「兼業農家さんのお手伝い」 2012年 皐月1号
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林さんちのあぐらぐち物語 2012年 皐月1号
http://www.hayashisanchi.jp
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このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2012年 皐月1号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
お詫び
「普通じゃないコシヒカリ」に続き「ミルキークィーン」の在庫が危なくな
って来ました。お得意様カゴに移行したので、こちらでのご購入をお願いしま
す。ミルキーは、種籾が入手困難なため栽培面積を簡単には、増やせないので
悩ましいです。
『普通じゃないコシヒカリ』『ミルキークィーン』のお得意様へカゴ設置
http://www.hayashisanchi.jp/shop/member.html
玄米5キロ袋をご要望多数のため、販売を開始します、、(o^-')b
林さんちでも5本の指に入る繁忙期に突入中です。代掻き、田植え、種まき
育苗管理、水周り、さらに給料計算にメルマガまで全部、ドッカンと突っ込ま
れた1週間です。世の中では、ゴールデンウィークと言うらしいですが、農家
にとっては、スーパーウィークとでも呼ぶのが相応しいですね。
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
ハナエチゼン ■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後に
2.今週の林さんち・・・・兼業農家さんのお手伝い
ここ数年で春の田植えの作業請負のお客様が少なくなって来ました。田植え
に限らず稲刈りもそうですが、原因は、作業請負で部分部分の作業をしてもら
いながら兼業農家をされていたお客様が、全面委託に移行したり、田んぼが宅
地化等で無くなってしまったのです。それでも作業請負と全面委託の田植えの
面積の合計は、ジワジワと増えているので、田んぼが無くなるより全面委託へ
の依頼の方が多いのでしょう。まあその方が作業効率は、良くなるので仕事は、
速くなります。
しかし作業請負の現金収入が減るので経営的には、微妙です。野々市市稲作
受託組合で決められた作業料金は、300坪当たり、田植え=13,000円
苗代金16,800円、稲刈り乾燥=47,400円。この収入が少しづつ減
って来ています。10年ほど前は、作業請負で1500万円あったのが今では、
1000万円を切っています。特に、春先は、どんどん肥料や資材費の支払い
が増えて口座残高が低空飛行をし始めるのでコイツは、実に痛い。作業請負は、
収量があろうとなかろうと面積計算なのでキッチリとお金になりますが、全面
委託になった田んぼのお米は、林さんちで苦労して売っていかねばならないし
お米屋さんやJAに出荷する分は、市場価格に影響されます。なかなかままな
らないのです。
でも作業請負の田植えは、お客様によって植える品種、肥料体系、除草剤の
有無、農薬の有無が全て違うので、とっても複雑。だからほとんどの場合社長
の私のチームが植えて回っています。まずは、田植え予定日を決めるのが大変
です。出来れば一筆書きのように、近いエリアを渡り歩きながら田植えをした
いのです。しかし田植え前の代掻きをするお客様のお父さんだったり息子さん
が、土日しかトラクターに乗れずなかなか思ったような日を設定できません。
代掻きして最低3日間は、空けないと田んぼが柔らかくて苗が倒れる危険があ
ります。さらには、田植え前に除草剤を撒く方式の場合、一旦散布したらある
程度の日数田植えが出来ません。結局、田植えを出来そうなお客様を求めてあ
っちに行ったりこっちに行ったりになります。
そして田植えに行く場合は、品種を間違えずにトラックに積み、使用する肥
料、除草剤、農薬を選んで積み、地図を片手に出かけます。現地に到着したら
それらを散布する機械を調整して補給。いよいよ田植えですが、林さんちの田
植え機は、超高速田植えをするので水が無い方が綺麗に植えます。水があると
横に掻き分けながら植えてしまいその波で苗が倒れるのです。ところが、その
ことをお客様になかなか理解してもらえず、水がタップリとある田んぼがほと
んどです。まあ仕方ないので半分の速度でゆっくりと植えるのですが、ここで
困るのが「マーカー」の線が水に隠れて見えないこと。田植え機は、植えなが
ら次の列の真ん中に「マーカー」と呼ばれる装置を差し出して線を田んぼに引
いて行きます。田んぼの端でターンして田植え機のセンターをその線に合わす
と自動的にまっすぐに同じ間隔で田植えが出来ます。
ところがこのマーカーの線が見えないので、ターンしてから大体の間隔で植
えるのですが、これがなかなか難しい。ちょっとした目標、草や畦の凸凹をタ
ーンの度に設定するのですが、見失わないようにすごく集中力がいるし、バッ
クミラーを見て植え付け間隔が違う場合は、少しづつ修正もしなくては、いけ
ません。ただでも真っ直ぐに植えるのが難しいのにお客様は、じっと横にいて
私の田植えを見ているので、緊張しまくりです。しかも市街地の田んぼは、変
形田も多く疲労度は、全面委託の田んぼの比では、ありません。そして次のお
客様に移動して肥料や農薬が違う場合は、タンクから抜いて入れ直します。ま
あ時間も労力もかかるのですが、兼業農家さんには、稲作を続けて欲しいと願
っているので頑張っています。ほぼGW中は、こんな感じなので林さんちの本
当の田植えは、GW明けからが勝負です。自分ちの田んぼは、目をつぶっても
植えれます、、(o^-')b
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/
3、未来は、無人化
専務の新型田植え機での田植えが始まりました。さすがに高性能です。私の
田植え機も自動化されていると思っていましたがその比では、ありません。い
ろんなメーカーで植え方は、違うと思いますが、私の田植え機は、植え始めは、
ハンドル右にある小さなレバーを下にチョンと押すと植え付け部が下降。次に
そのレバーを前に動かすと左マーカー、手前なら右マーカーが出て自動的に植
え付け装置がスイッチONになります。あとは、左手のアクセルレバーを前に
出してやるとスルスルと動き始めながら植え始めます。田んぼの端に行くとア
クセルを緩めて右のレバーを上にチョンとやると植え付け部が上昇、ハンドル
を少し切ると自動的に後輪のイン側にブレーキが、前輪のアウト側の回転が速
くなりクルリとターンします。後は、またレバーを下に押して前後に動かしマ
ーカーを出すと植え付け開始と繰り返して行きます。
社長機の初田植え動画http://www.youtube.com/watch?v=CvgdRF44ky8
昔は、車のようなクラッチ、アクセル、ギヤシフトが付いていて植え付け開
始のレバーも座席の右側に大きなモノが付いていて非常に重かった。マーカー
も左右に手を伸ばしてようやく届くところにレバーがあって出し入れをしまし
た。ターンも曲がる方向に思いっきりハンドルを切って後輪イン側のブレーキ
を踏んで曲がりました。農業用の乗り物の多くは、左右のブレーキが別々です
なんです。路上走行の際は、ストッパーを入れて連結してあげます。だから田
植えも忙しいのなんの、両手両足をフル動員しての作業でした。でも歩行型に
始まり田植え機が開発された時は、こんな素晴らしいモノは無いと思ったもの
でした。それが乗用ともなればパラダイスだったんです。
それでも人間、贅沢に慣れるとさらに贅沢になるようです。あんなに素晴ら
しいと思っていた乗用田植え機も、そのうち肥料も同時に散布したいというの
で後部に散布機をセットしたら後ろが重くて、田んぼから上がれなくなって四
苦八苦。しまいには、重すぎて植え付け部のフレームが折れたり、田んぼでタ
イヤホイールが折れたり。肥料散布装置の中で肥料が頻繁に詰まったり。除草
剤も同時に散布しようと、これまた散布機を付けたら風で除草剤がムラムラで
草ボウボウ。田植え速度が、遅いというので植え付け装置をダブルにしたら速
過ぎてチェーンが伸びて植え付け精度が落ちたり。それがメーカーさんの努力
で、今では、ほとんどノートラブルです。
肥料散布装置も燃料タンクも重心位置にあって非常にバランスが良いので田
んぼの出入りでアルミブリッジを使用するのは、まれなくらい登坂能力に優れ
ています。あのドロドロの田んぼでアルミブリッジを使うとめり込んで抜けず
苦労するんです。さらに抜けたアルミブリッジに付いた大量の泥を洗おうにも
用水が暗渠の市街地だとどうにもならず、トラックをドロドロにして積むこと
になります。田んぼへの移動速度も自転車並みにスピードが出るので、今まで
トラックに積んでいた距離も走った方が速い場合があります。まあ田植え速度
は、以下の動画を見れば分かります。決して早送りでないことを信じてくださ
い。専務機の初田植え動画http://www.youtube.com/watch?v=PaoqB0ZJlrg
そして今回、購入し直した専務の田植え機NSU55―SP2は、型落ちに
も関わらず凄い性能です。一度、植え付け開始してしまうと、田んぼの端でハ
ンドルを切るだけで、植え付け停止で植え付け部上昇、ターンして所定の位置
で自動的に植え付け部下降で植え付け開始、左右のマーカーも自動で上下して
くれます。まあ田植えの様子を説明しようにも数行で済んでしまいます。まあ
さすがに苗と肥料の補給は、人間が行いますが未来の田植え機は、それさえも
自動化しそうですね。最終的には、無人化するのでは、ないでしょうか。
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/
平成23年産 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 134袋/357袋 38% 9月26日
女王さまミルキークィーン 15袋/146袋 10% 9月28日
普通じゃないコシヒカリ 27袋/320袋 8% 9月 9日
普通のコシヒカリ 330袋/668袋 49% 9月 9日
ハナエチゼン 32袋/245袋 14% 8月20日
ひとめぼれ 72袋/315袋 19% 9月 2日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884
発行 (株)林農産 林浩陽 2001 Copyright(C)
〒921-8833 石川県野々市市藤平132
TEL 076-246-1241 FAX 076-246-3113
http://www.hayashisanchi.jp
koyo@hayashisanchi.co.jp
ご意見・アドレス変更・配信中止はこちらまで
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1. 巻頭言
お詫び
「普通じゃないコシヒカリ」に続き「ミルキークィーン」の在庫が危なくな
って来ました。お得意様カゴに移行したので、こちらでのご購入をお願いしま
す。ミルキーは、種籾が入手困難なため栽培面積を簡単には、増やせないので
悩ましいです。
『普通じゃないコシヒカリ』『ミルキークィーン』のお得意様へカゴ設置
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玄米5キロ袋をご要望多数のため、販売を開始します、、(o^-')b
林さんちでも5本の指に入る繁忙期に突入中です。代掻き、田植え、種まき
育苗管理、水周り、さらに給料計算にメルマガまで全部、ドッカンと突っ込ま
れた1週間です。世の中では、ゴールデンウィークと言うらしいですが、農家
にとっては、スーパーウィークとでも呼ぶのが相応しいですね。
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女王さまミルキークィーン ■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□
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ひとめぼれ ■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後に
2.今週の林さんち・・・・兼業農家さんのお手伝い
ここ数年で春の田植えの作業請負のお客様が少なくなって来ました。田植え
に限らず稲刈りもそうですが、原因は、作業請負で部分部分の作業をしてもら
いながら兼業農家をされていたお客様が、全面委託に移行したり、田んぼが宅
地化等で無くなってしまったのです。それでも作業請負と全面委託の田植えの
面積の合計は、ジワジワと増えているので、田んぼが無くなるより全面委託へ
の依頼の方が多いのでしょう。まあその方が作業効率は、良くなるので仕事は、
速くなります。
しかし作業請負の現金収入が減るので経営的には、微妙です。野々市市稲作
受託組合で決められた作業料金は、300坪当たり、田植え=13,000円
苗代金16,800円、稲刈り乾燥=47,400円。この収入が少しづつ減
って来ています。10年ほど前は、作業請負で1500万円あったのが今では、
1000万円を切っています。特に、春先は、どんどん肥料や資材費の支払い
が増えて口座残高が低空飛行をし始めるのでコイツは、実に痛い。作業請負は、
収量があろうとなかろうと面積計算なのでキッチリとお金になりますが、全面
委託になった田んぼのお米は、林さんちで苦労して売っていかねばならないし
お米屋さんやJAに出荷する分は、市場価格に影響されます。なかなかままな
らないのです。
でも作業請負の田植えは、お客様によって植える品種、肥料体系、除草剤の
有無、農薬の有無が全て違うので、とっても複雑。だからほとんどの場合社長
の私のチームが植えて回っています。まずは、田植え予定日を決めるのが大変
です。出来れば一筆書きのように、近いエリアを渡り歩きながら田植えをした
いのです。しかし田植え前の代掻きをするお客様のお父さんだったり息子さん
が、土日しかトラクターに乗れずなかなか思ったような日を設定できません。
代掻きして最低3日間は、空けないと田んぼが柔らかくて苗が倒れる危険があ
ります。さらには、田植え前に除草剤を撒く方式の場合、一旦散布したらある
程度の日数田植えが出来ません。結局、田植えを出来そうなお客様を求めてあ
っちに行ったりこっちに行ったりになります。
そして田植えに行く場合は、品種を間違えずにトラックに積み、使用する肥
料、除草剤、農薬を選んで積み、地図を片手に出かけます。現地に到着したら
それらを散布する機械を調整して補給。いよいよ田植えですが、林さんちの田
植え機は、超高速田植えをするので水が無い方が綺麗に植えます。水があると
横に掻き分けながら植えてしまいその波で苗が倒れるのです。ところが、その
ことをお客様になかなか理解してもらえず、水がタップリとある田んぼがほと
んどです。まあ仕方ないので半分の速度でゆっくりと植えるのですが、ここで
困るのが「マーカー」の線が水に隠れて見えないこと。田植え機は、植えなが
ら次の列の真ん中に「マーカー」と呼ばれる装置を差し出して線を田んぼに引
いて行きます。田んぼの端でターンして田植え機のセンターをその線に合わす
と自動的にまっすぐに同じ間隔で田植えが出来ます。
ところがこのマーカーの線が見えないので、ターンしてから大体の間隔で植
えるのですが、これがなかなか難しい。ちょっとした目標、草や畦の凸凹をタ
ーンの度に設定するのですが、見失わないようにすごく集中力がいるし、バッ
クミラーを見て植え付け間隔が違う場合は、少しづつ修正もしなくては、いけ
ません。ただでも真っ直ぐに植えるのが難しいのにお客様は、じっと横にいて
私の田植えを見ているので、緊張しまくりです。しかも市街地の田んぼは、変
形田も多く疲労度は、全面委託の田んぼの比では、ありません。そして次のお
客様に移動して肥料や農薬が違う場合は、タンクから抜いて入れ直します。ま
あ時間も労力もかかるのですが、兼業農家さんには、稲作を続けて欲しいと願
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3、未来は、無人化
専務の新型田植え機での田植えが始まりました。さすがに高性能です。私の
田植え機も自動化されていると思っていましたがその比では、ありません。い
ろんなメーカーで植え方は、違うと思いますが、私の田植え機は、植え始めは、
ハンドル右にある小さなレバーを下にチョンと押すと植え付け部が下降。次に
そのレバーを前に動かすと左マーカー、手前なら右マーカーが出て自動的に植
え付け装置がスイッチONになります。あとは、左手のアクセルレバーを前に
出してやるとスルスルと動き始めながら植え始めます。田んぼの端に行くとア
クセルを緩めて右のレバーを上にチョンとやると植え付け部が上昇、ハンドル
を少し切ると自動的に後輪のイン側にブレーキが、前輪のアウト側の回転が速
くなりクルリとターンします。後は、またレバーを下に押して前後に動かしマ
ーカーを出すと植え付け開始と繰り返して行きます。
社長機の初田植え動画http://www.youtube.com/watch?v=CvgdRF44ky8
昔は、車のようなクラッチ、アクセル、ギヤシフトが付いていて植え付け開
始のレバーも座席の右側に大きなモノが付いていて非常に重かった。マーカー
も左右に手を伸ばしてようやく届くところにレバーがあって出し入れをしまし
た。ターンも曲がる方向に思いっきりハンドルを切って後輪イン側のブレーキ
を踏んで曲がりました。農業用の乗り物の多くは、左右のブレーキが別々です
なんです。路上走行の際は、ストッパーを入れて連結してあげます。だから田
植えも忙しいのなんの、両手両足をフル動員しての作業でした。でも歩行型に
始まり田植え機が開発された時は、こんな素晴らしいモノは無いと思ったもの
でした。それが乗用ともなればパラダイスだったんです。
それでも人間、贅沢に慣れるとさらに贅沢になるようです。あんなに素晴ら
しいと思っていた乗用田植え機も、そのうち肥料も同時に散布したいというの
で後部に散布機をセットしたら後ろが重くて、田んぼから上がれなくなって四
苦八苦。しまいには、重すぎて植え付け部のフレームが折れたり、田んぼでタ
イヤホイールが折れたり。肥料散布装置の中で肥料が頻繁に詰まったり。除草
剤も同時に散布しようと、これまた散布機を付けたら風で除草剤がムラムラで
草ボウボウ。田植え速度が、遅いというので植え付け装置をダブルにしたら速
過ぎてチェーンが伸びて植え付け精度が落ちたり。それがメーカーさんの努力
で、今では、ほとんどノートラブルです。
肥料散布装置も燃料タンクも重心位置にあって非常にバランスが良いので田
んぼの出入りでアルミブリッジを使用するのは、まれなくらい登坂能力に優れ
ています。あのドロドロの田んぼでアルミブリッジを使うとめり込んで抜けず
苦労するんです。さらに抜けたアルミブリッジに付いた大量の泥を洗おうにも
用水が暗渠の市街地だとどうにもならず、トラックをドロドロにして積むこと
になります。田んぼへの移動速度も自転車並みにスピードが出るので、今まで
トラックに積んでいた距離も走った方が速い場合があります。まあ田植え速度
は、以下の動画を見れば分かります。決して早送りでないことを信じてくださ
い。専務機の初田植え動画http://www.youtube.com/watch?v=PaoqB0ZJlrg
そして今回、購入し直した専務の田植え機NSU55―SP2は、型落ちに
も関わらず凄い性能です。一度、植え付け開始してしまうと、田んぼの端でハ
ンドルを切るだけで、植え付け停止で植え付け部上昇、ターンして所定の位置
で自動的に植え付け部下降で植え付け開始、左右のマーカーも自動で上下して
くれます。まあ田植えの様子を説明しようにも数行で済んでしまいます。まあ
さすがに苗と肥料の補給は、人間が行いますが未来の田植え機は、それさえも
自動化しそうですね。最終的には、無人化するのでは、ないでしょうか。
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平成23年産 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 134袋/357袋 38% 9月26日
女王さまミルキークィーン 15袋/146袋 10% 9月28日
普通じゃないコシヒカリ 27袋/320袋 8% 9月 9日
普通のコシヒカリ 330袋/668袋 49% 9月 9日
ハナエチゼン 32袋/245袋 14% 8月20日
ひとめぼれ 72袋/315袋 19% 9月 2日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
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