「林さんちの救世主サタケさんに行って来ました」2016年卯月4号
田植えが始まりました。今年は、林さんちの史上最高の栽培面積に挑戦して
いるので気合を入れてスタートです。そして林さんちで一番ハードな季節に突
入します。田植え、代掻き、苗管理、水周りと全てが平行しての作業になりま
す。さらに種まきまでGWにあります。今年も無事に出来ますよ~に!
田植え初日の動画→https://youtu.be/0BbnKc2_T8c
田植えの車載動画→https://youtu.be/vyI-PU409rI
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
宇宙米 ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□
普通にミルキークィーン ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後
1.今週の林さんち・・・林さんちの救世主サタケさんに行って来ました
4月21日に青年塾のリーダーセミナーでサタケさんに行って来ました。で
もこの田植え前の大事な時期で心配していました。そして案の定?ネット通販
とお店担当社員の親戚に不幸があり。さら別の社員のお子さんがインフルエン
ザ。頼りの妻も主任児童委員の会議で不在。とここぞとばかりにいろいろと起
きました。止む無く4月21日を臨時休業とし後ろ髪を引かれながらの研修参
加となりました。4月20日は、別件の会議で岡山県倉敷市で泊まりました。
研修会場のサタケのクリスタルラボラトリーは、広島県西条市にあります。岡
山県と広島県は隣同士なので余り気にせずに倉敷に泊まったのですがこれが意
外に遠い!しかも鈍行しかなくて2時間近くかかりました。でもたまには、鈍
行電車でのノンビリ旅も良いものでした。
到着したクリスタルラボラトリーは、まさしくクリスタルガラスで出来た美
しい建物でした。ここでは、サタケ歴史館をはじめ多くの施設が入っています。
最初に案内されたのが食堂。そこで出されたギャバ米のオニギリ。ギャバは、
玄米に多く含まれる成分ですがサタケでは、白米にギャバを移動させることに
成功して白米の「ギャバ米」を開発しています。ギャバ米は、血圧の調整作用
がある機能性食品です。玄米食は、栄養価も高いのですがやはり食べにくいと
敬遠される方も多いのでこの技術は、おおいに興味が沸きます。いきなりの最
新技術を感じる楽しい昼食でした。
そして次に案内されたのが「ヤシの木」の展示。なんでヤシ?と思いきや二
代目の佐竹利彦氏がヤシ研究の権威だったのです。しかも新種の「サタケンチ
ャ」というヤシを発見して命名までしていてビックリ。このヤシの木の温室に
は、世界に3株しかないという絶滅危惧種までありました。それからサタケ歴
史館では、林さんちでもお世話になっている精米機、籾摺り機、家庭用精米機
マジックミルが置いてありました。サタケは、この精米機の発明で世界に飛び
出したのです。創業者の佐竹利市氏が苦労して作った日本初の動力精米機は、
当時の多くの人が人力での精米作業の重労働から開放されました。そのレプリ
カの模型を見せてもらいました→https://youtu.be/lsd--9H3vSQ(動画)
そして二代目社長が開発した業務用精米機を昭和30年台にアメリカの展示
会に持ち込みました。当時は、メイドインジャパンの製品は、悪かろう安かろ
うの時代でしたがこの精米機は、欧米の精米機の性能を遥かに凌駕していまし
た。この成功によって欧米の精米工場を佐竹が席巻しましたのです。そしてこ
の動画にもあるけど選別加工総合センターでのピカ選の応用。ピカ選は、林さ
んちにもあるカラー玄米色彩選別機だがこれによって豆、麦、ソバと言った農
産物や海苔まで、工業材料のプラスチックペレット、バンバーのリサイクル品
の選別、さらにはお菓子の焼き具合の選別までありとあらゆる選別に応用され
ていてビックリしました。さらに会社案内ビデオになんと石川県の米心さんの
精米プラントが放映されていてさらに驚きました。
サタケは、挑戦と変革を繰り返して来た会社です。その精神を副社長の講演
でお聞きしてこれまで何気なくその恩恵に与って来たことをハッキリと認識し
ました。サタケの精米機、籾摺り機、石抜き機、選別機と林さんちのお米にと
って無くてはならないモノばかりです。さらにピカ選の開発で思う存分に無農
薬栽培や自然栽培米を作ることが出来るようになりました。それまでは、どう
しても虫食い米や籾が入ってしまうのも仕方ないと考えていました。これから
もぜひ素晴らしい農家への製品をサタケさんに開発してもらいその精神に林さ
んちも応えたいと考えています。
2.施肥機トラブルで気づいた林さんちの田んぼの力
4月25日に田植えを開始しました。ところが初日というデリケートな日に
田植え機の側条施肥機の調子を見に来たいと石川県の全農さんから連絡があり
ました。というのも5年ほど前にここのところの化学肥料の材料の高騰を受け
て肥料の成分や工程を変更してコストダウンを計ってくれていました。特に中
国のリン鉱石の輸出制限は、肥料価格の高騰を招いています。そこでリン酸分
を減らした新商品を出して価格を抑えています。田植え機に付いた側条施肥機
は、クルクル回る目皿の回転数で散布量が決まるので人力での散布と違いかな
り正確に散布できます。ところがその肥料が、今までのように側条施肥機の散
布量の目盛りどおりに撒けなかったのです。原因は、比重の違いでした。同じ
目盛りでも比重の違いでズレが出たのです。
しかし1年目は、そんなことも知らずにその肥料を購入。まあ仕様が変わっ
たと言ってもほぼ同じ銘柄なので大した違いは、ないだろうとタカをくくって
いました。ところがいきなり最初の林さんちの一番打者ハナエチゼンの田植え
でトラブル。なんだか側条施肥機の調子が悪いのです。散布量が少ないし安定
しません。結局初日は、あ~でもないこ~でもないと原因が分からないまま田
植えをしてしまいました。あまりにも変なので弟が分解してみると回転する目
皿を動かすワンウェイベアリングと言う部品が壊れていました。しかもやっか
いなことに作動したり作動しなかったり。これでは、ちゃんと散布できません。
まあなんとか修理をして田植えを再開しました。でもここで組み付けミスがあ
ってまたトラブル。そんなことを繰り返しているうちに肥料の散布量が分から
なくなってしまいました。
林さんちの田んぼは、大小そして形もいろいろあって田んぼ1枚1枚の散布
量が違います。さらに田植えで施肥希望のお客様の田んぼや大豆跡の田んぼは
肥料を半分にしたりと計算がややこしいのです。そして修理をちゃんと終えた
側条施肥機の散布量に疑いを持っていませんでした。しかし2年目に田植え後
に肥料が大量に余ってしまいました。肥料の注文は、栽培面積×散布量なので
そのどちらかが間違っているということです。でも散布量をまったく疑ってい
なかったので複雑な栽培面積の計算ミスだろうと考えました。そこで3年目は
かなり正確に計算をして発注しました。でもやはり余ってしまいこれは、計算
ミスではないかも?とようやく考え始めました。
そして4年目は、私の田植え機が新車になったので機械的トラブルの可能性
がゼロと考えて相当綿密に散布量を検証してみました。するとやはり肥料によ
ってずいぶん違うことが判明したのです。メーカーと全農さんの散布量の補正
データも参考にして調整をしてみましたが実際は、約10%ズレが生じてしま
いました。すでにこのことは、昨年中にメーカーと全農さんとで確認済みだっ
たので今年は、見に来てもらっても何もなかったのですがやはり気になるよう
です。早生の田植えが終わってコシヒカリの田植えになったらまた見に来ると
のこと。その時までピッタリの散布量に調整しておきます。でも林さんちのお
米って元々肥料を少なめでしたがここ数年さらに少なくても問題なかったこと
を考えると地力が付いて来たのかなとも考えていますが、、(o^-^o)
平成27年産 新米発売日
宇宙米 0袋/25袋 0% 9月23日
超普通じゃないコシヒカリ 121袋/292袋 41% 9月23日
女王さまミルキークィーン 85袋/225袋 38% 9月23日
普通じゃないコシヒカリ 164袋/361袋 45% 9月12日
普通のコシヒカリ 190袋/568袋 33% 9月 7日
普通にミルキークィーン 46袋/105袋 44% 9月26日
ハナエチゼン 168袋/350袋 48% 8月19日
ひとめぼれ 115袋/455袋 25% 8月28日
いるので気合を入れてスタートです。そして林さんちで一番ハードな季節に突
入します。田植え、代掻き、苗管理、水周りと全てが平行しての作業になりま
す。さらに種まきまでGWにあります。今年も無事に出来ますよ~に!
田植え初日の動画→https://youtu.be/0BbnKc2_T8c
田植えの車載動画→https://youtu.be/vyI-PU409rI
在庫メーター 空←――――――――――――――――→満
宇宙米 ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□
普通にミルキークィーン ■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□
ハナエチゼン ■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□
ひとめぼれ ■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□
詳しい数字は、メルマガの最後
1.今週の林さんち・・・林さんちの救世主サタケさんに行って来ました
4月21日に青年塾のリーダーセミナーでサタケさんに行って来ました。で
もこの田植え前の大事な時期で心配していました。そして案の定?ネット通販
とお店担当社員の親戚に不幸があり。さら別の社員のお子さんがインフルエン
ザ。頼りの妻も主任児童委員の会議で不在。とここぞとばかりにいろいろと起
きました。止む無く4月21日を臨時休業とし後ろ髪を引かれながらの研修参
加となりました。4月20日は、別件の会議で岡山県倉敷市で泊まりました。
研修会場のサタケのクリスタルラボラトリーは、広島県西条市にあります。岡
山県と広島県は隣同士なので余り気にせずに倉敷に泊まったのですがこれが意
外に遠い!しかも鈍行しかなくて2時間近くかかりました。でもたまには、鈍
行電車でのノンビリ旅も良いものでした。
到着したクリスタルラボラトリーは、まさしくクリスタルガラスで出来た美
しい建物でした。ここでは、サタケ歴史館をはじめ多くの施設が入っています。
最初に案内されたのが食堂。そこで出されたギャバ米のオニギリ。ギャバは、
玄米に多く含まれる成分ですがサタケでは、白米にギャバを移動させることに
成功して白米の「ギャバ米」を開発しています。ギャバ米は、血圧の調整作用
がある機能性食品です。玄米食は、栄養価も高いのですがやはり食べにくいと
敬遠される方も多いのでこの技術は、おおいに興味が沸きます。いきなりの最
新技術を感じる楽しい昼食でした。
そして次に案内されたのが「ヤシの木」の展示。なんでヤシ?と思いきや二
代目の佐竹利彦氏がヤシ研究の権威だったのです。しかも新種の「サタケンチ
ャ」というヤシを発見して命名までしていてビックリ。このヤシの木の温室に
は、世界に3株しかないという絶滅危惧種までありました。それからサタケ歴
史館では、林さんちでもお世話になっている精米機、籾摺り機、家庭用精米機
マジックミルが置いてありました。サタケは、この精米機の発明で世界に飛び
出したのです。創業者の佐竹利市氏が苦労して作った日本初の動力精米機は、
当時の多くの人が人力での精米作業の重労働から開放されました。そのレプリ
カの模型を見せてもらいました→https://youtu.be/lsd--9H3vSQ(動画)
そして二代目社長が開発した業務用精米機を昭和30年台にアメリカの展示
会に持ち込みました。当時は、メイドインジャパンの製品は、悪かろう安かろ
うの時代でしたがこの精米機は、欧米の精米機の性能を遥かに凌駕していまし
た。この成功によって欧米の精米工場を佐竹が席巻しましたのです。そしてこ
の動画にもあるけど選別加工総合センターでのピカ選の応用。ピカ選は、林さ
んちにもあるカラー玄米色彩選別機だがこれによって豆、麦、ソバと言った農
産物や海苔まで、工業材料のプラスチックペレット、バンバーのリサイクル品
の選別、さらにはお菓子の焼き具合の選別までありとあらゆる選別に応用され
ていてビックリしました。さらに会社案内ビデオになんと石川県の米心さんの
精米プラントが放映されていてさらに驚きました。
サタケは、挑戦と変革を繰り返して来た会社です。その精神を副社長の講演
でお聞きしてこれまで何気なくその恩恵に与って来たことをハッキリと認識し
ました。サタケの精米機、籾摺り機、石抜き機、選別機と林さんちのお米にと
って無くてはならないモノばかりです。さらにピカ選の開発で思う存分に無農
薬栽培や自然栽培米を作ることが出来るようになりました。それまでは、どう
しても虫食い米や籾が入ってしまうのも仕方ないと考えていました。これから
もぜひ素晴らしい農家への製品をサタケさんに開発してもらいその精神に林さ
んちも応えたいと考えています。
2.施肥機トラブルで気づいた林さんちの田んぼの力
4月25日に田植えを開始しました。ところが初日というデリケートな日に
田植え機の側条施肥機の調子を見に来たいと石川県の全農さんから連絡があり
ました。というのも5年ほど前にここのところの化学肥料の材料の高騰を受け
て肥料の成分や工程を変更してコストダウンを計ってくれていました。特に中
国のリン鉱石の輸出制限は、肥料価格の高騰を招いています。そこでリン酸分
を減らした新商品を出して価格を抑えています。田植え機に付いた側条施肥機
は、クルクル回る目皿の回転数で散布量が決まるので人力での散布と違いかな
り正確に散布できます。ところがその肥料が、今までのように側条施肥機の散
布量の目盛りどおりに撒けなかったのです。原因は、比重の違いでした。同じ
目盛りでも比重の違いでズレが出たのです。
しかし1年目は、そんなことも知らずにその肥料を購入。まあ仕様が変わっ
たと言ってもほぼ同じ銘柄なので大した違いは、ないだろうとタカをくくって
いました。ところがいきなり最初の林さんちの一番打者ハナエチゼンの田植え
でトラブル。なんだか側条施肥機の調子が悪いのです。散布量が少ないし安定
しません。結局初日は、あ~でもないこ~でもないと原因が分からないまま田
植えをしてしまいました。あまりにも変なので弟が分解してみると回転する目
皿を動かすワンウェイベアリングと言う部品が壊れていました。しかもやっか
いなことに作動したり作動しなかったり。これでは、ちゃんと散布できません。
まあなんとか修理をして田植えを再開しました。でもここで組み付けミスがあ
ってまたトラブル。そんなことを繰り返しているうちに肥料の散布量が分から
なくなってしまいました。
林さんちの田んぼは、大小そして形もいろいろあって田んぼ1枚1枚の散布
量が違います。さらに田植えで施肥希望のお客様の田んぼや大豆跡の田んぼは
肥料を半分にしたりと計算がややこしいのです。そして修理をちゃんと終えた
側条施肥機の散布量に疑いを持っていませんでした。しかし2年目に田植え後
に肥料が大量に余ってしまいました。肥料の注文は、栽培面積×散布量なので
そのどちらかが間違っているということです。でも散布量をまったく疑ってい
なかったので複雑な栽培面積の計算ミスだろうと考えました。そこで3年目は
かなり正確に計算をして発注しました。でもやはり余ってしまいこれは、計算
ミスではないかも?とようやく考え始めました。
そして4年目は、私の田植え機が新車になったので機械的トラブルの可能性
がゼロと考えて相当綿密に散布量を検証してみました。するとやはり肥料によ
ってずいぶん違うことが判明したのです。メーカーと全農さんの散布量の補正
データも参考にして調整をしてみましたが実際は、約10%ズレが生じてしま
いました。すでにこのことは、昨年中にメーカーと全農さんとで確認済みだっ
たので今年は、見に来てもらっても何もなかったのですがやはり気になるよう
です。早生の田植えが終わってコシヒカリの田植えになったらまた見に来ると
のこと。その時までピッタリの散布量に調整しておきます。でも林さんちのお
米って元々肥料を少なめでしたがここ数年さらに少なくても問題なかったこと
を考えると地力が付いて来たのかなとも考えていますが、、(o^-^o)
平成27年産 新米発売日
宇宙米 0袋/25袋 0% 9月23日
超普通じゃないコシヒカリ 121袋/292袋 41% 9月23日
女王さまミルキークィーン 85袋/225袋 38% 9月23日
普通じゃないコシヒカリ 164袋/361袋 45% 9月12日
普通のコシヒカリ 190袋/568袋 33% 9月 7日
普通にミルキークィーン 46袋/105袋 44% 9月26日
ハナエチゼン 168袋/350袋 48% 8月19日
ひとめぼれ 115袋/455袋 25% 8月28日