「カルス菌で土作りしています」2018年神無月5号
9月にあれだけ降ったのでさすがに10月は、秋晴れに恵まれて順調に作業が進みました。子供達の収穫作業も1回も順延無しで終了しました。いつも雨で順延がいくつかあるのですがパーフェクトは、嬉しいです。そして餅つきが本格化して来ました。まずは、石川県の風習である祝い餅からスタートです。
初老、還暦の祝い餅の予約受付中です。
https://www.hayashisanchi.co.jp/shop/omochi/iwaimochi/
在庫メーター 空←―――――――満
宇宙米 ■■■■■■■■□□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■□□
普通にミルキークィーン ■■■■■■■■■□
ハナエチゼン ■■■■■■■□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■□□
詳しい数字は、メルマガの最後
1.今週の林さんち・・・カルス菌で土作りしています
林さんちの「普通じゃないコシヒカリ」「超普通じゃないコシヒカリ」「女王さまミルキークィーン」の田んぼにカルス菌を散布しました。これは、リサール酵産から販売されている「アイデンカルス」。20年ほど前に土作りをしたくて田んぼに「たい肥」を撒いたことがあります。ところが林さんちの田んぼは、市街地にあるので畜産農家がダンプで置いて行った「たい肥」を撒くのが大変。たい肥の山から「マニアスプレッタ」というたい肥をブンブンと撒き散らす機械にパワーショベルで積んでは、移動して撒きました。でも移動の度にアスファルト道路にたい肥を落として行くので掃除が大変。そもそも「マニアスプレッタ」も「パワーショベル」も会社の前の4車線道路を青信号のうちに渡れない。そしてトドメは、匂いです。やっぱり臭い(×_×)
そんな悩みを抱えていた時に土作りの神様みたいな方に相談に行く機会がありました。その神様に、こうこうこうでたい肥撒けない。何か土作りの方法は、ないですか?と聞いたら速攻で勧めてくれたのがカルス菌でした。カルス菌は、田んぼの稲ワラや籾殻を食べて「土中たい肥化」してくれると言うのです。それからは、たい肥撒きの苦労から開放されました。ただ散布は、カルス菌の形状が機械散布が出来ず人力でないと撒けません。だから楽でないので林さんちのお米でも高付加価値米に使用が限られます。それでも十分な効果です。土が良くなると食味も上がるし散布肥料も減らせてコストダウンにもなります。
アイデンカルスで土中たい肥化しています・2018
https://youtu.be/8Vsjzv2nXio
カルス菌は、嫌気性菌と言われる酸素を嫌う菌でさらに紫外線に弱いので散布後にすぐにトラクターで鋤き込む必要があります。だから通常の田んぼに散布している「ケイ酸」資材と違い散布チームとトラクターチームが連携して行います。しかも菌が粉状で風が強いと撒きにくいので穏やかな日にしか作業出来ません。だから10月に入ると散布チームとトラクターチームが同時に出動出来て穏やかな日をずっと狙っています。そんな日は、なかなか無いのですが今年は、幸いにも数日あったので上手く散布終了出来ました。しかもあれだけの雨でコンバインのドロドロの轍だらけだった田んぼも見事に乾いていてトラクター作業も上手く出来ました。つくづく林さんちの田んぼは、超乾田で良かったなと思いました。
2.子供達の収穫がパーフェクトで終了です
昨年は、富陽小学校の脱穀が台風で順延が相次ぎもう少しで収穫祭に間に合わない事態になるところでした。でも今年は、お天気に恵まれて順調に全て終了。こんな年もあるんだなと思いました。さらに今年は、昨年ネズミに食べられて収穫がほとんど無かった扇が丘幼稚園のミニ田んぼでも無事に収穫が出来ました。このネズミの稲の籾を食べる知恵が凄かった。稲の籾は、当然ネズミの届かない高い位置にあります。そこで稲株の根元をかじってまず倒します。それからユックリと籾を食べたのです。おかげで田んぼには、倒れて食べ散らかされた稲があるだけでした。そこで今年は、どうも床下にネズミの巣があったらしい物置を撤去しました。それで無事に収穫出来ました。
ミニ田んぼの稲刈り・扇が丘幼稚園・2018
https://youtu.be/C2s6Sj-IUxo
それでも扇が丘幼稚園の田んぼは、3m×5mのミニ田んぼ。脱穀する量も少ないので使用する足踏み脱穀機も1台です。しかも選別をいつものように唐箕に通すほどの量もないので子供達とお母さんで手選りしてもらいました。それを箕で昔ながらに口で吹いてワラを飛ばして選別しました。しかしこれがとても楽しいのです。いつもは、大量の籾を処理しないといけないので子供達は、脱穀のみで選別には、あまり関われません。だいたい人数が多いのでスペース的に無理です。でも実は、この脱穀後の選別作業は、昔は、女性や子供の仕事だったので米作り体験には、ピッタリの作業なんです。
扇が丘幼稚園のミニ田んぼの脱穀・人海作戦で選別・2018
https://youtu.be/lCvx9UCUDqA
だから3m×5mで園児数30名前後が何をするにもピッタリだと気づきました。なんと言っても田んぼが園庭にあって毎日観察出来るのは、素晴らしいです。多くの幼稚園で園庭に田んぼがあればもっと子供達にお米のこと。そして農業のことを分かってもらえると感じます。でもこの田んぼは、前の副園長がそれまでのポット稲栽培からなんとしても田んぼで米作りしたいという執念で作り上げた田んぼです。何をするにもやはり熱い思いがないと実現出来ないのですね。そんな思いを伝えたくて10月29日に金沢市で開催される北信越ブロック農業法人研修交流会での分科会で発表する食育動画を作りました。2時間ほどを10分にまとめるのは、至難の業でしたがなんとか仕上がったと思います(o^-^o)
林さんちの食育活動の1年を10分にまとめてみた・2018
https://youtu.be/Z7xhWYDyGBE
平成30年産 新米発売日
宇宙米 31袋/38袋 81% 9月24日
超普通じゃないコシヒカリ 276袋/328袋 84% 9月20日
女王さまミルキークィーン 264袋/329袋 80% 9月 8日
普通じゃないコシヒカリ 290袋/352袋 82% 9月 2日
普通のコシヒカリ 274袋/345袋 79% 9月 2日
普通にミルキークィーン 101袋/114袋 89% 9月24日
ハナエチゼン 215袋/315袋 68% 8月18日
ひとめぼれ 271袋/352袋 77% 8月26日
平成29年産 新米発売日
宇宙米 10袋/65袋 17% 9月22日
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在庫メーター 空←―――――――満
宇宙米 ■■■■■■■■□□
超普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■□□
女王さまミルキークィーン ■■■■■■■■□□
普通じゃないコシヒカリ ■■■■■■■■□□
普通のコシヒカリ ■■■■■■■■□□
普通にミルキークィーン ■■■■■■■■■□
ハナエチゼン ■■■■■■■□□□
ひとめぼれ ■■■■■■■■□□
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1.今週の林さんち・・・カルス菌で土作りしています
林さんちの「普通じゃないコシヒカリ」「超普通じゃないコシヒカリ」「女王さまミルキークィーン」の田んぼにカルス菌を散布しました。これは、リサール酵産から販売されている「アイデンカルス」。20年ほど前に土作りをしたくて田んぼに「たい肥」を撒いたことがあります。ところが林さんちの田んぼは、市街地にあるので畜産農家がダンプで置いて行った「たい肥」を撒くのが大変。たい肥の山から「マニアスプレッタ」というたい肥をブンブンと撒き散らす機械にパワーショベルで積んでは、移動して撒きました。でも移動の度にアスファルト道路にたい肥を落として行くので掃除が大変。そもそも「マニアスプレッタ」も「パワーショベル」も会社の前の4車線道路を青信号のうちに渡れない。そしてトドメは、匂いです。やっぱり臭い(×_×)
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アイデンカルスで土中たい肥化しています・2018
https://youtu.be/8Vsjzv2nXio
カルス菌は、嫌気性菌と言われる酸素を嫌う菌でさらに紫外線に弱いので散布後にすぐにトラクターで鋤き込む必要があります。だから通常の田んぼに散布している「ケイ酸」資材と違い散布チームとトラクターチームが連携して行います。しかも菌が粉状で風が強いと撒きにくいので穏やかな日にしか作業出来ません。だから10月に入ると散布チームとトラクターチームが同時に出動出来て穏やかな日をずっと狙っています。そんな日は、なかなか無いのですが今年は、幸いにも数日あったので上手く散布終了出来ました。しかもあれだけの雨でコンバインのドロドロの轍だらけだった田んぼも見事に乾いていてトラクター作業も上手く出来ました。つくづく林さんちの田んぼは、超乾田で良かったなと思いました。
2.子供達の収穫がパーフェクトで終了です
昨年は、富陽小学校の脱穀が台風で順延が相次ぎもう少しで収穫祭に間に合わない事態になるところでした。でも今年は、お天気に恵まれて順調に全て終了。こんな年もあるんだなと思いました。さらに今年は、昨年ネズミに食べられて収穫がほとんど無かった扇が丘幼稚園のミニ田んぼでも無事に収穫が出来ました。このネズミの稲の籾を食べる知恵が凄かった。稲の籾は、当然ネズミの届かない高い位置にあります。そこで稲株の根元をかじってまず倒します。それからユックリと籾を食べたのです。おかげで田んぼには、倒れて食べ散らかされた稲があるだけでした。そこで今年は、どうも床下にネズミの巣があったらしい物置を撤去しました。それで無事に収穫出来ました。
ミニ田んぼの稲刈り・扇が丘幼稚園・2018
https://youtu.be/C2s6Sj-IUxo
それでも扇が丘幼稚園の田んぼは、3m×5mのミニ田んぼ。脱穀する量も少ないので使用する足踏み脱穀機も1台です。しかも選別をいつものように唐箕に通すほどの量もないので子供達とお母さんで手選りしてもらいました。それを箕で昔ながらに口で吹いてワラを飛ばして選別しました。しかしこれがとても楽しいのです。いつもは、大量の籾を処理しないといけないので子供達は、脱穀のみで選別には、あまり関われません。だいたい人数が多いのでスペース的に無理です。でも実は、この脱穀後の選別作業は、昔は、女性や子供の仕事だったので米作り体験には、ピッタリの作業なんです。
扇が丘幼稚園のミニ田んぼの脱穀・人海作戦で選別・2018
https://youtu.be/lCvx9UCUDqA
だから3m×5mで園児数30名前後が何をするにもピッタリだと気づきました。なんと言っても田んぼが園庭にあって毎日観察出来るのは、素晴らしいです。多くの幼稚園で園庭に田んぼがあればもっと子供達にお米のこと。そして農業のことを分かってもらえると感じます。でもこの田んぼは、前の副園長がそれまでのポット稲栽培からなんとしても田んぼで米作りしたいという執念で作り上げた田んぼです。何をするにもやはり熱い思いがないと実現出来ないのですね。そんな思いを伝えたくて10月29日に金沢市で開催される北信越ブロック農業法人研修交流会での分科会で発表する食育動画を作りました。2時間ほどを10分にまとめるのは、至難の業でしたがなんとか仕上がったと思います(o^-^o)
林さんちの食育活動の1年を10分にまとめてみた・2018
https://youtu.be/Z7xhWYDyGBE
平成30年産 新米発売日
宇宙米 31袋/38袋 81% 9月24日
超普通じゃないコシヒカリ 276袋/328袋 84% 9月20日
女王さまミルキークィーン 264袋/329袋 80% 9月 8日
普通じゃないコシヒカリ 290袋/352袋 82% 9月 2日
普通のコシヒカリ 274袋/345袋 79% 9月 2日
普通にミルキークィーン 101袋/114袋 89% 9月24日
ハナエチゼン 215袋/315袋 68% 8月18日
ひとめぼれ 271袋/352袋 77% 8月26日
平成29年産 新米発売日
宇宙米 10袋/65袋 17% 9月22日