「林さんちの作付地図は軽量コンパクトです」 2013年 弥生1号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
林さんちのあぐらぐち物語 2013年 弥生1号
http://www.hayashisanchi.jp
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2013年 弥生1号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
インフルエンザからようやく復活しつつあります。やはり治りがけで動いた
のが良くなかったのか治りが遅いです。でも実際田んぼの方は待った無しの状
態で次々と作業を進めています。バイトくんも頼んで辛い畦塗り作業は、人海
作戦で行います。時々小雪も降りますが確実に春が近づいている林さんちです。
糀の生産が少しづつ追いついて来ました、、3月中も販売。
http://www.hayashisanchi.jp/shop/daizumiso/000128.html
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
ハナエチゼン ■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後
2.今週の林さんち・・・・林さんちの作付地図は軽量コンパクトです
遅れていた平成25年の作付地図が完成しました。林さんちの作付地図は、
白地図に色エンピツで塗り絵をした完全アナログです。でも最近では、周りか
らまだデジタル地図でないの?と良く言われます。今では地図情報を人工衛星
写真、航空写真、国土地理院データと様々な形で入力することが可能になって
て多くの農家が利用しています。しかし林さんちの地図上に表す情報があまり
に複雑で多岐に渡るのであくまでアナログ地図にこだわっています。
まずは、いつもの白地図を用意します。そして林さんちの標準的な田んぼの
サイズがこの白地図上だと2×4ミリの大きさになりますが、それを1枚1枚
ボールペンで描きながら品種別の色を塗って行きます。色塗りは、エクセルの
データを見ながら行うのですがエクセルには、地番と面積しかありませんので
田んぼの地籍情報が書かれた地図と照らし合わせながら位置を確認して塗って
行きます。でもこの地籍情報が入った地図も最近では、個人情報がどうのこう
ので最新版ではありません。ずいぶん前の情報ですが地番と面積だけでも分か
ればなんとかなるので重宝しています。しかし残念ながら金沢市と白山市の地
籍地図は、持ち合わせないので地主さんからの地図のコピーや手描きの地図を
元にします。
大豆も含めると600枚ほどの田んぼを少しづつ塗って行きます。この時特
別な情報も付加して行きます。まずは、今年初めて作る田んぼ。分かり易いよ
うに目印をつけます。そして今年から無くなった田んぼ、間違って作業しない
ようにこれも目印をつけます。来年から無くなる田んぼにも目印をつけておき
ます。稲刈り後にすぐに土作り作業が始まるので忘れないようしないと土作り
資材が無駄になります。これらを1枚1枚確認しながら塗り分けて行きます。
重要な情報として昨年大豆を作付した田んぼにお米を作る場合があります。こ
れは、肥料分を半分にしないと稲が倒れてクズ米がたくさん出来てしまいます。
大豆は、根っこにある「根粒菌」と呼ばれる特殊な菌の作用で「窒素固定」
が行われます。これは、空気中や土にある窒素を集めて土にたくさん残す作用
です。でも誤って通常の肥料の量でお米を作ると肥料分である「窒素」が多過
ぎて稲が過剰に生育し過ぎるのです。でも昨年作った大豆田のことなんて1年
経つとす~っかり忘れているのでしっかりと注意書きを入れます。そして今年
は新しい地域の田んぼも増えたので地図を縮小コピーして切り貼りして作付地
図に追加します。こんな時は、アナログの紙ベースなので簡単です。
スタッフは、作業の時は、必ずこれを持ち歩きます。タブレット端末よりよ
りコンパクト軽量、折りたたんでポケットに入れて確認しながらの作業です。
昔は、カラーコピーは、1枚500円もしたので貴重品でしたが今は、会社で
カラーコピーできる便利な世の中です。世の中デジタルデータ全盛ですが、ま
すますこのアナログ地図から離れられそうにありません。
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/
3、1回の火災出動より100回の訓練が大切
今年の我が野々市市第2分団の新入分団員の数は、昨年から入団した分団員
も含めるとなんと10名もいます。野々市市の5万人市制発足に伴い防災力を
高めるために人員を各分団で5名の増員を図った結果でもあります。第2分団
で現在25名あと1名の欠員です。しかし増員分と退団者の入れ替えで新入分
団員の数が多くなっています。今まで多くても5名程度だったので分団として
は、早急に訓練をして現場で役に立ってもらわねばなりません。
第2分団は、通常のポンプ点検が毎月第1日曜日の午後2時から行われてい
ます。そこで毎回いろいろと工夫して実戦に即した訓練を行います。今年に入
って2回の訓練は、もうずばり初心者向けの基本訓練です。ポンプ車、消火用
装備の扱い方、ホースの搬送と展帳、管鎗(放水ノズル)の構え方ノズルの開
閉等々、基本的なことを教えます。でも初心者がいきなりポンプ車の運転や放
水をすることは、ほとんどありません。最初は、装備品の名称と置いてある場
所を覚えてもらい正確に現場まで持って来る練習です。
まずは、ホース、ポンプ車には、2種類の方法で格納されています。まず背
負子と呼ばれる箱に20m×3本=60mが納められているのでそれをポンプ
車から外し担いで延ばす方法。ところが火事で慌てるとなんとポンプ車にホー
スを繋がずに行ってしまう人もいます。笑えませんが本当にあるのです。ポン
プ車には、背負子が2つあり連携が悪いとお互い繋いだと思い込むのです。も
う1種類は、シマダ式と呼ばれる蛇腹に畳んだホースです。これは、1本づつ
手で持ちます。ホースを繋いでもう一方を持って走ると蛇腹ほどけて延びる仕
組みです。ポンプ車から火災現場まで大方背負子ホースで延ばし残りをシマダ
式ホースで延ばします。
第2分団では、火災現場に近いホースに二股分岐を結合するように指導して
います。ポンプ車からは火災現場が見えない場合が多いので放水を開け閉め出
来る二股分岐は、重宝します。一度放水したがホースが足りない時やホース結
合でミスをしていることもあります。そんな時にいちいちポンプ車まで行って
放水停止している時間がもったいないし危険でもあります。さらに消防団は、
消防署のバックアップが基本。タンク式の消防車への給水や場合によっては消
防署のホースも繋ぐことが出来ます。まあホースの展帳さえやってくれれば後
は、ベテランのメンバーに任せてもらえれば安全に放水できます。
第2分団では、3名出動ルールがあります。つまり第3の男が来ないとポン
プ車で出動できないのです。これまで何度も第3の男が来ないので出動が遅れ
ました。特に昼間の火災は、この私でも近くにいないことがあって厳しさが増
します。分団員が増えて第3の男の心配もずいぶん軽減されました。とにかく
新人であろうとベテランであろうとポンプ車に乗ったチームでなんとかしなく
てはなりません。でもどんな訓練100回より1回の実際の火災出動が新人を
育てるのです。しかし火災は、あってはならないことです。1回の火災出動よ
り100回の訓練と思い一人前の火消しに育てるべく頑張ります。
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/
平成24年産 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 156袋/328袋 48% 9月12日
女王さまミルキークィーン 100袋/203袋 49% 9月26日
普通じゃないコシヒカリ 200袋/411袋 49% 9月 5日
普通のコシヒカリ 345袋/665袋 52% 9月 5日
ハナエチゼン 85袋/349袋 24% 8月21日
ひとめぼれ 184袋/420袋 44% 8月30日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884
発行 (株)林農産 林浩陽 2001 Copyright(C)
〒921-8833 石川県野々市市藤平132
TEL 076-246-1241 FAX 076-246-3113
http://www.hayashisanchi.jp
koyo@hayashisanchi.co.jp
ご意見・アドレス変更・配信中止はこちらまで
884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884
林さんちのあぐらぐち物語 2013年 弥生1号
http://www.hayashisanchi.jp
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
このメールマガジンは、林さんちの大切なお客様と、ホームページをみて
林さんちに興味をもっていただいたお客様にお送りしています。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 2013年 弥生1号 _/_/_/_/_/_/_/_/_/
1. 巻頭言
インフルエンザからようやく復活しつつあります。やはり治りがけで動いた
のが良くなかったのか治りが遅いです。でも実際田んぼの方は待った無しの状
態で次々と作業を進めています。バイトくんも頼んで辛い畦塗り作業は、人海
作戦で行います。時々小雪も降りますが確実に春が近づいている林さんちです。
糀の生産が少しづつ追いついて来ました、、3月中も販売。
http://www.hayashisanchi.jp/shop/daizumiso/000128.html
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
ハナエチゼン ■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後
2.今週の林さんち・・・・林さんちの作付地図は軽量コンパクトです
遅れていた平成25年の作付地図が完成しました。林さんちの作付地図は、
白地図に色エンピツで塗り絵をした完全アナログです。でも最近では、周りか
らまだデジタル地図でないの?と良く言われます。今では地図情報を人工衛星
写真、航空写真、国土地理院データと様々な形で入力することが可能になって
て多くの農家が利用しています。しかし林さんちの地図上に表す情報があまり
に複雑で多岐に渡るのであくまでアナログ地図にこだわっています。
まずは、いつもの白地図を用意します。そして林さんちの標準的な田んぼの
サイズがこの白地図上だと2×4ミリの大きさになりますが、それを1枚1枚
ボールペンで描きながら品種別の色を塗って行きます。色塗りは、エクセルの
データを見ながら行うのですがエクセルには、地番と面積しかありませんので
田んぼの地籍情報が書かれた地図と照らし合わせながら位置を確認して塗って
行きます。でもこの地籍情報が入った地図も最近では、個人情報がどうのこう
ので最新版ではありません。ずいぶん前の情報ですが地番と面積だけでも分か
ればなんとかなるので重宝しています。しかし残念ながら金沢市と白山市の地
籍地図は、持ち合わせないので地主さんからの地図のコピーや手描きの地図を
元にします。
大豆も含めると600枚ほどの田んぼを少しづつ塗って行きます。この時特
別な情報も付加して行きます。まずは、今年初めて作る田んぼ。分かり易いよ
うに目印をつけます。そして今年から無くなった田んぼ、間違って作業しない
ようにこれも目印をつけます。来年から無くなる田んぼにも目印をつけておき
ます。稲刈り後にすぐに土作り作業が始まるので忘れないようしないと土作り
資材が無駄になります。これらを1枚1枚確認しながら塗り分けて行きます。
重要な情報として昨年大豆を作付した田んぼにお米を作る場合があります。こ
れは、肥料分を半分にしないと稲が倒れてクズ米がたくさん出来てしまいます。
大豆は、根っこにある「根粒菌」と呼ばれる特殊な菌の作用で「窒素固定」
が行われます。これは、空気中や土にある窒素を集めて土にたくさん残す作用
です。でも誤って通常の肥料の量でお米を作ると肥料分である「窒素」が多過
ぎて稲が過剰に生育し過ぎるのです。でも昨年作った大豆田のことなんて1年
経つとす~っかり忘れているのでしっかりと注意書きを入れます。そして今年
は新しい地域の田んぼも増えたので地図を縮小コピーして切り貼りして作付地
図に追加します。こんな時は、アナログの紙ベースなので簡単です。
スタッフは、作業の時は、必ずこれを持ち歩きます。タブレット端末よりよ
りコンパクト軽量、折りたたんでポケットに入れて確認しながらの作業です。
昔は、カラーコピーは、1枚500円もしたので貴重品でしたが今は、会社で
カラーコピーできる便利な世の中です。世の中デジタルデータ全盛ですが、ま
すますこのアナログ地図から離れられそうにありません。
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/
3、1回の火災出動より100回の訓練が大切
今年の我が野々市市第2分団の新入分団員の数は、昨年から入団した分団員
も含めるとなんと10名もいます。野々市市の5万人市制発足に伴い防災力を
高めるために人員を各分団で5名の増員を図った結果でもあります。第2分団
で現在25名あと1名の欠員です。しかし増員分と退団者の入れ替えで新入分
団員の数が多くなっています。今まで多くても5名程度だったので分団として
は、早急に訓練をして現場で役に立ってもらわねばなりません。
第2分団は、通常のポンプ点検が毎月第1日曜日の午後2時から行われてい
ます。そこで毎回いろいろと工夫して実戦に即した訓練を行います。今年に入
って2回の訓練は、もうずばり初心者向けの基本訓練です。ポンプ車、消火用
装備の扱い方、ホースの搬送と展帳、管鎗(放水ノズル)の構え方ノズルの開
閉等々、基本的なことを教えます。でも初心者がいきなりポンプ車の運転や放
水をすることは、ほとんどありません。最初は、装備品の名称と置いてある場
所を覚えてもらい正確に現場まで持って来る練習です。
まずは、ホース、ポンプ車には、2種類の方法で格納されています。まず背
負子と呼ばれる箱に20m×3本=60mが納められているのでそれをポンプ
車から外し担いで延ばす方法。ところが火事で慌てるとなんとポンプ車にホー
スを繋がずに行ってしまう人もいます。笑えませんが本当にあるのです。ポン
プ車には、背負子が2つあり連携が悪いとお互い繋いだと思い込むのです。も
う1種類は、シマダ式と呼ばれる蛇腹に畳んだホースです。これは、1本づつ
手で持ちます。ホースを繋いでもう一方を持って走ると蛇腹ほどけて延びる仕
組みです。ポンプ車から火災現場まで大方背負子ホースで延ばし残りをシマダ
式ホースで延ばします。
第2分団では、火災現場に近いホースに二股分岐を結合するように指導して
います。ポンプ車からは火災現場が見えない場合が多いので放水を開け閉め出
来る二股分岐は、重宝します。一度放水したがホースが足りない時やホース結
合でミスをしていることもあります。そんな時にいちいちポンプ車まで行って
放水停止している時間がもったいないし危険でもあります。さらに消防団は、
消防署のバックアップが基本。タンク式の消防車への給水や場合によっては消
防署のホースも繋ぐことが出来ます。まあホースの展帳さえやってくれれば後
は、ベテランのメンバーに任せてもらえれば安全に放水できます。
第2分団では、3名出動ルールがあります。つまり第3の男が来ないとポン
プ車で出動できないのです。これまで何度も第3の男が来ないので出動が遅れ
ました。特に昼間の火災は、この私でも近くにいないことがあって厳しさが増
します。分団員が増えて第3の男の心配もずいぶん軽減されました。とにかく
新人であろうとベテランであろうとポンプ車に乗ったチームでなんとかしなく
てはなりません。でもどんな訓練100回より1回の実際の火災出動が新人を
育てるのです。しかし火災は、あってはならないことです。1回の火災出動よ
り100回の訓練と思い一人前の火消しに育てるべく頑張ります。
林さんちの商品注文はこちら→http://www.hayashisanchi.jp/
平成24年産 新米発売日
超普通じゃないコシヒカ 156袋/328袋 48% 9月12日
女王さまミルキークィーン 100袋/203袋 49% 9月26日
普通じゃないコシヒカリ 200袋/411袋 49% 9月 5日
普通のコシヒカリ 345袋/665袋 52% 9月 5日
ハナエチゼン 85袋/349袋 24% 8月21日
ひとめぼれ 184袋/420袋 44% 8月30日
敬白
「あぐらぐち」とは、我が社の志高きプロバイダー氏が、名付けた、
「ホームページといういろりばたで、あぐらをかいて、話でもしまいけ」と
いう意味で名付けられました。
妙ですが、オリジナリティーがあって、私は気に入っています。
なお、「こんなメールマガジンいらないよ」
「HPの日記読んでるからいらないよ」と言う方は、
そのまま送り返しください。こちらで、リストから、外します。
884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884
発行 (株)林農産 林浩陽 2001 Copyright(C)
〒921-8833 石川県野々市市藤平132
TEL 076-246-1241 FAX 076-246-3113
http://www.hayashisanchi.jp
koyo@hayashisanchi.co.jp
ご意見・アドレス変更・配信中止はこちらまで
884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884884