「玄米食に合うミルキー」 2012年 睦月1号
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林さんちのあぐらぐち物語 2012年 睦月1号
http://www.hayashisanchi.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2012年 睦月1号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
1月10日より平常営業を始めました(遅いって)と、一人突っ込みを入れ
たくなるような状況ですが、実は、私も含めてすでに全開運転のこの年始でし
た。あんまり年始のお休みが長いので私と妻で7日にプチ営業をしましたが、
これがプチどころか炎上営業になってしまい大変でした。例年ならお正月のお
米やお餅が残っていてそんなに注文がないのですが、今年は、凄かったです。
おかげで発送ミスもあって凹んでいます。でも日曜もなく働いてもらったので
社員に少しでも、休んでもらいたかったのです。ご容赦ください。加工現場の
方も6日には、一部の社員が出社してカキモチの準備から開始しています。さ
あ、また1年頑張ります、、o(^o^)o
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□
ハナエチゼン ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後に
2.今週の林さんち・・・・玄米食に合うミルキー
昨年から栽培を始めた「ミルキークィーン」ですが、今年は、お米屋さんか
らの要望で栽培面積を増やす予定です。しかし販売を始めてみて色んなことに
気づきました。その第一が「玄米食に合う」ということです。お客様の一人の
方がクッキングスクールの方で教えて頂きました。白米で食べると、どちらか
と言うと柔らか過ぎる時もあり、硬めのご飯が好きな方には、どうなんだろう
と感じていました。しかしその逆で、玄米で炊くとその柔らかさが「玄米食は
栄養があるけど、硬くて、、」と二の足を踏む方に取って非常に、食べやすい
と言うのです。確かに良く考えるとそうですね。
「林さんちの女王さまミルキークィーン」ですが、玄米が収穫した頃に比べ
段々と乳白色に変化して来ました。林さんちのカグラモチも最初は、飴色です
が段々白くなって来て最後は、真っ白になります。餅米の遺伝子が入っている
ということでしたが、見た目も餅米に似てきました。へぇ~こうなるんだと不
思議な気持ちで見ています。しかし販売してみて分かったのですが、精米する
と「割れやすい」のです。しかも家庭用精米機の機種によっては、バラバラに
なる場合もあって要注意です。そこで多くの栽培農家は、割りと青いうちに収
穫して胴割れと言ってお米が乾燥し過ぎてヒビが入るのを防いでいます。しか
し余り青いお米だと味が落ちるので、調整が難しいですね。林さんちの精米は
JAの精米所でしていただいているので、余り圧力をかけずにソフトに精米し
てもらっています。
お米屋さんがなぜ、ミルキークイーンを要望するかと言うと「特別養護老人
ホーム」等の年配者向けの食事に、柔らかいミルキークィーンが合っていると
いうのです。さらにミルキークィーン単品でなくとも、他のお米にブレンドし
ても柔らかく食味も上がるので重宝されているようです。食は、柔らかく、小
さく、そして美味しくと言った方向にあるのでしょうか。時代の流れでお米の
種類も変わって来ましたが、忘れてはならないのがリスクマネージメント。か
つての江戸時代の大飢饉は、売れるお米のみを栽培して、冷害に強い赤米や黒
米と言った在来種を栽培しなかったから起きたのです。林さんちも、そのこと
は、良く承知しているので、あくまで栽培品種の構成は、バランスが重視され
ます。
その中でももっともリスクに強い品種が「ひとめぼれ」です。ご存知東北が
生んだ冷害に強くしかも美味しい素晴らしいお米です。でも今年になってお米
屋さんから「ひとめぼれ」の栽培を増やしてくれないかと要望がありました。
しかし林さんちの栽培面積は、微増可能ですが、一気に増やせるわけもなく、
じゃあハナエチゼンを減らしますか?と言うとそれも困るとおっしゃる。聞け
ば東北産の「ひとめぼれ」をお得意様が買ってくれないとのこと。私の気持ち
も困惑から当惑に変わります。買ってもらえない東北の農家のことを考えると
胃がギューと痛みます。もし林さんちのお米がそうなったらと思うと恐怖以外
の何ものでもありません。林さんちの周りにも、志賀原発、敦賀原発とたくさ
んあります。頼むから廃炉してくれと願うばかりです。
今年は、そんなこともあってすでに種子は、予め手配しました。やはり人気
のミルキークィーンやひとめぼれの種子の入手は、少々手こずりましたが「先
んずれば制す」なんとか必要量は、確保しました。すでに林さんちのお米でも
在庫が怪しい商品も出てきています。仲間の農家に聞いても在庫がみなひっ迫
していて、いったいどこにお米が余っているんだ?と感じています。24年産
のお米作りも失敗が許されない状況です。気合と集中力をもって臨みます!
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/
3、出初式3つの「初」
野々市市消防団の平成24年新春出初式が1月8日に挙行されました。今年
の出初式は、例年と違う新しい出来事が3つありました。まずは、市制になっ
て初めての出初式。消防車から制服まで全ての装備の表示を「野々市市消防団
」に変更するのは、結構大変でした。それでも町と市を入れ替えるだけだった
ので今回の市名に関してはコスト面では、最高のパフォーマンスだと感じまし
た。装備は、町を消して市に、制服は、刺繍の町を解き市に、ヘルメットは、
町を剥がし市のシールを貼り直しました。これが「ののいち市」なんて最近流
行の表記だったら全部作りなおしです。
二つ目は、我が第2分団の消防ポンプ車が新型になったこと。式典の後のポ
ンプ車パレードでは、無理を言って私が運転手をさせていただきました。毎年
初放水では、放水量が足りずに苦労していました。なにせ自分団の放水だけで
なく自警団の放水用水槽へも水を供給しなくてはいけないのです。その水槽が
小さいだけでなく4自警団が吸水するので、実質1対4の水の取り合いになり
ます。昨年は、ポンプ車にある吸管2本と放口2つを使用しての全開放水で対
応しましたがギリギリ。今年は、自信を持って通常の吸管1本放口1つ二股分
岐で臨んだのですが、結局ギリギリでした。来年は、全開放水仕様でリベンジ
です。
3つ目は、野々市市消防団ハシゴ登り「勇み鳶」で命綱を付けることになっ
たことです。昨年の金沢市百万石祭りで、登り手が落下、意識不明その後意識
は戻りましたが、後遺症に悩んでいるようです。そのことを受けて昨年10月
の役員会で団長命で対応策の協議を始めました。実は、すでに11月11日の
新型ポンプ車の配備式において我が分団の伝統の「3人ハシゴ」を披露すべく
練習をしていた最中の話で結局、みんなで必死に練習して完成させたこの技は
封印されてしまいました。
「勇み鳶」でもかつて落下したことがあります。それらは、出初式での演技
が終わって町内での披露の時でした。当時は、消防団幹部にハシゴ経験者は、
いないので簡単な気持ちで、命令したと感じました。私も命じられましたが拒
否。結果、後輩が雨で手を滑らし落下、持ち手が頑張って鳶口の棒で一度受け
てからコンクリートに落ちました。頭を打ってしまいましたが意識は、ありま
した。すぐに救急搬送されましたが、頭蓋骨にヒビが入って3週間入院。幸い
後遺症もなく退院しましたが、あの時、もしも持ち手が逃げたら大変なことに
なっていました。
「登り手が落ちる」というのは、いろんな要因が絡みます。でも原因として
構造的なことが大きいと感じます。今では、かつての登り手が幹部になってい
ますので、危険な要因を排除しています。昔は、持ち手が飲酒したりしていま
したが、今では言語道断です。私も何度か、ハシゴに登ろうとしたら酒臭いこ
とに気づきテンションガタ落ちだったことがあります。でもそんなことどうで
も良い人には、そんなものだし、そんな分団員がいる雰囲気だったことが問題
です。登り手もほぼ1年と通じ、毎週練習していますし、持ち手も何度もキッ
チリ練習をします。持ち手は、押しても引いてもダメなので「あうんの呼吸」
を身に着けて行きます。それが災害現場で役に立つのです。
そんな気持ちで努力して来たのに「命綱」は、非常に憤りを感じました。そ
のため当初は、安全マットを敷こうとしたのですが、余りに高価なのと余りに
格好悪いので結局、命綱をしてみることにしました。当然、最初に私が試して
見ましたが想像通り、技によってはハシゴや体に引っ掛かってしまいました。
そこで2ヶ月間、勇み鳶のメンバーで、命綱の種類、長さ、かけ方、さばき方
をミッチリ練習しました。でも登り手は、本当に悔しかったと思います。彼等
には、まったくの非はありません。でもだからと言って止めるのは、ハシゴ登
りの灯を消すことになります。必死に説得しましたが、一番悔しいのは、私自
身です。このことに至ったことに対し言いたいことは、山ほどありますが今回
は、黙っています。時が評価することになるでしょう。
出初式本番では、少し命綱が引っ掛かって冷や汗を掻く場面もありましたが
練習どおり命綱が無いがごとくにスムーズに演技が出来たと思います。今後は、
これが普通になると思いますが、火消しの心意気は、そんなことでは、無くな
らないことだけは、信じています。
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/
平成23年産 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 235袋/357袋 65% 9月26日
女王さまミルキークィーン 105袋/146袋 72% 9月28日
普通じゃないコシヒカリ 92袋/320袋 28% 9月 9日
普通のコシヒカリ 502袋/668袋 75% 9月 9日
ハナエチゼン 111袋/245袋 45% 8月20日
ひとめぼれ 165袋/315袋 52% 9月 2日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884
発行 (株)林農産 林浩陽 2001 Copyright(C)
〒921-8833 石川県野々市市藤平132
TEL 076-246-1241 FAX 076-246-3113
http://www.hayashisanchi.jp
koyo@hayashisanchi.co.jp
ご意見・アドレス変更・配信中止はこちらまで
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1月10日より平常営業を始めました(遅いって)と、一人突っ込みを入れ
たくなるような状況ですが、実は、私も含めてすでに全開運転のこの年始でし
た。あんまり年始のお休みが長いので私と妻で7日にプチ営業をしましたが、
これがプチどころか炎上営業になってしまい大変でした。例年ならお正月のお
米やお餅が残っていてそんなに注文がないのですが、今年は、凄かったです。
おかげで発送ミスもあって凹んでいます。でも日曜もなく働いてもらったので
社員に少しでも、休んでもらいたかったのです。ご容赦ください。加工現場の
方も6日には、一部の社員が出社してカキモチの準備から開始しています。さ
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普通のコシヒカリ ■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□
ハナエチゼン ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
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2.今週の林さんち・・・・玄米食に合うミルキー
昨年から栽培を始めた「ミルキークィーン」ですが、今年は、お米屋さんか
らの要望で栽培面積を増やす予定です。しかし販売を始めてみて色んなことに
気づきました。その第一が「玄米食に合う」ということです。お客様の一人の
方がクッキングスクールの方で教えて頂きました。白米で食べると、どちらか
と言うと柔らか過ぎる時もあり、硬めのご飯が好きな方には、どうなんだろう
と感じていました。しかしその逆で、玄米で炊くとその柔らかさが「玄米食は
栄養があるけど、硬くて、、」と二の足を踏む方に取って非常に、食べやすい
と言うのです。確かに良く考えるとそうですね。
「林さんちの女王さまミルキークィーン」ですが、玄米が収穫した頃に比べ
段々と乳白色に変化して来ました。林さんちのカグラモチも最初は、飴色です
が段々白くなって来て最後は、真っ白になります。餅米の遺伝子が入っている
ということでしたが、見た目も餅米に似てきました。へぇ~こうなるんだと不
思議な気持ちで見ています。しかし販売してみて分かったのですが、精米する
と「割れやすい」のです。しかも家庭用精米機の機種によっては、バラバラに
なる場合もあって要注意です。そこで多くの栽培農家は、割りと青いうちに収
穫して胴割れと言ってお米が乾燥し過ぎてヒビが入るのを防いでいます。しか
し余り青いお米だと味が落ちるので、調整が難しいですね。林さんちの精米は
JAの精米所でしていただいているので、余り圧力をかけずにソフトに精米し
てもらっています。
お米屋さんがなぜ、ミルキークイーンを要望するかと言うと「特別養護老人
ホーム」等の年配者向けの食事に、柔らかいミルキークィーンが合っていると
いうのです。さらにミルキークィーン単品でなくとも、他のお米にブレンドし
ても柔らかく食味も上がるので重宝されているようです。食は、柔らかく、小
さく、そして美味しくと言った方向にあるのでしょうか。時代の流れでお米の
種類も変わって来ましたが、忘れてはならないのがリスクマネージメント。か
つての江戸時代の大飢饉は、売れるお米のみを栽培して、冷害に強い赤米や黒
米と言った在来種を栽培しなかったから起きたのです。林さんちも、そのこと
は、良く承知しているので、あくまで栽培品種の構成は、バランスが重視され
ます。
その中でももっともリスクに強い品種が「ひとめぼれ」です。ご存知東北が
生んだ冷害に強くしかも美味しい素晴らしいお米です。でも今年になってお米
屋さんから「ひとめぼれ」の栽培を増やしてくれないかと要望がありました。
しかし林さんちの栽培面積は、微増可能ですが、一気に増やせるわけもなく、
じゃあハナエチゼンを減らしますか?と言うとそれも困るとおっしゃる。聞け
ば東北産の「ひとめぼれ」をお得意様が買ってくれないとのこと。私の気持ち
も困惑から当惑に変わります。買ってもらえない東北の農家のことを考えると
胃がギューと痛みます。もし林さんちのお米がそうなったらと思うと恐怖以外
の何ものでもありません。林さんちの周りにも、志賀原発、敦賀原発とたくさ
んあります。頼むから廃炉してくれと願うばかりです。
今年は、そんなこともあってすでに種子は、予め手配しました。やはり人気
のミルキークィーンやひとめぼれの種子の入手は、少々手こずりましたが「先
んずれば制す」なんとか必要量は、確保しました。すでに林さんちのお米でも
在庫が怪しい商品も出てきています。仲間の農家に聞いても在庫がみなひっ迫
していて、いったいどこにお米が余っているんだ?と感じています。24年産
のお米作りも失敗が許されない状況です。気合と集中力をもって臨みます!
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3、出初式3つの「初」
野々市市消防団の平成24年新春出初式が1月8日に挙行されました。今年
の出初式は、例年と違う新しい出来事が3つありました。まずは、市制になっ
て初めての出初式。消防車から制服まで全ての装備の表示を「野々市市消防団
」に変更するのは、結構大変でした。それでも町と市を入れ替えるだけだった
ので今回の市名に関してはコスト面では、最高のパフォーマンスだと感じまし
た。装備は、町を消して市に、制服は、刺繍の町を解き市に、ヘルメットは、
町を剥がし市のシールを貼り直しました。これが「ののいち市」なんて最近流
行の表記だったら全部作りなおしです。
二つ目は、我が第2分団の消防ポンプ車が新型になったこと。式典の後のポ
ンプ車パレードでは、無理を言って私が運転手をさせていただきました。毎年
初放水では、放水量が足りずに苦労していました。なにせ自分団の放水だけで
なく自警団の放水用水槽へも水を供給しなくてはいけないのです。その水槽が
小さいだけでなく4自警団が吸水するので、実質1対4の水の取り合いになり
ます。昨年は、ポンプ車にある吸管2本と放口2つを使用しての全開放水で対
応しましたがギリギリ。今年は、自信を持って通常の吸管1本放口1つ二股分
岐で臨んだのですが、結局ギリギリでした。来年は、全開放水仕様でリベンジ
です。
3つ目は、野々市市消防団ハシゴ登り「勇み鳶」で命綱を付けることになっ
たことです。昨年の金沢市百万石祭りで、登り手が落下、意識不明その後意識
は戻りましたが、後遺症に悩んでいるようです。そのことを受けて昨年10月
の役員会で団長命で対応策の協議を始めました。実は、すでに11月11日の
新型ポンプ車の配備式において我が分団の伝統の「3人ハシゴ」を披露すべく
練習をしていた最中の話で結局、みんなで必死に練習して完成させたこの技は
封印されてしまいました。
「勇み鳶」でもかつて落下したことがあります。それらは、出初式での演技
が終わって町内での披露の時でした。当時は、消防団幹部にハシゴ経験者は、
いないので簡単な気持ちで、命令したと感じました。私も命じられましたが拒
否。結果、後輩が雨で手を滑らし落下、持ち手が頑張って鳶口の棒で一度受け
てからコンクリートに落ちました。頭を打ってしまいましたが意識は、ありま
した。すぐに救急搬送されましたが、頭蓋骨にヒビが入って3週間入院。幸い
後遺症もなく退院しましたが、あの時、もしも持ち手が逃げたら大変なことに
なっていました。
「登り手が落ちる」というのは、いろんな要因が絡みます。でも原因として
構造的なことが大きいと感じます。今では、かつての登り手が幹部になってい
ますので、危険な要因を排除しています。昔は、持ち手が飲酒したりしていま
したが、今では言語道断です。私も何度か、ハシゴに登ろうとしたら酒臭いこ
とに気づきテンションガタ落ちだったことがあります。でもそんなことどうで
も良い人には、そんなものだし、そんな分団員がいる雰囲気だったことが問題
です。登り手もほぼ1年と通じ、毎週練習していますし、持ち手も何度もキッ
チリ練習をします。持ち手は、押しても引いてもダメなので「あうんの呼吸」
を身に着けて行きます。それが災害現場で役に立つのです。
そんな気持ちで努力して来たのに「命綱」は、非常に憤りを感じました。そ
のため当初は、安全マットを敷こうとしたのですが、余りに高価なのと余りに
格好悪いので結局、命綱をしてみることにしました。当然、最初に私が試して
見ましたが想像通り、技によってはハシゴや体に引っ掛かってしまいました。
そこで2ヶ月間、勇み鳶のメンバーで、命綱の種類、長さ、かけ方、さばき方
をミッチリ練習しました。でも登り手は、本当に悔しかったと思います。彼等
には、まったくの非はありません。でもだからと言って止めるのは、ハシゴ登
りの灯を消すことになります。必死に説得しましたが、一番悔しいのは、私自
身です。このことに至ったことに対し言いたいことは、山ほどありますが今回
は、黙っています。時が評価することになるでしょう。
出初式本番では、少し命綱が引っ掛かって冷や汗を掻く場面もありましたが
練習どおり命綱が無いがごとくにスムーズに演技が出来たと思います。今後は、
これが普通になると思いますが、火消しの心意気は、そんなことでは、無くな
らないことだけは、信じています。
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平成23年産 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 235袋/357袋 65% 9月26日
女王さまミルキークィーン 105袋/146袋 72% 9月28日
普通じゃないコシヒカリ 92袋/320袋 28% 9月 9日
普通のコシヒカリ 502袋/668袋 75% 9月 9日
ハナエチゼン 111袋/245袋 45% 8月20日
ひとめぼれ 165袋/315袋 52% 9月 2日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
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