら
いでも通ったぞ!」と選果基準も、当番によっては違う有様。
その後、剪定作業、摘果も指導が入りより厳しくなり。傷を付けないように
袋も被せ、土作りの指導もどんどん厳しくなって行きました。そんな中、真っ
先に脱落したのが、林さんちでした。当初1個500円と言われたキウイが、
どんどん価格が下がり1個数十円になった時点で、とてもじゃないがやってい
けないと判断したのです。25年前から仲間と始めた経営管理の勉強の中で、
すぐに分かった事実でした。国の補助金をもらっていたので止めることは、本
当は、いけないことでしたがそんなこと言っていたら倒産してしまいます。本
来、補助金は、農家を生かすためのものが、生きるための障害になっていまし
た。
そして今も少なくなりましたがキウイフルーツを栽培しているの農家さんは、
ちゃんといます。しかしその空いた保冷庫の隅っこに、気兼ねしながらもカキ
モチを置かせてもらえるのもそんな農家さんのおかげだと感謝しています。そ
して何よりも果樹農家の大変さを身をもって体験したので尊敬しています。稲
は、通称「ほっとけ草」「仏草」と呼ばれています。それほど植えてしまえば
後は、受粉もしなくて良いし、摘果もしなくて良い、とても効率的な作物なん
です。私の私見ですが、稲作農家は、果樹農家の足元にも及ばないと思ってい
ます。そんなことを思い出すカキモチの袋詰め作業です。
↓そんな林さんちのお米はこちら↓
http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
3、日々の食事への感謝の気持ち
ネタが無いので結局、消防メシネタになってしまうことをお許しください。
もしつまらない場合は、スルーしてください。ようやく食事係りとしてデビュ
ーして2週間、七転八倒の日々を過ごしています。まずは、一番最初の失敗は、
水ギョウザを作ろうとして、焼きギョウザを使用したことでした。なぜなら林
家では、焼きギョウザで水ギョウザを作っていたからです。だから私も同じよ
うに作ってみたのですが、お湯の中にギョウザを入れて、横でサラダを作って
いたら携帯に電話が。かなりややこしい話だったのでどうしても話しが長くな
り、気付いた頃には、ギョウザは、具と皮が分かれ離れになってしまいました。
盛り付けた水ギョウザは、なにやら白いクラゲの山のような代物でした。分団
員の中には、匂いを嗅いでいる奴もいる始末、、(-_-#)
次は、肉団子を揚げようとしたのですが油の温度が分からない。妻に聞くと
冷凍なので結構上げておかないといけないらしい。そこでこれまた横で、サラ
ダの下ごしらえをしてそろそろいいだろうと、肉団子を投入したら見事にフラ
イパンの油が大噴火!ヤバシと思い温度を下げるべく遠くからドンドン投げ入
れますが噴火は続きます。どうも熱過ぎたようです。もう少しで格納庫で天ぷ
ら火災発生になるところでした。やはり素人には、温度計があった方が無難な
ようです。
サラダに春雨を入れようとして、長いのでハサミで切ろうをしたが硬くて切
れない。無理やり切ると、ピン!と言ってどこかに飛び去って行きます。じゃ
あと思い束ねて折ろうとしてもやはり硬くて折れない。結局、長いまま投げ入
れてあとで、面倒なことになりました。パスタを作ろうとしてペンネというハ
イカラなイタリア製パスタを購入して茹でて見たら思ったより膨れてしまい、
しかもその日のメニューが混ぜご飯にパスタと、炭水化物&炭水化物で結構み
んなキツかったようです、、(-_-;)
そして恒例の週末のカレーは、分団員待望のメニューです。私も気合を入れ
て通常の16人分の1.5倍の量を、中辛、辛口と2種類作りました。味を良
くする裏技でレトルトカレーを2袋入れて、秘密のスパイス「ガラムマサラ」
を投入しました。ところが食べ始めてすぐに「副分団長、カレーが足りません
!」と言って来ました。なんとあっと言う間に完食してしまい、遅刻して来た
分団員の分は、ナベにお湯を入れてなんとか確保する始末。しかしせっかくの
辛口も甘いと言って唐辛子を入れている奴までいました、、( ̄○ ̄;)
そこで2回目のカレーは、ご飯2倍、ルーは46人前、中辛とそして激辛を
用意しました。もう台所は、タマネギとジャガイモで溢れ返りナベも一杯一杯
の状態でした。おかげで練習に遅刻してしまいました。でもみんな汗をかきか
き食べていましたが美味しいと言ってくれました。しかしさすが46人前は、
残ってしまいましたが次回のカレー用に冷凍保存しました。私もあんまり残る
ので3杯も食べてしまいお腹いっぱいで撃沈でした。それでも見ているとケチ
ャップをさらにかけて食べている奴もいました、、(* ̄▽ ̄*)
消防団員には、マヨラー、ケチャラー、アミノ酸大好き人間が多く時々ムッ
とすることも多いですが、自動的に野菜もタップリ食べれるように頑張って作
っています。そんな奴らなので私の料理も完食してくれるんだろうと感謝もし
ています。それにしても毎日の献立を考えている奥様方には、頭が下がります。
より一層感謝の気持ちで、最近は、家でご飯を食べています。そう言えば東京
に就職した長男が家でご飯を食べながら「自分で作らなくて済むだけで嬉しく
て仕方ないよ」とボツリと言っていました。さあ私の珍料理は、まだまだ続き
ますが感謝の気持ちで頑張って行きます、、o(^o^)o
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
平成21年度 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 136袋/360袋 38% 9月25日
普通じゃないコシヒカリ 150袋/490袋 31% 9月15日
普通のコシヒカリ 262袋/647袋 40% 9月15日
ハナエチゼン 49袋/243袋 20% 8月28日
ひとめぼれ 92袋/231袋 40% 9月 8日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884
発行 (株)林農産 林浩陽 2001 Copyright(C)
〒921-8833 石川県石川郡野々市町藤平132
TEL 076-246-1241 FAX 076-246-3113
http://www.hayashisanchi.co.jp
koyo@karatsu.ne.jp
ご意見・アドレス変更・配信中止はこちらまで
884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884