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林さんちのあぐらぐち物語 2010年 長月5号
http://www.hayashisanchi.co.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2010年 長月5号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
コシヒカリの稲刈りに3週間もかかってしまいました。通常なら2週間あ
れば楽勝なんですが、お天気には勝てません。稲刈りの長期化で、子供達の
稲刈りと重なり始めています。当初楽勝と思われていた、カグラモチの稲刈
りも昨年の10月5日終了日と同じになりそうです。なんとか秋雨の合間を
縫って頑張ります。
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
ハナエチゼン ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
詳しい数字は、メルマガの最後に
2.今週の林さんち・・・・ジェットコースター農家に触発
稲刈りが進み、新米が続々と販売開始になっていますが、林さんちの21年
産の商品の在庫が少々残っています。昨年の新米発売時に、発生した真空袋の
空気漏れトラブルで、スタートでつまづいたのと、今年1年消防活動に集中す
るあまりHPのリニューアルもサボっている状態で、在庫を残してしまいまし
た。当然、社長の責任ですが、せっかくの美味しいお米や大豆を放っておくわ
けには行きません。特別価格で、新米と併売します。
超普通じゃないコシヒカリ 玄米10キロ5,400円→4,500円
林さんちのおへそが白いエンレイ大豆1キロ 550円→450円
さらに林さんちのお味噌も、熟成が進んだ桶があります。味は、ほとんど変
わらないのですが、見た目が濃い色なので販売をせず、林家やスタッフで使用
していたのですが、キュウリの味噌漬け等に使用すると非常に美味しいので、
売って欲しいというスタッフの要望で販売します。
熟成お味噌パック 800g 650円
さすがに、あまりにノンビリしていたなと反省始めたのは、あるキッカケか
らです。実は、アグリファンド石川のメンバーが中心となって県の農業ファン
ドを利用して金沢の台所と言われる「近江町市場」に約1年間アンテナショッ
プを開くことになりました。補助金に興味の無い私ですのでファンドって何?
って感じで、前から新会長から話は、聞いていましたが、実際に運営するにあ
たり前会長の私にも参加の召集がかかったわけです。
しかしその運営の話し合いが、稲刈りの真っ只中の午前中に何回も行われた
のです。いったいこの農業法人や農家の人達は、何者?と思いながらも必死に
時間を作って参加しました。しかしお尻に火が点いた状態で参加しているのに
9時からの会議が12時過ぎても終わらず、しかも12時から業者さんとの打
ち合わせまで入っていて帰れない。それでも参加者の皆さんは、平気にやって
おられるので、私も見栄を張って残るけど、明らかに顔色は青くなっています。
その話し合いの内容は、まさしくジェットコースター。運営理念から、経費
雇用、商品、什器と一軒のお店を作るのですから当然ですが、スピード感が違
います。米袋が必要とあらばすぐにその場でネット検索、そして注文、ソフト
クリームの機械が必要なら、中古品をすぐに担当者に問い合わせ、新商品とし
てサンプルを持参したと思ったら次の会議には、すでに最低ロットでの発注を
かけていたりと、もう参加者のエネルギーには圧倒されます。
私も、この春にカキモチを焼く機械を、スタッフに提案していたのですが、
そのうち農作業や消防で忙殺されているうちに、放っておかれていました。し
かし、この会議に参加している農業者のエネルギーに触発され、あ〜だこ〜だ
言う前に行動しなくてはいけないと痛感。焼きカキモチの商品化に向け、再始
動しました。現在、機械を発注中です。この冬には、焼きカキモチが林さんち
の定番商品として並ぶ予定です。あ〜その前に、お米も売らなきゃ、、o(^o^)o
↓そんな林さんちのお米はこちら↓
http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
3、私がなぜ生物多様性?
10月1日に県立音楽邦楽ホールにて、生物多様性シンポジウムに私がトー
クセッションに呼ばれました。お相手は、愛媛大学の日鷹教授と大桃美代子さ
ん。農林総合事務所を通じ石川県自然保護課さんから呼ばれました。なんで私
が生物多様性なの?この稲刈りで忙しい時期にどうして?と思いながら打ち合
わせをしました。生物多様性といえば、里山、ビオトープ、自然農と言った林
さんちの市街地の環境とはかけ離れているイメージです。実際、今回のシンポ
ジウムも里山が大きなテーマになっています。
しかし担当者にお会いして分かりました。昨年、県庁で講演した際に、田植
えの呪文「1本目は、トリさんの分、2本目は、虫さんの分、3本目は、みん
なの分」が、まったくもって生物多様性を言い表わしていたのです。林さんち
は、この呪文のように農薬を減らして来ました。その結果、生き物も少しづつ
増えているような気がします。しかしカエルもミミズも触れない、全国でも珍
しい?百姓なので、言葉に真実味がありませんね。基本的に、私は、環境に強
く負荷をかけて来た農業者です。しかしそれでは、健康も経営も害すると考え
るようになって結果的に、環境保護推進派のように見えるだけと自分では思っ
ています。まあ昔悪い奴だったけど更正したというタイプです。
そして妻に「なんで大桃さんなの?」と何気なく聞いたら「あんた!知らん
がかいね!今、魚沼でお米作っとるげんよ!」と叱られてネットで、いろいろ
と調べたら魚沼に帰省中に、たまたま中越地震に遭遇してから地元の復興のた
めに頑張っていらっしゃる方と知りました。テレビは、最近、ほとんどケーブ
ルテレビで、バイクレースか宇宙や歴史しか観ないのでまったく存じ上げませ
んでした。しかし知れば知るほど、すごい方だなと感じています。最近、ボ〜
っとしているので、果たして太刀打ち?いや足元に及ぶか心配です。
でも普段の食育活動は、私にとっては珍しく地に足を着けた活動なので、そ
のオーラを出して頑張るしかありません。ただし心配なのは、コーディネータ
ーの日鷹教授が、パネルに何やら書かせようとしているようなのです。私の字
の汚さは、田んぼ便りを受け取っておられるお客様は、よくご存知だと思いま
す。文字を書くのではなく、絵でごまかそうっかなぁ〜〜(* ̄▽ ̄*)
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
平成22年産 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 352袋/365袋 96% 9月27日
普通じゃないコシヒカリ 440袋/490袋 90% 9月10日
普通のコシヒカリ 539袋/647袋 83% 9月10日
ハナエチゼン 204袋/245袋 83% 8月25日
ひとめぼれ 227袋/245袋 93% 9月 8日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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