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林さんちのあぐらぐち物語 2010年 師走1号
http://www.hayashisanchi.co.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2010年 師走1号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
お正月餅生産に入っています。スタートから全開!そしてまた全開で生産
しますが、これでもゴールまでギリギリの体制です。未だにスタッフの段取
りが決まらない部分もあって社長は、胃の痛い日々を過ごしています。この
最中にも年末には、いろんな行事や会議が、ねじ込まれて来ます。その嵐に
も耐えねばなりません。集中力の勝負が続きます。
************ お正月餅の予約販売開始 *********
12月10日予定ですのでよろしくお願いします。
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
ハナエチゼン ■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後に
2.今週の林さんち・・・・ちょうどいいお鏡餅デビュー
お正月餅の生産計画を練って、生産を開始していますが、昨年は、中型のお
鏡餅の返品が多くて撃沈でした。昨年は、祝い餅がリーマンショックを受けて
轟沈状態だったので、完全敗北の年末商戦でした。今年は、その敗北の原因を
追求して、祝い餅の減少分を、カキモチを焼いて販売しようと大形オーブンを
購入しました。ようやく「焼きカキモチ」も生産が始まり、今後の展開が楽し
みですが、未だに不定期生産なので、ネット通販には載せてありません。安定
生産に入った段階で、販売を開始しますのでお楽しみに。でも祝い餅の減少分
には、まだまだ及ばないのが現状です。最近は、初老や還暦のお祝いを簡単に
済ます傾向にあるのは、時代の流れで仕方のないことなんでしょう。
時代の流れと言えば、お鏡餅の傾向が、少しづつ変わって来ている気がしま
す。林さんちでは、お供え用、5合鏡餅、1升お鏡餅、2升鏡餅、3升鏡餅の
販売をしていますが、スーパーでお供え用と5合鏡餅の売れ行きが減少してい
ます。大きい鏡餅は、例年並かそれ以上の売れ行きなんですが、なぜか中型以
下の販売が伸び悩んでいます。それは、他社さんでその中間のサイズが、販売
された影響でした。想像するに、お供え用を飾る神棚も最近の新しい家には、
なくて、かといって大きな鏡餅を飾るスペースも小さいので、お供え用を飾ろ
うとすると上にダイダイが載らないと想像されます。でもダイダイが載るサイ
ズの5合鏡餅では、少々大きいし値段も高いとなると、中間サイズが売れたの
だと思います。
スーパーの担当者から、今年は、その中間サイズも作ってくださいと要望が
あり、試験的に中間サイズ名づけて「ちょうどいい鏡餅」。今から25年前に
餅つきを始めた初期の頃には、実は、小重ね、中重ね、大重ねと、5合鏡餅よ
り小さいサイズが3つありました。でもこれだけ刻むと管理も大変で、それぞ
れの商品で売れ残りが生じてしまいました。さらに、あまりにも大きさが似て
いるために加工現場やスーパーで、間違えるミスが多発してしまいすぐに、止
めてしまった経緯があります。なにせ、大きさが似ていて、紅白ならいざ知ら
ず、上下が白白の場合、いったいこれは、どのサイズの上か下かが、さっぱり
分からなくなります。ちゃんと管理できていればそんなミスもないのでしょう
が、まだまだ初期の頃は、作るのに精一杯で、そんなところまで気が回りませ
ん。
でもこの「ちょうどいい鏡餅」いったいどれぐらい売れるか未知数。その分
お供え用も5合鏡餅も減らさないといけないので、今年の鏡餅の生産は、ノー
データの中、私のあんまり当てにならない「勘」で決めました。でもアイテム
数が一つ増えるだけで、管理も大変です。しかも石川県のお鏡餅は、紅白と白
白があるので、管理は、2倍になります。下手をすると売れ残りも2倍になる
危険性も大です。でも今度は、売れ過ぎて足りなくなった場合の対応は、年末
の最中では、ほとんど無理。まあ出たとこ勝負ですね。ちなみにDMとネット
通販での販売は、しておりません。あくまで試験的な販売です。でももしかす
ると「ちょうどいい鏡餅」が、林さんちの主力商品になり得るかもしれません
ね。そうなると「ちょっと大きい鏡餅」「とても大きい鏡餅」とラインナップ
が増えたりして、、(* ̄▽ ̄*)
↓そんな林さんちのお米はこちら↓
http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
3、シンプルなポンプ車を目指す
今年から来年の消防ポンプ車の仕様を決めるのに、いろいろとリサーチして
います。野々市町では、有難いことに、消防ポンプ車は、町で購入していただ
けます。他の市町村では、地域でお金を出し合ってもらいその積み立てで購入
というところもあるのですから、それは、それは、感謝です。その分、税金を
使うわけですから入札制度という縛りがあり、好きなようには、購入できない
ということもありますが、それは贅沢な悩みです。野々市町では、4年ごとに
4つの分団のポンプ車を更新しています。つまり来年が前回更新してから16
年目ということです。
私が入団したのが平成4年、その時あったポンプ車は、トヨタランドクルー
ザーといういわゆるジープみたいなベース車両でした。なんと屋根は、あるけ
どドアが無い幌タイプで、冬は、薄いぺラペラのビニル張りのドアを取り付け
ます。ほとんどオープンカーなので寒いのなんの!!時々、バッテリーが上が
っていて押しがけしてエンジン始動という、緊急車両には、あるまじき状態で
した。でも小型でコンパクト、扱いやすいのでこのタイプを今でも使っている
消防団もあります。
そして平成7年に、立派な新型ポンプ車が、我が分団に届きました。トヨタ
ダイナの3トントラックがベース車両でした。当時は、私も入団3年目で、右
も左も分からずに、ただただ立派なポンプ車にビックリしていました。しかし
その後、立派過ぎて、火災現場や操法大会で、非常に不都合が出て来たのです。
まずは、デカ過ぎ、その原因は、必要以上に大きなキャビン。確かに居住性は、
いいのですが、ドライブに行くわけでないので、普通サイズで良かったのです。
そして全国で珍しい、横スライド式のホースバック。ポンプ車を横断してレ
ールがあり、ホース3本入りのホースバックが2個載っています。火災の際に
は、横のシャッターを空けてレールに乗ったホースバックを引き出して担ぎま
す。普通は、ホースバックは、ポンプ車の側面にランドセルのように取り付け
てあるので、担ぐのは、簡単ですが、横に張り出されたしかもかなり高い位置
のホースバックを担ぐのは至難の業です。入団したらまずは、このホースバッ
クの担ぎ方を練習します。しかしもっと決定的な不都合があります。それは、
右か左かどちらか一個づつしかホースバックを出せないのです。火災現場で、
あっちとこっちで何度も、綱引きになったことがあります。一刻を争う火災現
場においては、この構造は非常に困ります。
大きなキャビンに横スライド式のホースバック装備で、車長が前後に伸びて
しまい操法では、タイム的に不利を背負っています。それでも我が分団の選手
は、トップタイムをたたき出すので、もし普通の大きさだったら、もっと楽だ
ったのにと思うこともしばしばです。さらに、県大会に行くことになって判明
したのが、ポンプ装置のアクセルと放水バルブの位置が逆だったこと。地区大
会では、水を出さないので気づきませんでしたが、水を出すようになってから
逆だということが判明。結局、2秒ほどロスして適正位置へ選手が移動して放
水開始しています。2秒のロスは、県大会では、かなり厳しい数字です。
でも、最近、ようやく認識したのは、火災出動にしろ操法にしろ、最後は、
ポンプ車性能ではなく、消防団員の技量で勝負は、決まるということ。特別な
性能は必要ありません。ポンプ車は、普通の性能を維持できれば十分です。そ
こで今回の更新のコンセプトは、基本性能追及でシンプルなポンプ車を目指し
ています。しかしまさか自分が、新型ポンプ車の仕様決定に携わるとは、想像
しませんでした。そしてこのポンプ車は、予定だと16年間、地域の安全に関
わることになります。バッチリ、今までの経験を踏まえて、シンプルイズビュ
ーティフルなポンプ車に仕上げてみせます。
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.co.jp/cargopro/
平成22年産 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 279袋/365袋 76% 9月27日
普通じゃないコシヒカリ 382袋/490袋 78% 9月10日
普通のコシヒカリ 419袋/647袋 65% 9月10日
ハナエチゼン 185袋/245袋 76% 8月25日
ひとめぼれ 198袋/245袋 80% 9月 8日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
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