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林さんちのあぐらぐち物語 2010年 霜月1号
http://www.hayashisanchi.co.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2010年 霜月1号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
なんだかいつの間にか11月になってしまったような感じです。それほど
10月は、怒涛の勢いで進んで行きました。しかもこの11月12日開催の
全国消防操法大会で、社長がほとんどかかりっきり状態です。それでもやっ
て来るのは、祝い餅とお正月餅。なんとか頭を切り替えながら段取りしたい
と思っています。そして田んぼの方は、時雨れた天気の合間を狙いながら土
作りをして行きます。こっちも間に合わせないと、、o(^o^)o
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□
ハナエチゼン ■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□
詳しい数字は、メルマガの最後に
2.今週の林さんち・・・・お店を出すということは
11月1日に、夏から準備をして来た「風土金澤」が本オープンした。この
企画自体は、アグリファンド会長の井村さんが、1年以上前から温めて来たの
で私以外は、もっと以前から関わって来たはずである。私は、その企画に乗っ
かって来ただけなのに、それでも大変な事業です。たった一つのお店をオープ
ンさせるためには、こんなにエネルギーが必要なんだなと身をもって体験した
この3ヶ月でした。店作りの中心となったのは、アグリファンド前々会長の本
さんで、本さんは、東京銀座を含めお店を何軒も出していて、そのノウハウを
惜しみもなく我々に伝授していただきました。
どんなお店にも何気なく置いてあるPOSレジ一つにしても、参加した農業
者にとっては初めての経験の人も多い。POSレジとは、例のバーコードに機
械を当てて「ピッ!」と言うあれである。林さんちのレジにしてもボタン式な
のだが、ずいぶん前からスーパー納品のために、JANコードと呼ばれるバー
コードの登録はしてあったので、POSレジへの移行は、まだ簡単である。そ
れでも、新商品やお米のバーコードは無かったので、業者さんを呼んで新しく
設定してもらったりした。そしてJANコードの無い農業者は、商工会議所へ
申請からスタート、そして番号をもらったら、今度は、それをレジに登録。さ
らにお店にある機械でシコシコ出してもらい商品に貼るという仕事をしなくて
はなりません。
JANコードの無い、または、間に合わない場合は、店内バーコードと言っ
てそのお店内だけに通用するバーコードを印刷して貼ります。プライス表示、
商品説明、商品ポップと小物を用意しますが、10農業法人のたくさんの商品
全てのデータを集めての作業を業者さんがやってくれました。私にすれば超面
倒な仕事をなんなくこなす仕事ぶりには、感心しました。よく考えれば、大き
なスーパーの開店では、これぐらいのアイテム数では、済まされないはずです。
そしていよいよ10月30〜31日に、納品そして棚割りを行ったのですが、
もう大変です。
いったいどれぐらいの商品が並ぶかは、並べてみないと分からないのです。
最初1アイテム1個づつ棚に置いてみたのですが、本さんから「まったくボリ
ュームが分からない!全部並べてみて!」と指示が出て、再度、全部棚に並べ
てみました。すると今度は、「加工度合いの低いモノから高いモノ順に並べ替
えしてみて」と言われ、またまた全部並び替え。それでも、あ〜でもないこ〜
でもないと、出したり入れたりを繰り返しました。この時点で、数時間もかか
ってしまい私は、消防の練習に行かねばならず「あとは、よろしく〜〜!」と
お店を後にしました。
二日目は、午前中も消防の練習があり午後からダウン、妻に代わりに行って
もらいました。この時点で、私ともう1名ダウンしていました。みんな風土金
澤だけでなく他の業務も抱えながらの参加なので大変だったと想像します。そ
れでもみんなの協力でなんとかお店作りは終了して翌日のオープンを迎えまし
た。みんな普段の作業着からスーツに着替えての参加でしたので、見違えるよ
うでした。来賓の祝辞の後、みんなでガンバローコールをして開店しました。
でも開店しながらも、玄米量り売りや精米機の操作を教えてもらったりと、実
際の流れの中で、身に付けていくことも多く試行錯誤の日々が続きそうです。
そして一体、どんな商品の動きがあるかもまったくの未知数でいきなりの欠
品で連絡がありそうで読めません。そしてさっそく林さんちの「がんこ揚げ」
「揚げカキモチ」「焼きカキモチ」の緊急納品がありました。この調子だと年
末は、いったいどうなるんだ?と不安がよぎりますが、もうなるようにしかな
らないと腹をくくるしかないようですね。でもテナントでお店を出すなんて経
験は、そう何度も出来ることではありません。この経験は、きっと皆のために
なると信じています。
↓そんな林さんちのお米はこちら↓
http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
3、想定外!エンジン壊れる
つい最近、農家仲間のトラクターのクボタ・GL46が、6027時間でつ
いに、役目を終えたと聞きました。林さんちも、それを目標に頑張ろう!と言
っていた矢先に、林さんちのクボタ・GL40が、5061時間でエンジンが
壊れてしまいました。昨年のコンバインに次いでまたまたエンジンです。F1
ではあるまいし、そうそう壊れるシロモノではありません。それでもすでに、
18年目のGLトラクターは、その他がかなり危ない状況でした。いつ壊れて
も不思議ではない箇所がいくつもあるのですが、今回のエンジンは、想定外で
した。
農機具に使われるディーゼルエンジンは、構造が簡単で、他が全て壊れても
生き残ることが多く、壊れて林さんちに転がっていたトラックやトラクターか
ら業者さんが来てエンジンだけ持って行くことがありました。そうやって外し
たエンジンは、東南アジアでボートに付けたり工場の動力にしたりして大活躍
しているそうです。特に日本製は、性能がよくて高く売れるので専門の業者さ
んが毎年巡回して来て農協や農家から集めるのです。そのエンジンにしても、
ほとんどボロボロでも外形さえ残っていれば向こうの人達は、十分直して使え
るのです。そういえばバングラデシュでは、エンジンの外形から型を作って、
それに壊れたエンジンの鉄を溶かして流し込んでエンジンを再生していました。
さすがに10個のうちちゃんと再生するのは1個〜2個だが、それでも採算が
とれると言っていました。
しかし最近のトラクターは、構造が複雑です。全ての操作をボタン一つで行
うのですから複雑化かつブラックボックス化するのは当然です。例えば変速ギ
アですが、昔は、1速2速と手でギアを入れて行きますが、今ではオートマチ
ックでレバーやボタン一つで、ギアが変わります。でも機械のどこかで歯車を
切り替えているわけです。その変速装置が、クボタGL系の場合、初期の構造
でかなり複雑で何度も壊れました。昔のトラクターの変速機のレバーは、足元
の低いところにあって、しかもレバーがなかなか入らない!ウンウンやって何
とか入れるのですが、なにかの拍子の腰がギクッ!となったりしました。田ん
ぼの中では、前進後進の切り替えが主ですが、林さんちの田んぼは、特に小さ
いので頻繁に操作するのでさらに大変でした。その大変な作業をGLは、自動
でやってくれていたのですが、やはり無理があったのでしょうね。
エンジンにしても昔の40馬力と今の40馬力では、倍のパワーを感じます。
だから相当、パワーを搾り出しているのだと思います。その分、消耗も激しく
て前回のコンバインや今回のトラクターのように壊れる時は、激しく壊れてし
まうのです。ちなみに、私の愛機クボタL1トラクターは、購入して25年経
ちますが、まだまだ元気です。何度もダメかと思うトラブルに見舞われました
がその度に復活。まあほとんどのトラブルが、燃料タンクの錆び!が原因だっ
たのですが、エンジン自体は、定期的な部品の交換で済んでいます。昔のエン
ジンは、設計上の余裕があって丈夫なんですね。まあ余裕があり過ぎてパワー
は、激減していますがその分、ユックリ耕せば問題ありません。
さあでもここからが問題です。今年、新型コンバインと玄米色彩選別機を、
1000万円で購入。もし買うとすると新型トラクターは、400万円オーバ
ー!さらに来年に購入予定の新型田植え機250万円を加えると700万円近
い出費は、あまりにも大きい。爪に火を灯すように経営して来たのに、こうド
ッカンドッカンお金が出て行ったのでは、たまりません。なんとかエンジン直
してもう数年頑張ってもらうか?直しても1年で壊れて前回のコンバインの二
の舞になるのか?ここから先は、私の経営者判断です、、でもどうしよう?
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
平成22年産 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 308袋/365袋 84% 9月27日
普通じゃないコシヒカリ 407袋/490袋 83% 9月10日
普通のコシヒカリ 478袋/647袋 74% 9月10日
ハナエチゼン 197袋/245袋 80% 8月25日
ひとめぼれ 210袋/245袋 85% 9月 8日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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